見出し画像

NiShiKeN Endurance in Suzuka supported by SeCR 2023

どうも岡田です!

8月から開始していた、レース参戦費用の支援を募るクラウドファンディングが9月30日をもって終了し、最終的に支援者数67名、1,442,000円の支援額を募ることができました!

ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます。
特に今回ご支援頂いた皆様には、僕の今後の活動も見て頂ければと思います!

さて、今回は先日参戦したiRacingのイベント『NiShiKeN Endurance in Suzuka supported by SeCR』エキスパートクラスの参戦レポートです。


■スミガレ常駐メンバー+リアルSFエンジニアチーム

『NiShiKeN Endurance in Suzuka supported by SeCR』は、個人でeモータースポーツイベント開催や、iRacingオフィシャル耐久参戦の模様ををYoutubeで配信していたりする「NiShiKeNさん」と、SeCR(Suzuka e-Sports Challenge Race)がコラボして開催される、iRacingで行われる鈴鹿10時間耐久レース。

元々はiRacingのオフィシャルイベントにあった鈴鹿10時間耐久レースでしたが、リアルの10時間耐久がなくなってしまった影響か、オフィシャルでの開催がなくなり、それならばとNiShiKeNさんが主催されて、そこにSeCRが協力…という体制で開催されました。

9/30に初級者歓迎の「チャレンジクラス」、10/1に上級者向けの「エキスパートクラス」と、参加者の実力に合わせ2日間にわたって10時間レースを2回行う形となりました。

No.72 ZENKAIRACING with MUNEN BMW M4 GT3

ZENKAIRACINGからは2台、「エキスパートクラス」の方へエントリーしますが、僕は「No.72 ZENKAIRACING with MUNEN」の一員として参戦!

エースカー・No.71に対してのセカンド扱いではありますが、バーチャルもリアルも何かとスキルのあるスミガレ常駐メンバー+リアルSF/GT500エンジニア一瀬さんという、こちらはこちらで豪華な体制で挑みます!

■予選は23番手と大苦戦・・・

10/1の9時25分~と、普段のeモータースポーツから考えると相当早い時間から予選がスタート!
予選と、スタートから連続3スティントは岡田が担当します。

15分 or 4周というフォーマットで行われ、最終的に出したタイムは1分58秒781と、フリープラクティスから考えるとそれほど悪くないタイムだったのですが、予選結果は34チーム中23番手と散々な結果に!

一応、BMW勢最上位ですが、そもそもBMWは僕たちのチームを含め「エキスパートクラス」には2台しかいなくね…?という。

ストレートスピードの高さと、個人的に背が高いノッポなGT3が好きという点で選んだM4ですが、予選だけで言えば車選びの時点で何か間違ってたかもしれん…😅

■開幕連続3スティント担当!10ポジションアップ!

大混戦の1周目

予定通り決勝スタートも岡田が担当。
10/1 10時に『NiShiKeN Endurance in Suzuka supported by SeCR』エキスパートクラスがスタートしました!

23番手スタートから1コーナーで1台抜き、詰まったところで前方の車と軽く接触してインシデントが4付いた以外はトラブルなく、22番手で1周目をクリアします。

893号車を先頭とした17番手争い

予選で後方に沈んだ時点で単独のペースでは敵わないことが分かったので、今回の作戦は「生きてりゃ丸儲け」
とにかく安パイに、絶対にミスだけはしないで気づけば上位へ!という狙いで走ります。

エキスパートクラスということで、やはり上手い方が集まってますので、スタートでは意外にほとんどクラッシュなくあまり順位は上がりませんでしたが、1時間、2時間とレースが進んでいくとポツポツとクラッシュやスピンで脱落していく車両がチラホラ…。

496号車との16番手争い。楽しかった!

僕が担当した初めの3時間で、スタートから10台抜き(自分が自力で抜いたのは多分2~3台…)の13番手まで浮上!
94周を走り、第4スティントからは先日も富士チャンピオンレースのVITAレースに出場した兒島選手に託します。

■トップ10入りが目前に!

交代後、兒島選手は1つポジションを上げ12番手を走行!
ほとんどインシデントを加算させず2時間を走り切り、本業では先輩の一瀬エンジニアにドライバーチェンジします。

今回、BMWのベースセットの制作もして頂いた一瀬さん。
iRacingの大会にリアルのエンジニアさん制作のセットを持ち込める辺りも、ZENKAIRACINGらしい感じですが、エンジニアさん本人がレースできちゃうのもeモータースポーツならではですね!

一瀬さんも2スティント連続で走行。
最初のスティントでは多少苦戦していましたが、2スティント目には抜群の安定感ある走りで一度は落としたポジションを回復し、12位のまま塩谷選手へバトンを繋ぎます。

塩谷選手。後ろには71号車のイゴール選手
71号車のクラッシュにより、11位へ。

スタートから7時間経過時点で、一瀬さんから塩谷選手へ交代。
以前「ワトキンズ・グレン6時間耐久レース」でも一緒に組んだ塩谷選手。
今回なかなか練習時間が取れなかった上、M4 GT3のような重量感のあるFRはあまり得意ではない…と言いつつ、淡々と周回を重ねていく「仕事人」って感じの走りで周回していきます。

ZENKAIRACINGエースカーの71号車が、ショッキングな130Rでの大クラッシュによりリタイアを喫し、72号車は11位までポジションアップ。
iRacingの国内トップレベルといえるチーム戦で、トップ10が見えてきました…が!

■まさかのクラッシュ・・・19位完走!

レース残り2時間を切ったところで、NiShiKeNさん生配信の映像に飛び込んできたのは、クシャクシャのフロントとタイヤがおかしな方向を向いている72号車の姿…!

239周目のスプーンで、スピンアウトし復帰しようとした車両とのクラッシュにより、72号車は大きなダメージを負うことに…。

修復に13分を要し、再び72号車はコースに復帰しますが、ロスは大きく目前だったトップ10入りは絶望的な状況となりました。

「ペロリ走法」を全うする大越選手

真っ暗になった最後のスティントは、大越選手が担当。
実は大越選手、iRacingのレースは初めてで、「エキスパートクラス」に出るのが相当憂鬱そうでしたが…。

大会前にしっかりコツを伝授しておきまして、その成果の表れか、一時20番手だった順位を19番手に戻しフィニッシュ!

ということで、ちょっぴり悔しい結果に終わった、ZENKAIRACING with MUNENの「NiShiKeN Endurance in Suzuka supported by SeCR」。

普段からの仲間で組んだチームで、トップ10入りが見えていたのに残念…という気持ちもありますが、それ以上に楽しかった!😆✌

最近シミュレーターは、組んだりアテンドしたり解説したりで、あまり乗れていなかったですが、やっぱりeモータースポーツに参加するのは楽しいですね!

主催・NiShiKeNさん、そして参加者の皆様、お疲れさまでした!
また11月にもNiShiKeNさん×SeCRの耐久レースがあるということで、そちらでも皆さんとレース出来たら良いなと思っています!

今回は以上!

岡田

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?