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【実際どう?】低価格スマホの性能について解説!やっぱり性能悪い?それとも…

この記事では、2万円以下で購入可能な、”あまり有名でないメーカーの”格安Androidスマホの性能について解説します。

【まず結論】SoCの性能は案外悪くない。ライトユースには十分利用可能。

2万円以下のスマホにどのようなイメージがあるでしょうか。「Webページの読み込みにも時間かかるし、動画の読み込みは永遠に終わらない(何分もかかる)」「LINEを送信するのにもかなり時間がかかる」「何をするにも遅い」等といったイメージをお持ちの方も一定数いると思います。

しかし、最近の格安スマホのSoC(CPU)の性能は案外悪くなく、ネット閲覧、動画視聴、LINE(メール)のやり取りといったライトユースであれば十分快適に利用可能です。(ハイエンド機やフラッグシップ機に慣れていると「遅い」と感じるかも知れませんが、それでも「待たされる」と感じるほど読み込み等に時間はありません。)

数年前の格安スマホは、文字入力が遅れて反映されるといったことがありましたが、それも今はほぼありません。

重たいゲームや動画編集は厳しいです。

バッテリー持ちも「悪くない」

格安スマホはバッテリー持ちが悪いというイメージがある方もいると思います。
こちらも過度に気にする必要はありません。

確かに、ハイエンド・フラッグシップ機と比べるとバッテリー持ちは悪いですが、それでも1日中(朝出かけてから夜帰ってくるまで)持つ機種が多いです。

それに、最近は安価でモバイルバッテリーが購入できるのでどうしても心配であればモバイルバッテリーを買えば心配はなくなります。


デメリット

操作性がシンプルなことが多い

格安スマホはほぼ素のAndroid OSが導入されているため、操作性がシンプルなことが多いです。

有名なAndroidスマホだとメーカーがカスタムしたAndroid OSを導入していることがあり、操作が複雑だったり、操作方法を検索するのに機種名を入れる必要があって面倒だったりしますが、格安スマホはそういった煩わしさがありません。

カメラの性能は悪い

カメラの性能は、悪いです。
メモ的に記録として撮影するなら十分な画質ですが「インスタ映え」するような写真や旅行の時等の記念(思い出)として満足できる写真は撮れないと思った方がいいです。

動画になるともっと悲惨です。
手振れ補正がついていると明記されているモデルでも、実際にはかなり手振れの激しい映像になることが多く、解像度もかなり悪いです。
ガラケーと同等の画質だと思っていた方がいいです。

また、複数のカメラが付いているモデルがありますが、まともな撮影は出来ないと思っておいた方がいいです。

ディスプレイが荒いことが多い

格安スマホはディスプレイの品質が悪いことが多いです。
HDやHD+止まりであったり、有機ELではなく液晶ディスプレイだったり、表面のガラスが最新世代のゴリラガラスではなく数世代前のガラスだったりします。

1日のうち、少ししか触らないのであればあまり問題にならないですが1日何時間も触るのであればディスプレイ性能のいいものを選択することをおすすめします。

古いAndroid OSが採用されていることが多い。またアップデートには期待できない

格安スマホは古いAndroid OSが採用されていることが多く、またOSのアップデートもほぼ期待できません。
そのため「Android バージョン○の新機能」といったプレスリリース等を見ても指をくわえて見ることしか出来ません。

古いOSが採用されていて、アップデートも望めないということは、セキュリティー上のリスクが高いということでもあるので注意が必要です。

機能面で物足りないことが多い

ワイヤレス充電に対応していなかったり、防水性能が無かったり、Felicaチップが搭載されていない(SuiCaやおサイフケータイが使えない)等機能面で物足りないことが多いです。

ただし、ハイエンドAndroid機種にもない「体温測定機能」を搭載しているものなど変わり種機能を搭載しているモデルがあります。

サポートが期待できない

窓口が用意されていないことが多いため、何か問題が発生した時でも自分で調べる等して解決しなければなりません。

初期不良対応も期待できない(メーカーではなく販売元に問い合わせる形になる)のは大きなデメリットでしょう。

初めてのスマホレビューにはお勧めしない。

近年の格安低価格スマホはライトユース的には全くのない処理性能を有していますが、初めてのスマホレビューにはあまりおすすめしません。

その理由は情報量の少なさとサポート体制です。

マイナーな機種は使っている人が少ないため、ネット上にもあまり情報がありません。
そのため何か分からないことが出てきたりトラブルが発生した時に解決するのが難しいです。
ネットがダメならメーカーに!ということも先述した通り、窓口が用意されていないことが多く期待出来ません。

まとめると、スマホ初心者が初めてのスマホレビューにマイナーメーカーのAndroidスマホを選ぶと『詰む』可能性が極めて高いのでお勧めできないということです。

また、スマホというだけで勝手に「なんでもサクサクできる万能デバイス」期待してしまうが、実際はそこまでの性能がないために「スマホ便利便利言うのに全然便利じゃない!」と落胆してしまい、スマホ嫌いになる可能性もあります。

SamsungのGalaxyAシリーズやSonyのXperiaAce等、有名メーカーでも20000円前後で買える機種があるので、初めてのスマホレビューでそこまでの性能を求めない方はこういった機種を購入するか、Xiaomi等比較的有名なメーカーの格安スマホを購入することをおすすめします。










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