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Songs for Today's Birthday 10/11 - Al Gorgoni

Al Gorgoni

アル・ゴーゴニは、1939年10月11日、ペンシルバニア州フィラデルフィアで生まれ、後に家族とともにブロンクスに移り住んだギタリストで、60年代の人気曲の多くに参加し、ポップ・ロックのサウンドスケープの形成に貢献しました。 アルがギターを弾き始めたのは14歳のときでしたが、彼は天性の才能の持ち主でした。 彼はリコ・カリとピーター・ジラルディに師事し、やがて他の駆け出しギタリストの個人指導をするようになりました。

ドン・カーシュナーのビジネス・パートナーであったアル・ネヴィンズは、アル・ゴーゴニの演奏を聴き、デモをフルタイムで演奏する仕事を与えました。 これでアルに扉が開かれ、ジェフ・バリー、バート・バカラック、ハル・デヴィッド、ジェリー・リーバー、ポール・サイモン、マイク・ストーラーといった大物ソングライターたちからオファーが来るようになりました。 そしてセッションの仕事が舞い込むようになりました。 アルは、彼ら自身のベスト・ヒット・パッケージを簡単に構成できるような、印象的なヒット曲の数々に参加しました。

この時代のハイライトには、エンジェルズの"My Boyfriend's Back"、アーチーズの"Sugar, Sugar"、レン・バリーの"1-2-3"、ルー・クリスティの"Lightning Strikes"、"Hair"、"The Rain"などがあり、 ザ・カウシルズの "The Park and Other Things"、サークルの "Red Rubber Ball"、ニール・ダイアモンドの "Cherry Cherry"、"Kentucky Woman"、"Shiloh"、"Solitary Man"、ディキシー・カップスの "Chapel of Love"、シャーリー・エリスの "The Name Game"、 "Big Girls Don't Cry"、"Candy Girl"、"Dawn (Go Away)"、"Let's Hang On"、"Rag Doll"、"Sherry"、"Walk Like A Man"(フォー・シーズンズ)、"My Heart Has a Mind of its Own"(コニー・フランシス)、 "I Got Rhythm"(ザ・ハプニングス)、"I Think We're Alone Now"(トミー・ジェームス)、"I'm a Believer"(ザ・モンキーズ)、"Brown Eyed Girl"(ヴァン・モリソン)、"Our Day Will Come"(ルビー&ザ・ロマンティックス)、"Leader of the Pack"(シャングリラス)などありました。

アルが共演した他のアーティストやグループには、エリック・アンダースン、ジョーン・バエズ、レイ・チャールズ、ボブ・ディラン、デュアン・エディ、ミミ・ファリーナ、マーヴィン・ゲイ、ボビー・ヘブ、ジェイ&ジ・アメリカンズ、キャロル・キング、トリニ・ロペス、ハービー・マン、ローラ・ニーロ、クラウス・オガーマン、バーナデット・ピータース、ソニー&シェール、B.J.トーマス、スティービー・ワンダー、ヤードバーズなどがいます。

70年代に入ると、アルは夫であり父親でもある自分のライフスタイルに合っている作曲に傾倒していきました。トレイド・マーティン、チップ・テイラーと共に、ゴーゴニ・マーティン&テイラーとしてトリオを組み、71年『Gotta Get Back To Frisco』、72年『Gorgoni, Martin & Taylor』と2枚のアルバムを発表しました。 彼は、『I Never Sang For My Father』や『Step Out Of Your Mind』など数本の映画音楽を手がけまいしが、最初はコマーシャル・ジングルの編曲、作曲、プロデュースという小さな仕事からスタートしました。 1981年までには、息子のアダムと共同でライトストリーム・プロダクションを設立する資金と信用を手に入れました。 アルは80年代後半に映画に復帰し、『Midnight Crossing』や『Million Dollar Mystery』の音楽を担当しました。


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