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想定内ながらも想定外なこと

それは本当に突然の出来事でした。

ふらりと出かけた妊婦検診で、「子宮頸管が短くなっていますね。安静にしてください」と言われました。

職場の同僚の何人かが、切迫早産を経験していて、入院や点滴が大変だというのは知っていたけど、第一子の時、予定日を過ぎても子宮の入り口が頑として閉じっぱなしだった自分には全く無関係の話だと思っていました。

だから、医者が「安静に」としか言わないのも、「まぁそういうことだろう」という程度にしか思っていませんでした。

一週間後、27週の終わりかけで子宮頸管は25ミリになってしまい、そのまま入院。。

そして、あっという間に点滴につながれた。。

不妊治療で、「1人目と2人目だと別人のように体質が変わるケースがある」とあれだけ聞かされていたのに。。

人は(少なくとも私は)、受け取った情報を自分に都合のいいようにねじ曲げてしまうもんなんだな、と反省したことが、いったい過去何回あっただろう。。

子供は夜私がいなくても眠れるかな。
旦那氏は子供の歯磨きしてくれるかな。。
やりかけの仕事どうなるんだろう。。

しばらく病院の天井を睨みながら、不安で眠れない日が続きました。ネットで自分と同じ境遇の人が山ほどいることを知って、自分と同じくらいの週数の人がその後どうなったのか調べてみたり。。医者の一言に一喜一憂してみたり。。

突然の入院から約1ヶ月が過ぎた今、幸いにも私は実家の支援を受けながら、自宅で過ごすことができています。

きっと、これからも想定内ながらも想定外なことはたくさん起こるし、その度に私は反省と検索を繰り返し、そして最後は忘れるんだろう。いや、そう思ってると本当に大変な事態に遭遇した時に取り返しがつかなくなるのかもしれない。

そもそも、今回の切迫早産にしても、次の検査で再入院になる可能性だってあるし、急にお産が進んでしまうことだってあるかもしれない。

お産間近で神経が研ぎ澄まされてきているのか、ずーっとそんなことを考えています。

noteをはじめようと思ったのも、たぶんそんな思いが溢れ出しているのをどうにかしたいと思ったからなんだと思います。

誰に向けた文章でもありません。

ひょっとしたら未来の自分が覗きに来たくなるかもしれないと思って、ただただ今の自分の気持ちを書いてみました。


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