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【2019】めい子アート活動備忘録


新年あけましておめでとうございます。

今更ですが、忘れないように2019年アートな一年だったのでここで記録
(順不同)

今年は行くだけでなく、実際に自分も作品を出したり、作品展のキュレーションのお手伝いをさせていただいたり、多方面からアートに関わることができた1年でした。

自分がアーティストとして活動したものといえば2019年7月5日(金)〜2019年7月8日(月)に情報学環オープンスタジオにて開催された「東京大学制作展Extra2019 “enact one’s self”」と11月14日(木)〜18日(月) に開催された「ああ言えばこう言う」ここではたんぽぽをモチーフに人の認知を問う作品を作りました。なんで私がたんぽぽをモチーフに作り続けるのか、また文章にまとめられたらと思います。

12月の頭には、強度行動障害・重度の自閉症・てんかんなど最重度の障害を有する方々が入所する都内で数少ない施設「希望の郷 東村山」の入居者による絵画展覧会、「カランドリア展」のキュレーションお手伝をさせていただきました。

1月8日から22日まで青山スパイラルで開催される「matou」という服飾ブランドによる「日本の眼」でお手伝いをさせていただきます。何日間か在廊してますのでお声買えくださいませ^^さまざま日本の美意識を「日本庭園」に見立てたアートインスタレーションと、それを具現化した服を組み合わせて展示いたします。是非本展覧会にお越しください〜

【2019】備忘録

●D-MUSEUM韓国 漢南洞にあるおしゃれ可愛いで有名な韓国の現代美術館、写真映えがひたすらにすごい、アートにちょっと興味あるけど韓国来てまで〜と思ったそこのあなた、ぜひ来てみてください。
●東大制作展extra「enact one’s self」・「ああ言えばこういう、こう言えばどういう」
「たんぽぽの綿毛たらしめるもの」から11月にはさらにレベルアップした「たんぽぽの綿毛たらしめること」を展示。
初のインタラクティブなメディア・アートに挑戦できた。対話型鑑賞手法についてめちゃくちゃ考えさせられた。
そしてVR作品などを含め、自分も出した作品だけど他の人の作品もとてもとても刺激になった。
●和のあかり×百段階段2019 和洋折衷の美しさたるや。来季はお着物で行きたい
●瀬戸内芸術祭春会期・秋会期
アートの土着性と現代アートに融合とだったり瀬戸内のリソースをものすごく美しく芸術に落とし込んでいる。4年後は誰かと行きたい。基本チャリ爆走なのでそれについて行ける人で笑(小豆島道無き道を爆走)地中海美術館のジェームズ・タレルの作品がほんとに好き。
個人的には瀬戸内芸術祭は直島とか小豆島よりも男木島・女木島・伊吹島(神)などなどの小さい島々の方が好きです。
●クリスチャン・ボルタンスキー展
完全に師匠扱いの影マスター
●愛知トリエンナーレ
表現の不自展はいけなかったけど作品自体からアンチテーゼ炸裂していて面白かった〜
● サントリー美術館 
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美、展示の仕方がめちゃくちゃ勉強になった
●Mori art Museum 塩田千春展:魂がふるえる どこか恐怖を感じた展示会だった。
●Mori art Museum 「未来と芸術展」技術が少しアートよりも先行してしまっている気がして、もやもやが残る展示会ではあったかも。
●ジュリアン・オピー展
友達と話してたけど細かすぎる細部へのこだわりと色彩と何より情景描写の神
●21_21デザインサイト 民藝(another type of art)/ユーモア展/虫展/マル秘展
ひたすらに勉強になる展覧会ばかりで今年何度足を運んだことか。
●毎年恒例六本木アートナイト 2020は出たい出るぞー
●トムサックス ティーセレモニー
私の好きなアートの本質が詰まってる気がした。
●シンガポール Red Dot Award: winners exhibition 2019
デザイン関連の展示会はあまり行くことがなかったけど、インダストリアルデザインから生活デザインから発想を得たアート作品まで展示してあってコンセプト読んでて面白かった〜〜シンガポールはかなり芸術分野に力を入れている国なのでそこの一面を垣間見れた気がする。
●初チームラボ
招待していただいた行ってきた。メディア・アートのエンタメ性の強さと集客力の強さを痛感、シンガポールでもチームラボの展示に行ってきたけどコンテンツに重きをおいてないからこそ全く同じコンテンツを展示して成立するんだなと
●Museum of Contemporary art Tokyo ダム・タイプ 1995年にHIV感染による敗血症のため死去した古橋悌二さんの作品
自分の言葉では語りきれないので引用「イメージの消費のための視覚装置は、ファンタスマゴリアとして自らの姿を隠しながら、一望監視の眼差しを内面化させ、集団から個を孤立・分離させるテクノロジーとして発展したのだ。《LOVERS》が、当時普及していたビデオモニターでなく、2mの特設タワーに設置された5台のビデオプロジェクターとスライドが回転しながら黒い壁面に映像を投影するという半ば劇場的なインスタレーション形式となっている意義はここにある。」
清澄白河という大好きな町も好き
●Any Time 2019 全体をぼんやりとしか覚えてないからこそこれぞって刺さるものがなかったのかもしれないけど、展示会場の建物の雰囲気はとても好きだったな。ただ友達が会場をうまく生かしきれない展示で残念だったっていう言葉を聞いて作品と建物や会場とのリンクもとても大切なんだなと。
●ユニ展@ラフォーレ もう天才的な色彩とレイアウトとアイディア。一方でマル秘展もそうだけど作品成立までも彼らの思考を見たところで自分とは根底にある考え方とか哲学とかが違うからそういう違う思考の人の考え方とか思考をどう自分に吸収していくのか2020は考えたい。自分が彼女彼らみたいに表現できるとは絶対思ってないし、私も自分の哲学があるからそれを大切にしたものを作りたい。でもデザインってアートのように自分のためでなくて他人のための創作物だからもう少し普遍的に考えてもいいのかな。どうなんだろう。全然話変わるけど、電車の広告で脱毛とかあるけど「ボーボーでもいいのよ」っていうキャッチフレーズで売った方が今の日本の潮流にもあってると思うしバズると思う。
●非常にはっきりとわからない展
2019ベストわかりにくくてわかりやすい展示。ある種本質的なものをきちんと話題性を持たせて届けていた
●その他
もっぱらファインアートでしたが三菱一号館美術館のラファエル前派の軌跡展、いつか併設のレストランで食べたい絶対美しい
・ボストンの現代美術館では移民を題材にしていて、そういう社会問題をテーマに展示を作ることが世界では当たり前なんだなと
・ボストンファインアート展 モネ見まくり撮りまくり感無量、日本の芸術界に疑問を抱いた。草間彌生の作品を待ち時間0で一人で見れたのは本当にラッキーだったと思う。

他にも小規模の展覧会にいくつもフラット行きました。来年も時間を惜しまず、お金を惜しまず、たくさんたくさん吸収していきたいと同時に自分でも作品をどんどん出していきたい。


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