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離島キャンプの代償

昨日は島キャンプ帰りということで、かなり疲れていたのだろう。
21時頃には寝て 起きたのは11時。寝すぎだろプー太郎。

今朝は起きてすぐ田舎のばあちゃんに電話をした。
というのも夢にばあちゃんが出てきたからだ。
ばあちゃんは、一年中ほぼ例外なく
10コールくらいしないと電話に出ない。
外に出ていることもあるけど
ヒザを少し痛めているから居間までの移動に時間がかかるんだ。
携帯持ってるのに 台所の机の上にいっつも置いたままだから
何のための携帯電話よ〜っていつも口うるさく言っているのに
癖なんだろうな。

そんな中だから、電話をかけるのも躊躇う。
久しぶりに話すばあちゃんとは長電話をしたいんだけど
3分くらい話すと「ボブちゃん電話代かかるから切ろうか」と言い出す。
年寄りだからだろう、電話をかけると莫大な料金がかかると思っているのである。
かわいい。
こっちからかけているから、気を使ってくれているんだろうけど
あまりに気を使わせると疲労するだろうから
10分もいかない程度でバイバイした。
だいたいばあちゃんの体調を伺う電話になっていくので
さまざまな想いがあるだろうし、思うところはある。
ばあちゃんから言われる事は、身体はどうかとか、飯は食ってるかとか、お金は足りているかとか、周りの人が最近こうだったとか、近所の誰々がかんちゃんのことを話題にしてくれたよ とかそんな話だ。
電話をして、おかしいことを言ってないか聞いてるんだけど
今日もまともな冗談交じりの楽しい会話だったので安心した。

僕がチビのころは、父の方のひいばあちゃんもいたんだけど、どんな会話をしていたのかあまり覚えていない。声はなんとなく覚えている。顔は笑った顔とか、顔のしわとかを覚えている。台所の椅子に座って、お茶碗と湯のみと薬がおいてあった。もんぺをはいていた。かっぽうぎを着ていた。
はっきり覚えているのは握手をしたり 近くに飾ってあるウキウキな顔で結婚式に出ている母の写真を見たことくらいだ。
タンスの中から、大事な数珠が出てきて「ボブちゃんあげる」と言われて、もらったんだけど、兄達に取られないように大事にしまっていたら、どこにしまったのか忘れてなくしてしまって、子どもながらに焦っていた。あれは良い数珠だったのだろうか。そこら辺にある数珠だったのだろうか。子どもだったからわからない。

ばあちゃんは、僕が生まれる前から、2人の兄のせいでばあちゃんに既になっていた。
長男とは8つ離れ、次男とは4つ離れの歳だから、長男より8年も 次男よりも4年も ばあちゃんと過ごせる時間は少ないんだ。
ばあちゃんだけじゃなく、じいちゃんとも 母とも父とも 親戚とも。
これは末っ子限定の人生においてのハンデだと思う。
ばぁー子、明日には鹿児島帰るからね。

この寒い初雪の日に こたつに寝っ転がって携帯つっついたた15分間。さて 大掃除頑張ってみようかという気になってきた。
まずは洗濯物…あぁ寒い寒い寒い。
もうちょいしたら動き出そうかな。
気が向いたらの話。

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