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アポロnote NO.6 就職活動に取り組む際に大切なたった1つのこと

どうも、大手航空会社に10年ほど勤めておりましたアポロ(@Apollo_biz)です。

アポロの運営するメディア『アポログ』も宜しくお願い致します。
アポログ:https://jinseikakumei.com

オシャレ1

今日は採用面接官を20回ほど担当した経験を踏まえ、就活に取り組む際に本当に大切なたった1つのこと(考え方)を隠し事なしで紹介します。

■特にこの記事を読んで欲しい方
・就活の進め方に戸惑っている新卒就活生
・転職を考えている若手社会人の方
・エアライン入社を希望する方

さて、僕は今年4月から本気でエアラインを狙うコミュニティ『エアラインラボ』を運営しております。

メンバーにも恵まれ、現時点(2019年10月時点)で約180名程度のチームとなりました。

【エアラインラボの詳細はコチラ】
https://community.camp-fire.jp/projects/view/131484

エアラインラボの活動を見ておりますと、いよいよインターンが本格化し、就活が始まってきたなと感じる次第でございます。

そのようなタイミングですので、今日は『就活における大切な考え方』をお伝えしていきたいと思います。

僕が面接官をしてきた中で「そこを見ているのだよ」ということをキチンとお伝えします。

本当に優秀かつ素晴らしい人間性をお持ちの方が選考に落ち続けることを避けたいと心底思っておりますので。

就活におけるたった1つの大切なモノ

会社3

一言で申し上げますと「厚み」です。
美しさではありません。

発言内容、文面、態度、それぞれに「厚み」が欲しいと思ってます。
正確に申し上げますと、「厚み」があれば面接官の見る目も変わってくるでしょう。

物事には大きく2種類のモノがあります。

・本質的なモノ
・表面的なモノ

この点多くの方は「本質的なモノが重要だ」と認識されているでしょうが、その大半の方は表面的なモノに囚われているのが現実です。

僕が大手エアラインで採用面接を担当した限り、本質を理解している方は多くて10%程度だったという肌感覚を持っています。

現状、21卒の皆さんはまだまだ「浅い、綺麗な文体・発言」が多いと感じます。

これを続けていくと、綺麗な文章を書くのは上手くなりますが、「個性」や「らしさ」は出てこないでしょう。

思うに、就活して入社し、その会社で活躍したいのであれば、本質を見極めてからに越したことはありません。

表面的な思考で入社した場合、高い確率で「あれ?なんでこの会社で働いているのだろう?」と迷走するでしょうから。

「厚み」を出すために必要な2つのこと

エアラインスクール

厚みを出すには2つの軸から展開できると思っています。

1つは本質を見極めること
もう1つは引き出しを増やすことです。

このそれぞれについて、深く言及していきたいと思います。


①本質を見極めること

突然ですが、何事にも本質というものがあります。

「野球で勝つこと」で言えば「相手より多くの点数を取ること」ですよね。
決してカッコイイ打撃フォームが本質というわけではなさそうです。

ESで言うと「なぜこの質問をしたのか」という企業サイドの想いを見破ることでしょう。

「3,6,10年後のキャリアイメージを教えて下さい。」

就活のESや面接でよく目にするものですよね。
この質問を機に、企業はあなたの何を見たいのでしょう?

具体的に3,6,10年後に何をしているのか想像したいのでしょうか?
違いますよね。

企業の数年後の在り方など予測できるはずもないですし。

✔︎社員として成し遂げたいこと
✔︎物事を捉える際の視座
✔︎物事を解像度高く捉え、シンプルに伝える能力

きっとこの辺りだと思います。
ですから、まずは「本質」を見極めることから始めましょう。

表面的なことだけ考える人があまりに多いので、本質を見極めることで一気に差別化できるものと信じております。

企業研究も同じです。
例えばANA、JALの数字や戦略の違いをタラタラ述べても大きな価値はありません。

エアラインの面接でも数字や戦略、文化の違いだけを述べてくる方が大半です。

「ANAはJALに比べて~といったような取り組みを強化しております。ですから、ANAを志望します。」

この発言だけですと、あなたが生み出す価値はほぼゼロと言ってよいでしょう。ネットに書いてあることですので、他の誰しもが伝えることができる内容なのですから。

そうではなく本当に大切なこと(本質)は、「あなたの価値観がどうやって生まれ、その価値観と企業の文化がどの点でフィットしたかを伝えること」でしょう。

上の例で言いますと、こんな感じ。

・私は幼い頃、こんな環境で育ち、こんな経験をした。
・結果、~という価値観が芽生えてきた。
・~という価値観は学生時代にも変わることなく、~という場面で発揮された。
・X社は~という戦略をとっており、~という風土を大切にしている。
・これは私が抱き続けた~という価値観にフィットしている。

読むと理解いただけるかと思いますが、企業の姿勢と自分の価値観という2方向からのアプローチをとることが本質だと言えるでしょう。

まだ面接の本番まで時間もありますので、今一度本質を見極めていく姿勢を身につけましょう。


②引き出しの数を増やすこと

さて2つ目は「引き出しの数を増やすこと」です。
引き出しが1つというのは避けたいところです。

これは体育会の学生に多いのですが、全てのことを同じ経験(スポーツ)に繋げる方が多いように感じます。

冷静に考えますと、20年以上生きてきた訳ですから、あなたの価値観は色んな経験によって養われてきたはずです。
この点、改めて見つめ直しましょう。

就活に向けて、諸々準備していくかと思いますが、常に選択肢は多く持っておき、面接ではその手数からチョイスできるような状態が望ましいですよね。(優先順位をつけてから)

・なぜ、その職種(業種)に就きたいのか?
・その職種に就いて、何を成し遂げたいのか?
・その職種に就いた時、あなたの強みはどう活かせるか?
・その中でもなぜ貴社なのか?

これらのベーシックな質問に対しても、本質的な解は準備しつつも、枝葉となるような経験や思考は可能な限り持っておくことが重要です。

「選択肢が多く準備できている=本質に近づいている」という構図でもありますからね。
具体的なことを考える中で、本質が見えてくることが多くあります。

本日の投稿は以上となります。
これらについて自分なりに噛み砕いて、就活を捉えるとレベルアップするかと思います。

表面ではなく、本質。
意識してみましょう!

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