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トリファスキアータ(欧州ブリード)

学名:Apistogramma  trifasciata

飼育のしやすさ :★★★☆☆(60点)
水質へのうるささ:★★☆☆☆(少し変わってる)
繁殖しやすさ       :★★★☆☆(70点)
入手難易度   :☆☆☆☆☆(アピスト売ってる店ならほぼ売っている)
輸入状況    :2ヶ月に一度程

特記事項:少し癖がある。

適応水質:pH6.0~7.5(中性付近のある程度硬度のある水を好む)

ブラジルのマットグロッソ州を主とした大湿原パンタナル周辺に生息。
主にヨーロッパでブリードが行われ日本への流通は非常に多い。
ワイルド種は別記参照。
青いアピストの代表種。
伸長する背鰭は個体差はあるものの、体高の三倍ほどになる物まで居る。

性格:オスは非常に気が強くメスをかなり追い回す傾向あり。

産卵傾向:比較的短いスパンで産卵を繰り返す。
入り口が狭く、奥が広い形状の産卵床に産みやすい。
メスが日常的に追われているようだと産みにくいので工夫が必要。

産卵スイッチ:好む水質が中性付近な為、水換え頻度を高めているとサクッと産むことが多い。
逆にネグロ系のアピストが好むように弱酸性の超軟水で飼育すると産みにくい面もある。

注意点:MAXサイズが小さめのアピストではあるが、オスはやたらと好戦的であり、そのくせに打たれ脆い。
雌雄共にストレスがある環境で飼育すると死にやすい面がある為、極力注意してあげたい。
ゴールデンハニードワーフグラミー等の温和な混泳魚を入れるとメスへの攻撃が緩和する事がある。

底床選び:比較的周囲の影響を受けにくい。
黒系の低床の場合本来の特徴であるブルーメタリックな体色を堪能出来る為、オススメ。
白っぽい底床の場合光の反射角度次第で時折青く見えるが、やや色飛びしてしまう傾向がある。(ヒレ自体の色には変化がない)

備考:背鰭の先端が赤くなるタイプと、赤くならないタイプがいる。
前者の方が背鰭が伸びやすく、個人的には好き。
雌雄の判別は3cmほどまで意外とむずい。


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