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△9 過去ログ「今週までのパレット」(旧・Pallet)2019.8.13~2019.1.1

2022.9.21 お借りした画像はキーワード「日記」でご縁がありました。ランチはパンにしている私には、気になる写真です。無加工です。ありがとうございました。

(2019.8.13)

@ 石原さとみさん主演のドラマ「Heaven?」の不調で、「彼女の人気はピークを過ぎたのではないか」などと、ささやかれているようですね。

しかし、「Heaven?」の中の彼女は、今までとは少し違った魅力を見せています。20代の彼女には気づかなかったものが、30代の彼女からは感じられるのです。

それは「おじさん心を惑わすサムシング」とでも言いましょうか。ですから、彼女の魅力はまだまだこれからです。

しかし、ニュースによれば、彼女自身も言っているように、ドラマの演出に難があります。

TVの「チコちゃんに叱られる!」を連想させるような、顔の飛び出しは、流行りかもしれませんが、このドラマでは無い方がはるかに良いです。

さらに、登場人物にも、(過ぎた)飛びだしキャラがあります。

最初、私は、往年の人気TVドラマ「高原へいらっしゃい」のオマージュかと思いました。

本当にオマージュかはともかく、「高原へいらっしゃい」のように、もう少し抑えたトーンで、彼女の魅力を見せるようにした方が、良かったと思います。

次回作に期待しています。


@「戦友」という言葉があります。

NHK朝ドラ「なつぞら」でも、戦死した戦友との約束を守るため、動いた男がいて、ヒロインなつの運命も動きました。

命がけの戦地、その地獄で契った友情は、平時では想像も出来ないほど、純度が高く、ダイヤモンドのように固いものなのでしょう。

その文脈で、あらためて「韓国海軍レーダー照射問題」(北朝鮮船へのせどり疑惑も隠れている)を見ると、極めて異常だと感じるのが普通だと思います。戦友から狙われたわけですから。

また、過去にこんな話もありました。

『 銃弾貸した自衛隊が韓国軍に「謝罪メール」? 韓国メディアの「難癖記事」に防衛省が反論 』  ( 2014/7/11 18:52 「J-CASTニュース」)

この辺りからの亀裂が、「戦友」としての信頼を失わせたのかもしれませんね。

(2019.8.11)

@ それは、チョコでコーティングされたミントクリームのような、青。 


@ 老いて、肺炎などになり、呼吸が苦しくなると、人工呼吸器を付ける事があります。

しかし、人工呼吸器を付けると、(例外もあるかもしれませんが)基本的に声が出なくなります。

会話は、例えば、50音の書いたボードを指で指してもらうのです。

しかし、老いて寝たきりになった母は、やがて認知症になって行きました。

指で話せたのは最初の頃だけで、何か月か後には、ボードを指そうとしても、指は宙を舞い、意味不明になってしまったのです。ペンを持たせても、解読不明な線しか書けません

ちなみに、長期間にわたり人工呼吸器を付けると、自分で呼吸する力が衰え、一生外せなくなることがあります。

母は食事も胃ろうでした。

私の後悔の一つ。


それから、しばらくたって、何回目かの危篤が訪れ、家族は病院に集まりました。

心電図、血圧、呼吸などの波形がTVに写っています。

それがだんだんと小さくなって、今にも止まりそうになりました。

「まだ○○が来てないから、がんばって!」と一人が声を上げました。

すると、その直後、まるで返事のように、波形が上昇したのです。

そして、また、ゆっくりと下がっていき、数分後に停止しました。

末期でしたから、苦痛を和らげるために、数か月前から麻酔の点滴で、意識は無いはずでしたが。


@ 「役所が奉仕をするところなら、会社はお金を儲けるところである」。

私がそう言うと、「いや、まっとうな会社なら、お金儲けを通じて、社会貢献を目指している」などと、一流の社長さんなら言われると思います。

確かにその通りでしょう。

近江商人の「三方よし」は、それを体現したものだと思います。

ところで、最近、保険契約をめぐっての、郵便局の不祥事がありました。

その件についての詳しいことは知りません。

ただ、直感的に思ったのは、過去に郵政民営化が行われた時、郵便局の指導者は、「これからは、『親方日の丸』の考えは捨てて、生まれ変われ!」と激を飛ばす事はあっても、「民営化されても、住民に奉仕するという気持ちは、けっして忘れてはならない」とは言わなかったように、想像するのです。


(2019.8.9)

地元は木曽川水系で、水道水が美味しいことで全国的に知られた土地ですが、一時期、ミネラルウォーターを飲んでいたことがありました。

そのミネラルウォーターの中でも、銘柄は忘れましたが、緑の香りがするものがあったのです。

水道はいかに美味しいと言っても、カルキ臭がしますので、緑の香りは新鮮でしたね。

気のせいか、新緑の季節が一番強く、夏になると淡くなったような気もしました。


(2019.8.6)

ビルの入り口などにある、押して開ける、重たいガラス戸。

私は、通る時に、すぐ後ろに他人様がいる場合には、その他人様が取っ手に手をかけるまで、ガラス戸を持つ手を離さずにいます(そうしないと、戻っていくガラス戸に、他人様がぶつかることがあるからです)。

たいていの人は、「あっ、すいません…」みたいに取っ手を持ってくれます。それが常識だと思っていました。

しかし、5~10人に一人ぐらいは、何も言わずに、ドアの隙間を通りぬけ、去っていくのです。

私はその人の通り道を開けるために、後ろ手にドアを持ったまま、腕をピンと伸ばして、ドアから離れなければなりません。

その無理な姿勢は、腕の筋が違いそうなほどで、力もいります。

本能的にオジサンに恐怖感を抱く(かもしれない)若い女の子なら、あきらめもつきます。でも昨日は、20代のホワイトカラーと思われる、カップルでした。

無言で男がすりぬけ、女も無言で通って行きました。

私はドアマンではありません。

一喝したかったです。変なおじさんに絡まれたと110番されたらつまらないから、やめましたが。

(2019.8.5)

先日TVで、映画「アルキメデスの大戦」のCMを観ました。

録画だったかもしれませんので、いつ放送されたものかは定かではありませんが、実話だと誤解されてもおかしくないような内容だと感じました。

私の理解では、この映画は、日本人なら誰でも知っているであろう戦艦大和の悲話を元にした、フィクションだと思います。

そういう意味では「宇宙戦艦ヤマト」みたいなものだと思っています。


(2019.8.4)

@ NHKで先日より始まった「これは経費で落ちません!」に萌えています。

まだ初回を観ただけなので、十分に性格を把握したわけではありませんが、クールなヒロイン・森若沙名子(多部未華子さん)はピッタリのはまり役ですし、人情味ある同僚・佐々木真夕(伊藤沙莉さん)は、ほっとさせます。

「本当は二人を足して、2で割ったような人物が理想形」なのかもしれませんね。

だからでしょうか。佐々木真夕、的な私は、森若沙名子の仕事ぶりに憧れるのです。


@ 選挙の名簿対照を受ける時、

たとえば奥様が、「うちのお父さん来てる? 『散歩の途中に行く』って言ってたけど…」とか、

「娘来たかしら。『遊びに行く前に寄ってきなさい』って、言っておいたけど…」などと担当者に尋ねてはいけません。

担当者が町内の顔見知りだとしても、あいさつ代わりの雑談だとしても、担当者がそれに答えることは、投票の秘密を漏らしたと言われかねないからです。

ましてや、第三者にも聞こえるような大声で話すことに至っては…。

もう選挙は終わってしまい、季節外れの話題ではありますが、書いておきます。

(2019.7.28)

「歩きスマホはいけません」。

「自転車スマホなどもってのほか」。

これは、(守られていないけれど)常識だと思います。

ところが先日、街中で、自転車のハンドルにつけたスマホを、操作しながら走っている男性を見つけたのです。

ネットで調べたところ、多数「自転車用スマホホルダー」なるものが売られているようです。

スマホは、手に持てばダメで、ハンドルにつければOKなのでしょうか。

ハンドルにつければ、「スマホを落として壊す」心配もないし、両手でハンドルを持っていれば、事故になっても「自分が転ぶ危険性」は少なくなる。

結果、運転者は「強気の運転をする」ようになるのでは。スマホを操作しながら(見ながら)。

それでは、歩行者への危険性が増すことにもなりかねません。

スマホ運転が問題なのは、「視界が下向きになるし、注意力も低下する」からだと思っていましたが、私の誤解だったのでしょうか。


(2019.7.27)

「 芸能界はもう、のんの様なケースを出しちゃいけない。マネジメント社長が語った真意 」

( 2019/7/27(土) 7:02配信 「BuzzFeed Japan」 )


(2019.7.26)

@ どこかで、選挙の代理投票を付き添いの人が出来ない事について、「知らない担当者二人に投票の秘密を知られることは心配だから、付き添いの人に代理投票権を認めて欲しい」みたいな意見を読みました。

庶民の心情としては分からなくもありません。

しかし、そこで触れられていなかった事に、公務員の守秘義務があります。

担当者二人にはその守秘義務があり、役所を辞めた後でも、墓場まで秘密は持って行かなければなりません。だから投票の秘密は守られます。

役所で日常的に大量の秘密情報に接している公務員には、代理投票の秘密など、ごく僅かなものですから、普通、気にもとめません。

しかし、民間人の付添人には、法的な守秘義務はないのです。

追記

又、言葉の不自由な人の話は、家族や親友なら阿吽の呼吸で分かりますが、投票所の担当者などの他人には、何を言っているのか、分かりづらいことがあります。私の友人にも障害者がいましたから心配は分かります。

でも、付添人が入り「この人はこう言っている」と説明した場合、(民間人である付添人への情報漏えい問題は別としても)それが付添人の誤解や独断では無いことを証明できなければなりません。

すると、担当者としては、やはり本人に確認せざるを得ないのではないでしょうか。

追記2

本人に確認する時には、付添人には席を外してもらった方が良いと思います。そして、最終的に本人が投票をしたか否か、誰に投票したのかは、担当者からは付添人に伝えてはいけないと思います。

