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少しだけおかしな世界

「時計じかけのオレンジ」を観た。だいぶおかしな世界で、頭がおかしくなりそうなやばいの一言だった。だけど、そのやばい映画を見ながら、やっぱり眠さには勝てなくて、ベッドの中で虚ろになりながら最後のシーンだけ見逃してしまった。「時計じかけオレンジ」のファンの人がいたらごめんなさい。
でも、そのおかげで、いつか気が向いたら2度目も観てみようと思った。異常で猟奇的な主人公やそれを取り巻く人間の気持ちは正直理解出来ないが、この映画を撮った監督の気持ちはなんとなくわかる気がする。
人間は何面も素顔を持ち合わせているから、理性をコントロールしたところで何かの拍子に感情が蹴っ飛ばされれば一気に転がってしまう。
誰かの感情や人生に支配されるのはとても怖いはずなのに、それでも誰かと生きている限り影響しあい、時にはそんな誰かの感情や人生を縛ったり縛られたりしたいと望むこともある。それが身近な人間だけでなくて、炎上している何も知らない他人の問題を、正論を振りかざし袋叩きにして責めたりすることもある。正論は、時として誰かを苦しめている。わたしも正論を言ってしまうことがある。でもそれはまちがっていないようでいて、間違いでないと思うことは危ないし、まちがいでもあるということ。
肝心なことはきっと、自分を見失わないことだ。誰かの評価だけを求めすぎないで生きていくこと。価値基準が自分の幸せになれば、他人の不幸などどうでも良くなる。
そして、それは大事な人を守る盾にもなる。
そんなことをこの映画を通して考えていた。
やりたいと思っていたことが鮮明になってきて、少しこの休日で進めることができた。アイディアを形にするのはとても楽しいけれど、あとはそれぞれを、どうやって進めていくための時間を作るか。
しばらくnoteを休んでしまっていたのは、仕事が忙しくて、すり減る気持ちと体力の回復のほかに、今年も残り少ないこの貴重な月日を、あと自分にとって何ができるだろうか、考えていたからだ。2018年が始まった時、何故だかすごくワクワクしていて、今年は今までの人生の中でも特に特別で何か変わる気がすると思っていた。そうこうしているうちにあっという間に、次の年に向けて町も人も準備している。なんとなく空気も変わり続けている。
のんびり屋のわたしだから、あと1ヶ月は自分が変わるラストスパートだと思って、本気で向き合って生きていこう。
とりあえずおっさんズラブは今さらだけど、一気にまとめて観て、笑いと癒しをもらいました✨

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