重機運送車に特化した床板とは

アピトン板

こちらは重機運送車の荷台です

重機運送車の荷台にもキャタピラやタイヤが通る部分だけ「アピトン床板」が使用されています

これは下の鉄板を保護するためのものです

画像2

トラックの荷台にも「アピトンフローリング」が使用されているのですが、重機運送車の場合形状的にサネ無し(凹凸無し)を希望される方が多いです

これは使用環境的に一点に荷重がかかることが多いので「しなり」が大きく出る為です

「しなり」が大きいとフローリングタイプの場合、隣同士が支え合っているので凹側が割れることが発生します

そこで写真のような凹凸無しにすると「しなり」は大きくても隣同士が干渉していないので割れが出ないようになります

デメリットとしては隣同士が支え合っていない分、雨に濡れる・乾くを繰り返すと両端に反りが出やすくなります

お話では「重機運送車の場合、そんなに床が平らになっていることに重要さはないよ」という事なのでこれが使われているんだと思います

フローリングタイプ(凹凸有り)に比べて割安なのと、設置しやすいことも選ばれる要因になっています

同じトラックでも乗せるもの・使用環境によって適切な製品があるんだなと思います

これは教えてもらわなければ分からない所です

それぞれに対応した床材を準備・製造していこうと思います

※重機運送車用床板について https://apitong.net/

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