それは守秘義務でもありますが、付添人と本人の間に、精神的な支配関係が隠れていた場合の事を、想定外にしないためです。


@ 私が40代の頃、母から「(お前は)小さいころ目がパッチリしていたのに、小さくなった…」と言われたことがあります。

自分では小さい頃の事は覚えていませんし、今の目も特に小さいとは思いませんが、黙って聞いていました。

しかし、気功の「小周天ルート」が開いたら、お人形さんみたいに、目がパッチリと開いたのです。その時、すでには母亡くなっていましたから、感想は聞けませんでしたが。

なぜ開くのは分かりませんが、その辺りの神経というか、筋肉というか、そんなものが、活性化しているような気はしました。

追記

① 気功を始めた頃の話です。その日のメニューを終えると、ときどき軽い頭痛がしました。「気」が頭に上ったまま下りなくなったのです。そんな時は、ある体操で強制的に下ろすと治ります。初心者は先に下りるルートを開発しないとこうなります。

② こりずに続けていると、やがて下りるルートも開発され、上った「気」も自然に下りてくるようになります。その時、「気」が口中を(普通の男性なら上から下に)通過しますから、連続的に気体が噴出する「フ―」という感覚と、メントールのよう爽快感を感じます。清涼剤が売っていますね。あれより弱いですが、似たような味わいの至福の時です。

ここまでが「小周天」。

以下から「大周天」に入ります。

③ 数年の後、頭の周囲(耳の上辺り)から、ときどき、「気」が少しずつ「ボヤのように」漏れ出てくるのに気づきます。痛くもかゆくもありませんが、感覚的に、そのモヤモヤ感が分かるのです。

④ やがて … ある日、周囲からの漏れは止まり、代わりに本丸である頭頂部の百会(ひゃくえ)・第七チャクラから、「気」が出入りする感覚が分かるようになります。

出ていくときは、ラーメンのドンブリから立ち上る湯気のように、モヤモヤと解放されたように。

入る時は、手のひらで軽く抑えるような圧迫感があります。いかにも吸引しているような気圧感が。

もちろん、痛くもかゆくもありません。

ただ、「あっ! 今、開いてるな…」的な神秘感があるだけです。

④ 現在は、公園を散歩するときなど、念じれば、頭頂部から、新鮮な「外気」を吸いこみ、体内を浄化して、足からアースすることが出来ます。

注意しなければいけないのは、外気が吸いこめると、邪気も、もらいやすくなる事です。


@ いつもお話ししているように、人と接するのが苦手な人、電話に出るのが嫌な人に、公務員はお勧めしません。

人と接しない仕事に就きたかった芥川賞・今村夏子さんは、絵本作家 → 漫画家 → ホテルの客室清掃 → 小説家という人生を歩みました。ちなみにホテルの客室清掃の仕事も、気にいっていたそうです。

『 芥川賞・直木賞受賞者、エッセー寄稿 今村夏子さん、大島真寿美さん 』

( 2019年7月25日05時00分 「朝日新聞デジタル」 )


@ 気功には「小周天」と言って、下丹田の「気」が頭部と循環する、大動脈のようなルートがあります。

さらに上達すると「大周天」が出来るようになり、頭部にある百会(ひゃくえ)・第七チャクラから、外部の「気」の出し入れが出来るようになります。

どちらも大量の「気」が脳を通過するのです。

「気」にはメントールのような風味と質量がありますから、出来る人には体感的に動きが分かります。

いわゆる「手あて」があるように、「気」は人体の組織を活性化する効力がありますから、脳を通過するときも、脳を活性化するとされています。確かに、まるで整形をしたかのように、眼がパッチリと開くことがあります。

私は「気」の効能として、もしかしたら頭の病気にも効くのではないかと、密かに思っていました。

「 薬効かないうつ病に新治療 脳神経を電気刺激で活性化 」

( 2019年7月24日10時00分 「朝日新聞デジタル」 )


(2019.7.25)

@ 「 トマトすきやき 」

https://r.gnavi.co.jp/k040841/menu5/


@ 「味噌カツ」など、とかく味が濃いのが「名古屋めし」の特徴なのですが、ご承知のように名古屋人は、「エビフライ」のような淡泊な味も大好物なのです。

麺類でも、「きしめん」の陰に隠れてマイナーな「志の田うどん」に、根強い人気があります。「志の田うどん」は名古屋名物です。


(2019.7.24)

基礎語850語で「源氏物語」も翻訳できるというベーシック英語(ベーシック・イングリッシュ)では、座布団でも、バーのスツールでも、公園のベンチでも、座るものは、みんな「シート」と言うそうです。


(2019.7.23)

@ 2019.7.19の話、たぶん時計をさかさまに着けたのではないかと、そう結論付けました。

約束時間の5分前である事を表現したいのに、正しく着けると、針の方向が下り坂(すみっこ方向)になって、構図として悪くなる。

試しに時計をさかさまに着けてもらったら、問題点が消え、構図としてもずっとよくなった。

又、さかさまに着ける事で、見る者の潜在意識に「なんか変?」的な気持ちを想起させ、それがより他人目を引く、魔力のあるポスターへと、変身させる効果も出た。男優さんの眼力と相まって。

そう思いました。


@私の先輩は、電車で橋を通過するとき、下の河原を眺め、こんなに素晴らしいところで、誰も釣りをしていないのはありえないと憤慨していました。

私はと言えば、環境もよく、人けの少なそうな路や街を見るたびに、ここで降りて走りたい(今は歩きたい)と思い、座っているお尻がむずむずしたものです。


(2019.7.21)

@ TVでは20時に選挙速報が出ます。

では、開票事務従事員はどの時点で当確の大勢を知るのか。

20時に投票所を閉めて役所に戻り、21時からの開票事務に臨む者にとって、20時からのTVやスマホをゆっくり見ている暇はありません。

しかし、彼らは21時に始まる開票事務をすることで、21時10分前後には大勢が分かるのです。

片手に掴んだ投票用紙数十枚を、机の上で候補者別に分類すれば、その優劣は、最終結果とほぼ相似形になってます。

それは、マスコミが行っている投票所の出口調査のようなものなのです。


@ 投票日にふさわしい物語。

「 ハチドリのひとしずく 」。


@ 名簿対照では「誕生日」を言ってください。

「生年月日」ではありません。

「○月○日」で良いのです。

誕生日ですから、周囲の人に年齢が知られる心配はありません。


@ ここ数か月間に引っ越した人は、どこの投票所になるのか注意が必要です。

現住所の投票所だとは限りません。

心配な方は、事前に選挙管理委員会へ尋ねた方が良いかもしれません。

いきなり現住所の投票所へ行っても、もし投票所が違う場合には、どこの投票所になるのか、調べて教えてくれますが、終了時間までに正しい投票所へ行くのが間に合わない人もいます。


@ 投票用紙は普通二つ折りになっていて、投票の秘密を守るため、書いたら折りたたんで投票箱に入れます。

しかし、開票事務をする時には、折りたたんであると、開くのに手間がかかり、遅れます。

ですから、折癖がつかず、投票箱の中で自然に開いてしまう、樹脂製の特殊な紙を使っています。

追記

その投票所で最初に投票する人に、投票箱の中を見てもらいます。空っぽであることを確認してもらってから施錠するのです。言わば証人ですね。

その後は、夜9時の開票事務開始まで開錠されません。

9時に、投票用紙を全部開票台に出し、再び空っぽにした投票箱は、中を開票立会人などに見せながら、片付けます。

ごくまれに、投票用紙が残っている事に誰も気づかず、新聞沙汰になる事があります。


(2019.7.20)

今年、自動車運転免許の更新をしました。

もうクルマもなく、ここ20年ぐらい運転していませんので、私は完全なペーパードライバーです。

最近、遠くが見えにくくなってきたので、警察での視力検査が通るかどうか心配でした。

いっそ免許の返納をしようかとも考えました。しかし、机の奥から、(度数を最高に上げた)アーチェリー専用メガネが出てきたので、それで挑戦することにしました。そして、免許がもらえたのです。

( ちなみに、やってみればすぐ分かりますが、アーチェリーは狙わなければ当たりませんが、狙っても当たりません。そんな単純なものでは無いのです。ですから、私の様な未熟者にメガネは重要ではありませんでした。)

ところで、これは私の考えですが、

①事故が心配なら、運転しなければよいだけの事です。警察に行く必要はありません。

②返納して「運転経歴証明書」が欲しい人だけが警察へ行く必要があります。手間も手数料もかかるようです。

父は①にしました。免許の有効期限までの辛抱です。

私は、将来②にするつもりです。

免許の更新と勘違いして申請する人がいるといけないので、警察の窓口では「返納ですか」と、念を押されるかもしれませんね。ちなみに私が行く警察はとても親切に応対してくれます。


(2019.7.19)

@ 不思議な写真です。

彼は左腕に腕時計を付けているのに、リューズが手のひら方向にはありません。

リューズの位置が左右反対の時計なのか、

それとも写真が反転しているのか。

彼女のセーターはちゃんと左前になっているから、

後ろのポスターだけが反転しているのかも。


@ 『 のんへのオファー、上司から「潰されてしまう」 現マネジメント会社が業界の「体質」主張 』

( 2019/7/19(金) 10:49配信 「J-CASTニュース」 )


(2019.7.16)

TVドラマ「TWO WEEKS」第一話を観ました。TVはニュース以外ほぼ録画して見ますので、どうしてもタイムラグがあります。

第一印象では、画質が赤っぽく感じました。色温度が低いと言うのでしょうか、その柔らかさが、フィルムっぽい好印象を与えていました。

ドラマの内容は、(第一話を見た限りでは)映画「冬の華」と映画「逃亡者」、そして映画「半落ち」を足して、3で割ったような感じを受けました。映画と違い、尺がたっぷりあるので、語り口にゆとりがあります。

そしてヒロインの芳根京子さん。

映画「逃亡者」のジェラード警部も執念深かったけれど、敵討ちを誓う女に狙われたら、三浦春馬さんも勝ち目はなさそうですね。

敵討ちと言えば、宮本武蔵を追いつめた女もいましたし。


(2019.7.16)

