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【Apple Watch】歴代モデルまとめ(発売日、特徴、進化点)

更新日:2022/9/27

この記事では、Apple Watchがどのように進化してきたのか、初代(第1世代)から記事執筆時点で最新モデルであるSeries8まで発売日、特徴、前モデルとの進化点等をまとめています。

初代Apple Watch (Apple Watch 第1世代)

初代Apple Watchは2015年4月11日に発表、24日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」そしてEDITIONモデルの「18金」です。
9月10日にHermesとコラボレーションしたモデルが発表され10月5日に発売されました。
ケースのサイズは38mmと42mmの2種類です。

ディスプレイは有機ELではなく液晶ディスプレイ。
SoCはシングルコアのS1チップを搭載。
ストレージ容量8GB。メインメモリ(RAM)の容量は512MBです。
防水(耐水)レベルは「防沫レベル」で汗や雨にぬれたり、手洗い時に水がかかる程度は大丈夫ですが、水の中に沈めるのは出来ないレベルです。
単体通信できるCellularモデルはなく、GPSも非搭載です。

Watch OS4まで対応しています。

発売価格は一番安い38mmのアルミケースで税込46224円(※当時税率8%)~でした。
2016年2月から家電量販店を中心に期間限定でアルミモデルが税別6000円値下げされ3月からはApple Storeでも税別6000円値下げされました。

Apple Watch Series1

Series1は2016年9月7日にSeries2と同時に発表され、16日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」のみです。
ケースのサイズは「38mm」と「42mm」の2種類です。

ディスプレイが有機ELになりました
SoCがデュアルコアのS1Pになりました(初代と比較し最大50%高速化)
それ以外は、初代とほとんど変わっていません。

Watch OS6まで対応しています。

価格は初代より大幅に値下げされ30024円~となりました。

Apple Watch Series2

Series2は2016年9月7日にSeries1と同時に発表され、16日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」に加え、EDITIONモデルとして「18金」に代わり「ホワイトセラミック」が発売されました。
ケースのサイズは「38mm」と「42mm」の2種類です。
ナイキが新たにApple Watchのパートナーとなりました。

初代Apple Watchの進化モデルです。
Series1以上に進化しており、ディスプレイの明るさが2倍以上明るくなった他、GPSを搭載し、防水(耐水)レベルも防沫レベルから水深50mまで耐えられる設計になりました。
またFelicaチップを搭載し実店舗でのApple Pay、モバイルSuiCaが使えるようになりました。

Watch OS6まで対応しています。

発売価格は40824円~でした。

Apple Watch Series3

Series3は2017年9月13日に発表され、22日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」そしてEDITIONモデルの「セラミック」に新色グレイが加わりました。
ケースのサイズは「38mm」と「42mm」の2種類です。

eSIMを内蔵し、iPhoneを携行しなくても電話やメッセージが出来る「Cellularモデル」が登場しました。
ストレージ容量がGPSモデルは8GBですが、Cellularモデルはストレージ容量が16GBになりました。
SoCの性能が前モデル(Series1/2)と比較して最大70%高速化しました。
メモリ(RAM)が1.5倍の768MBになりました。
高度計、W2ワイヤレスチップを搭載しました。

WatchOS8まで対応しています。

発売価格は39744円~でした。

Apple Watch Series4

Series4は2018年9月13日に発表され、21日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」となりEDITIONモデルは発売されませんでした。
ケースのサイズは「40mm」「44mm」の2種類です。

ケースのサイズが「38mm→40mm」「40㎜→44㎜」と2mm~4mm拡大し、ベゼルが狭くなったことで表示領域が30%大きくなりました。
SoCが最大2倍高速化しました。ストレージ容量がモデルに関係なく16GBになりました。メモリ(RAM)が1GBになりました。
ワイヤレスチップがW3チップに世代交代しました。光学式心拍センサーが第2世代になりました。スピーカーの音量が50%大きくなりました
心電図を取れるようになりました。転倒を検出出来るようになりました。
Digital Crownが触覚的な反応を返すようになりました。

WatchOS9(記事執筆時点で最新のOS)に対応しています。

発売価格は49464円~でした。

Apple Watch Series5

Series5は2019年9月11日に発表され、9月20日に発売されました
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」に加えEDITIONモデルが復活し「ホワイトセラミック」が復活、新素材「チタン」も追加されました。
ケースのサイズは「40mm」「44mm」の2種類です。

