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TOOY#1 ~sumika編~

髭男が退場して放心状態。
とんでもないLIVEをしてくれた。
これsumika大丈夫?って思った人もいたんじゃないだろうか、
と思うほど髭男のLIVEがすごかった。

5月にビバラロックに行ったとき。
2ステージが並んでいて変わりばんこに出番が来るスタイルだったんだけど。
sumikaの前は向こうのステージでUVERworldだった。
UVERのステージは本当にすごくて。音圧だけじゃなくてスクリーンも効果的に使ってて会場が完全にワンマンになってた。
あの時本音を言うと少し心配だった。
まず客層が違う。この後のsumikaのステージにどれだけの人が残るんだろう。

結果は全く心配することなんかなくて、むしろちょっとでも心配した自分が恥ずかしくなった。
一瞬で心搔っ攫うヒーロー
まさにそれだった。

なのでわたしは全く心配はしていなかったけど、あのパフォーマンスの後ではきっと燃えてるだろうなぁ、楽しみだなぁ、と思っていた。

転換はすごい人数!スムーズに転換できるようにあの人数のスタッフさんなんだなぁ。
そして最近フェスに行き過ぎて転換終わったらすってぃ出てくるんじゃないかと思ってしまった笑

誰もでてくるはずもなく時間になった。
バンド紹介は変な声!
文字に起こすなら「ずみが~」みたいな感じ。
思えば髭男のラジオにコメント出演したときsumikaメンバーが髭男メンバーの名前を一人ずつ呼びかけたんだけど、その時が変声で。
あの時のようだった。

流れるピカソ。
わくわくが高まる。
あのピカソってすごい効果だよね。もう楽しいのよ。

素晴らしいLIVEをしてくれた髭男からバトンを受け取って、
ラストバッターsumika始めまーす!

的な始まりだったかな?

さあ始まる!と思ったら大きなノイズ。
ん??
けん 「トラブルでーす。かっこよく始めようと思ったのにこんな所も俺たちらしいね」
もう好き。優しいよね。誰も責めない。

始まった1曲目はLovers。
ここ最近健太さんがこの曲でアコギを持つときと持たない時がある。
今までは本気のリハだったからかな、と思ってたけど今日は本編フル演奏なのにアコギなしだった。
これ密かにめちゃくちゃ気になってて、postもしてるんだけどね。
健太さんはどうやってLIVEでギター持つか持たないかを決めているのか。
この曲に限らず。ずっとpostしてます。

ピアノソロのところでおがりんに水を飲ませる健太さん。そしたらおがりんが珍しくミスタッチした!!健ちゃんがいくら触ってもちょっかいかけてもいつも全然ぶれないからすごく貴重なものを見た気分!
それ見て笑っちゃった健太さんは次の入りが少しだけ遅れてた笑

続いてフィクション。きっと髭男目当てで来た人も知っているであろう曲を畳みかけてくる。すってぃの時しか聞けない間奏のユニゾンは今日もしっかり確認できた。

どんどんいくよ1.2.3..4.5.6

ここまで3曲。すってぃのベースがもうそれはそれはヤバくて。アレンジしまくり。やってんな~!って感じだった。大好き。
この曲は編曲にレフティさんが関わってて、サプライズで出てきたりしないか密かにどきどきしてた。出てこなかったけど、この2組の対バン。きっと感慨深い思いで観ていただろうな。

ペルソナでさらに畳みかけてくる。あれだけのステージの後ですから。バチバチの感じがすごく出てる。健太さんが「おら来い!」みたいに煽ってきてもう最高。ギターソロ最高。めちゃくちゃ飛んで息もきれますわ。

ここで健太さんアコギに。せっかく対バンっていうイベントで髭男が来てくれて。いつもと同じじゃつまらないから久しぶりにやる曲を。3年ぶりくらいになるのかな?
始まる弾き語り。ビンテージだ。でも出だし少しで多分コードミス。

けん「ちょっともう1回やっていい?ごめん!3年前コードとかちゃんとしてなくて、今回は練習してきたのに!こんなのやだ!」

おが「何回でも。いいんじゃないですか」

愛だよ。会場皆おがりんに激しく同意してたよね、きっと。

再び始まるビンテージ。わたしが髭男にハマったきっかけ。その頃は車の中はラジオをかけていることが多くて。最近この曲いいな、って思うの髭何とかってバンドの事が多いな~。
でもバンド名で敬遠してた。そこで出会ったのがビンテージ。この曲の歌詞を聴いてもう沼に落ちるのを止められなかった。そんな大好きな歌詞。

