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【Povo2.0】完全解説

更新日:2023/1/20
この記事では、Povo2.0の対応端末料金プランや注意点、Povo2.0と相性のいいSIMカードを紹介します。

対応端末

こちらよりご確認ください。
DocomoやSoftBankで購入した端末に関してはSIMロック解除および対応バンド確認が必要です。
SIMフリー端末もAuのバンドに対応しているか確認しましょう。

料金プラン

Povo2.0は、決まった料金プランがあるわけではなく数種類用意された「トッピング」と名付けられたデータ容量等を購入することでその月の利用料金が決定するという仕組みになっています。

無トッピング状態だと、最大通信速度は128Kbps(バースト転送なし)に制限されます。通話料金は30秒22円です。

トッピングを何も購入せず、通話やSMSも一切利用しなければ(着信/受信するだけであれば)その月は1円もお金を払う必要がありません。(ユニバーサルサービス料や電話リレーサービス料の支払いも不要です。)

ただし、永久的に0円で回線を維持できるわけではなく180日間トッピングが一度もないもしくは180日間の合計で660円を超える通話/SMSの利用がないと利用停止予告メールが届き、数日間~数週間後に回線が停止され、しばらくすると(回線停止されてから30日以上たつと)強制的に解約されてしまいます。

一番安いトッピングは220円で、これを180日間に一度トッピングすれば回線停止を免れることから、回線を維持するのに必要な最低月額費用は37円弱と考えることも出来るでしょう。

回線停止を解除するにはPovoに連絡する必要があります。
解除してもらったら一番安いトッピングでもいいのでなるべく早くトッピングすることをおすすめします。
解除してもらったにも関わらず放置するとブラックリストに入れられてしまい、今後Povo2.0はもちろん、UQ MobileやAuが利用(契約)できなくなってしまう可能性があります。


データトッピングの選び方

「どれをトッピング」したかいいか分からない、という方はひとまず「3GB990円(30日間)」の購入がおすすめです。
月3GB990円は、多くの格安SIMで中心のプランだからです。
スマホユーザーの3人に1人以上は3GB以下で足りています。

人よりたくさん使うという方は、まずは20GBを購入して様子見し、足りなさそうであれば60GBや150GBを検討するとよいでしょう。
総務省のデータによると月20GBプランを契約している人のうち実際に月に20GB使っている方は10人に1人ほどしかいません。

「1GB 390円(7日間)」はPovo2.0をサブ回線として使用している人向けのトッピングでメイン回線ではおすすめしません。
1GBという容量は良いとしても、たった1週間しか使えないからです。

トッピングは重複して購入することができ、基本的には有効期限の短いものから優先して使われることになります。
(データ使い放題24時間が最優先されます。)

電話トッピングの選び方

・5分以内通話かけ放題を選ぶべき人

1回の通話時間が5分を超えることはほぼないという方にはおすすめです。
5分以上10分以内に終わることが多い方やたびたびあるという方は「G-cell 電話サービス 10分かけ放題(月額770円)」を契約した方が通話料金を安くできるでしょう。

1回の通話が確実に2〜3分以内で終了し、通話する回数もそんなに多くないという方はLINE Out Freeの無料通話で十分でないか検討しましょう。

・通話かけ放題を選ぶべき人

・デュアルSIM非対応機種を使っている人
・楽天モバイルのエリア外に住んでいる、移動することが多い人
・スマホの知識があまりない人
・通話音質にこだわる人

は通話かけ放題を契約する価値があります。

しかしそうでないなら楽天モバイルを契約した方が安くなります。
楽天モバイルは楽天リンクを使えば通話料無料です。
楽天モバイルの月額最低料金は1078円のため楽天モバイルとPovo2.0のデュアルSIMで契約した方が月々572円ほど安くかけ放題環境を整えることができます。

注意点

・契約可能回線数

Povo2.0は、「Au/UQ mobile」合わせて同一名義では5回線までしか契約することが出来ません。

・留守番電話やApple Watchに非対応

Povo2.0は留守番電話サービスやApple WatchのCellularモデルに非対応です。
また記事執筆時点では海外データローミングも利用できません。

【デュアルSIM】Povo2.0と相性のいいSIM

・Docomo/SoftBank系SIM

Povo2.0は実質月額37円弱で回線を維持することが出来ます。
そのためDocomoやSoftBank回線のSIMカードを使っている方はPovoを契約しておくことで通信障害やエリア対策になります。

・高速/低速の切り替えが出来ないSIM

高速通信/低速通信の切り替えが出来ないSIMカードは、Povo2.0を組み合わせることで疑似的に通信速度を切り替えることが出来るようになります。

・BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、ボリュームチャージ(ギガの追加購入)が100MB330円とかなり高額です。もし1GBチャージすると3300円もかかります。
Povo2.0なら有効期限が7日間ですが「1GB 390円」でデータ容量を購入することが出来ます。

・日本通信SIM 合理的290プラン

日本通信SIMの合理的290プランは設定した上限値を超えると低速ではなく通信停止、つまりインターネットに接続できなくなります。(日本通信SIM公式サイトおよびマイページにのみアクセス可能)
povo2.0と組み合わせることで上限値を超えても低速ながらLINE等が使えるようになります。




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