アパレルショップのワンパーツとして全体を見る
ショッピングモールの中にあるアパレルショップを現在施工しています
今回担当したのは木製フローリングの部分で「マニルカラフローリング」が採用されました
設計士さんが重要視したのは「強度」と「見た目」です
「強度」とは店舗フローリングで木材を使う場合、表面の消耗が一番気になる所です
特にハイヒールで歩くと一点荷重になる為、徐々にその部分が消耗してササクレが出てくるようになります
お店の方にとってササクレをペーパー掛けするような時間はありません
そこで「ハイヒールにも負けない強度」と「表面の滑らかさ(ツルツル)」を持っている製品を必要としていました
「マニルカラフローリング」はそのどちらも持っているフローリングです
「強度」で言うとマニルカラはハードウッドの中でもトップクラスです
そして強度の強い材料は大体表面はツルツルしているのでこの点も要望と合っていました
次に「見た目」です
これはもう設計士さんの好みというか全体を構想している頭の中でどの色が一番合うかを決められるので、ウチはそのままサンプルを出して結果を待つだけです
濃いブラウン色ですがクラシックな感じがして写真で見ると周りの雰囲気とも合っていると思います
ウチはフローリングを倉庫から出荷すると業務が完了するので、こうして完成した現場を見る事がなかなか無いのです
倉庫でバンドルされていたあのフローリングがこうして店舗全体の中の一部として使用されていると嬉しくもあり、「これを考える設計士さんってすごいな」とあらためて思います
頭の中にある構造を具現化するのは楽しみでもあり苦労することもいっぱいあるだろうなと想像できます
我々はワンパーツを納めるだけの会社ですが、少しでも全体がスムーズに事を運べるよう気を使いながら行動する必要があるなと思います
▼マニルカラについてはコチラ↓
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