@ 生きる指針というものは大切で、例えば新約聖書のマタイの福音書を読むだけでも、灯台を見た時のように、自分の生きざまの現在位置が分かってきます。

しかし、マタイの福音書を知らなければ、迷っていることさえ気づかない。


@ 投票所は投票日前日の午後3時頃から設営します。

ある市町村の投票所では、掛け時計を紙で覆います。投票時間はNHKラジオの時報で決めます。

壁にある絵画や書、あるいは(めだちすぎる)色の付いた物も、紙で覆うのが普通です。

候補者の作品だったり、候補者を連想させるような物、シンボルカラーであってはいけないからです。

投票当日の朝は、投票所の周囲を歩き、違法ポスターが貼られてないか確認もします。数年前、新人職員が誤って合法ポスターをはがしてしまい、新聞沙汰になりました。新人がやらさられることの多い仕事とは言え、先輩職員が、違法・合法を念押しして、新人に教えて欲しかったと思います。


@ 朝7時に投票所が開くので、担当者は6時過ぎには投票所に集合します。その為には5時には家を出なければならず、4時には起きる必要があります(自宅が遠くの者は、前日から近くのビジネスホテルなどに泊まります)。2月の選挙なら、暗くて寒くて、起きるのがとてもつらいもの。

「日本のいちばん長い日」が始まります。

そして、20時に投票所が閉まると、すぐに開票所へ異動します。20時45分には会場に整列し、21時ジャストから開票事務が始まります。開票が終わるのは(現在の投票率では)24時前後が普通で、時には明朝までかかることもあります。

そして帰宅し(緊張を解いてリラックスしたいから)風呂に入り、深夜ラジオなど聴きながら、缶ビールとカロリーメイトの夜食を捕って、3時間ぐらい仮眠すると、また仕事です(再びビジネスホテルなどに泊まる者もいます)。

市町村役場は朝から通常事務が始まります。

翌朝は意外と眠くありません。まだ緊張が継続しているのでしょう。しかし、午後から眠くて我慢できなくなります。ここになって、やっと緊張が解けてきたのだと思います。でも、繁忙期なら残業になることも。疲労が抜け、体が通常モードに戻るのには2~3日かかります。


(2019.7.16)

@ 昨日ラジオをつけたら、松田聖子さんの歌声が流れてきました。

その後、DJさんがゲストの男性に、「いや~聖子さんは歌が上手いですね!」と明るく言いました。

しかし、ゲストは「…そ~ですね…」と、何やら、意味深な返事をしたのです。

その気不味い空気を無かったことにしたいように、DJさんは話題を先に進めようとしました。

するとゲストは、DJさんの話を遮るように言ったのです。

「聖子さんの音程は、少し高めですね」と。

そして二人で、「歌手には、音程が高めの人と、低めの人がいて、聖子さんは高め。ギリギリセーフだけれど、ちょっと高めですね、上ずったような…」みたいな話になりました。

私は(失礼ながら)昨今のアイドルグループと比べると、聖子さん時代のアイドルの方が歌が上手だと思っていましたが、そんな聖子さんでも、プロ!?の人から見ると、音程に問題があるのだと知り、驚きました。

ちなみに、昨今のアイドルグループは、(昔の歌手なら当然やっていたであろう)「発声練習もやってもらったことはない」という話を、どこかで聞いたことがありますから、歌唱力を比較することは酷なのかもしれませんね。

追記

誤解の無いよう申し添えますが、私は昔から聖子さんのファンです。いつもチェックソースに使っており、彼女の歌が魅力的に聞こえないオーディオは認めません。あの魅惑の声は、ネコにマタタビの魔力さえあると思っています。だからこそ、ラジオの話に驚いたわけです。

追記2

楽器のチューニングでも、発信器を使って「電気的に正確」に合わせるだけでなく、プロの間では、ときに演奏者の好みで「すこしズラす」、みたいな事もあったような記憶です。

記憶違いならごめんなさい。あの、名門ウィーンフィルの音色の秘密もそこにあったと思います。色々複合的な要素があるはずですが、その内、ピッチ(音程)にも独特のものが在るのだとか。

ですから、聖子さんのギリギリセーフという話は、言いかえると、それが「音楽のスパイスとして成功している」とも言えるのです。

実際、今まで売れてきたということは、ウィーンフィル同様、心地よさの証明でもあります。


@ ちなみに2019.7.14に書いた(ケンカツ)のヒロインは、無意識に、担当になった110世帯の生活保護を、110本の映画シナリオにみたて、自分が映画監督になったつもりで指導し、ハッピーエンドに導くべく仕事を始めたのです。

そして、相手に喜んでもらえたことで、自分を肯定でき、なんとか公務員を続けることが出来ました。

この様に、前向きに考えて進んでいける人は、映画の主人公みたいで良いですが、リアルではそんなエネルギーのある人ばかりではありませんので、単純に公務員を責めるつもりはありません。

ですから、解決策の一つとして、採用基準の変更を提案したわけです。


(2019.7.15)

@ 『 Park Sung Hyun パク・スンヒョン

まるで「熊にバイオリンを弾かせる」ような、パワーの中にも繊細を極める競技「アーチェリー」は、韓国女性が強いです。でも韓国女性に出来ることなら、日本女性にも十分チャンスはあると、私は思っています。

「カーリング」も韓国が強いですね。「アーチェリー」と「カーリング」は、まったく違った競技ですが、「繊細なコントロールで的に当てる」点では、似ているところも多いと思います。

そして今回、2018平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)では、カーリング女子日本代表「LS北見」がトップの韓国チームと大接戦を繰り広げました。惜しくも敗れましたが、日本チームの、「カーリング」と「アーチエリー」の未来に、夢を見たいと思います。

ちなみに、下記のURLにはアーチェリー・韓国トップ選手「Park Sung Hyun (パク・スンヒョン)」さんの練習映像があります。得点だけでなく、「射形(フォーム)」の美でも、彼女はトップ選手だと思います。

素人が見ると、実に簡単に射っているように見えます。明日にでも自分に出来そうだと。しかし、たしなみのあるものが見ると、言葉を失うほどの「神技」。何でもそうですが、「簡単なものほど奥が深く、さり気ない姿ほど洗練されている」ものです。もし完前コピーできた方がいらしたら、オリンピックに挑んで下さい。


https://www.youtube.com/watch?v=rIeBGcaETYw

「 Park Sung Hyun 」 』


( 映画「ロビン・フッド」 2018/2/24 10:16 by さくらんぼ の追記Ⅱより転記 )


@ アーチェリーでも才能の差を見せつけられることがあります。

私を含め、大多数の人は凡人です。コツコツ練習すれば、コツコツ上達します。そして、あるところで成績が頭打ちになる。

でも、ときどき秀才がいるのです。

凡人が何年かかっても到達できない成績に、始めて数か月で到達してしまうのです。本人はいとも簡単に射っており、自分が秀才だと言われても冗談だと思っているようですが。

オリンピックのメダリストは、その秀才さえ霞んでしまうような天才なのでしょう。


@ 2019.7.14に書いた弓の話の続きです。私が持っているのも15万円以下でそろえたものです。でも、射場(練習場)で恥ずかしい思いをしたことはありませんし、だいたい満足しています。何年練習しても、まだ15万円に腕が追いついていないというか…。

いつでしたか、(本人の了解を得て)友人が持っていた40万円の弓を射たせてもらったことがあります。

矢が発射された瞬間の、弦の音が重厚でよかったです。クルマで言うと大衆車と高級車のドア音の違いと言ったら良いでしょうか。音が良いということは、矢が安定して発射されたという意味でもあります。

もちろん、手に持った時の感触、重心の感じなども、少々違いました。そういうものが矢の発射に結実しているのでしょう。

違いを知ってしまうと欲しくなりますが、簡単に買えるものではありません。お金もそうですが、おじさんたちは、熱心に練習しても、加齢により、成績は現状維持か、下降線をたどるのが普通で、あまり夢は見られないのです。

ちなみに、高級な弓を持っている人が多いのは、トップ争いをするような選手を除けば、高校・大学生です。20~30万円ぐらいの人が多いのではないでしょうか。仲間内で弓を自慢しあう事があるでしょうし、親御さんも、もしかしたらわが子がオリンピック選手になるかもと思うと、良い道具を与えたいと思うのでしょう。


(2019.7.14)

@ TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)には、本当は映画監督になりたかったのに、夢破れ、後は、(半分人生を投げてしまい)ただ安定だけを求めて、区役所職員になったらヒロイン(吉岡里帆さん)が出てきます。

でも彼女は、よりによって生活保護のケースワーカーを担当させられることに、なってしまったのです。

このストーリーは彼女だけの特殊事例だと思われるかもしれませんが、私は市町村役場に就職する多くの公務員の気持ち(悲哀)を代弁していたのだと思います。

昔も今も、公務員を目指す者は、第一に「安定を求めて」いる者がほとんどであり、「改革したい者」や「住民に奉仕したい」から公務員になる者は少ないと思います。大体、改革しても映画「生きる」みたいに公務員では金持ちにはなれないし、それどころか悪者にされかねない。同じ苦労するなら民間へ行くはずです。

そんな「安定を求める」者にとって、国民健康保険の徴収、税金の徴収、生活保護、児童相談所などの(接遇のきつい)仕事は、(ケンカツ)で描いているように、想定外(適性外)の事態なのです。

5年前後で人事異動がある彼らは、その係へ行かないように祈っています。もし、そこへ決まってしまったら、在任中は出来るだけ無難にすごし(安定)、後は一年でも早く出ていく事だけを考えていると思います。もちろん例外もあるでしょうが。

何を申し上げたいのかと言えば、警察、消防、税務署みたいに、とりあえず児童相談所も、原則・専門職枠だけの採用とした方が良いと思うのです。そうすれば、「戦いたい者」、「志のある者」が、今より多く集まるはずです。

私にとって、これは良くも悪くも常識であり、あらためて書くほどのことではないと思っていました。でも、最近になって、あちこちで似たような意見が出始めましたので、多くの人にとっては常識ではなかったのだと知り、あえて書きました。


@ その前に、急いでウオーキングへ…。


@ これからアーチェリーをやってみようという方は、まず地元のスポーツセンター等で開催される講習会に参加してください。技術やルール・マナーなどを、実際に射ちながら親切に教えてくれます。

