ハタチノコロ はじめてのアジア (10) 王道バンコク観光フルコース!(後編)

2/11 本日2回目のカフェ。だって歩き疲れた&タイは蒸し暑くてすぐバテるんだものw  ヨーグルトシェイク風のものがやたら飲みたくなった。ミカミはレモン入りのヨーグルトシェイク(?)を頼んだけど、レモンが酸っぱすぎてヨーグルトが分離しててすげーまずいww 喉が渇いてるのにこんなお預け状態かわいそうすぎるw それにしてもここのカフェすごく落ち着くわ~。いい感じ☆ そう、さっきからなんかこ汚ない格好した日本人ぽい人(カオサンに住み着いてしまった系の人と思われる)が私たちのテーブルのへんをウロウロしてる。テーブルの横に新聞が置いてあるからだ。そして、それをあれでもない、これでもないとやって、挙句に私に「火貸して!」って言ってきた。そして、「ここ3日間でバーツが○円程上がったんだよ!知ってる?こりゃすごいぜ!」と世界のプチ金融情勢を教えてくれた。ふむふむ、なるほど。格好はこ汚いけど、感じのいい人だな。さっきあの人が新聞を取って後ろを通ったとき、「あの人挙動不審ぽくない?」とか言っちゃったけど、聞こえたかな?だってホントにキョドってたんだものw ホントにこのカフェ居心地が良すぎて、一度席に着くと立ち上がりたくない・・でも私はバーツがめっちゃ余ってたので、何かアクセサリーなどを買おうと思って、3人を残してふらふら外に出た。ターコイズの入ったバングルが気に入ったので、値段を聞くと680B。んーー、高い。450Bにしてよ!と言ったらダメだという。もう1つのシンプルなブレスの方ならいいけど、ターコイズ入りのはダメだってさ・・ちぇっ。でももうひと粘りして500Bでどう?と言ったらOKだって、やったー☆もっと値切れたかもしれないけど、どうしても欲しくなったし、こんなの日本じゃ500Bじゃ買えないもんね。結局このシルバーとターコイズのバングルしか買わなかったけど、そろそろみんなのいるカフェに戻った。

やっぱ最後はトゥクトゥクに乗っときたいよね?といって、トゥクトゥクの兄ちゃんと交渉。4人で500Bと言われる。相場よりうんと高かったので、「私たちお金ないの!!」って言うと、「じゃあ、1人60Bでどうだ?」という。いや、まだ高いよ。私たちはいささかムリな交渉に思ったけど、4人で100Bで乗せろと言った。でも全く相手にされず、兄ちゃんは行ってしまった。ちっ。どーする?と相談していると、次のおっさんが来そうだったが、さっきの兄ちゃんがもう一度すかさず寄ってきて、4人で100Bはダメだけど、120Bはどうだ?と言ってきた。んーー、ま、いっか。1人30Bなら高くはないだろう。「OK!」交渉成立!!よし、出発。なんか排気ガスすごいぞー。運転手の兄ちゃんもマスクしてる。トゥクトゥクって安いし、交渉次第ではとても使い勝手のよい優れもの。タクシーのような役割だね。やっぱタイに来たからには乗りたいよね。わりとスピードが出てて、風を切って走るトゥクトゥク最高に気持ちいい!バンコクとも今日でお別れ。今日は王道バンコクのフルコースを楽しめた気がする。まだまだ行ってみたいところはあるけど、今日カオサンに来なかったらタイの印象は悪いままだったかも。本当に面白かったよ。ベトナムから戻ってくるときはタイに戻るのウザイとか言ってたけど、タイを出発するのも名残惜しくなってきたよ・・と思ってるうちにホテルに戻ってきた。そのまま飛行機に乗れるように、私たちは順番に顔を洗って歯を磨き、着替えて帰り支度をした。最後に外のプールで写真を撮ろうってことになった。プールサイドにはボンボンベッドがあって、白いテーブルとイスがある。なんかちょっとリゾートチックでステキ。ロビーでくつろいでいたら、昨日知り合った男の子たちと会った。今日帰るよと告げ、私たちがいらなくなったもので役立ちそうなものをあげた。そして、彼らの今後の旅の安全を願ってさよならをした。無事で日本に帰れよォ~~!

