見出し画像

Songs for Today's Birthday 2/24 - Paul Jones

Paul Jones

ポール・ジョーンズは、イングランド南岸のハンプシャー州ポーツマスでポール・ポンドとして生まれました。1962年春、イーリングクラブを本拠地に活動していたアレクシス・コーナーズ・ブルース・インコーポレイテッドに加わり、本格的にヴォーカリストとしてクラブ・シーンで活動を開始しました。その年の暮れには、キーボード奏者のマンフレッド・マン、ドラマーのマイク・ハグらと共にMann Hugg Blues Brothersを結成、ジョーンズが持ち込んだR&Bテイストとマンらのジャズ志向が融合した音楽性がロンドンのクラブ・シーンで評判となり、翌年春にはManfred Mannに改名しHMVからシングル・デビューを果たしました。

64年初頭のシングル曲"5-4-3-2-1"が最初のヒットになり、全英5位を記録すると、ジェフ・バリーとエリー・グリニッチが書いた曲でThe Excitersがリリースしていた"Do-Wah-Diddy"をカバーして、マンフレッド・マンVer.の"Do Wah Diddy Diddy"が大ヒット、全英1位、全米ポップでも1位に輝きました。その後、ヒット曲を連発しチャートの常連として活躍、モッズらに人気のグループとなっていましたが、人気絶頂期の1966年夏にジョーンズはソロ・シンガーとして独立、デビュー・ソロシングルとなった"High Time"が全英4位、セカンド・シングル"I’ve Been A Bad, Bad Boy"も全英5位を記録するヒットとなり、ソロとしても大きな成功を収めました。67年には、ピーター・ワトキンス監督の映画『Privilege』にポップ・シンガー役で出演するなど、シンガーとしての活動と並行して俳優業も積極的にこなし、芸能界での地位を確立しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?