タイムリーヒットが多かった打者を調べてみよう

前々回に「打点を分解してみる。タイムリーヒット・ホームラン・スクイズ・犠飛・押し出しはそれぞれどのくらいか?」という事をやってみたのですが、結果として打点の半分以上はタイムリーヒット(打点付きのシングルヒット・ツーベース・スリーべース)でした。では、そのタイムリーヒットを1年間で1番多く打っていた打者は誰なのかと言う事を今回は調べてみました。


「2017年タイムリーヒット本数ランキング6位~20位」

タイムリーはタイムリーヒットの本数、打点はタイムリーヒットを放った際の打点数です。6位にDeNAロペスと倉本が共に34本44打点と全く同じ数字なんですね。


第5位 広島 松山竜平 37本 47打点

鈴木誠也が故障で欠場した8月後半以降は4番を打つ機会が多かったですよね。貴重なタイムリーを数多く放ち優勝に大きく貢献しました。


第4位 西武 源田壮亮 38本 45打点

シーズン中はルーキーとしての安打記録も大きな注目を集め歴代2位の155安打。チャンスでもしっかりと安打を量産していました。


第3位 広島 丸佳浩 39本 46打点

MVP獲得の丸佳浩がタイムリー安打数も3位。素晴らしい活躍の1年でした。


第2位 楽天 銀次 40本 49打点

本塁打は年間3本のみですが、打点60を記録した事からもわかるように得点圏からランナーを返す打撃がお見事でした。



第1位 西武 浅村栄斗 49本 58打点

西武全体のチーム打力が高く得点圏での打席数が12球団で一番多い215あったのは事実ですが、タイムリーの本数は2位以下を大きく引き離して49本というのは素晴らしい数字ですね!


「2017年タイムリーヒット本数ランキング1位~5位」

20位までの中に6人が広島の打者でした。本当に良く打ちますね。



「2017年2アウトからのタイムリーヒット本数」

最後に2アウトになってからのタイムリー本数ランキング。凡退してしまうとそのイニングにはもう点数が取れないという場面で良く打った選手ですね。銀次や浅村栄斗はタイムリー本数と変わらずに上位にいます。

面白かったのは村田修一。2017年のタイムリーヒット本数は24本でしたが、その内の19本が2アウトからのもの。2アウトからだと良く打てると言う事は、0アウトや1アウトだと併殺が怖いとかあるんですかね?


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