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【格安SIM】場所によって通信速度は異なる?

更新日:2022/10/13
この記事では、”格安SIMは場所によって通信速度が異なるのか”について解説しています。

都市部は遅く、地方は速いという噂

人が密集している都市部は通信速度が遅く、人が少ない田舎の方は通信速度が速いという噂を聞いたことがあるかも知れません。
あるいは逆に都市部の方が基地局が整備されているから通信速度が速く田舎は基地局の数が少ないから通信速度が遅いという噂を聞いたことがあるかも知れません。

結論から言うと、「場所によって通信速度が異なる」ということを「格安SIM業者が場所によって意図的に通信速度に差をつけているのか」と解釈するのであればそれはNo。
つまり場所によって通信速度が異なるということは事実無根です。

特定の基地局に通信が集中すると遅くなる

では、同じ端末を使い、同じ時間であれば日本全国津々浦々全く同じスピードが出るかといったらそう単純な話でもありません。

災害発生時、イベント会場、満員電車等では局所的な空間で多くの人が一度に通信を行います。
その結果特定の通信基地局に通信が集中することになります。
通信基地局は処理できる能力に限界があり、限界を超えると通信速度が低下します。

つまり、災害が発生した地域や人が多い場所だとそうでない地域や場所と比較して通信速度が低下します。
しかしこれは格安SIMに限ったことではありません。
こういった環境下では大手キャリアの回線も通信速度が低下します。

実際に使ってみるまで速度が分からないのが格安SIM

格安SIMの通信速度は、実際に使ってみないと分かりません。
ある人が速い/あるいは遅いと言っていても、それはその人が使っている端末、使っている場所、使っている時間での話です。

実際、筆者は「平日昼間の通信速度が遅い」と評価されることの多い格安SIMを契約していますが、筆者の環境では平日昼でも普通にyoutubeを再生できるぐらいの速度が出ます。全く遅いと感じません。

速い/遅いという評価や住んでいる場所を理由に契約を諦めるのは勿体ないと筆者は考えます。


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