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【夢日記】ネズミを駆除する夢(2022年3月3日)

※少し残酷な描写があるので苦手な人は注意してください

自宅で眠っていた。夢の中では自宅ということになっているが、現実の自宅とは全く違う。夢の中での自宅は、長い廊下に対して垂直になるように、細長い部屋が作ってあった。家全体はちょうどアルファベットのTの、縦線をもう少し長くした(そこが廊下)のような作りだった。その細長い部屋で一匹の猫と暮らしていた。この猫は実家の愛猫のティガによく似ていたがティガではなかった。

私が眠っていると、何かがカサカサと動く音が聞こえた。目を覚ますと一匹のネズミが私の部屋にある多数のPCやモニターを食い破っている。そのうちほとんどは配線などが剥き出しになっていてとても使えないような状態になっていた。私はネズミを捕まえて追い出そうとするもなかなか捕まえられない。しかも私が背伸びしても届かないような本棚の上の方まで上がっていき、その辺の本も齧りだした。私は眠っていた猫を起こして、両脇を抱えて移動させた。猫はまだ半分寝ぼけている様子だった。そのまま本棚の上に座らせると、目を覚ました猫が本能的にネズミを襲い始めた。逃げるネズミだが猫には追い付けず、私の足元で捉えられてしまった。

ネズミの体中を引っかいたり噛み付いたりする猫を無理やり引きはがすと、猫がつけた傷が深くネズミの体は激しく損傷していた。自力では動けないくらいダメージを受けている様子だった。私はネズミを部屋から追い出したかっただけであって殺生するつもりはなかったが、この状態のネズミを外に追い出して衰弱死させるのも却って惨いと思い介錯をすることにした。部屋から一番離れた廊下の端にある洗面台に水を張りネズミを浮かせて、裁縫用の小さなハサミでネズミの喉を切った。一瞬ネズミの体がビクッと大きく痙攣したが、その後息絶えた。私はネズミの血だらけの体を洗った。きれいにしてから埋葬しようと思った。「こういうのは保健所に連絡した方がいいんだっけ…」と思ったが、深く考えないことにした。どうせ誰にも分らない。

体を洗っている途中で、まず皮が剥げてしまい、ネズミは透明な寒天のようなプルプルしたものになってしまった。頭部や四肢、尻尾のようなものもなくなり、そのプルプルに埋まってしまったようだ。最終的にプルプルは細長い棒のような形になってしまった。私はなんとなく、これがネズミの魂なのかと思い、それを家の外に持って行った。するとそのプルプルは水のような透明な液体に溶けていき、あっという間に気化してしまった。

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