職業柄、死というものに直面する事が多い。 普段無意識に閉じてる蓋がたまに開く事がある。そんな時って、死について、いろんなこと考える。 私が最後に息子に会ったのはご飯もパクパク食べて車も運転できて、自分の足で歩けて、意思疎通もはっきりとできる姿。亡くなったことは今でも実感がわかない。 亡骸もない。仏壇を作っても、供養塔婆を建てても、どこか他人事のように手を合わせる自分がいるのを感じている。 私は病院で働いていて、看護助手をしている。 地域包括もある療養病棟で、ターミナル、社