孤独な惑星(2011年)

画像1 孤独な惑星は映画美学校のコンペで27作品の中から選ばれた宮崎大祐の脚本を、筒井武文監督が映画化した作品。主演はモデルの竹厚綾。特典映像でオヤジが撮ったファンタジーと言われていたけど、まさにそれ!と思いました(笑)
画像2 マンションに一人暮らしの真里(竹厚綾)がある日帰宅すると、隣室の扉の前に男が座っていた。最近隣に越してきたカップルのようだが、彼女が帰るまで家に入れないという。
画像3 哲男(綾野剛)の登場に戸惑いながらも、気になって仕方ない真里。寒いから彼女が帰るまで家に入るかと聞くと、もうすぐ帰る時間だから大丈夫と言うので、哲男にコーヒーを持って行ってやる。この時点でもう恋に落ちてるのバレバレ(笑)
画像4 ピンポーン♪インターホンが鳴り、コーヒーのお礼に彼女が作ったシチューをお裾分けに持ってきた哲男。訝しげにも温めて食べた真里は「チキショーー、美味い」と敗北を認める。真里はあまり料理が得意ではないみたい。
画像5 真里がベッドに入ると、隣のカップルの部屋から騒々しい音が。壁に耳を押し付けて盗み聞きする真里(笑)彼女が物を投げたり、ヒステリックに叫んだり、だいぶ派手な喧嘩をしている。そうかと思えば仲良く歌を歌ったり、ベランダでイチャついたり、なんか激しそうなカップルだなw
画像6 結局最後は喧嘩で家を追い出された哲男。玄関口に様子を見に行った真里は、朝までリビングで寝かせてあげようと家に入れる。しかし、気づいたらベッドサイドにいて、真里の寝顔をじっと見つめる哲男(笑)なんだ、コイツwww でも急に距離を縮めてきて、なんか憎めない奴っているよなー。ちょっと中性的な雰囲気もあり、おっとりした性格の真里は苦笑しながらも押され気味。
画像7 哲男の彼女である亜理紗が、喧嘩した腹いせに他の男とデートしているところを目撃した哲男は、亜理紗の生活を隠れて監視するために、真里の家のベランダに少しの間滞在させてくれと言ってくる。真里も真里で、ベランダにテントがあるから、それで良ければどうぞと受け入れてしまう。食べ物も窓の上にある小窓から渡してあげたりして。真里さん、完全に哲男に惚れちゃって、そばに置いておきたくて仕方なくなったんだねw
画像8 家の中に入ることは許されていないので、外から真里と携帯電話で会話する哲男。仕事から帰宅した真里がソファーでうたた寝してしまったのを見て、物干し竿で毛布を掛ける哲男(笑)このシーンは面白くて吹き出しちゃう。
画像9 哲男はレンタルビデオ店の雇われ店長。ベランダから壁を越えて毎日仕事にも行っている。
画像10 亜理紗が隣の部屋で、哲男がいなくなって寂しくて泣いているのを聞いた哲男。苦手な料理を頑張って哲男に食べさせてあげようと、彼女に負けじと頑張ってみたりする真里の努力の甲斐もなく、哲男はベランダから去り、部屋に戻っていった。
画像11 「世界にはまだ始まっていない恋がたくさんある。でもアイツにはオレがいないとダメなんです。」と言って、真里に別れを告げにきた哲男。真里の気持ちも当然最初から分かっていたのだから、罪な奴です。タイミングさえ合えば、2人は恋人になっていたかも?
画像12 こんな状況でハグされてもちっとも嬉しくないわwww 真里は辛い気持ちを堪えて、哲男くん、早く行って!じゃないと私…と涙ながらに哲男を追い返す。穏やかで冷静な真里は激しい恋愛に向かなそう。哲男や亜理紗の方が恋愛偏差値が高くて、恋の相手としては何倍も上手だったという感じ?巻き込まれて掻き回された感がすごくてかわいそう。真里さんには早くいい人が見つかって欲しい!とつい感情移入してしまいました(笑)

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