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ルブロリネアータ

学名:Apistogramma rubrolineata
旧名:sp.マヌー sp.マルドナード sp.マドレーデディオス

飼育のしやすさ :★★★☆☆(55点)
水質へのうるささ:★★★☆☆(ややうるさい)
繁殖しやすさ   :★★★★☆(75点)
入手難易度   :★★★★★(ワイルドの流通はかなり少ない)
輸入状況    :2年に一度ほど。

特記事項:慣れるまでがやや難しい・・・。

適応水質:pH5.5~7.0(比較的適応範囲は広いが、バチッと来るには多少の硬度が欲しい)

ペルーを原産とするレガニ系最高峰と言われる美魚。
全体的にはsp.アルトタピチェに似るが細部は全く異なる。
好みの水に合った時のみ宝石のように輝く。
逆に水が合っていないととても地味な魚に見える。
以前はspマヌーやsp.マルドナードなどとして比較的コンスタントに輸入され安価な部類のアピストであったが近年輸入が激減し高騰している。
また雌雄の見極めもメスが婚姻色になるまでは比較的難しく、知識のないお店での購入は博打かもしれない・・。


性格:見かけによらず比較的温和な部類で雌雄揃っての育児も珍しくない。

産卵傾向:月に一度程度の頻度で産卵する。
縦置きの植木鉢で底に穴をあけた形状に産みやすい。(所謂ひょっこりタイプ)
中が見えないような場所に設置したパイプ状の場所等にも産みやすい。
比較的オスも育児に協力的な傾向があり、メスもオスに熾烈な攻撃を加える事も多くはない。

産卵スイッチ:緩やかにpHの下がっていく水槽で中性付近の硬度のある水で水換えすると産みやすい。

注意点:ペルーアピストの中では比較的脆い。
合わない水で長期間飼育すると色がくすみ、お腹が凹んでいく傾向が強い。
一度弱り始めると立ち直すのは至難な為、適宜水換えを行うと良い。

底床選び:周囲の環境の影響を強く受ける種。
黒系の底床推奨。
明るめの低床にて飼育するとフナっぽい・・・。

備考:比較的大型なアピストであるが、この種は飼育者にしか分からない魔力がある。
特筆すべきはやはり身体のブルーメタリックなカラー。

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