そして最終日に自問自答し、「今後もこのスポーツを続ける」と決めたら、先生に地元のアーチェリー・ショプを紹介してもらうのです(貸弓で練習させてくれるアーチェリー・クラブもあります。そこで1~2年遊んでからでも良いです)。

ショップには中古を含めて沢山の弓矢がありますし、店長さんも先輩アーチャーである場合がほとんどですから、第二の先生として、今後あなたの良き相談役になってくれます(相談は「そのお店で買った物にする」がマナーです)。

弓の値段は段々です。数万円でも一式そろいますが、練習場に出ればすぐ眼が肥えるので、一年で買いかえたくなります。でも、15万円ぐらいの物を買っておけば長く使えます。レクリエーションなおじさん戦士たちには、それでずっと満足してしまう人も少なくありません。何も分からぬ初心者は、予算を伝えてお店に選んでもらう方法も良いです。ちなみに、上を見れば40万円ぐらいのものもあります。

お金の話をすると、アーチェリーはカネがかかると思われたかもしれませんが、ある試算によると、野球と比較しても高くないとのことです。

アーチェリーは初期投資が高いですが、あとはほとんどカネがかかりません。練習は一日数百円です。的紙と、たまに矢が傷んだりするから修理するぐらいで、それも数百円。


@ その他、「テニスのラケットバッグ(3~6本用程度のもの)」に、「ダイソー」にも売っている「図面入れ」を矢筒にして組み合わせ、使っている人もいます。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%A9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0+6%E6%9C%AC/100558/

https://mitok.info/?p=39348

御婦人が使っている「お買い物用のキャリーバッグ」に、先の「図面入れ」を組み合わせている人も。これはタイヤも大きく、重心も低いので、引っ張るのが最高に楽です。ただし、アーチェリーケースとしては、意外にも容量やや少なめですが。

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88+%E8%B2%B7%E3%81%84%E7%89%A9/

そして、(まだ使った事はありませんが)「楽器用のケース」にも興味があります。例えば「キーボード用のケース」は、(もしかしたら)アーチェリー用としても使えるのではないのかと。もちろん矢筒も組み合わせて。

https://www.soundhouse.co.jp/search/index?s_category_cd=640&i_type=c


屋外スポーツなので、バッグやケースの中には、弓矢だけでなく、ウインドブレーカーやペットボトルも入れますので、ゆとりあるサイズが使いやすいです。


@ なぜ、ケースの話になってしまったのかはともかく…

背負うのが好きな人は、例えばこちら(EASTON CLUB XTリカーブバックパック) 。ハードケースより楽だと言う人も。筒には矢が入ります。

http://hasco-archery.shop-pro.jp/?pid=86563096#


(2019.7.13)

@ 「アーチェリーケース」の一例(HAC-700 レッド) 。

傾けて転がすから、中身をぎっしりつめると、慣れない内は、そうとう重いですよ(重心が高いので)。

でも、それもまた通過儀礼。

http://hasco-archery.shop-pro.jp/?pid=38059133

中身はこんな感じです。

http://hasco-archery.shop-pro.jp/?mode=f1


@ 年金問題は、忘れたころに、地震のごとく現れます。

20年ぐらい前のこと、やはり年金問題の最中に、ある人が「国民年金やめて郵便局の年金に入る」と言いました。

(誰も悪く言わないから)「国より郵便局の方が信頼できる」と言って。

( 注:「国民年金」は法律でやめることができません。)


@ 韓国への輸出問題、韓国は日本を非難するアピールを世界へ向けて始めました。

これに限らず、従来の日本は、「どう考えても日本が有利なはず」と、反対勢力を静観することが多かったように思います。

しかし、意外にも負けてしまう事がありました。

名古屋と韓国が争ったオリンピック誘致もそうでしたね。名古屋の負けは、少なくとも地元では想定の範囲外でした。


@ ( 贈る言葉 ) 

『 元就は、まず1本の矢を取って折って見せるが、続いて矢を3本を束ねて折ろうとするが、これは折る事ができなかった。そして元就は、「1本の矢では簡単に折れるが、3本纏めると容易に折れないので、3人共々がよく結束して毛利家を守って欲しい」と告げた。息子たちは、必ずこの教えに従う事を誓った 』

( ウィキペディア「三子教訓状(さんしきょうくんじょう)」の「三矢の教え」より抜粋 )


@ 私は、海外旅行へ行くような、大きく重い荷物を持って、公共交通機関でアーチェリーに行っていました。

朝8時頃に家を出て、昼までスポーツセンターで練習し、ランチを食べて帰宅すると、いつも2時半ごろでした。

出かける日は、いつも直前に、Yahoo!の「ピンポイント天気」で、3時間ごとの天気を確認します。

雨が微妙で心配な時は、さらに「雨雲の動き(実況)」で、6時間先までを予想します。

いつもYahoo!に決めているのは、同じサイトで確認すると、「気象予報士さんの癖」まで分かる気がするからです。それを込で、予報を総合的に解釈して、午後2時半まで雨は降らないと判断した時のみ、スポーツセンターへ出かけるのです。

もし雨に降られても一人ですし、傘もあるし、都会ですから大事には至りません。でも、重たい荷物を持って、駅まで往復1時間ほど歩く必要がありますし、道具も濡れるのは好みませんので。

それでも、きわどいところを狙うと、年に2~3回は、帰り道に降られます。

なぜ、こんな話をしたかと言いますと、多くの子供を引率して、海や山、川などに遊びに行き、天候の急変で遭難する人が、毎年夏になると、必ずと言って良いほど出るからです。

多人数を引率して自然の中へ行くからには、リーダーの責任は、一人旅の私より、比較にならぬほど重いはずです。

もしリーダーが、天気予報を真剣に受け止めていれば、防げる事故も多かったのではないでしょうか。


@ 今年は「冷夏」という話があります。

でも、私が小学校の頃は、真夏でも30℃ぐらいが普通で、ときどき32~33℃にもなれば、今日は猛暑だと言われていました。古き良き時代の、正しい日本の夏です。

その頃の梅雨時は何℃ぐらいだったのでしょう。

憶えていませんが、真夏で30℃なら、20℃の半ばぐらいだと想像します。

それを思うと、(地域によっては気温が低すぎるところもあるでしょうが)案外これが、喜ぶべき本来の姿かもしれませんね。


(2019.7.9)

@ 投票所にいる係員たちは、市町村役場の職員数名と民間人のバイトさんです。

職員も、普段は税金や戸籍など、選挙事務とは違う仕事をしている人たちが、選挙管理委員会の応援で、その日だけ駆り出されているのです。

ですから(日ごろから選挙事務をして、仕事も熟知し、勘所も知っている)選挙事務の専門家ではありません。

選挙管理委員会の職員は少人数のため、市町村役場の本部で連絡調整や開票事務の準備をしており、投票所には出られないのです。


@ 北朝鮮の完全な核放棄、年月をかければ、たとえば10発持の内、8~9発の廃棄はありえるかもしれませんが、1~2発は隠し持っておく可能性も否定できないのでは。

仮に10発とも廃棄しても、「どこかに隠し持っている」という疑念を完全に払しょくすることは難しいと思います。それだけでも核の抑止力につながるのでは。

一方、北朝鮮と韓国の統一は、経済格差もありますし、現実的に、すぐには難しいと思います。

統一しなければ韓国が核保有国になる心配は無いのかと言えば、事実上の友好国になるだけでも、韓国の意識は違ってくると思います。韓国には「同一民族による核の後ろ盾」が出きるからです。北朝鮮に中国という「核の後ろ盾」があるように。


「 俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ

わかっちゃいるんだ 妹よ 」

( 映画「男はつらいよ」より抜粋 )

追記

韓国と日本は共同して北朝鮮に対峙するはずだったのに、気がつくと、韓国と北朝鮮が共同して日本に対峙しているというのは、日本からすれば、とんでもない話です。

しかし、同一民族である北朝鮮と、血を流す戦争までしている韓国から見れば、矛盾や葛藤こそが人生の真実であるのかもしれませんね。

( 2019.1.17の再掲 )


(2019.7.8)

@ 投票所において投票用紙の管理は一番大切なことの一つです。

さらに、投票用紙交付係は大変な事務だというお話もしました。

しかし、その事務は若手(ときに新人)が担当するのが普通です。多分どんな仕事でも、大変な単純作業は、若手(新人)がさせられるものでしょう。

だから、まだ重大性の自覚が乏しく、ミスが起こりやすいとも言えます。

投票所の責任者(課・係長クラス)は、事前の打ち合わせや、当日投票所を開く前に、重点的に投票用紙のチェックをすべきです。2~3分で済む話ですから。

逆に言えば、その2~3分をしなかったために、別の用紙を交付したりして、新聞沙汰になった事例がどれほどあったことか。


@ 「韓国海軍レーダー照射問題」が起こった理由は、韓国が(休戦中の)北朝鮮に「瀬取り」をしているところへ、(友好国の)自衛隊機が接近したから、知られるとまずいので、追い払うために行ったという見解もあるようです。

もし韓国による北朝鮮への「瀬取り」が日常化しているとしたら、日本から韓国へ輸出している物品も(北朝鮮への禁輸品も)、北朝鮮へ渡っていると考えるのが普通です。

ならば軍事転用の心配のある物品などは、韓国へ輸出するのも慎重にすべきで、今回の「韓国に対する半導体材料の輸出規制」は当然の措置でしょう。

返り血を浴びるかもしれない日本企業も(その物品の何たるかは良く知っているはずで)、理解せざるを得ないと思います。


@ 今朝のNHKラジオで、先日再開された捕鯨について、ニューヨークタイムズに掲載された記事を紹介していました。

それによると、「日本が400年の捕鯨の歴史を持ち、今後も守っていくと言っても、鯨を懐かしがるのは、戦後の食糧難に鯨で育った世代が中心なので、需要は先細りになるのではないのか」という論調でした。

しかし、このニューヨークタイムズの視点には抜け落ちている部分があります。それは、最近発見された「優れた健康食としての可能性」です。

以下の再掲分は、それを含めて書いてあります。


@ 「鯨は美味しいだけでなく、健康にも良いらしい。美食・長寿の日本人が喜んで食べている」となれば、世界中が注目するかもしれません。すると、マグロの刺身のように、未来は鯨の奪い合いになる、かも。


@ ①「 スプーン1杯でカラダが激変!?食べるアブラの新常識 - NHK ガッテン!

