【夢日記】稲葉さんの謎のコーラスの夢(2024年6月3日)
自宅に葉書が届いていた。B’zのボーカル・稲葉浩志のソロプロジェクトで、ファンクラブに継続して一定期間加入している会員から無作為で抽選し、シークレットライブに招待するという。そのライブに当選し、招待されたのだ。
会場は大阪にある大きなホールだ。調べるとキャパは3.8万人だが、この会場に400人の観客を招いて限定ライブをするとのこと。なんて贅沢な体験なんだろうか。
ライブが行われる会場に到着すると、もう開場していた。少人数の招待ライブということもあり、スタッフが招待客全員の顔と名前を憶えているらしく顔パスで通った。すごい。
入場するとすぐ、この会場の興行スケジュールが貼り出してあった。シークレットライブゆえ情報漏洩を防ぐためか、この日の会場の使用予定は落語ショーということになっていた。キャパ3.8万人の会場で落語ショーって逆に話題になるだろと思った。
普段なら二階席、三階席まで満員になっているであろうこの会場だが、今はアリーナを広く使って観客が自由に立っている。
そうこうしているうちに開園した。「Okay」「AKATSUKI」「愛なき道」「BLEED」「YELLOW」と好きな曲が披露される。普段のライブとは音の反響が全然違う。やっぱり人はかなり音を吸うんだなと思った。稲葉さんの衣擦れの一つ一つも敏感に察知できるような透明感。ステージとアリーナが完全にシンクロしていた。
サポートメンバーが一旦裏に戻る。稲葉さんがアコギを持っている。ここからは数局は稲葉さんが弾き語りをするとのことだった。そして、「せっかくだから曲のリクエストを受けて、この後のセットリストで予定している曲と被らないなら弾き語りで歌います」と宣言した。
私が大きな声で「風船」とリクエストした。稲葉さんは「あんまりギターではやらないけど、わかりました。聴いてください」と笑いながら答えて歌い始めた。原曲は鍵盤がメインの楽曲だが、おそらく即興のアレンジであろうギターもとてもよくマッチしていた。
その後もリクエストを受けて「I AM YOUR BABY」「赤い糸」などを披露し、またサポートメンバーが登場して「Saturday」「oh my love」「羽」「Salvation」などを演奏する。
MCになり、稲葉さんが「次の曲が最後ですが、今日は招待ライブなのでアンコールはやりません。しっかり最後まで目で、耳で、心で、聴いてください。未発表の新曲です!」と宣言。ステージが暗転し、ドラムに合わせて青と黄色の激しいLEDが明滅する。激しいロックの曲だ。
B’zや稲葉さんソロ楽曲ではしばしば、というか頻繁に、歌詞としては掲載されていないコーラスが存在する。この楽曲にも、リリースされたとしてもおそらく歌詞には掲載されないだろうなという部分があった。聞き取れた限りでは、次のような内容だった。※括弧内がコーラスと思しき箇所
たしかに「ハーキ姫」と聞こえた。ハーキ姫というのが何のことなのかは最後までわからなかったが、曲もパフォーマンスもとても良くて大満足のライブだった。
帰る時にはサプライズで、出口に稲葉さんが立っており、一人ひとりに「来てくれてありがとう」と声を掛けて握手し、サイン入りの記念ノベルティのポストカードを手渡していた。
その日の夜、Twitter(なぜかXという呼び名がが定着しつつある)のB’z公式アカウントで、稲葉さんのシークレットライブが開催されたこと、稲葉さんの新曲がたった今各種プラットフォームでデジタル配信が開始されたことが伝えられた。
さっそくその曲を聴いてみると、間違いなくライブでラストに演奏されたあの曲だった。歌詞を確認すると、予想通り「ハーキ姫のよう」の部分は書いてなかった。
「ハーキ姫」で検索を掛けてみると、早くもサジェストに「ハーキ姫 稲葉浩志」と出てきた。稲葉さんの新曲リリース記念のスペシャルインタビューのページが出てきた。
私は心の中で「新曲にいきなりオリキャラ登場さすなー! 考察しちゃうだろ!!」とコロコロコミックのギャグマンガみたいなツッコミをしたが、改めてTwitter(いつの間にかXというサービスに成り代わった)を見ると「ハーキ姫」なるキャラクターのファンアートが多数投稿されていた。しかもどういう訳か、みんなのキャラデザが共通していた。ハーキ姫、何者・・・?
おわり