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Songs for Today's Birthday 3/17 - Elis Regina

Elis Regina

エリス・レジーナ・カルヴァーリョ・コスタ(1945年3月17日、ブラジル、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ - 1982年1月19日、ブラジル、サンパウロ)は、エリス・レジーナとして知られるブラジルの歌手であり、MPBの大御所の一人です。その歌唱力、音楽性、ステージでの存在感で知られ、ブラジル国内のみならず国際的にも高い評価を得ています。

60年代、エリスはブラジルのポピュラー音楽擁護のリーダーであり旗手であり、商業的・思想的特徴を同時に備えたMPBレーベルの形成に大きく貢献しました。彼女は、1960年代に音楽祭から登場した最初の主要アーティストであり、その声域とドラマ性を生かしてボサノヴァの美学から切り離されていました。当初、彼女のスタイルはラジオ歌手、特にアンジェラ・マリアの影響を受けていました。『Viva a Brotolândia』(1961年)、『Poema de Amor』(1962年)、『Elis Regina』(1963年)、『O Bem do Amor』(1963年)という4枚のスタジオ・アルバムが不発に終わった後、1965年のTVエクセルシオール・フェスティバルでヴィニシウス・デ・モラエスとエドゥ・ロボの"Arrastão"を歌い、エリスは最大の注目を浴びました。

この偉業により、彼はテレビ出演の誘いを受け、その後まもなく、ブラジルの2大ポピュラー音楽番組のひとつである『オ・フィーノ・ダ・ボッサ』でジャイール・ロドリゲスとともに指揮を執るようになり、ブラジル・ポピュラー歌謡界の第一スターの称号を得ることになりました。1967年、当時『オ・フィーノ・ダ・ボッサ』のディレクターだったロナルド・ボスコリと結婚。1972年からセザール・カマルゴ・マリアーノとの交際が始まり、1981年まで続き、ブラジル・ポピュラー音楽界で最も成功したパートナーシップのひとつとなりました。


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