オメガ3は近年、中性脂肪の合成を抑える効果や、代謝を上げる効果も期待できると研究が進んでいます。

実際に番組では、48人の被験者に1日小さじ1杯のえごま油を1か月摂取してもらうという実験を行ったところ、33人の体重が減少。また中性脂肪値が基準値より悪かった17人のうち、12人の数値が改善するという結果になりました。」(抜粋)

「オメガ3」とは油のことです。「魚の油」や「えごま油」、「アザラシの油」、「鯨の油」です。

①のNHKホームページでは、「鯨の油」が省略されていますが、番組内では、確かに「鯨の油」も掲示され、説明されていました(番組は日本が「IWC脱退」表明前でしたから、こうなったのかもしれません)。


下記②のホームページには、番組通りに「鯨の油」も掲載されています。ぜひご覧ください。

②「 【反響要約】ガッテン!えごま油のパワーがあなたを変える!?驚きの ...

北極圏に住むイヌイットの人々は全食料の5割がアザラシやクジラなどの脂を使った食事をしていると言います。その食事内容はまさにアザラシの油まみれ…。

しかもアザラシなどのアブラは大量に食べたとしても健康を妨げないそうです。そのアブラはとても優秀な性質を持ち、心筋梗塞などの病気リスクはヨーロッパの人々と比べ10分の1以下という低さなんだとか―― 」(抜粋)


鯨の肉(脂身も含む)を食べることが、どれだけ「鯨の油」の摂取につながるのかは、素人の私には分かりませんが、良い情報ではあると思います。


@  昨夜、うどん屋さんからテイクアウトしてきたイワシの天ぷらを食べました。塩味がついているので、そのままでも美味しく食べられます。

食べていて、ふと気がつきましたが、イワシのコクが、鯨(この漢字も使わないと忘れてしまいます。)に似ているのです。イワシやサンマ、マグロなどには味にコクがりますが、特にイワシやサンマと鯨が似ているのです(いわゆる生臭さではありませんので、念の為)。

そう言えば、幼い頃にクジラのステーキを食べていても、哺乳類のステーキを食べているという意識はありませんでした。何か…(例えが適当では無いかもしれませんが)煮すぎて固くなったブリのステーキでも食べているような気持ちでいたのです。鯨肉だから味が濃く美味しいですが。

その理由がやっと分かったような気がしました。クジラの形が魚に似ているからではありません。味にイワシやサンマと似ている部分があるからです。

不思議ですが、海の幸には、味に共通点があるのかもしれませんね。ですからDNA的にも、鯨は島国の日本人に合った食材かもしれません。

逆に言えば、鶏、豚、牛など、陸の肉は、美味しいことは100パーセント認めたうえで、しかし、どこか、微かな違和感を感じながら食べていたことに、私はあらためて気がついたのです。

追記

今日、偶然、友人に会ったので、「幼い頃のクジラ料理の思い出」について尋ねてみました。彼は私よりも10歳ぐらい年上です。

そうしたら彼も大好物で、開口一番出てきたのが「刺身」でした。私は食べた記憶が無かったので、「クジラの?」と聞いたら、「魚だから、刺身で食べるよ!」と言ったのです。

ご承知のとおり、鯨は魚ではありません。それは彼も承知していると思います。では、なぜ「魚」と言ったのか。それはやはり、私と同じ気持ちだったのだと思います。幼い頃の私たちは、鯨を、その味から、無意識に「魚」のカテゴリーに入れて、食べていたのだと思います。


@ 「 【IWC脱退】『ぬーけた!』ではなく、これからも向き合う 」

( BLOGOS 中田宏 2018年12月28日 09:10 )


@ ネットでクジラ料理を検索すると、私が食べたことがない、美味しそうな料理が出てきます。

クジラの肉はとてもコクがあります。

鶏<豚<牛<クジラ の順でコクが強くなります。ビールで言えば黒ビールみたいな。だから、毎日のローテーションにクジラを加えてみるのが面白いと思います。

私が幼い頃よく食べていたのは…

① 「湯かけ鯨」と言うのでしょうか。クジラの分厚い被下脂肪を薄く切り、熱湯にくぐらせた後に、流水で良く洗ったものです。ふわふわと白くて、歯ごたえのあるゼリーのようになります。わが家では白みそを使った酢味噌につけて食べました。脂臭さはありません。意外とアッサリとして、とても珍味です。

② 「ベーコン」。これは白くてトロリと美味しい脂身の部分と、ガリガリとした網のような繊維質の部分、コクのある赤身の部分からなり、一枚で、三度美味しいものです。ウスターソースを付ければ、ご飯が何杯でも食べられます。

③ 「ステーキ」。霜降りではない牛の赤身のような感じです。しかし、コクは牛の数倍強いのではないでしょうか。昔、おばあちゃんが、昼時に七輪に置いたアミで、焼きながら食べさせてくれました。味付けは塩だけでした。熱々で旨かった。赤身はウスターソースにつけても旨いし、甘辛いタレにつけた商品もありました。鯨カツも。

私など、これを書いているだけでも、お腹が空いてきます。

追記

詳しい料理法は、怪しい私の説明ではなく、ネットの、料理専門家の話を参考にして下さい。


@ 「役所は公益を、民間は私益を求める」と、単純化して書きましたが、「民間だって公益も大切に考えている」という御意見があるのは理解してます。

ところで、「日本のIWC脱退」で、商業捕鯨が2019年7月から再開される見通しです。ところが、関連する一部の会社に、消極的なところが見られるのは残念なことです。

クジラを食べなくとも、現在は他にたくさん美味しいものがあります。それでも、IWCを脱退してまで、日本が捕鯨に踏み切ったのは、「日本の食文化を後世へ継承するため」だと思います(もちろんクジラもお世辞抜きで旨い)。本来は万博で(そうです2025年大阪万博で)誇らしく世界に届けるべきものなのです。30年議論を続けても、まだ世界に説明が必要なら、五輪や万博は良い舞台になるかもしれません。

そんな大切なことなのに「参加に消極的である」というのは、いかがなものでしょう。

( 2018.12.28 ~ 2018.12.30の再掲 )


(2019.7.7)

@ 小学生の頃は何度か学級委員をしたことがあります。そのお役目を果たすために、代表として皆に号令をかけたことも多々あります。皆も素直に従ってくれました。私はいじめられっ子でも、いじめっ子でもありませんでした。

でも、おじさんになった今、当時の集合写真を見てみると、40人ぐらいいるクラスメイトで、顔を覚えている人は数人です。もしクラス会に参加しても、「懐かしい友として声をかけられる人」は2~3人しかいないことに、愕然とした記憶があります。ほんとうは私の心は、家にも学校にも居なかったのかもしれません。


@ 以前、火山の「噴火警戒レベル」が5段階表示なのに、豪雨時の「避難情報」などには数字がないから分かりにくいと書きました。しかし、この6月からはそれも5段階表示され、ひと安心。

ところで、その「避難情報」の「警戒レベル4」が「全員避難」になっていますが、これには、いわゆる「垂直避難」(例えば、避難場所への避難が危険な場合などに、自宅二階へ避難する方法)も含まれているのだと思います。

それにしても、「垂直避難」以外の人が本当に全員避難して来たら、避難所の容量は大丈夫なのでしょうか。もしかしたら、「全員避難」は全員が避難しないことを前提に発令されているのかもしれませんね。

現状でも、お年寄りや、体の不自由な人が、遅れて避難して来ても、すでに満員で入れないことがあるとか。そんな人が自宅に帰っても、今度は食料などの配給品が、避難所優先のため、何日も後回しにされる。すでに「避難所は究極のイス取りゲーム」だと言われています。


余談ですが、選挙の投・開票事務。

当局は「投票」を呼びかけていますが、本当に有権者全員が投票に来たら、投・開票事務は大変なことになると思います。

投票所では道路まで行列が出来、大混乱するでしょうし、開票所では、今でも深夜までかかっているのが朝になっても終わらず、担当者に過労死するものが出る可能性もあります。先日、高投票率のタイの選挙では225人もの死者が出ました。日本では衆参同日選挙が噂されています。

「 責任者は震える手でサインした 選挙で過労死多数の裏側 」

( 参考:2019年4月26日11時00分 朝日新聞デジタル )
( これは2019.6.8の再掲です。)


@ 中学生の時でしたか、英語の先生が、唐突に「君たちの中に、文法を考えたり、翻訳せず、ダイレクトに英語を理解できる人はいますか。もしいたら申し出てください。その人には教育方針を変えますから」みたいなことを言われました。

その時は、誰も手を挙げませんでしたが、それが正しいことは、誰もが直感的に分かったようです。

ちなみに私も英語は苦手です。


(2019.7.6)

今日の午前中、(たぶんミツバチではない)大きなハチが部屋に飛びこんできました。なぜか分かりませんが、数年前から、毎年一回ぐらいは、このような騒ぎがあります。

たいていは、窓を開けると、すぐに出ていきますが、今日のハチは、天上に貼りついたまま動かないのです。

そんな状態でPCなど触っていられませんから、殺虫剤を使うことにしました。しかし、ゴキブリみたいに暴れられて、刺されてはなりません。

窓を開け(すでに開いています)、ハチの逃げ道と、戸を開け、自分の逃げ道を確保してから、叩き落とせるように、近くにあったウチワを側に置き、恐る恐る近づいて、噴霧しました。

そうしたら、ゴキブリなら気配を察知してすぐ逃げるのに、ハチは貼りついたまま、ゆっくり天井を這うだけなのです。

もしかしたら、遺伝子レベルで殺虫剤を知っている(と思われる)ゴキブリと、ほとんど知らない(であろう)ハチの違いかもしれませんね。

私は数秒間噴霧してすぐ避難しました。

ガラス戸の外へ行き、振り返ると、ハチは消えていました。どこへ行ったのか。

今入ると危険なので、しばらく避難し、殺虫剤が効いた頃に捜索しました。

そうしたら、畳に落下してモゾモゾしていました。

位置関係から、明るい窓の外へ出ようとし、ブライドにぶつかって落下したようです。


(2019.7.5)

