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好きな日を選んで結婚できるなんて日本は幸せ。スペインの婚姻事情
タイトルの通り、スペインでは日本のように、
「大安」だから〇月〇〇日に籍を入れよう!!
なんてことはできません。
スペインの役所は予想以上に働きません。
日本のようにそのまま窓口に出向いて、手続きをしてもらえる、なんてことはまずありません。
スペインの役所で出てくる問題が、
「Cita previa」=「事前予約」
なぜ、役所に行くのに予約が必要なのかは、全く理解ができませんが、
住民登録をしにいくにも、予約が必要です。
予約なしで行くと、「予約はしてるか?」と聞かれ、
なければ、予約を取ってからくるように、と普通に言われます。
私は当初、スペインで婚姻手続きを済ますつもりでしたが、
コロナ禍ということもあり、結婚手続きができるのはなんと!!!
8か月先!!!
スペイン人たちによると、パンデミックでロックダウンを行っている間は、役所も完全に閉鎖していたらしく、結婚できないカップルが多く、
結婚待ちという状態になっていたそうです…
「結婚待ちリスト」が出来ており、リストの最後は半年以上先という状態…
結婚する気も失せそうな待ち時間。
スペインでは事実婚(paleja de hecha)という登録もできるのですが、
こちらも同じく半年以上待ち…。
大都市は人口が多いので、その分待ち時間(年月)も長くなるので、
じゃあ、小さい町で登録するのはどうか?とも思いましたが、
そう上手くは行かず、その町の出身者or住民ではないとだめだとのこと。
(地味に厳しいスペイン…)
その予約を忘れてしまったら、また半年以上待つという謎の待ち時間…
一応、数日前にショートメッセージが届くらしい…
コロナ禍でも、どんな時でもちゃんと機能する日本のお役所は素晴らしい。と実感した次第です…
もう3年ほど前の話ですが、「Cita Previa」には気を付けてください。。
予約がないと、役所は基本的に行けません…
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