マルセイユ・タロットとの出会い

それまで、タロットや星占いに特に興味を持たなかった。
講習費も締切直前に納めた事もあり、タロットのデッキと本が届くのに講習が始まる2日前でした。これから、この本を読んだとしても明日の仕事にさし障ると思い、タロットのデッキも開けることなく当日を迎えました。

当日、少し早めに家を出ましたが学院の地図を忘れ、何と1時間も遅刻するはめになりました。今でも不思議だったのは、あれだけ探して見つからなかったのに、諦めなかったことでした。アストロロジーの興味が強かったのかも知れません。

1時間遅れの参加で、週末の土曜日と日曜日の二日間に受講者私を入れて4人。意外と少ないなと感じました。先生にタロットのデッキの封が切られていなかった事に驚かれました(汗)。各人が受講理由兼ねて自己紹介をすることになり、私は、「アストロロジーに興味があり、受講にはタロットの初級を受講した方がよりいいと言われたので受講します」に対して先生から、タロットはとても重要になるので頑張って下さいと言われたのを覚えています。

翌月から大アルカナ22枚のカードを一枚一枚、紐を説き始めました。図柄についてのディスカッションが始まりました。キーポイントは、「子供の目線」。要は何も考えず、見たものをありのままに言うこと。これはとても難しかった。今までの脳の学習に対して、それを使わずに答える・・・
それにプラスして、各カードのキーワードの暗記。大学受験以来の暗記。
頭の中はパニックで、何がなんだかわからない状態で帰宅。
「とんでもない世界に首を突っ込んだ」気がしました。

月に2日の三カ月連続の講習の終了日の最後に、先生と受講者の懇親会がありました。今回の講習会に来るか心配されていた事を聞きました。
その前日に、さらなる苦難を知らずにカバラーに手を出してしまいました。

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