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私と声までの道のり~再スタート~
2017年から現在まで4年の月日が経とうとしている。
停滞期を抜け出すのに最短だったかは分からないが、自分なりにやることは全てやってきたつもりだ。
失ったモノもたくさんあるが、それと引き換えに得たモノもたくさんある。
新しい仲間、仕事、収入、経験、様々な気づきなど。
「中国語」を生かして何かしていこうと思ったあの日。
私はホテルのロビーで友達と待ち合わせをしていた。
その日友達の子供が熱を出したか何かで、急遽友達との予定がキャンセルになった。
私は呆然とソファーに座りながら、頭の中は「中国語で何かをしたい」という気持ちでいっぱいだったんだと思う。
気づいたら、ある講座の体験セッションに申し込みをしていた。
そこでは、自分の人生を生きている方ばかりで、動けない自分は他人軸で生きているということを思い知った。
「今までは他人のための人生。そろそろ自分の人生を歩んでもいいんじゃない」と言われて、涙が止まらなかった。
講座が終わる頃には、自分で選択し、行動できる自分へと戻っていった。
そのタイミングで、お仕事が舞い込んできた。
1つは、オンライン講師。
もう1つは、空港でのインフォメーション業務。
最初どちらも「中国語」が使えるという理由で始めたお仕事だったが、さらにもう1つの共通点があった。
それは、人前で「声」を使うということ。
講師業では毎週のオンライン授業、イベント司会の依頼、Facebookライブへの出演など。
そして、インフォメーション業務では、各種館内アナウンス、紹介動画や音声の録音、イベントでの司会、搭乗アナウンスなど、今では専属アナウンスとして活動している。
「頼まれごとは、試されごとだよ」という言葉の通り、振り返ってみると、頼まれることは「声」に関することばかり。
私は試されていたのか!
自分のお役目は、これだ!!と思った瞬間でもあった。
どちらのお仕事も、「声」を通して、私を表舞台へと引き出してくれた。
私の舞台はきちんと用意されていたのである。嬉しかった。人生諦めなくてよかったなと心の底から思った。
自分を愛する人は、相手からも愛される。
声も全く同じだと思っている。
自分の声を受け入れ、自分の声に心地よさを感じると、相手の耳にも心地よい音として聞こえる。
心地よい声の人の周りには、沢山の人が集まり、仕事も人間関係も豊かになる。
そして、毎日の生活が楽しくなり、自分が心から楽しいと思える人生を歩める。
私は、どんな人にも、毎日を楽しく生きてほしい。
大変な時も「楽しい」という気持ちを忘れなければ、何があっても最後は自分のもとへ戻ってこられるから。
だから私は「声」を通して、沢山の人が楽しく明るい気持ちでいられる毎日を送れるお手伝いをしていきたいと考えている。
今、私の周りには応援者がいっぱいいて、言葉では言い表せないほどの感謝でいっぱいである。今度は私が誰かの応援者となり、その恩を多くの方に還元していけたらいいなと考えている。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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