画面の常時表示に対応しました。コンパスを搭載しました。
ストレージ容量が32GBになりました。

発売価格は47080円~でした。

Apple Watch SE (第1世代)

SE (第1世代)は2020年9月16日にSeries6と同時に発表され、9月18に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」のみです。
ケースのサイズは「40mm」「44mm」の2種類です。

SE(第1世代)はSeries4/5で搭載した心電図や画面の常時表示といった機能が省かれています。
Series3とあまり変わらないかと思いきや「転倒検出が使える」「メモリ1GB/ストレージ32GBにそれぞれ増量」「コンパス対応」「高度計が常時計測に対応」「SoCが2倍高速化(S5 SiP搭載))」などSeries3から大きく進化している部分もあります。

発売価格は32780円~でした。

Apple Watch Series6

Series6は2020年9月16日にSE (第1世代)と同時に発表され、9月18に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」そしてEDITIONモデルとして「チタン」が展開され、セラミックは発売されませんでした。
ケースのサイズは「40mm」「44mm」の2種類です。

血中酸素ウェルネスを調べられるようになりました。
SoCの性能が20%高速化しました。
高度計が常時計測に対応しました。
U1チップを搭載しました。
光学式心拍センサーが第3世代になりました。
充電効率が上がり、1.5時間でフル充電できるようになりました。
腕を下げた時のディスプレイの輝度が2.5倍明るくなりました。

発売価格は47080円~でした

Apple Watch Series7

series7は2021年9月15日に発表され、10月15日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」そしてEDITIONモデルとして「チタン」です。
ケースのサイズは「41mm」「45mm」の2種類です。

ケースサイズの大型化とベゼルが狭くなったことで表示領域が20%大きくなりました。
これによりApple Watchでキーボードを使った入力が出来るようになりました。
腕を下げた時のディスプレイの輝度が70%明るくなりました。
耐亀裂性能が2倍高くなりました。
急速充電に対応しました。45分の充電で最大80%充電でき、8分間の充電で8時間の睡眠記録が取れるようになりました。

発売価格は48800円~でした。

Apple Watch Series8

Series8は2022年9月8日にSE(第2世代)、Ultraと同時に発表され9月16日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」「ステンレス」EDITIONモデルはありません。
ケースのサイズは「41mm」「45mm」の2種類です。

皮膚温度が測定できるようになり、女性が月経周期を高度に管理できるようになりました。体温を測定することは出来ません。
自動車事故を検知できるようになりました。事故を検知してからしばらく反応がないと自動的に緊急機関に通報してくれます。

発売価格は59800円~でした。(円安の影響で大幅値上げ)

Apple Watch SE(第2世代)

SE(第2世代)は2022年9月8日にSeries8、Ultraと同時に発表され9月16日に発売されました。
ケースの種類は「アルミ」のみです。
ケースのサイズは「40mm」「44mm」の2種類です。

最新のS8SiPを搭載し、第1世代のSE(S5SiP)と比較してCPU性能が最大20%高速化し自動車事故検出に対応しました。
心電図、血中酸素ウェルネス、常時表示、皮膚温測定には引き続き対応せず、画面のサイズや強度も第1世代のSEから変更はありません。

発売価格は37800円~でした。

Apple Watch Ultra

Ultraは2022年9月8日にSeries8、SEと同時に発表され9月23日に発売されました。
ケースの種類は「チタニウム」のみ
ケースのサイズは49mmです。

とにかく屈強な作りとなっており過酷な環境下でも耐えられるように設計されています。
環境温度はマイナス20度~55度まで対応、耐水性能は水深100mまで対応します。
ディスプレイには強度の高いフラットサファイアクリスタルを採用。
輝度は最大2000ニトに達します。
高精度2周波GPS搭載によりユーザーがどこにいても正確に追跡し続け、バッテリーは36時間駆動します。
他のApple Watchにはない3つ目のボタン「アクションボタン」を備え、ここに好きな機能を割り当てることですぐに呼び出せるショートカット機能が使えます。
Ultraモデル限定のアプリとして「サイレンアプリ」と「水深アプリ」が提供されています。

発売価格は124800円~でした。



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