アイスランドを攻める(1)いつかは突然来る

20代の頃からとても魅かれていた国。ガイドブックの種類も少なく、雑誌やTVから断片的に得られるさほど多くない情報から、大自然と可愛い街並み、素敵な音楽、洗練されたデザイン、インテリアや雑貨の独特のセンスなどの印象を持ち、ずっと行ってみたいと思ってた。ところが、物価も高いし、直行便もなくて行くのに時間もかかるので、会社員を続けている以上、行けないまま終わる予感もしていた。同じく会社員である高校の同級生にその思いを告げたところ、アイスランドは彼女も行ってみたい国だったことから、急遽GWをフルに使って突撃する計画が進み出すことになる。

始めてもう5年くらい(?)になる「とも散歩」(私と同級生のともちゃん、2人とも名前が「ともこ」のためこのネーミングw)。旅行が決まってからは早かった。月一の散歩のたびに、我々は航空券の手配、ホテルや現地ツアーの予約をスムーズに進めることができた。お互い旅慣れているし、特に目的も決めずに行く先々で出会うものに気ままに反応するゆるい散歩が板についた2人だけど、一緒に海外に行くのは初めて。さて、一体どんな旅になるのか…?

4/27(土)基本的に海外には日本食やインスタント物を持参しない私。しかし今回はアイスランドである。物価が高いことに若干ビビりつつ、あったら便利かな〜的ミニサイズのカップ麺やスープ類をヤオコーでGETし、いざ出発!パラパラと雨が降る中、成田空港第2ビルのANAのカウンター付近でともちゃんを待った。2人とも仕事がMAX忙しい中での準備だったので、現地に着くまでの間に綱渡り的にリサーチを行う羽目になった。上海までの3時間なんて、夕食も機内で出たしあっという間。今回はANAで最速かつ最安値の上海経由便を利用したので、今夜は上海で一泊し、明日の朝早い便でアイスランドを目差す。1泊3,000円ちょいの上海デコホテルだが、これで朝食付きだから驚く。ホテルからは無料のシャトルバスもある。浦東(プドン)空港の3F 25番出口から水色のバスに乗るという情報だけは掴んでいたので、乗り場で待っていたら、車体前方にアリの触覚みたいなのが付いた水色のバスが本当にやって来たw 当然いくつかのホテルを周って順番に宿泊客を降ろして行くシステムなんだけど、スーツケース等の荷物を収納するトランク的スペースがないから、座席やら通路やらに荷物が所狭しと置かれていく。しかもパズル的に配置を考えることもないから、並べ方めっちゃ雑www こうしたらもっと人が座れるのに〜とか、こっちが心配になっちゃうよー!座席の上に平気でスーツケースを平積みするもんだから、滑り落ちてこないか気になってしょうがない(笑)ターミナルで人を拾ったり、ホテルで降ろすごとに案の定、荷物を動かしたり、人が詰めたりしなきゃいけない。だよね、やっぱし予想通りの展開だw 運転も面倒臭そうだし、もうこの時点で既に大陸的お国柄が出ている。ま、これもチャイナの面白さとして受け止めようw

イミグレでの入国手続きもまた厄介であった。なんと指紋の登録をさせられるのだ。しかも全部の指、両手分!!怪しいヤツが行き来していそうだし、わかるんだけどさー、これにスゲー時間取られるんだよー(怒)さらに空港を出るときに荷物だけベルトコンベアに乗せて、赤外線の荷物検査を受けなければならない。メンドクセー、何だこの国はw 本土は初上陸だけど、まさか中国どこ行ってもこんな感じなの?入国に時間がかかったおかげで、バスに乗れたのはもう23時手前で、ホテルに到着してチェックインできたのはほぼ0時近い…。シャワー浴びてさっさと寝なきゃー。明日は9:20のフライトでいよいよアイスランドへ。バスのピックアップタイムを考慮して6:00起床。朝食ビュッフェ、そんな早い時間からやってるんだ(笑)すごいな。しつこいけど3,000円のホテルだけど、寝るだけならこれで十分。ミネラルウォーターもあるし、コーヒー飲んでちょっとホッとしてすぐ寝る!明日からわくわくアドベンチャーが始まるよ〜⭐️

最後に一つ。洗面台、TOTOと書いてあるけど、なんか日本のTOTOとロゴが違う気がするw(疑心暗鬼?w) さすがパクリの国。石鹸も緑の蛍光色、あり得ないくらい体に悪そうwww

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