スポーツセンターへは、毎回、海外旅行へ行くような、大きくて重たい(分解した)道具を持ってスポーツをしに行きます。

途中、地下鉄を乗り換えるので、(エレベーター等が無いところでは)それを持って階段を上下することも。

白髪頭のおじさんが、そんな重たそうな荷物を持っているのをほかっておけないのでしょう。希に、やさしそうな若者が手伝ってくれることがあります。その気持ちには合掌したいぐらいに感謝しています。

しかし、障害者でもないのに、自由意思でスポーツをする者が自分の道具を運べないようでは、ずるいし、スポーツマンの資格も無いと思っています。そして、重量級の荷物を運ぶことは、基礎体力をつけるための訓練にもなるのです。

ですから、丁寧にお断りしています。


又、映画を観に行くときなど、(今はまず無いですが、これから先)座っている人から席を譲られることがあるかもしれません。

しかし、私は若い頃から、座るよりも立っている方が好きなのです。さらに、デスクワークでも座っているより立っている方が健康に良いと、立ち作業用もできる上下可動デスクもあるぐらいなのです。

「高齢者や体の不自由な方に席を譲る」というのが、「すわりなさい」という善意の強制になってはいけません。その権限はありません。

「よろしければ、どうぞ」ぐらいでちょうど良く、場合によっては、黙って立つだけでも良いと、私は思っています。

追記

ちなみに、私はバス旅が大の苦手です。安くてよさそうな日帰りや、一泊二日程度のツアーがありますが、電車と違い、常時座っていなければならないので、苦痛で、まず行けません。

最近は、もしかしたら、(閉所恐怖症ではないですが)何かメンタル的なものに支配されているのかも、とも思ってもいます。

「ひきこもり」ならぬ「道こもり」を自認しているぐらいですから、きっと「私は何かから逃げたい」のです。

ですからメンタルの安定のためには「座るより立っていた方が良い」。同じ白髪頭でも、人によって座りたいか否かは、まったく違うのです。

そして、今気づきましたが、「長く座っていられない事と、長編小説が読めない事は、深いところで繋がっている」ように思います。

正解でなくても良いのです。少なくとも私は、こうやって問題を整理し、少しづつ救われてきましたから。私が生きるために必要なことなのです。


(2019.7.4)

確か映画「女子ーズ」のイエロー(高畑充希さん)もやっていましたが、道ばでイスに座り、手にカウンターを持って、「交通量調査」をしている人を時々見かけます。たぶんバイトさんでしょう。

精度はどうなのでしょう。99%正確かもしれませんが、(もし違っていたらお許しください。)失礼ながら、100%正確だとは依頼主も思っていないような気がします。

もし、あの「交通量調査」を大会社の正社員にやらせたとしたら。

7時から20時までの13時間行い、100%の正確さを要求し、(依頼主にはチェックする方法があり)もし一名でもカウントを間違えたら、新聞沙汰になり、出世にも影響するとしたら。

「交通量調査」は神経をすり減らすバトルへと転じるのかもしれません。

人間の集中力は13時間も継続できません。「15分周期」という話も聞いたことがありますから。

選挙の「投票用紙交付係」の大変さを説明しようとしたとき、極めて大ざっぱにですが、似ているものとして、あの「交通量調査」が思い浮かんだのです。


(2019.7.3)

@ 『 「明治維新の混乱で大阪城の大半は焼失したが、天守閣は今から約90年前に16世紀のものが忠実に復元されました」 「しかし一つだけ、大きなミスを犯してしまいました。エレベーターまでつけてしまいました」 』

これは安倍さんが話した「G20サミット」での言葉です。この時、安倍さんの胸中に何があったのでしょう。

「G20サミット」と言えば、「役所の会議の最たるもの」だとも言えます。

年金事務を見ても分かる通り、人生百年の時代、役所は全国民の100年分を考えなければなりません。

「G20サミット」であれば、全世界の未来の事まで。

「G20サミット」に参加したリーダーたちは、やっと会議が終わった時には、「未来の、それも末端の国の事まで考えることに疲れていた」のかもしれませんね。

あれは、その共通バイアスの中で味わうべき(20人だけが味わうのを許された)、楽屋落ちのジョークだったような気もします。

安倍さんとしては、「議論百出で疲れていても、弱者を切り捨てない象徴として、エレベーターが頭に浮かんだ」のかもしれません。

もちろん、当然外部に漏れるので、部外者には誤解を受けかねず、言わない方が良かったジョーク。


@ 『 知的障害者に「字書けるんですか」 投票所で市職員発言 』 ( 2019/7/2(火) 21:32配信 朝日新聞デジタル )

少ない事例ですが、障害者やお年寄りなどで字の書けない方が、付き添いの方といっしょに投票に来られることがあります。

そのとき投票所の係員が(気がつかなかったりして)黙っていると、付き添いの方が代筆して投票されることがあります。しかし付き添いの方の代筆は認められません( 20年ぐらい前までは、付添いは投票所にも入れませんでした)。

その場合、法律では、係員二人による「代理投票」になります。

ですから、係員が駆け寄り、「ご自分で書けますか?」などとお尋ねすることは、古今東西の投票所で行われてきた必要な事務行為なのです。

このように、選挙事務の難しさには、誤解であっても新聞沙汰になりやすいこともあります。


「 選挙人と一緒の小さな子どもや補助者・介護者などは、選挙人と同伴して投票所に入場できる場合がありますが、このような場合でも、家族の方が代筆することはできません。

身体の故障や読み書きが不自由で、本人が投票用紙に記載できない場合は、投票所の係員が選挙人の投票を補助する(代筆する)代理投票により投票をすることができますので、投票所の係員にお申し出ください。」

( 2019.7.3「海南市ホームページ」より抜粋 )

追記

(一般論ですが)この事例で、声をかけたとされる「投票用紙を渡す担当」は、お客さんが殺到すると、交付忘れや、二枚交付したりするミスも起こりやすいほど、投票所内では最も忙しい仕事の一つであり、丁寧に説明している余裕などほとんど無いはずです。

ですから、今後の改善策としては、「お客さんに声をかけるのではなく、奥にいる管理職の職員を呼ぶ」ようにするのが良いと思われます。


(2019.7.2)

すごいインパクト。ドキドキしてしまいました。

「007」の戦車の暴走シーンよりもすごいかも。


(2019.6.26)

「八日目の蝉」という映画もありましたが、最新の調査では蝉の成虫は一か月間生きるようです。ということは、あの蝉は5月27日ごろに成虫になったということ。

少し前に妙に暑い時期がありましたが、あれは、そんな頃だったでしょうか。ともかく蝉は脱皮し、成虫になって一生を終えたのです。

私の地方の蝉の初鳴きは、7月の第一週ぐらいですから、ずいぶんと、あわてんぼさんですね。

そう言えば、最近公園では「キーン」あるいは「シャー」とも表現できる、とても周波数の高い音が聴こえるようになりました。毎年夏に聴こえる基調低音ならぬ、基調高音みたいなもの。なにか虫が鳴いているのでしょうか。

(2019.6.25)

『 「おしん」の最高視聴率は90%台 親日国イランの本当の恐ろしさ - 「週刊文春」編集部  』

( BLOGOS 文春オンライン 2019年06月25日 06:00 )


(2019.6.24)

@ 国民年金の「繰り上げ請求」や「繰り下げ請求」をしようと来庁される方には、あと数か月で(中には来月)誕生日になる方もいるのです。それも少なくない割合で。

「思い立ったが吉日」で行動を起こされたのかもしれません。役所はそれでも受け付けてくれますが、年齢が一つ増えてから申請した方が、金額が増えることも忘れないでほしいと思います(その説明をしてから受け付けると思います)。

追記

年齢は「年齢計算に関する法律」に従います。つまり、誕生日ではなく「誕生日の前日に一つ歳を取る」のです。

例えば、月はじめ「1日が誕生日」の人は「前月末日」で一つ歳を取ることになります。4月1日が誕生日の人は3月31日に一つ歳を取るのです。ですから、4月1日が誕生日の人で繰り上げ(繰り下げ)希望の方は3月31日に申請する必要があります。すると、申請のあった翌月分(4月分)から国民年金がもらえます。

もし、4月に申請すると、翌月分からですから5月分からしかもらえません。つまり、一日の事で数万円損することになりかねないのです。

これは大事な事ですから、該当する方(1日生まれの方)は事前に年金係へ確認しておいてください。


@ メンタルを病み、診断書をもらって休職する人がいます。半年とか一年は珍しくありません。でも、病気ですから仕方ありませんね。少なくともうちの職場では、非難めいたことを言う人もいないし、不当な扱いを受けることもないようでした。

問題はグレーゾーンの人です。

心の天気が、診断書をもらうほど土砂降りではないけれど、されとて晴天でもない。曇天ときどき夕立みたいな人(もしかして在職中の私!?)。

そんな人は、夕立になると、有給休暇をやりくりして、なんとかしのいでいるのです。でも年間20日ぐらいの(ぐらいしかない)有給休暇を、半日単位、一日単位でとるたびに、周囲の目を冷ややかに感じ、上司からは睨まれたりするもの。

「半年も一年も連続して休む人には優しくて、有給休暇で必死にやりくりしている人に厳しいのはなぜ」。でも、そんな言い訳は通じません。

休む日には、家にいると家人の目も煩わしいので、出勤途中に会社に電話します。ケータイは持っていないので、いつも公衆電話。憶えている番号は、自宅と会社のものだけ。

(たかが電話をするだけなのに)落ち着ける公衆電話をさがします。繁華街の裏通りとか、ホテルのロビーとか。そして、この時間、この番号にかければ、(まだ上司はいないし)たいていあの人が出るはずと、同僚の顔を思い浮かべ、優しそうな人が出るのを期待して、うろうろ歩きまわってタイミングを計り、やっとボタンを押すのです。

「またか…」という感情が露骨に言葉に出るような同僚はできるだけ避けたい。グサリやられたら立ち直れなくなるかもしれないから。その点、まだ方言が少し残る、若い彼女なら心配ない…などと祈りながら。


(2019.6.23)

@ 国民年金の「老齢基礎年金」を63歳から繰り上げ請求した人がいたとします。しかし数か月後に病気で亡くなってしまいました。40年も加入したのに「老齢基礎年金」は数か月分受け取っただけでした。

