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クルミドコーヒーの朝モヤ

外出自粛前に参加したクルミドコーヒーの朝モヤがすごくよかったので、オンラインでの開催を待ちわびていた。
先日、念願叶ってオンラインで朝モヤに参加したので、レポートする。

クルミドコーヒーは西国分寺にあるカフェで、朝モヤはクルミドコーヒーで月2〜3回開かれている対話の場だ。

朝モヤでは、2時間ほどかけて参加者で問いを出して、語らっていく。
今回も年代性別様々で20人程度集まったが、オフラインの時と比べて20〜30代が多く、40〜50代は少なかった。

傾聴と多様性の受容

対話にあたってルールは2つある。
1つ目は、話すより聴くこと。
2つ目は、様々な意見や違いを楽しむこと。

今回は下記の問いがあがった。

・情報弱者とは何か?
・不要不急のコミュニケーションは必要か?
・どうして科学を簡単に信じられるのか?
・今どこにでも住めるとしたら、どこに住みたい?
・なぜ今の場所に住んでいるのか?
・暇の効能とは?
・目的のある時間と無目的な時間のバランスをどう取るか?
・何にストレスを感じて、どう解消する?
・なぜ人は集うのか?
・ほどよいコミュニケーションとは?
・不安のエンジン(ネガティブな動機)とは?
・「最前線」に代わる言葉はあるのか?
・「人との関わり」に代わるものはあるか?

何にストレスを感じて、どう解消する?

リモートワークを始める前は、気軽に周りと話せなくなることをストレスに感じるのではないかと思っていた。
実際、リモートワークが始まってからは、周りを気にせず自分に最適な環境で仕事が出来ることが嬉しく、むしろストレスが軽減した。
そこで、そもそも何をストレスに感じて、どう解消するのか気になり、この問いを出した。

多様性が浮き彫りになっておもしろそうということで、今回は私が出したこの問いについて対話が行われることになった。

リモートワークになってストレスが減った。
コミュニケーション量の多さがストレスだったことに気づいた。
喋りたいときに喋れるのがいい。
一方、人に会わない・外に出ないことで、身体症状が出るくらいストレスに感じる人もいた。
アンコントロールだとストレスに感じるのかもしれない。
オンラインでコミュニケーションの場を仕掛けるようになって、コントロール可能になったら、心が軽くなった。
いまは人生の留学期間、自分と対話する機会と捉えている。
過度に周りを気にすることがなくなった。

朝9時からの集まりということもあり、対話(聴く専も含め)に意欲的な人たちが集まっていた。
今回はモヤモヤというより、好奇心で問いを出したのだが、普段話さない年代や職業の方々との視点の違いが面白かった。

オンラインイベントの価値

オンラインで開催されたことで、関東圏外からの参加も多かった。
外出自粛が解けたらオンラインイベントの需要がなくなるわけではなく、都度オンオフ好きな方を選択できることが求められているのではないかと考える。

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