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アラカン女子 山へ行くエピソード6 瑞牆山

5月のある日
前から黒岳と釈迦ヶ岳へ
すずらんを見ながら
行こうと
計画をしていた

しかし…

前日
YAMAPをチェックすると
登った人の
行動記録で
「熊に遭遇しました」
との一文が!

あの辺の山は
熊の目撃情報が
いつも出るけれども

明日、登る山に
熊情報

みーちゃんと相談し
熊のエサになっては困ると
行く山を変更することに

常に
向上心の高い
みーちゃん

「瑞牆山へ行ってみよう」と
軽く言ったので
私も
「うんいいよ」と
軽く返事した

軽く返事をしていい
山ではなかった(笑)

瑞牆山荘から出発
徐々に急になっていく山道を
黙々と登って行くと
これから向かう
瑞牆山が姿を表した

雲がかかっている今から行く山頂

あんなところに
行けるのか?
あれは違う山じゃないか?
頭の中に
?マークを作りながら
何はともあれ
富士見平小屋に到着

これからに備えて
おにぎりを食べ
アリナミンを飲んだ

行き先を示す看板に
「ここから山頂まで2時間」と
書いてあったような気がする(笑)
えっ?
ここから2時間?と
また、また、
?マークを頭に
歩き始めた

桃太郎岩

桃太郎岩は
ものすごく大きい岩で
きれいに割れている
後ろからきた人は
「鬼滅の刃じゃん」と言っていた
アラカンの私は
やっぱり
「桃太郎」のほうが
しっくりくる

などと考えながら
横の階段を登った先に
石がゴロゴロ転がっている
登山道が
待っていた

しばらく行くと
下りになり
帰りの登り返しを思ったら
恐ろしくなって
しまいそうなほど
下の沢まで
下りて行った

そして
今度は大きな岩を
アスレチックの
ように
よじ登ったり
鎖場が出てきたり

おばさんには
もっとも辛いゾーンに
突入

辛い岩場

途中
何度も
「今日は、ここが
私の山頂とします!」と
宣言したが、
みーちゃんに
「なに言ってるの
あと少しだから頑張るよ」と
騙され続け…いや
励まされ続け

山頂に到着!
雲が出ていて
最高の絶景とまでは
いかなかったけど
「本当に登ってきてよかった」と
山頂からの
高度感を
「キャーキャー」言いながら
満喫

写真でお伝えできない高度感
ぜひ、体感してほしい

山頂で
おにぎりを
流し込み

とにかく
無事に下山するまで
気が抜けない
下り坂

岩に足をとられたら
絶対、無傷では帰れない
気合いを入れ直して
下山

行きは辛すぎて
良く見なかった
ヤスリ岩
クライミングしてる人を
見ているだけで
スリルを味わい
改めて
すごい山に来てしまったと
自分でも驚いた
(今ですか?(笑))

赤いの人です(笑)

帰りも
必死に下りてきて
最後
膝が…
膝が…
私の膝が…
もはや
自分の膝じゃないくらい
ガクガク
しながら
フィニッシュ!!!

みーちゃんと
「あたしたち
よく頑張ったね」と
褒め(笑)
帰宅

次の日の朝
みーちゃんからLINE
「私の体、全部痛い」
私からの返信
「私の体も、全部痛い」

痛みに耐えながら
仕事をしました(笑)

普通の人間に戻ったのは
1週間後でした…

また鍛えよう(爆)

次もお楽しみに~

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