皆さまは「お気のどくだけれど、受け取れただけよかった」と思われたでしょうか。

この方は、繰り上げ請求しなければ「老齢基礎年金」はまったく受け取れませんでしたが、(一定の条件の下)代わりに妻へ「遺族基礎年金」が出たのです(「寡婦年金」の場合もあります)。通常こちらの方がはるかに金額が多い。

世の中には、繰り上げ請求が良いとか、繰り下げが良いとかの話題が踊り、昔からその様な申請をされる方もいらっしゃいます。

しかし、どの受け取り方が一番得になるのかは、寿命が分からないと答えが出ない部分もあります。そして寿命については、申請者から(例えば「医師から余命の宣告を受けている」などの)申し出が無いのに、年金係から軽々に質問できるものではないのです。それこそ「縁起でもない」と、お叱りを受けてしまいますから。


@ 「幻想交響曲」を聴きながら書いていますが、なぜか私に居心地は悪くありません。

「 ベルリオーズの音楽が求めるのは、現代人が求める理屈による均整、美しさ、癒しなどとは対極のもの。彼の音楽の本質は『居心地の悪さ』です 

…中略…

「 フランス音楽がもっとも大切にするのは『色』。音楽にどのような光を当て、無限のプリズム、虹のグラデーションを引き出すかが鍵なのですが、そうした価値観をドイツ系の楽団に理解してもらうのは、実はとても難しい。彼らは人生をかけて、音楽の精神という『核』に突き進むことが使命だと訓練されているのですから 」

( 2019.6.21 朝日新聞24面  「音で描く物語」生んだ感性とは  指揮者シャルル・デュトワ、ベルリオーズ「幻想交響曲」を語る  独創性の源は「国際性と知性」■ 本質にある「居心地の悪さ」 より抜粋 )


@ 国民年金事務は大きく「加入」と「支給」に分類されます。

加入事務は比較的分かりやすいです。

支給事務はやや難しくなります。

支給事務の内「障害基礎年金」は一番難しい。


@ 人生100年の間には、時代背景も変われば、加入者の人生も変わります。その変化を織り込みながら、随時法律改正をし(結果「例外規定の多い法律」になる)、幸せな完結を目指さなければなりません。

もし年金事務が難しいとしたら、それは「長い人生を語ること」だからです。これが税金事務ならば一年ごとに納税まで完結しますが、年金が完結するには一生かかりますから。


(2019.6.22)

@ 平日に街中を散歩していると、白髪頭のおじさんたちに遭遇します。一目見て、定年退職組だなと分かります。

スポーツセンターへ行っても、そんなおじさんたちは少なくありませんが、その中に、もっと若そうな人も混じっているのです。

挨拶をして話しかけることもありますが、その時に、ついうっかりと「今日はお仕事、休みですか?」等と聞いてしまいがち。

昨今は「フリーランス」の人も多そうなので、そんな方なら問題はないのでしょうが、中には「失業中の気晴らし」の方もいらっしゃることを忘れがちです。そのせいかどうかは分かりませんが、二度とお顔を見ない方も。

これ、私の反省です。


@ 国民年金のメリットには「障害基礎年金」もあります。病気やケガなどで該当すれば、若いうちから一生もらえるのでとてもお得。クルマの暴走、通り魔、自然災害など、とかく災難の多い日本には必需品の制度かもしれません。

何か障害を負えば、市町村役場に(医師の診断書等をそえて)障害者手帳を申請することはご存じだと思います。その障害者手帳が交付される時には、普通、年金係へも行き、「障害基礎年金」の相談もするよう指導されるはずです。ですから、相談漏れは少ないと思います。

でも、もし制度に問題があるとしたら、この後でしょう。

障害者手帳の交付で、自動的に「障害基礎年金」の支給が決定されるわけではありません。制度が違うので基準も微妙に違うため、再び(医師の診断書等をそえて)国に障害程度の判定をお願いするのです。つまり国民年金を納め、障害者手帳も持っている人が、全員、「障害基礎年金」に認められるわけではありません。年金額が一生涯で数千万円にもなりますから厳格にもなろうというものです。

そして申請先であっても、市町村役場の年金係は国の機関ではありませんので、その判定はできません。職務権限のある担当者がいないわけです。そんな彼らに出来ることは、書類不備・不足で国から書類の差し戻しが無いよう、厳密にチェックして受付し、すみやかに国へ持っていくことぐらいです。

転居してきた住民が、「旧住所に比べて、新住所の年金係は厳しい」という(クレームのような)感想を持たれることがあるかもしれませんが、それは一発で申請が通るよう(申請者に二度足をさせぬよう)、頑張っている姿なのかもしれないのです。

追記

誤解があるといけないので申し添えますが、この場合、新住所の年金係は120点を目指しているのではありません。「国とも密接に連絡を取り合って、90点の書類を見逃さないようにしている」という意味です。二度手間は誰にとっても不毛ですが、オーバースペックも同様ですから、どちらも防ぎたいのです。

追記2

若くして「障害基礎年金」が支給されれば、以後、国民年金の掛金は支払わないのが普通です。でも、病気などは治る可能性もあります。将来、もし治った時に、掛け金を払っていなければ、「障害基礎年金」は停止され、「老齢基礎年金」も貰えない(減額される)事態になりかねません。ですから、そのまま掛金を支払い続けるという選択もあります。これは盲点ですから、年金係の人と良く相談してください。( 注:もし掛金を払い続けても、両方の年金を貰うことは出来ません。)


@ 近年は映画でも午後しか観ないのに、昨日は所用があり、久しぶりに早朝から出かけました。早朝と言っても勤め人の通勤時間帯と同じですが。

行先が名古屋港の近くでしたので、用事が終わってそのまま帰宅するのが持ったいなく、これも久しぶりに「名古屋港ガーデンふ頭」へ寄り道してきました。

ネットで見ていただくと分かりますが、今の「名古屋港ガーデンふ頭」は観光地になっています。久しぶりでしたから、懐かしい。


10年ぐらい前のこと、「ガーデンふ頭」の休憩所から、なにげなく港を眺めていたら、ほほ笑ましい恋人たちが見えました。でも、彼が突然海に飛びこんだのです。唖然として見つめ、それからオロオロ歩きまわる彼女。私は彼が飛びこむ瞬間は見ませんでしたが、ビルの中がザワツキはじめ、異常に気がつきました。

誰かが110番したようです。すぐにパトカーと、それから水上警察の船もやってきました。

でも、その直前に彼は自力で岸壁をはいあがり、ずぶ濡れのまま、マイカーに乗り込んで帰って行ったようです。彼女を一人残して。

可哀そうに、彼女は一人で警察の職務質問を受けていましたが、事件性はないと判断したのか、やがて警察も帰って行きました。

カップルに何があったのでしょうね。


港へ行くと、何かしら驚くことが多いようです。

船で言えば、自衛隊の護衛艦を見たこともあります。あれは意外と小さいのですね。色がグレーで、異様と言えば異様でしたが(失礼)、あのような船を男子はたいてい好きです。

巨大な豪華客船や、立派な帆船も、そんなに珍しくありません。

でも、昨日は、めずらしい大きな作業船がありましたよ。

内部も見学できました。ただ、すでに用事で疲労していたので、素人には「足の踏み場もないような」、複雑で凸凹した内部通路を歩くのは辛く、早々に撤収しました。

でも、めったに見ることが出来ない船なので、ラッキーであったことは間違いありません。

ちなみに、私が乗船したのは「第361良成丸」です。遠くにもう一隻係留していたようですが、疲れていたので見る気力がありませんでした。

ところで「第361良成丸」の、クレーンの台座を回転させる大きなベアリング部分を見たときは、戦艦大和主砲の台座を回転させるベアリングを思いだしました。どこかで読みましたが、当時としては大変な技術だったようです。

作業船見学会のご案内

http://www.kk-kojimagumi.co.jp/news/2019621222_6.html

第361良成丸

http://kk-kojimagumi.co.jp/business/shunsetsu/_04_361.html


(2019.6.20)

あらためて年金のことを考えてみますと、昔から論点には挙がっていなかったメリットが見えてきました。

それは義務(強制)であるという事です。

もし義務ではなく自由加入であれば、預金や個人年金と同じになります。

それを、例えば20歳~60歳までの40年間も、毎月きちんと入金できるでしょうか。

もちろん意志の強い方もいらっしゃるはずですが、途中、小遣いに使いたくなったり、生活費が足りなくなったりして、引きだしたり解約したりして、つい、使いこんでしまう事も、長い40年にはありえることだと思います。

それが出来ない強制制度は、きっと老後に貢献しているはずです。


「 翌日、二日酔いで起き出した勝に女房、こんなに呑んで支払いをどうする気かとおかんむり。勝は拾った財布の金のことを訴えるが、女房は、そんなものは知らない、お前さんが金欲しさのあまりに酔ったまぎれの夢に見たんだろと言う。焦った勝は家中を引っ繰り返して財布を探すが、どこにも無い。彼は愕然として、ついに財布の件を夢と諦める。つくづく身の上を考えなおした勝は、これじゃいけねえと一念発起、断酒して死にもの狂いに働きはじめる。」

( ウィキペディア(古典落語の)「芝浜」より抜粋 )

追記

中には「俺の人生だ、自由にさせてくれ」と言う人もいらっしゃるでしょうが、若いころは稼ぎを全部使ってしまい、老いてから(他人さまの税金をもらう)生活保護の申請をするのは、他人さまの理解も得られないと思いますし、国としても困るわけです。


(2019.6.19)

@ 渡辺麻友さんがNHK朝ドラ「なつぞら」に出演し始め、今後の展開が楽しみですが、彼女がまだAKB48でアイドルをしていた時代のCMを思いだしました。

AKB48のメンバーたちが横一列に並び、口移しで(歯と唇でホールドして)、キャンディーかキャンディー・スタイルのガムみたいなものを、次々とリレーしていくCMです。

さすがに注目を引いたCMでしたが、すぐに放送中止になりました。

でも、NHKの高校生が主演するTVドラマでも、男同士のベッドシーンやキスシーンが入るようになった昨今、同様のTVドラマに、女性同士のベッドシーンやキスシーンがあっても不思議ではないなぁ、と私は思い始めました。それがLGBTの姿だからです。

