HSPのモノ選び:マウスピース矯正を選んだ理由
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は、週末ですし、ちょっと話題を変えて、歯の矯正のことについて書いてみたいと思います。
私が歯の矯正を始めたのは34歳の時でした。きっかけは「奥歯の強い痛み」。
虫歯だと思って歯医者に行ったら、特に治す必要のある虫歯はない、恐らく噛み合わせが悪いだけ、と言われました。
ここまで痛いともう先伸ばしはできないな、ということで、そこから矯正歯科探しを始めました。
まず、私は金属アレルギーなので、例えテストしてアレルギー反応の出ない金属のワイヤーだったとしても、歯に金属をつけること自体がどうしても抵抗がありました。
あと、敏感体質なので、「自分の力でコントロールできないものがずっと歯にくっついている」という状況に耐えられるとはとても思えませんでした。
そして、食事のときと歯磨きのときに外せる、というのが一番の大きな決め手になり、マウスピース矯正を選びました。終わった今でも、この点は本当に良かったと思います。
ただし、何を選んでも矯正は大変です。残念ながら楽にできる矯正はありません。そのあたりはまた次回詳しく。
日進月歩で技術が進化しているとはいえ、マウスピース矯正でできる症例にはワイヤーの場合と比べ限界があります。
私は、マウスピース矯正でできるほんとうにギリギリのところ、当時は東京でも2、3箇所しかできる矯正歯科はないだろう、と言われるくらいの症例でした。
3箇所ほどカウンセリングを受け、私は田無市の「みずた歯科医院」で、インビザライン+スライス(歯の形をわずかに削り整える)で矯正しました。親不知含め、歯は1本も抜きませんでした。
埋まってる親不知くらいはついでに抜いてくれも良かったんじゃ、と思ったりはしますが、安易に歯を抜いてしまう矯正歯科に比べれば良いです。
1年半ほどでおおかた揃い、おおむね、というかほぼ満足していますが、もし「今から」矯正するとしたら、もちろん再度一から検討した上でですが、「南青山デンタルクリニック」にする可能性の方が高いかなあ、と現時点では思います。
理由としては、ほとんど個人的な好みの問題です。場所の遠さ、不便さもそうですが、先生が1人な上に、全国から矯正治療を受けに来ているので、いつも忙しそうで、もう1つ2つ、聞きたいことや確認したいことがあっても遠慮してしまって言いずらかったとか。技術は十分ですので、当然、何か致命的な問題があったわけではありません。感覚の問題です。
それに、もし別の歯科でしていたらしていたで、こっちにすれば良かったと思っていたかもしれませんしね。
もともと、「南青山デンタルクリニック」が最有力候補だったのですが、当時は、マウスピース矯正の場合、部分矯正しか対応していなかったために断念しました。あと、都心にある歯科なことや人員が多く確保されていることもあり、料金は少々高めでした。もちろん平均の範囲ですが。
私が矯正を始めてからしばらくして、マウスピースでの全体矯正も対応するようになっていたので、今はだいぶ症例も積み重なってきたのではないか?と推察しています。もちろん、再度確認が必要です。
場所も良いですし、十分なスペースのあるほぼ個室で対応してもらえるし、部屋からの眺めも良いし、先生や衛生士の方がたくさんいるので、比較的予約も取りやすく、総合的に良い歯科だと思います。
矯正歯科を選ぶ上で、当然何より大事なのは矯正の技術ですが、矯正の期間(目安は1年半~2年程度、アフターフォローの期間は除く)はその大きな目安になります。
おおよそであっても、明確な期間を提示しない歯科、やけに長い治療期間(3年以上とか)の幅がある場合は注意です。症例が少ない、技術が低い(確立されていない)などのために、はっきりしたことが言えない状況である、などが考えられます。
治療費は高額ですし、歯科選びを失敗すると大変にリスクが大きいので、ぜひ調べて調べて調べて、カウンセリングを最低3箇所は受けて、その日に決めず持ち帰り、じっくりと納得するまで検討することをおすすめします。
書いたのはあくまでも私の経験談です。敏感体質の方には特に、参考にしていただける部分があるのではないかと思いますが、必ずご自分の目と耳と感覚で確かめてくださいね。
次回は、マウスピース矯正の具体的な経験談や注意点などを書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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