キレイとは傷跡がないことじゃない 
傷さえ愛しいというキセキだ

そう歌う健太さんを観て涙が止まらなかった。アコギの弦の擦れるきゅっきゅっっていう音が胸に迫ってくる。素晴らしいビンテージだった。

「大好きな髭男の曲、1曲で終われるわけないだろ!」

そう言って始まったのはおがりんのキーボードから流れるStand By You のイントロだ。
あのおがりんのキーボードであのフレーズが奏でられてる・・・。もう感無量。
途中の「カモン!」とか「来い!」って言うのが完全にさとっちゃんで。LIVE映像観てくれてるんだなぁ、と嬉しかった。
テンポが髭男よりも早かったのでクラップがちょっと大変だった笑 
クラップの時ともくんがスティックでやっててそれも嬉しかったな。

続いて髭男がやってくれたけど本家みせてやる、と始まったふっかつのじゅもん。そりゃ盛り上がるよね。

途中のギターソロ。隼ちゃんが出だし遅れた⁉と思った。健太さんもそう思ったのかわからないけど隼ちゃんを見てて。そこで隼ちゃんが弾いたのが髭男ILOVE...のイントロ部分だった。

隣にいたお友達と盛り上がる!!
そのフレーズからいつものギターソロに繋げてた。最高だよ。隼ちゃんきっといつものあのギターを抱えて練習してどきどきしてたのかな。

めちゃくちゃ飛んで跳ねて息も絶え絶え。

そして始まるストフィー。いやね、今日のすてぃおさん特にヤバいんですよ。この調子でストフィーのソロ回し来られたらわたしどうなる??

案の定もうどのパートもやばやば。髭男見に来てる人にsumikaってこんなんもできるんですよー!って見せつけてるみたいだった。

ステージで後ろ向いてる健太さん。
お隣のお友達はここで水分補給。振り返る健太さん。
・・・ボタン全開ーーーーー!!!!!!
お友達ちょっとお水噴き出したよね笑

Babelかと思いきや始まったのはサマバケ。この曲さ、いつも健太さんリラックスして聴いてくださいっていうけどさ。こっちはそれどころじゃないわけですよ。あざとい。もうこっちの反応わかっててやってるじゃん。なのにリラックスして、って。できるかーい!

今日は屋内ですからね。座っちゃっても安心して見ていられました。(ラブシャで濡れてるステージに座ってお尻触ってるところを目撃してるので)ただね、もう目の前なんですよ。座ってるの。

狂おしいはずさ 君は言ったんだ のところで目が合った。

付き合ったらさ~の時はもっと端の方を見てた。もうあれはヤバいよ。有難いことに何度も聴いてるのに毎度毎度色気が増していくの、どうなってるの?

この曲のアウトロ。いつもよりアドリブのスキャットが長かった気がした。健太さんめちゃくちゃ調子いい。完全に気持ちが歌に乗ってた。

いなくなるメンバー。Babelだ。何度も言うけど近いのよ。すぐそこで自分の事抱きしめる仕草も首切る仕草も全部よーーく見えました。

アウトロで戻ってくるメンバー。次は何が来る?

透明です。レコーディングももう終えて、この夏何度もフェスで演奏されて。わたしはジャイガ、ロッキン、ラブシャ、そしてこの日。4回聴かせてもらったけど、回を追うごとに曲が成長していくのを感じた。最初が良くなかったとかそんなことは全くなくて、曲の表情が変わっていった感じ。客席に聞いたことある人が増えていくのも変わっていくように感じる要素なのかも。

続いてファンファーレ。すっかりこの曲を聴くと涙が出るようになってしまった。

夜を超えて闇を抜けて迎えに行こう

前回のスミダン。あの日をほぼ最後にして世界は暗黒に包まれた。LIVEが出来ないどころか家から出ることも誰かに会うこともできない日々。その中で健太さんはもしかしたらさとっちゃんと一番連絡を取っていたかもしれないと言っていた。

長文のLINEのやり取り。主に機材の話だったそうだが、スタジオに行くこともできない中でさとっちゃんが自宅で簡単に使える防音ボックスを紹介したそう。その防音ボックスはさとっちゃんと健太さん、どちらのインスタライブでも披露してくれていた。見た目はほんとにただの白い箱で、その中に顔を入れて歌うと近所迷惑にならず防音されるらしい。あの2人の歌声が聴こえてきたら窓全開にして聴いて、後からそっと玄関先に貢物置いておきますが。ねぇ?

