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(14)見守りSwitchは、「制限ツール」として使ってはいけない。

【1】制限をかける理由…とは?

最近「スプラトゥーン2」というゲームに子供がハマっているらしく、あまりにもプレイ時間が長いので、制限をかけることにした。スマホをSwitchに連携することで使える「見守りSwitch」という機能だ。

アプリをダウンロードすることで、Switchからプレイ状況が送られてくるのが嬉しい点だ。

from Nintendo HP

私がこのアプリを使う中で、学んだことがある。アプリの目玉機能「制限」は、自己満足なのではないか?という点。制限よりも伝えたいことがあるのだ

【2】制限=自己満足?

私が感じたのは次の3点

・制限をかけると、自分でやめるという力がつかなくなる→将来自制心を持ちプレイできなくなるのでは?

・制限されると逆にその時間まではやらないと損と感じてしまう。プレイ時間がそれで伸びている可能性がないとは言い切れない

・勉強しないから→ゲームの時間を制限する→時間が余るが、勉強に使う人はほとんどいない。なぜならゲームが制限されてやる気が落ちているから

つまり、時間を制限する=ゲームをやめる気持ちが、機械から与えられてしまうのではないか。と

どうして【2】制限自己満足?というタイトルにしたか、それは、
時間制限することの意義を見出せないまま制限するものだと思って制限する人が多いから。
自分は車を使わないのでなぜ必要かわからないが、みんな買っているのでなんとなく自分も買う。と同じこと

【3】「制限」以外にも見守る方法はある

うちはこんなルールにした

・時間制限は設けない。ただし、やるときはやって、やめた方がいいならやめる。そして、やるべきこと(勉強etc)の時間は確保する
・このルールを適用してから成績が下がったりしたら、自分がどう時間を使ったか振り返る。
・それでも悪影響を与えるようなら、没収

なぜ制限をかけずに没収?と聞かれる。
なぜなら、「ゲームをやめようか」という気持ちの発端が、「機械のお知らせ」ではなく自分の「自制心」によるものにしてほしいからだ。

【4】こんな方法もある

①3時間勉強したらゲームし放題

→おすすめ。東大に行っている方の多くは、こんな方法をとっている。
今の子供、ゲームを制限されたら勉強する気なんて一切湧かない。急がば回れ。勉強させたいなら、この方法を取ろう

②ゲームを仕事化に。「ゲームしなさい!」

仕事でもそう。ノルマを作られると重みがかかり、しんどくなります。同じくゲームでも
「今日2時間やれって言ったよね?」
「なんでレベル5まで上がってないの?」
「勉強もしないといけないし、ゲームも絶対しなさい」

そう怒ると、やる気を失う子が多数出てきたそうです


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