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ベルギー・アントワープでCohabitation申請をした流れ①


初めまして。
現在、アントワープにて、ベルギー人パートナーとCohabitationを申請し、一緒に暮らしています。

Cohabitationとは、法的な同棲パートナーの登録のようなものです。
ベルギーでは法的な結婚をしている人より、Cohabitationでいるカップルがかなり多い印象です。

そして、このCohabitationの申請、本当に大変でした😭😭😭

ベルギーはオランダ語圏・フランス語圏・ドイツ語圏に分かれているのもあり、各市町村によって申請方法が異なります。

でも、何名かの日本人の方がCohabitationの申請をブログにまとめてくださっていたので、住んでいる市は違えど、参考にさせていただきました🙏🙏🙏(本当に助かった…)

私のこの記事も、今後ベルギーでcohabitationを申請される方のサポートになればと思い執筆します。

0.日本で事前にビザの申請は必要なし


Cohabitation申請をする際は、日本でビザの取得は必要ありません。
ベルギー到着後に、Cohabitationの申請をする流れになります
日本人はベルギー(シェンゲンエリア)に最大90日間ビザ無しで滞在できるので、この滞在可能期間でCohabitationの申請をします

(ちなみに、私は2021年にベルギーの大学院に進学したのですが、その際は日本で事前に長期滞在ビザ(D visa)の取得が必要でした。Dビザ取得の際には、警察で指紋採取をしたり、健康診断も受けました。滞在目的によって申請方法・手続きが異なります。)

1.Cohabitationの申請書類

Cohabitationを申請するには何の書類が必要か。
これは滞在予定先の各市町村に問い合わせるしかないです。
なぜなら、各市町村ごとに提出書類の内容や、翻訳の順番が異なるからです⚠️

念のため在ベルギー日本大使館に問い合わせたら、「絶対に申請予定の役所に確認してください!」と言われました。

そこで、ベルギー人のパートナーにアントワープのStad(コミューン)に必要書類を問い合わせしてもらいました💡

担当者から以下の返信が来ました。(返信は1週間後とかだった記憶…トホホ🤦‍♀️)

1)書類は、オランダ語・フランス語・英語のどれかで記載されている必要あり

2)全ての書類(翻訳書類にも)に外務省のアポスティーユが必要

3)独身のステータスを確認できる書類のみ提出してほしいと言われた。
※念のため戸籍謄本(抄本)・独身証明書の2点を取得。(後々、本当にこの2点取得して良かった!!と思いました)

2.日本で必要書類の取得

当時イギリスに住んでおり、ちょうど日本へ1ヶ月間一時帰国する予定があったので、その時に書類の対応をしました。

戸籍謄本と独身証明書は日本の市役所で自分で取得し、その後は全て代行業者に依頼しました。
代行業者が、戸籍謄本と独身証明書の英語翻訳&法務局での公証人押印証明&アポスティーユ取得までを行いました。

(…が私が申請対応をのんびりしていたため、一時帰国中に代行業者から完成した書類を受け取れず、EMSで日本→ベルギーに書類を送ってもらうことに…届くかヒヤヒヤしたっ)

戸籍謄本と独身証明書の取得料が700円くらいで、代行料金は27,500円でした💸

全部で3万円いきませんでした。

3.ベルギーでCohabitationの申請

一時帰国していた日本からベルギーへ、いよいよ引っ越し。

ベルギー到着後、WebサイトからCohabitationの申請をし、またStadの予約を取りました。

当日の持ち物は、日本で取ってきた申請書類&パスポート。

Stadに行き、番号が呼ばれ個別ブースへ。
そこでは、名前や生年月日、住所の確認だったり、書類の説明が求められました。
また、パスポートは、スタンプ押されているページは全てスキャンされました。

受付してくれた女性は基本的にオランダ語で話していたので、一緒についてきてくれたパートナーがやりとりを対応してくれました。
パートナーが一緒に来てくれた方が、安心感があるし間違った情報が伝わらないので、おすすめします。

最後に、Cohabitationのdeclareの書類にサインして終了!

全部で40分くらい手続きに時間がかかったので、余裕をもってコミューンに行くのが大事です。

今回はここまで。

次回、警察の訪問と2回目のコミューン訪問について記載します。

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