あたおか

世の中には、頭のおかしい人たちがいるもんだ

今はそういう風向きなのかもしれない

1人目
共同住宅の入り口の扉を常に開放したくてたまらない人
あのさぁ、何のためにあるんですか? その扉
あなたは2階だからゴキブリもムカデも上がってこないだろうけど
あたしの家なんて光に虫直撃じゃない
あああ郵便受けから入れて差し上げたい

2人目
こっちは上みたいに傍観しちゃいられないんだけど
荷物の送り状の品物欄に
相手に宛てたバリバリの中身を書く人
え? そこはそういう欄じゃないでしょ?
「請求書在中」とかとは違う
しかも契約書とか住民税通知書とか書いたら危ないじゃん!

共通するのは
「何のために」どうなっているのかを掴む力がないこと
そう考えるならば
こういうのは別にこの2人に限らずようけいるのかもしれない
今の世の中

幼稚園から出直してこい!
ってホント言いたいけど
サリーとアンの実験がこいつらにできるのか試してみたいけど
実はこういう障害なのかもしれない
まだ名前がついていないだけで
だってその上司
毎日お昼に春雨スープみたいなの食べて平気
あたしだったら耐えられない
ご飯は「餌」じゃない

知能が足りないのか
単なる凸凹なのかよくわからないけれど
わからないことをわからないと言えなくて
言ってもどうしようもなくて
ひたすらわかってるふりをしてやり過ごしてきた可哀想な人たちだと
今日ようやくわかったわ
「おまえはわかってない」と言われて
「わかりたい、わからなければいけない」と思うか
わかっている演技だけ身につけて自分を隠すか

どっちが、まだマシで、幸せなんだろうね

私は彼女の世界を壊した
もう彼女は以前のようにそこに安住はできないだろう
でもそれは、あたしのせいじゃないし
いつかはすべからく起こること

ねぇすべてが
そうだねって笑えたらいいのに
虚勢を張ることもなく
隠すこともなく
受け入れられている自分を取り戻そうよ
今ここに