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【GTSport国体】ザ・僕の国体2021

2021年8月7日

遂にこの日が来た…!

グランツーリスモの「国体本大会選抜戦」の日である。

グランツーリスモが国体文化プログラムに入り早3年、初年度からずっと「京都府代表」として参戦し続けたが、本大会に駒を進めたことは一度もない。

故に注目選手には挙げられず、特に京都府から応援されている訳でもないのだが、一応毎年「今年こそは!」と意気込むのである。

さあ、やるぞ!
と選抜戦Bレースのマッチング画面で待ってると、電話が鳴った。

冨林「何してんの〜?暇でしょ??」

"いや暇じゃねぇよ、これから国体だよ。"

人生でこんな返しすることがあるとは思わんかったわ。

冨林「え〜暇じゃないんだ〜配信見てよ」

よしよし、これで集中できそうだ…

いや待て冨林、コメント欄を荒らすんじゃない。
「まもまものすけ」って何やねん。

荒らしすぎて冨林が冨林の偽物だと思われとるやないか。

いやダメだ、国体に集中せねば。
まずは予選。
ドラゴントレイルの予選は集中しないとシケインで死ぬのだ。

通話越しに冨林がスーパーラップの挿入歌だと、驚くほどの美声で「もののけ姫」を熱唱する中、練習通りに近い1'31.103をマーク。

10番手というとちょっと厳しくも見えるが、手応え的にはむしろ上手く行った方。

トップ3でストレート通過は難しいだろうから、とにかく8位までに入って敗者復活戦に繋げるのだ…❗

今回はスタートシグナルのブラックアウトがかなり早く、混乱してる選手もいる中悪くない蹴り出しでスタート。

1~2コーナーでは正直、何がどうなったのか分からなかったが…

気付いたら10番手から6台を抜き4番手になっていた。
マジかよおい。

シケインも爆死することなく通過。
すると前方の佐々木選手に小さなミスが。

最終コーナーで並びパス!

これで1周で7台抜き予想外にも本大会出場圏内の3番手へ!

ヤムパイセン「彼は前に出ると面白い走りをするんですよぉ」

今までに無い程の躍動したオープニングラップで、解説のヤムパイセンにもホクホクして頂けたのではなかろうか。

これは、面白い走りをするしかあるまい。

さあ完璧なスタートを切れたのだ。
必ずこれを結果に繋げたい。
最悪、3番手を守れずとも敗者復活戦に行ける8位にはなれそうではないか。

そんな事を考え2周目の3コーナーへターンインしてゆくと…

ファッ!?

タイヤを何かで撃たれたんじゃないかという勢いで吹き飛ぶ我のゾンダR…

タイヤが浮き、制動力を失ったゾンダRは止まらない。止まらないのだ。

スタートからおよそ2分、僕の国体はこれにて、閉幕。

しかし、悲壮感は漂わない。
コースアウトの瞬間、バヤシはクソ笑い、辻野さん・ヤムパイセンの二人にもちょっとウケた。

この2分だけは、カメラを独占していたのだ。


思ってたのと違う面白い走りを披露してしまったが、これでよい。
これで、よいのだ。


来年、また頑張ります…!!

↓公式放送

※Bレースは1:48.00〜より

スタート〜クラッシュオンボード↓



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岡田



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