詩【メモリー】

好きだよの一言で
無敵になれたあの時 

今はファイトを送る方
一人で生きていけるとわかったから

片隅から背中を押して支える番
祝いの言葉で胸が痛むのは
終わりが来るのを知ったからなの?

巻き戻されたメモリー
貴方の思い人と重なって
逆再生

君のプレゼントは厚いけど
今となれば少し悲しい
あの頃の僕らは
残酷ささえも気づかず
2人だけで世界を築き上げてた

私はもう馬鹿じゃないよ
再生ボタンを押してくれるのは
もう君じゃないことくらい
理解してる

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