「最後は俺たちらしく笑って」夏フェス以降この言葉に続いて演奏されるのはGlitterだったがこの日は久しぶりにシャケ。何だか安心感。シャケの安心感。

とにかく拍手の音量がすごくて。上手側のお立ち台に来た健太さんがちょっと感極まってて。おそらくマイクは通してないんだけど「音楽続けてきてよかった」ってものすごく心の声が出たように言ってて。あの時の顔がずっと頭の中に残ってる。

今日の小川さんはおもむろにステージ前方に出てくる。そして上手に向かって歩く。お立ち台にいる健太さんの背後に回る。健太さんを挟んで左右から正拳突きでした。隼ちゃんとすってぃは向かい合って何だかいちゃいちゃしてるし!

一度はけるメンバー。すぐに起こるアンコールの拍手。今日もすごい音。そして不思議と揃うんだよね。

再び登場するメンバー。隼ちゃんが健ちゃんおんぶしてる!!

音楽ってないと死んじゃうようなものじゃなくて。ご飯食べたり寝たりするのとはやっぱり違ってなくても生きてはいける。でも音楽のない人生なんてつまらない!!!

雨が降っても槍が降っても辞めない覚悟で歌います。今日は来てくれてありがとう。sumikaでした!

もうね、この流れでの雨天決行は泣くしかなかった。今までの事がたくさんたくさん思い出された。髭男のこともsumikaの事も。

隼ちゃんのギターソロは1回目はアレンジバージョン、2回目は音源バージョンだった。世界一大好きなギタリストって紹介は何度聞いても好き。

この日の対バンが実現したことはきっとものすごく嬉しかったんだと思う。健太さんは対バン前にラジオなどでバチバチにやるって言ってて、確かにバチバチだったけど本当に本当に楽しそうで。いつもよりよく笑ってた気がするし表情が穏やかだった。言葉からもそれが溢れ出てて、何度も大好きとか愛してるって言ってたし、愛してんぜって言われたときは倒れるかと思ったわ。

健太さんがMCまとめ。どこでしゃべってたか覚えてないのでまとめて。

髭男すごいLIVEだったね。今日ホームランしか打ってないじゃん。もう全部ホームラーン!!とかゴール!!とか。バントとか走塁みたいなの全然なかった。

髭男の魅力って何かなって考えたって話をしていた。音楽を作ったその作品がレコード。演者はスピーカー。確かにいい曲を作ることも大変だしすごいことだけど、やっぱり演奏する人が、スピーカーが良くないと曲も良く聴こえない。やっぱり髭男っていう人が好きなんだなって思った。良く曲に罪はないって聞くけど、その考え方も間違ってるとは思わない。でもやっぱり人なんだなって。

このMCを聞いて。結局この日髭男がカバーしたふっかつのじゅもんもsumikaがカバーしたStand By Y

ou も。どちらも本家も演奏してるんだよね。同じ曲。健太さんの言葉を借りれば同じレコードなわけで。でもスピーカーが違うと全然違う曲に聴こえた。それぞれカバーした曲はセトリに入れる事になっていたのだろうか。打合せしていたのか偶然なのかわからないが(どちらもLIVEでは割と定番曲だよね)あのМCを完全に体現してくれたよね。

最後に完全に余談なのだが終演後に会場を出ると雨が降っていた。この日の東京は夏が戻ってきたような暑さと晴天だった。sumikaは晴れバンドと言われている。一方髭男は雨バンドと言われていて、降る雨を見ながらこんなところも今日を表しているなぁと思ったのだった。
さらに先日のトレジャーフェスで雨天決行の時だけ雨が降ったというエピソードも思いだし、サンデーフォークの間瀬さんは東京にまで雨雲を持ってきたのだろうか、なんてアフタートークのラジオを思い出してひとり笑ってしまった。

わたしにとって推しと推しの対バンというこの上ないカード。わたしに全く興味がない夫が「そんなLIVE観たらあんた倒れるんじゃないの」というくらいに奇跡の組み合わせだ。もう2度と観られないかもしれない。本当にこの日のチケットが久しぶりに自分名義のチケットとして当選したこと、この日無事に参戦できたことが奇跡だ。感謝しかない。

髭男に声をかけてくれて、それを受けてくれて本当にありがとうございました。だから音楽を聴くのはやめられない。だから髭男もsumikaも大好きだ。

好きな気持ちを表す語彙力がないので一言だけ。

愛してます


スタッフさんのパス






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