医師国家試験浪人の予備校選び

115回医師国家試験で不合格の烙印を押されたが何としても116回で合格すべく、また、何もしないと落ち着かないし、勉強しないと知識が抜け落ちていくことは経験上分かっていたので115回医師国家試験終了の翌週から勉強は始めた。

合格発表のあった週の週末に実家へ引越ししたがこの先の1年を思うと気持ちが重く先が思いやられるのであった。

当然親には申し訳ない気持ちもあったし働いて金が稼げないのも辛かった。

1年間の勉強計画であるが5年生から使ってきたmedu4を使うこと以外選択肢になかった。

そもそも5年生の時にmedu4を選んだのはMECを申し込む場合国試対策委員に申し出なければならなかったが国試対策委員と仲が良くなかったため個人で申し込めるmedu4にしたのであった。

4年生の時にCBT対策として大学からMECの教材、映像授業を提供されたが黒板をそのまま映して流すやり方は面白くなかったのでMECに良い印象はなかった。

当時はQ assistはほとんど使っている人はおらずそういう意味でもmedu4一択であった。

MECの料金が高いというのもMECを敬遠する要因の一つである。

親はMECやTECOMの校舎に通うことを勧めてきた。

しかしながら東京校以外は授業はライブではなく東京校の授業の配信を見る形式であったのでそれならmedu4を家で見るのと実質的に同じであり価格の面でもあえて予備校に通う必要も感じなかった。

予備校のメリットを挙げるとすれば同じ目標なら向かって頑張る仲間を見つけられることだろうか。

ただこの点についても現代ではTwitterなどで同じ目標を持つ人を探すことは可能である。

他にも予備校は情報が得られると言われるかもしれないが医師国家試験は過去問5年分が勝負であるから今年の出題委員の専門分野が○○だならその部分を重点的に対策する必要があるなどと勘違いする人もいるがそんなことをする必要はない。

その問題は正解率が上がらず合否を分けない。

満点を取る必要はなく上位90%に入れば良いのである。

予備校は何とか入会させようと色々なことを言ってくるだろうが鵜呑みにする必要はない。

これは後から聞いた話であるがMECのとある校舎に通うことになった同級生がMECの生徒の春MEC模試の結果を教えてくれた。

僕も春MECを個人で受けたがその成績だとトップクラスらしい。

また、多浪生が多いようで既にコミュニティは出来上がっているような話であった。

予備校は基本的には都会にあるし遊んでしまう気持ちもわかる。

大学受験の浪人をしていた時都会に出れたことに喜んで遊んでしまった経験がある。

まとめるとわざわざ予備校に通う必要はなく、medu4やQassistなどの映像授業で良い。

浪人仲間はTwitterで探せば良い。

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