iPhoneは(Androidと比べて)画面が割れやすいって本当?徹底解説します。
「iPhoneの画面はすぐ割れる」という話聞いたことないでしょうか。
この記事では、iPhoneはAndroidと比べて画面が割れやすいのかどうかについて徹底解説します。
【まず結論】iPhoneの画面がAndroidより割れやすいという事実はない。
最新のiPhoneいくつかと最新のAndroidのいくつかのモデルに同じ衝撃を与えて「(やっぱり)iPhoneの方がより多くの台数、画面が割れた」「(やっぱり)iPhoneの方が割れ方が酷かった」という十分な数のデータがないため「iPhoneはAndroidと比べて画面が割れやすい」という事実はないと言えます。
iPhoneの画面がAndroidより割れやすいとよく言われる3つの理由
ではなぜ、「iPhoneはAndroidより画面が割れやすい」とよく言われるのでしょうか。その理由は以下の通りです。
iPhoneの画面がAndroidより割れやすいと言われる理由①ユーザーが多いから(数字マジック)
日本はiPhone大国と呼ばれ、iPhoneユーザーが多いです。
仮にスマホを持っている人の10人に1人が1年間に1回画面を割るとしましょう。
(仮に)iPhoneユーザーが2000万人いたら年間200万台のiPhone、Androidユーザーが1500万人いるとすると年間150万台のAndroidスマホの画面が割れていることになります。
割合ではなく、この「150万」「200万」という数字を見て、「iPhoneの画面は割れやすい」とナンセンスなことを言われているのが現状です。
iPhoneの画面がAndroidより割れやすいと言われる理由②Androidユーザーは画面が割れたらすぐに修理・機種変更するから(街中で画面が割れたスマホを見ると高確率でiPhoneだから)
iPhoneは、画面が割れても普通に操作出来ますが、Androidでは多くの場合、画面が割れると操作に支障が出ます。
そのためAndroidユーザーは画面割れをあまり長い間放置せず、何らかの対処をします。
結果、街中で画面が割れているAndroidスマートフォンを見かけることが少なく、反対に画面が割れているiPhone見ることが多くなっており「iPhoneの画面がAndroidより割れやすい」と言われる原因になっています。
これに拍車をかけているのがiPhoneが若者に特に人気なことでしょう。
若者はスマホの扱いが雑だったり、スマホを写真撮影等で外に晒す機会が多い分落とす・どこかにぶつける等して画面を割る可能性がおじさん・おばさんより高くなります。
更に若者はあまりお金をもってなく、画面割れの対処の優先順位が低いので長い間画面が割れたまま使用するという傾向にあります。
iPhoneの画面がAndroidより割れやすいと言われる理由③iPhoneは一括りにされるから
「iPhoneの画面は割れやすい」という人の多くは「iPhone6s」も「iPhone8」も「iPhone12」も「iPhone13」も「iPhone」と一括りにし、Android機種は「Xperia」「Galaxy」と機種別に考えます。
ここで考慮しないといけないのはiPhoneは息の長い、つまり寿命の長い製品であることと、iPhone・Androidともに最近の機種や高価な機種ほど画面の耐久性が高いことです。
ここを考慮せず「古いiPhone」と「(比較的)新しいAndroid機種」を比較し「iPhoneは画面が割れやすい」と評価されている実態があります。
フェアな評価ではない、ということです。
同年に発売されたiPhoneのモデルとAndroidのいくつかの具体的なモデルを比較しないと全く意味がありません。(「iPhone〇」と「Galaxy〇」等)
Androidの方がiPhoneより画面が割れやすいという報告や考え方もある
このような報告がある以上、iPhoneの画面は割れやすいと言う(言い続ける)意識は改めた方がいいかも知れません。
また、他のAndroidでも機種によっては「ゴリラガラス3」等スペック的にiPhoneより弱いガラスが採用されているため、比較対象次第では「iPhoneよりAndroidの方が画面割れやすい」ということも出来ます。
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