時刻は19時。私は最後にファランポーン駅の構内にあるスーパーに入り、お土産用ポテチ、カップラーメンなどを買った。そして空港に向けて出発。こないだの料金は空港まで20Bだったのに、今日は5バーツ・・?何だコレ、日によってか時間によって違うのか?列車に乗るが、席がない。うーー、荷物が重い・・座りたい・・と思って席を探していると、ミカミがあるおばちゃんに話しかけられた。「ここに座ればいいじゃない。私たち次降りるんだし(予想)」というのを「「สวัสดีค~!」って言われたらしい。ホントにそう言ってんのかよ??wwと私は思った。しかし、ミカミはそのおばちゃんの好意を受け取らず来ちゃったらしい。ごめんなさい・・的にペコッと頭を下げてきたと言ってたけどw そして、やっと席が見つかった。混んでいたから4人一緒には座れず、また通路を挟むことになってしまった。私とミカミのほうにはおばちゃんが1人乗ってた。なんかこれぞタイ人!って感じのおばちゃん。。行きの列車で見たダウンタウン岡村そっくりさんに引き続き、ぜひともおばちゃんも写真に収めたいw ミカミを撮るフリしておばちゃんをメインの被写体として激写したww 夜だから景色で到着駅を判断するのは難しいので、時間をはかってだいたい近くになったらスタンバっておこうという計画。列車は駅を発車した。ゲッッッ!!私たちの席の横にゴッキーが1匹静かに床を這っている。こっちこないでよーーー!!頼むからじっとしててよーーー!!と思って見ていると、向こうから水を売るおばちゃんが歩いてきた。わーー、わーー、ゴッキーに近づいている!!きゃーーー、踏んじゃったよwww ゴッキーはピクピクしてる。おばちゃんは何食わぬ顔して歩いて行っちゃった。他にも途中で乗ってくる人たちがゴッキーを蹴飛ばしたりして、ゴッキーはさんざんな目に遭ってたw そうしているうちにドンムアン空港に着く時間になっている。ゴッキーを踏まないように・・そんなこんなで駅に到着。

駅のまわりには人がいっぱい。別に特に大きな駅ではないんだけど、タイ人以外はほとんど旅行者。歩道橋を渡るともうそこが空港だ。23:40のTG642で私たちはバンコクを発つ。現在20:00。少し早く着いてしまったから、お菓子で腹ごしらえしてから2人ずつ交代でお土産屋に行くチーム、荷物番をするチームで動いた。先発隊のナカウラさんとミカミが、へんなタイラーメンみたいなのを買って戻ってきたw 次は私とオオサワさんの番。残り少ないバーツで買えるものと言ったら限られてくる。特に欲しいのないしなあ・・。うろうろ見てたけど、結局は果物でも買おうかなと思い、小さな店に入った。タイ人の男性の店員が「イラッシャイマセー、ナニガホシイデスカー?」と陽気に近寄ってきた。すごい人懐っこくていい人っぽい。「これ何?」と乾燥したクリーム色のものを指して聞いてみた。「コレハブタニクデース!」え?ホントに??wwそうは見えないけど・・。次に猿の絵が書いてある小さな袋を指して、「これは?」と聞くと、「ワタシハサルデース」とか言ってるw わけわかんない、この人、面白すぎるww ホントはこれはココナッツをフライにしたお菓子のようだ。おいしいよと勧められたので、買うことにした☆思いがけず、マンゴーアイスの試食にもありつけた。店員はまだ話したいみたいで、「ワタシハニホンゴベンキョウシテマス!」といって、日本語を練習したノートを見せてきた、「ニホンゴヨリタイゴカンタンデス、ニホンゴムズカシイデスネ」へえ~~、そうなんだ、と思って聞いていると、「ココ二、ジュウショトナマエカイテクダサイ、ニホンジンノトモダチホシイデス」とノートを差し出してきた。実際名前を書いている人も何人かいた。「バレンタインニカードオクリマス!」え?ホント?じゃあ書いちゃおう・・といって書いてあげた。(けど・・そういわれてみれば、バレンタインにカード来なかったなw)ミカミが私たちを探して慌てて「もうファイナルコールされてるよ?」って来た。え?もうそんな時間??ヤバイ!こんなおかしなタイ人に付き合ってたおかげでw そしたらその店員「ニモツ、モチマスカ?」ってw 急いでたし、ついでにお願いしちゃえと思って、私の荷物担いでボディチェックのところまで来てくれた!っていうか、キミ、店ほっといていいのかよ・・と思ったけど、好意はありがたく受けておこうww 「ありがとう!」といってさよならした。また私のせいでギリギリだよ、ホント申し訳ないっす・・。飛行機乗る寸前で私は荷物が重量オーバーだったらしく、止められた。手荷物で持ち込もうと思ってたのに、「キャビンに入れますから!」と言われてしまった。もーー、なんだよーー。乗ったらもう眠くて眠くて・・しばらくして夜食が出たけど疲れててほとんど食べれなかった。それより寝かせて・・って感じ。

起きたら朝になっていた。ヨーグルトに雑炊とパンが一緒に朝ごはんに出てきた。夜食すっとばしておなかすいてたし、おいしい~~~!疲れた胃にはありがたかったけど、どっちかでよくないか?とか思った。7:30に無事成田に到着!いろいろハプニングはあったけど、いい卒業旅行の思い出になったなあ~。早く写真現像しなきゃ!(このころはデジカメじゃなくてフィルムで撮ってたんだあ・・懐かしい!w)ちょっと沢木耕太郎の深夜特急に影響されてたのもあり、次はマレー鉄道でシンガポールまで下るような壮大な旅行がしたかったりもする。またベトナムにもいつか行きたいな~。とりあえず早く就職決めなくちゃ、がんばるぞ~~~!!(おかげさまで無事に就職できて、楽しく生活できております、ハイw) ☆完☆


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