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インテントデータとは

LINE公式アカウントに限らず、ユーザー属性を取得するために一般的な手法は入力フォームを作成し、ユーザーから任意で回答してもらうことです。
ただ、皆さんはどうでしょう?クーポンが欲しくてLINEと友だち追加しただけなのに「なぜ、わざわざフォームに回答しなきゃいけないんだ」と思いませんか?これが普通の感覚です。もし、この前提を変え、フォームの入力率が高いと主張する営業マンには要注意です。完全なるポジショントークです。
では、フォーム入力を嫌がるユーザーの属性を取りたい場合、何か手はないでしょうか?

あります。XやGoogleと同じようなことをすれば良いわけです。何気なく入力した検索ワードから最適な広告を表示され、妙に当ててくんな!と思ったことがあると思いますが、これと同じようなことは公式LINE上で可能です。

公式LINEの一般的な利用シーンにおいて、ユーザーがテキストを入力する機会はさほど多くありません(1:1メッセージを拒否しているケースも多い)。代わりに、リッチメニューのタップやボタン付きメッセージの開封など、ユーザーのアクション履歴をシステム側で取得することが出来ます。その行動に「タグ」を付け、更に複数タグの組み合わせから「オーディエンス」を生成し、LINE友だちユーザーを特定します。このようないわゆるインテントデータ(行動データ)からユーザーを識別する手法をLタグでは全面採用しています。
何回押した、何時に押した、まで分かりますから、エンゲージを計測する際にも使えそうです。LINEと友だち追加の際、どの媒体から流入したかを取得すれば、広告側の効果測定にも使えます。

以上、「フォーム回答」のような不自然な方法ではなく、特定の製品やサービス、情報に関心を持っているかをユーザーの自然な自由意思により取得するのが「Lタグ」です。

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