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IT思い出話(40)

セキュリティの話

ITが日常生活に浸透しスマホやPCを誰でもが使う時代になりましたが、その中で避けられないのがセキュリティの話です

おもえば昔はのどかなものでした。スマホなどなく、PCはネットワークに接続されていない状態で使われていたので、外部からの脅威にさらされる確率が今よりもずっと低かったからです。

最近、日本の役所でまだフロッピーディスクを使っていることが話題になっていましたが、PCがネットワークに接続される前の一番の脅威はフロッピーディスクから侵入するウイルスでした。

今でも、外部メディアから侵入する手口はフロッピーディスクがUSBメモリにとって代わった以外、同じで大きな脅威であることは変わりありませんが、これだけネット接続が普通になった時代、ネットワークからの侵入が一番の脅威と言えるでしょう。

究極のセキュリティ対策は何かと問われれば、外部とのデータ交換を一切しないことと答えるのが正解なのですが、それではPCやスマホを使う意味も理由もなくなってしまうところが悲しいところです。

つまるところ、この二律背反をかかえながらどのようにしてIT機器をネット接続して使用していくのが一番いいのか、模索するしかないというのが現状です。

IT技術という大きな道具を使いこなしていけるか、この先のわれわれの知恵が試されるところです。

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