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歯科矯正の道③結局外科治療かーい!〜保険適用の矯正へ〜

タイトルの通りだよ!!!!
今回も日記みたいなもんです。
結論だけ先に言いますね。
「歯科矯正したい人は最初から保険適用してくれるクリニックにいこうな!!」


さて、忙しくない人はまぁよかったら見ていってください。

自費診療から保険適用へ

「スプリント治療がひと段落し、再度レントゲンと噛み合わせを取り歯科矯正へ!」

バリバリに意気込む私。なんせ半年もだらだらスプリント治療をやってきたのだ。いい加減口ゴボをどうにかしたいのである。スプリント治療を経てレントゲンをとりなおし、いざ仕切り直し!

しかし私が先生に言われたのは予想外の一言だった…

「顎関節を治したけど、それでもミリ単位で上下の顎が合わないね。これは顎変形症といって保険適用の外科矯正をしないと完璧は目指せない。」

「ここわかる?奥歯が早く当たってきちゃうから、前歯が当たらなくなってるんだよね」

「だから奥歯を外すと、一応前歯が降りてくる」


「奥歯を埋めるとかもできないんですか?」
と尋ねたが、先生曰く「奥歯を埋めたとしてもそれでもミリ単位でまだ足りないんですよ」と。

「上顎を切って持ち上げて、顎関節を軸に下顎を回転させれば噛み合いますね」

……いや、めっちゃ簡単に言うやん


「もちろん、手術が嫌な人もいるし、完璧を目指さないのであればワイヤーだけで可能な限り整えることもできますけど…」
先生はモゴモゴと言う。
わたしは「もっとはやく外科の可能性を指摘してくれてたら、顎の治療も保険適用になったんじゃないんですか?」と言う言葉をグッと堪え、

仕方ないといった風に
「保険適用になる場合、どう進めるんですか?」
と確認した。

聞くに、そもそも自費診療の院と保険適用の院は区分からして違うそう。保険適用の場合は矯正、手術ともに保険が適用になる院ですべてのフローが完結しなければならない。
私が通っていたのは自費診療の院だったため、そもそもからして転院が必要となる。

転院後は再検査。
また、外科は通常大病院で行うために、そちらにも別途紹介状をもらい事前に検査に行く必要があるそう。もっとも、外科は予約がかなり埋まっているそうだから、かなり先の話になりそうだが。


「費用は、自費の場合と同じ値段で矯正と手術ができます。手術のときの入院費用とかは別にかかるけども」

手術までして費用負担が変わらないのは嬉しい。

「どうしますか?」

先生のオススメは目に見えて転院なのだが、
なんだか釈然としない。
最初からこの可能性はある程度推測できたのではないか?であれば保険適用の院を紹介してくれればよかったのだ。
もともとは知り合いの紹介だったので安心して通っていたが、最後の最後に裏切られたような気持ちだ。

保険適用だの手術だのというより、この先生自体への信用が揺らいでいることが決め手になった。

「転院します。紹介状書いていただけますか」

そうして私の自費診療→保険適用と、転院が決まったのだった。


保険適用の院に初受診

保険適用のクリニックがよかったのは、以前通っていた横浜のクリニックよりも圧倒的に近場になったことだ。
自宅から40分程度になったのでかなり負担が軽減された。

とはいえ、困ったのは予約の取れなさである。

2月10日に電話をした時点で案内されたのが3月30日。およそ2ヶ月待ちである。こんな馬鹿な話があるのか。それだけ丁寧に対応しているのか、人気のクリニックなのかはわからないが医者が飽和状態のこのご時世に濡れ手で粟ではないか。

「一旦そこで構いませんが、キャンセル待ちはできますか?」と尋ねると問題ないと言う。ただ、制度としてキャンセル待ちの仕組み自体はないため、電話をしたタイミングで空きが出ていれば案内してくれるそう。

不便ではあるが、キャンセルが全くないことはないだろう。

(迷惑がられようが電話でチャレンジするしかない。)と思っていたが、結局数時間後電話があり、空きが出たため3/10の枠を案内してくれた。一ヶ月先だが2ヶ月待たされるよりは圧倒的に早い。さっそくOKとお礼を伝え、初受診となった。

保険適用の治療の流れ


初診ではまず現状の確認を行なった。
事前に以下のメモを用意していたのでスムーズに伝えることができたのはよかった。

まぁ、ここまでしっかり伝えた上で先生から言われたのは「見た感じやはり保険は適用で問題ないですね。まずは検査して、そのあとに話しましょうか」だったのでがっかりした。

じゃあ最初から検査してくれたらいいのに…

歯科矯正について毎度思うのは、仕事における案件進め方ににていると言うことだ。なにかとまとめて進めることができず、1回につき1歩ずつだ。
正しく着実ではあるのだがもどかしい。

これが予約が取りやすいクリニックならよいのだが、最初電話した時に言われた二ヶ月先、という日程がとても不安にさせてくる。
無駄に期間を長くされるのはクリニック側は通院回数が多く儲かるが、こちらにしては治るのに時間を要し多くの支出を発生させることになるのだ。


今後の流れは以下。

①検査
②検査結果と治療方針
③術前矯正(〜2年程度)
④手術
⑤術後矯正(1〜2年)

最長4年といっていたが、これはおそらくバッファを見ているので3年がいいとこだろう。
顎関節の具合が悪いと長引くのだろうが、私はすでにあらかた治してここにきているので問題ないと思う。

なお、検査についてはこちらでも再度行う必要があるそうだ。
自費診療での検査と保険適用の検査はわかれている。保険適用にさせたい場合は、検査を経て、「保険適用させる」と判断させるプロセスが必要なのだそうだ。

あらためて自費診療で55000円払って検査したのがアホらしくなってきた。最初から自分は保険適用にはならないだろうと踏んでいたが、無知であると言うことは怖い。深く反省した。


まとめ

これから歯科矯正を始める人は、自分じゃ保険適用になるかどうかわからないので、まずは保険適用になる矯正歯科にカウンセリングしてもらうことをお勧めします。

自費診療の先生の方が審美的に上手に進めてくれるケースも多く自費診療を否定するつもりはないものの、私のようにあとで転院することで自費診療でかけたお金がもったいなく感じるケースもあります。仮に保険適用にならずとも、自費→保険よりはお金はかからないはずなので、まずは保険適用の方に行くべきだと思いました。

私個人の学びは「無知は損する」ということです…
整形や肌課金をして学んでいたつもりが痛い目を見てしまった。
今更取り戻せはしないので、まずは前向きに歯科矯正を仕切り直して頑張ろうかなと思います。

チャオ!

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