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【iPad】iPad(無印)の256GBモデルを買ってはいけない理由

更新日:2022/9/6
無印iPadの256GBは実はコスパ悪いよ、というお話です。

無印iPad 256GB Wi-Fiモデルの価格を再確認

無印iPad 256GB Wi-Fiモデルの記事記事執筆時点でのAppleでの直売価格は57800円となっています。

あと、1000円出すだけで10.5インチiPad Proの256GB・Wi-Fiモデルの整備品が購入可能

Appleの整備品販売ページを見ると、10.5インチiPad Proの256GB・Wi-Fiモデルが58800円で販売されており、iPad(第9世代)との差額はわずか1000円です。

整備品とは何らかの理由でAppleに返品されたiPadをAppleが(必要に応じて)修理、点検・品質検査し再販売した製品です。
バッテリーと外装は新しいものに換装されているためほぼ新品と認識しても問題ないでしょう。

以下の記事で詳しく解説してします。

1000円の差額で手に入れられる大きな違い

・スピーカー

無印iPadのスピーカーはホームボタン側に2つ付いている設計ですが、iPad Proは4隅に1基ずつ付いています。

これにより、iPad Proではイヤホンを接続せずにiPadから直接音を鳴らしたときの音質や音の立体感・臨場感(バランス)が最高クラスのものになっています。iPad、それも256GBといった大きい容量の物を買おうとしているということは動画を見る機会が多いものと考えられます。

動画を最大限楽しむためにもProの購入がおすすめです。

・ディスプレイ

これらの違いを簡単にまとめると「ぬるぬると動き、外でも見やすい。」です。

ProMotionテクノロジーにより、画面をスクロールしたり、ApplePencilで描写した時に引っ掛かる感じや遅延感がなく滑らかな操作感を味わうことが出来ます。

また、最大600ニトの輝度(画面の明るさ)や反射防止コーティングがされていることで屋外でも画面の見やすさ(視認性)がProの方が高くなっています。家の中でも電球・蛍光灯の映り込みがProの方が少なく見やすいです。

スピーカーとディスプレイはiPadを使う上で最も重要な(使用体験に大きく影響してくる)パーツです。
iPadは人によっては一日何時間も、そして何年も色々なことに使うデバイスです。
1000円の差額で音が良くなり、画面が良くなると考えたら決して悪くない投資でしょう。

新品に拘らないなら10.5インチiPad Proの方が安い

イオシス

もし、中古でも構わないのであれば10.5インチiPad Proの方が新品のiPad(第9世代)より10000円以上安いです。しかもこちらは「Cellularモデル」です。
CellularモデルはSIMカードを差してiPad単体で通信できるほかGPSが内蔵されているのでマップアプリ等で精度の高い位置情報を取得することが出来ます。

中古iPadはバッテリーの劣化が気になるかもしれませんが。iPadは内臓バッテリーが大きいため劣化しにくいですし、(AppleもiPhoneのバッテリー寿命は500回の充電サイクルとしているが、iPadのバッテリー寿命は1000回の充電サイクルとしている)多少劣化していてもそこまでバッテリー駆動時間に影響ないこと、iPadはコンセントの近くで使うことが多いことからあまり気にする必要はないと言えます。


CPU性能は全く問題ない

10.5インチiPad Proに搭載されているA10XチップとiPad(第9世代)に搭載されているA13 Bionicチップでは、A13Bionicチップの方が高性能です。
ただし、A10Xチップも十分優秀です。

iPad(第9世代)の購入を考えているということは、動画編集等のハードな作業はせずにネット閲覧や動画視聴、メール・LINEといったライトに使うことを想定していると思います。
A10Xチップでもこういったライトユースであれば全く問題なく使えます。

逆に10.5インチiPad Proの方がメモリ(RAM)の搭載量が多いので、10.5インチの方がライトユースではその分高性能と言えるでしょう。
(ブラウザのタブをたくさん開いた時にiPad Pro10.5インチの方が再読み込みが発生しにくい等)

10.5インチiPad ProがiPad(第9世代)と比べて劣っているところ

最後に、10.5インチiPadProがiPad(第9世代)と比較して劣っているところを紹介します。

それは「イン(前面)カメラ性能」です。
iPad(第9世代)の方がインカメラ性能が高く、センターフレーム(顔を認識して動いたときに追従してくれたり、複数人で映った時に画角を自動的に”いい感じに”調整してくれる機能)に対応しています。
ビデオ通話をよく行う方はiPad(第9世代)の方が快適に利用出来るでしょう。

もう少しお金を出して11インチiPad Pro(中古品・整備品)を買うのもおすすめ

買うからには長くiPadを使いたい、と思う人もいるでしょう。
そうであればもう5000円~13000円ほど出して中古や整備品の11インチiPad Pro(第1世代、2018年モデル)の購入がおすすめです。

11インチiPadProはiPad(第9世代)より処理性能が高く、Type-C端子のため、iPad(第9世代)より長く、そして便利に使うことが出来ます。
「コスパ」という観点では、11インチiPad Pro(第1世代、2018年モデル)に勝るものはないと筆者は考えています。

もし、筆者が誰かに「iPad 256GBモデルを買おうと思っているけれどどう思う?」と相談されたら、お金を借りてでも11インチiPad Proの購入をすすめるぐらいには本気です。












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