私はそこにいない

こないだ、転職回数の多い人の対策とかいう内容のYouTube動画を観たのだが
そこに出てくる「転職回数の多い人はこういう人である」いう定義が
ひとつも自分に当てはまっていなくてビックリ
①流されやすい・同調しやすい
➁落ち込みやすく、感情の起伏が激しい
③一時の感情で動き、気が短い
④他人と比較していろいろ目移りする
⑤飽きっぽい性格
⑥仕事にやりがいを感じない

なんかこういうの見ると
採用なんて全部偏見じゃん?
と思う
まるで「バカで目先のことしか考えられないから転職繰り返すんだよ!」
って言ってるようなもんじゃない

で、別にあなたのこと責めてるんじゃないですよー
ちゃんと反省して対策して次に活かしてるかってことが知りたいんです
とか言うたって
対策のために事前にその企業のことを知るための質問が全部NGだったんじゃあ、対策のしようもない

真面目に答えましょうか?
反省は重々してます
一番しんどいのは私ですから
毎回毎回、どうしてこうなったのか? 他に方法がなかったのか?って何度も考えます
渦中も事後も。死にたいほど
なので、私に見落としている部分があるのなら、率直に教えていただきたいです

その上で
私は自分の仕事に一生懸命真摯に取り組んで、組織や会社にとってよりよいことは何なのか自分なりに考えて実行してきましたけど、残念ながらそれを理解し認めてもらえるような上司・同僚・会社に出会えていません。御社はどうですか?
とか
もし私が身近な職場の人間関係で躓いたとき、それを相談されたとき、貴殿はどのように対応しますか? 私が健康に働き続けるために、御社にはどんなサポートがありますか?
とかいうようなことを聞いてみたい

私が「仕事が続かないのはどうしてなのか?」と問われるように、
「御社には私が仕事を続けられるような環境がありますか?」と問いたい
自分にはこういう長所・強みがあると同時に、こういう弱点があって、
それは理解して悩んでいて自分でも対策しているけれども現状うまくいっているとは言い難い
貴社においてサポートいただけるのであればとても有難いのだがどうか?
と率直に聞きたい。話し合いたい

冒頭のような動画を観ると
定義に当てはまらなかった人間は、この世には存在していないのか?
と思う
あなたの頭の中に、私はいない
前提されていない
言葉が届く以前の問題

それはあたしのせいじゃない
ならば
もう自分のものとして引き取るのはやめようか
彼らと同じようにそれを投げたらいい
無責任に、立場によって付け替えて

あぁくだらない
私自身ではなくこの世の中が
真摯に生きていくに値するだけの真実がない
違うのは
彼らがプラスと考えているものが私にはマイナス
私はマイナスからゼロを見出そうともがく
それが彼らには、更なるプラスを求めているだけの甘えた行為と映る
その認識の差は変えようもない

私はそこにはいない