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Algostakeのはじめ方

Algostakeはアルゴランド上のアセット(ASA。アルゴランドチェーン上にある通貨のこと。)のステーキングサービスになります。
同様のステーキングサービスは他にもyieldlyや各個別のASAのサイトにあるところもあるのですが、こちらが一番シンプルで分かりやすく、リスクが少ないのでこちらの使い方を紹介します。

準備するもの

・アルゴランドのウォレット
・ステーキングする通貨を最低枚数以上(Algostakeのサイト上で一覧と要件を確認できます。)
・ステーキングする通貨1種類につき0.001ALGO(各通貨初回のみ。1円以下です。)

ステーキング開始までの流れ

サイトにアクセス

ウォレットの接続をしにいくためCONNCTを選択。
この画面で下にスクロールしていくとステーキング可能な通貨が表示されてます。
通貨が2枚重なってるものはtinymanで流動性を提供した時に得られるLPトークン(LPトークンの仕組みに関してはちょっと上級者向け。ややこしいのでLPトークン作ると損に気づかない場合があります。)で、PROと書かれてるものは有料のサービスです。(私は使ったことがないのでこのPROの情報は知りません。)

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今回はスマホ用のモバイルウォレットであるPeraWalletで説明します。(My Algoでもほとんど同じです。)

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ちなみにAlgorand WalletはPera Walletの旧名で同じものです。(他のサービスでも表示が新旧まだ混ざってるところがある。)

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私が使ってるブラウザだと他のアプリ開くけど大丈夫?という確認が出てOKした後、アプリが開き下記の画面に。
もちろん接続するために開いたので接続を選択。

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接続が完了した後、自動でブラウザには返ってこないので手動でブラウザをもう一回開いてサイトにアクセス。
ちなみに「三」マークを押すとウォレットに正しく接続できてるか確認できます。(ウォレット名が表示される。)基本的にはDisconnectをする必要はないです。
ここからこの通貨のステーキングをするよという操作。

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これからの操作を行なったものはMy Claimsのところに移動します。
Qualified Stakesはステーキング条件満たしてるけどまだステーキングやるよの申請をしていないもの。
今回はCrypto Treesという通貨で説明。
これはMin.Balanceにあるように、100,000枚以上所持してると開始できる。
※APR…複利運用なしで1年間運用した際に得られる利回り
なお、APR、つまり報酬をどれだけ渡すかはプロジェクト側が変更かけてることがあるので固定ではない。(変更したよという情報は各ASAの公式Discordチャンネルでアナウンスしてることが多い。)

RemainingはこのCrypto TreesがこのAlgostakeというサービスを利用するのに用意している通貨の枚数。これが0になったら終了です。(定期的に枚数を追加してるプロジェクトもある。このCrypto Treesは枚数追加するタイプです。)

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要はウォレットにステーキング開始するよって情報送って良いか?という確認です。(これの情報が正しく送信され、正しく処理されたらGAS代として0.001ALGOかかります。失敗したらかからないのでそこは安心を。)

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ブラウザから再びアプリが起動して…なんですが、ここで結構この画面にならないことがあるので、その場合はウォレットアプリをタスクキルして、ブラウザのページは再読み込み(更新)して再度2つ前のstakeボタンを押すところからスタート。
無事下記の画面になったら確認を押す。
なお、ネットワーク手数料(GAS代)の上に所持枚数が表示されますが、ウォレットから送信するわけではないのでAlgostakeは安心感があります。(yieldlyは送信するタイプなのでウォレットから外に出ていきます。)

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GAS代払っても良いかの最終確認。最終確認なんですがこの後処理に失敗すると費用はかからないので、失敗したら何度でも挑戦できます。

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自動で移動はしないのでブラウザを開いて待ってると、処理が成功すれば下記の画像の様なアナウンスが出てMy Claimsのところに通貨情報が入ります。
たまに通知出ないがあり、場合でもページ更新してMy Claimsのところに情報があれば成功してます。
逆にQualified Stakesのところに残ったままだったら失敗してますので、ウォレットを一度タスクキルしてブラウザも更新してSTAKEボタンを押すところからスタートです。

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ちなみに、たまに私は何度やっても上手くいかない時があり、その場合はAlgostakeのサイトをパソコンで開いてパソコンから操作すると上手くいったりします。

これで無事にステーキングが開始されました。
初日の報酬(または枚数が変わった時の報酬)は時間割になるみたいなので満額もらえないかもです。
報酬の請求は日本時間の15時に可能になります。

報酬は受け取ったら自動で複利に回されますし、あえて受け取らずに貯めておくことも可能です。

枚数が増えた時や、ステーキングを辞めたい時は特に何も手続きする必要はないです。ウォレットの残高見てAlgostake側が勝手に判断してくれます。(最少要件を下回ったら自動で終了。なお、一度手続きしたものは終了した後再開したくなった場合手続きする必要はなく、最少要件満たしたら自動で開始されます。)

最後に

いかがでしたでしょうか。
ステーキングやってても好きなタイミングで動かすことが出来て(手続き不要)、自分のウォレットの外に出すこともないから安全ですし、このサービスを使い始めると他のステーキングサービスが不便に感じるくらい手軽なものです。

ステーキングの際に気を付ける必要があるのは、ステーキングで他の人含めてみんなが枚数を増やしているということは、それだけの枚数分が市場に出てくることでもあり、価格が下落する可能性があるということです。(単価が減ってもその分枚数が増えてトータルで見たらプラスになってる場合は良いですが、単価の下落スピードが速すぎる場合は預けているだけ損します。)

新しくステーキングのサービスが始まった時は価格が上昇する傾向にありますが、その辺りの今後の動きは冷静に見極めていきたいものです。
もちろん枚数が増える売り圧力よりも買い圧力の方が大きければ単価は上昇しますので、この辺りの見極めは難しいものです。

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