令和5年公認会計士試験修了考査の合格発表:合格率は近年にない高さ
2024年4月5日、日本公認会計士協会修了考査運営委員会より令和5年公認会計士試験修了考査の合格発表が行われました。
今年度は1,958名の受験者に対して、1,495名が合格しました。合格率は76.4%でした。合格されたみなさま、誠におめでとうございます。
かつて合格率70%程度で安定してきた修了考査の合格率ですが、平成30年から急落し、令和元年、令和2年には50%を下回るほどに低下しました。
令和3年以降は持ち直しの傾向にありましたが、本年の合格率は異例の高さといえます。
修了考査合格者は公認会計士登録手続を行うことになります。登録は最速でも8月だったでしょうか。長年の労苦が実ると思うと気も漫ろな日々が続くと思います。
令和5年度より登録時研修の受講が義務付けられています。期限は登録から1年とされます。公認会計士法によって義務付けられたCPDとは別のJICPAの自己規制とされておりCPD履修状況には反映されません。受講忘れがないよう気をつけましょう。
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