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【読書レポート】Webディレクションとは?『Webディレクションの新標準ルール』

3年間法人営業をした後、今年の4月からサービス企画へ異動し、「Webディレクター」としてはたらいている。
Webディレクションの一連の流れを理解するために、先輩からお勧めされた『Webディレクションの新標準ルールを読むことにした。

どんな本なのか?

ディレクションの目的と役割を述べた上で、主に企画・設計といったプロジェクトの上流工程におけるポイントを説明している。

ディレクションとは?

ディレクションとは、プロジェクトを成功に導くために、プロジェクト全体のマネジメント(ファシリテーション)をすること。
マネジメントの項目は、スコープ(成果物・優先事項の決定)、コスト(予算・工数)、HR(役割の定義)、コミュニケーション(意思決定フロー、MTGのやり方)、リスククオリティ

ディレクションのフローは?

大まかなディレクションの工程は、企画→設計→制作・進行管理→運用・改善
直線的にプロジェクトを進める開発モデルを「ウォーターフォール」、反復を前提とした開発を「アジャイル」と呼ぶ。
いずれにせよ、目的(ミッション)と目標(ゴール)を明確にしておく必要がある。

ディレクションの必須スキルは?

ディレクターには、アクセス解析力課題抽出力企画力プレゼン能力ドキュメント作成力チームビルディング能力リーダーシップチームマネジメント能力予算管理能力などのスキルが求められる。
また、ユーザー目線を身につけるにあたり、日頃からさまざまなWebサイトをスマホでみて、UXを蓄積しておく。

ユーザー1stで企画するには?

構築プロセスとして、リサーチストーリー化プロトタイピングユーザーテストが挙げられる。
UXの分析手法として、ペルソナカスタマージャーニーマップユーザーシナリオ(ペルソナの理想的なカスタマージャーニーマップ)等がある。

SNS運用のポイントは?

SNS運用のゴールは、ファンをつくり、そのファンが新たなファンを連れてくるようになること
運用する際は、運用目的(ユーザーに何を届けるか)、投稿ルール(投稿内容、言葉遣い等)、ユーザーへの対応といったガイドラインを定める必要がある。

今後にどう活かすか

Webディレクターの心構えとして、目先の1つ1つのタスクに囚われず、プロジェクト全体をマネジメントする意識を持つ。
その際、目的と目標を常に意識し、ユーザー目線を忘れない。

また、普段過ごす中で、使いやすいと思ったウェブサイトや、目に止まったキャッチコピー、気になったSNSアカウントについて、ポイントを蓄積していく。

なお、Webディレクションの大まかな流れは把握したが、実際に自分で手を動かしたら、わからないことだらけだと思うので、この本を読み返したり、本の中で紹介されていたferretの記事を読むなどして、都度学習していく。
https://ferret-plus.com/


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