絵画と向き合う
東京都美術館で開催中のマティス展
私はルネサンス期〜印象派までの絵画が好きだ。
逆にフォービズムやキュビズムはあまり好んで見ない。
しかし、先日マティス展に一緒に行った友人が面白いことを言っていた。
「ルーヴル美術館展はすごい”見なきゃ!”って迫られてる感じがしたけどマティスは”へ〜そうなんだ〜”ってふわっとした気持ちで見られるから好き。」
私は心底驚いた。
私の中には全くなかった考え方だった。
確かに私はどんな絵画に対しても”見なきゃ!”
と思いながら向き合ってきた。
だから友人の言葉を聞いてもっと力を抜いて向き合っていいんだと思った。
自分では力を抜いて見ていたつもりだったけどそうではなかったみたいだ。
説明文のきっちり読んで"そうかな?”と疑問を持ちながらも説明文が言っているなら"そうなのか。”と自分の疑問を消してきたけど持ち続けるのもいいんじゃないかなと思った。
隣にある説明文を読んでも読まなくても理解できなくても”へ~そうなんだ~”の気持ちで見ればまた違った見え方があるかもしれない。
自分の感性のままに見てみる努力をしてみようと思う。
キュビズム展、行ってみよう。
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