ならば、今なら、あのAKB48のCMは問題にならないのではないのか。もし問題にする人がいたらLGBT差別者になるのか。

いや、今でも問題になるのか。もし問題だとしたら、何が問題なのか。

昨日から少しそんな事を考えて、目がさえてしまいました。


@ 今朝のNHKラジオには、「津波で逃げようとしたら『1mぐらいだから大丈夫じゃない!?』と言う人がいたけど、皆で話し合って逃げることにした」と話す女性が登場していました。

何げない会話みたいですが、実は大きな問題を含んでいて、もし『1mぐらいだから大丈夫じゃない!』と主張した人がボスだったとしたら、全員逃げ無かったかもしれないわけです。

悪くすると、そこへ大津波が遅い、全滅してしまったかもしれないのです。3.11で避難せず、多数の子どもの死者を出した、あの小学校の悲劇の再来のように。

それなのに、「津波を前にしても、皆で話し合って団体行動をすることが、いまだに美談だと思っている危機に気づいてない」し、NHKアナウンサーもそこを指摘していない。

今、「津波てんでんこ」が原則である事を再確認したいと思います。


(2019.6.18)

@ 「国民年金がもらえなくなる」と心配した住民の相談を受け、(かつて)プロが行っていた回答の一例にはこんなものがあります(いわゆるQ&A集ではありません)。

住民:「国民年金(の破たん)が心配だから、やめて○○(金融機関)の個人年金にしたいです」。

プロ:「国民年金は義務ですから自由にやめることは出来ません。それに、国民年金は国が管理していますが、○○は会社です。国が破たんする心配をしても、会社が倒産する心配はしないのですか。一番安心できるのは国だと思いますが」。


住民:「国民年金の掛金を払っても、元が取れるのか心配です」。

( 本来は、前述したとおり国民年金は義務なので、自分の損得とは関係なく支払わなければなりませんが、それは脇に置いておいて…)

プロ:「20歳から60歳までの国民年金掛け金はいくらになるでしょう。掛金は時代によって変わり、昔は一月数百円の時もありましたが、話を簡単にするために、今の掛金(月額16,410円)を使って試算してみます。16,410円×12月×40年=7,876,800円 昔は安かったのですから実際はもっと少ないはずです。

一方、もらえる金額は「物価スライド」で(現在は「マクロ経済スライド」)、物価が上がれば増えますが、今の金額(月額64,941円)のままで、65歳から80歳(平均寿命辺り)までの15年間もらったとして試算してみます。64,941円×12月×15年=11,689,380円 このように3,812,580円も増えます。物価が上がったり、長生きすればもっと増えますよ」。

住民:「(明るい顔で)やっぱり国民年金を続けます」。


(2019.6.17)

@ 『  のん渋谷WWW X公演レポート「やまないピーポー! 皆のリベンジにも幸あれ!」 』

( 「BLOGOS」 Rolling Stone Japan 2019年06月17日 13:05 )


@ 数年前どこかにこんな話を書きました。

「会社の先輩(当時、嘱託をしていた)が、完全リタイアした私を毎月ランチに誘ってくる。在職中から仲良しで、昼休みに一緒に喫茶店へ行っていた先輩だけれど、リタイアした現在、毎月会う約束をするのはせわしいので(完全リタイアすると出不精になる)、年に数回にして欲しいと、最大限に丁寧な表現でお願いしたら、捨てられてしまった」と。

私は、大切な先輩と気まずい関係になってしまったことを悔やみ、私が悪かったのだろうか、我慢すべきだったのか、もっと良い表現はあったのだろうか、などと考える日々を過ごしました。

しかし、数年たった今、ふと思いだすと、先輩のしたことは、「相手の都合を考えない一方的支配」だったのかもしれないと思うのです。調整をお願いした私が悪いのではなく。だから、これは致し方なかったのでしょう。


@ 今朝のNHKラジオで、沖縄に赴任した大学の先生が、沖縄の人から、「みんな沖縄は良いところだと言うが、仕事が終われば帰ってしまう。沖縄はいつも踏み台にされるだけだ」と言われたと話していました。

基地問題などの背景を考えると、そう発言をした沖縄の方の気持ちも分からなくはありません。

しかし、その上で申し上げるならば、その言葉は「赴任してくる人たちに対して失礼」だと思います。

浦島太郎ではありませんが、大海の鮭が生まれた川に帰って行くように、冒険の旅に出た人たちも、やがて故郷に帰りたくなる日が来るのです。沖縄の人がきっと沖縄に帰りたくなるように。


(2019.6.16)

@ 「 16日朝、金沢市神谷内町でクマが見つかり、警察や猟友会が先ほど捕獲しました。」

( 6/16(日) 12:10配信  Yahoo!ニュース 「玄関先まで入り込む…『クマ』が住宅街に 麻酔銃で眠らせ捕獲 5月下旬から目撃情報 金沢」 より抜粋 )


@ 先日、交代させたスピーカー。

翌日、また元に戻してしまいました。

なぜか。

話せば長くなりますが、

ひと言で言えば、

「それもまたオーディオ」となるのでしょう。

それにしても重かった。


@ 最近ジャズを流しているお店が増えました。高級オーディオで大音量しているジャズ喫茶のことではありません。普通の喫茶店や、蕎麦屋さんなどが、BGMで小さく流していたりするのです。

でも、クラシックを流しているお店は少ない。

私の偏見では、ジャズ・ファンよりも、クラシック・ファンの方が多いような気がします。有線放送などならチャンネルを切り替えるだけで良いのに、なぜジャズばかりなのでしょう。

ちなみに、私は両方聴きますが、どちらかと言えば、時を忘れてクラシックを聴きたい人種なのです。「フランク」も知らずに大きなことは言えませんが。


@ 名古屋の「ミッドランドスクエア シネマ」のある、トヨタさんのビル「ミッドランドスクエア」には、クラシック音楽がBGMとして流れています。小春日和の様な雰囲気は、多分「モーツァルト」でしょう。

同じく、名古屋の広小路通りでしたか、名古屋を東西に横切る大通りを歩いていると、モーツァルトとは少し異質なメロディーが聴こえています。街頭にBGMを流しているのです。いつも同じ曲のよう。しかも、聴いたことがあるような、ないような。晩秋をイメージしますが、晩秋とも違う、何とも形容しがたい音楽。

でも、昨日CDを聴いていて思いだしました。あれは「フランクのヴァイオリン・ソナタ」でした。

それにしても、「フランク」とは渋い。

どなたの選曲でしょう。保守的な名古屋において、あれを道路のBGMにするセンスは、ただものではありません。いや、「世界デザイン博覧会」(1989年)を開き、「デザイン都市」を謳ったり、「あいちトリエンナーレ」をやっているので、意外と前衛的なのかも。

ところで「フランク」は、アンニュイな午後に合いそうですが、日曜日の午前中にも以外と似合います。


(2019.6.15)

@ 厚生年金や共済年金は生活費として生まれました。ですから、年金額が実際の生活費と〇万円足りないという議論はありえます。

しかし、国民年金はお小遣いとして生まれたのです。生活費ではありません。

国民年金は、三世代同居生活が普通だった時代、衣・食・住を息子夫婦などに面倒を見てもらっている親の、お小遣いとして生まれたのです。お小遣いなら今でも、サラリーマンの平均的なお小遣いと比べても遜色ありません。

ですから、三世代同居生活でない人は、昔から、預金や、国民年金基金などにも追加で加入し、別途生活費を準備する必要があったのは当然の事です。

追記

ちなみに生活保護は生活費ですから、国民年金より額が多くても不思議ではありません。


@ 私は、もし他人様から「一人で死ね」と言われたら、「死んではいけない」と言われるよりも嬉しいような気がします。

なぜうれしいのか考えてみましたら、「一人で死ね」には「叱ってくれる優しさ」が感じられたからです。それに比べれば「死んではいけない」は、すこし形式的でよそよそしい。

私は男ですが、「女は叱ってくれる男に惚れる」という話を聞いたことがあります。映画にも時々登場するエピソードですね。

それに似ている気分なのかもしれません。


@ 映画「ヴィクトリア女王 最期の秘密」でしたか…女王陛下と同じテーブルで食事をする、沢山の人たちのシーンがありました。

なにげなく、そのテーブルマナーを観ていましたら、あのようなフォーマルの極みの席でも、女王陛下は居眠りをしていましたし、スープをスプーンで食べるように飲まず、横向きにススル人もいました。また、フォークの背に乗せて食べていない人もいました。

イギリス王室の姿。あれを観たら、あまり気にせず、常識的な動作で食べれば良いのだと、思いました。


@ 昔から若者は年金に無関心でした。遠い未来の話だと思っているからです。

就職すると、会社が年金手帳を作ってくれることがありますが、転職する時にそれを受け取らず、転職先で、また新しい年金手帳を作ってもらう人がいるのです。

そうすると、年金番号の違う手帳が複数存在することになり、老いて年金を貰うようになった時、本人も思出せず、古い会社も倒産しており、役所としても調べるのが困難で、結果、名寄せできないものが出てくると、年金額が減るのです。

「消えた年金問題」には、役所側の単純ミスもありますが(弁護すれば、コンピュータの無い時代から、国民の、一生分のデータを管理していたのですから、ミスも出ようと言うもの)、前述したとおり、若者の年金無関心が問題である場合も少なくないのです。

しかし、「自身の年金受給の有無」について、先の政治家先生の発言、「秘書に任せている。任すと言った以外、正確な記憶がない」「心配したことがあるかというとございません」は如何なものでしょうか。ボスがそれでは、部下は、年金に無関心な若者に指導ができないのです。


@ 2,000万円の報告書を、「国民に誤解を与える」として、受け取らなかった政治家の先生がいます。

私は、事故を起こした高速鉄道を、穴を掘って埋めた国を思いだしました。


(2019.6.14)

@ 『 今の日本には「バカ」が足りていない―― “笑点の黄色い人”林家木久扇が貫くバカ道 』

( 6/13(木) 8:00 配信 Yahoo!ニュース )

8月には東京でも放送される芳根京子さん主演の快作TVドラマ「チャンネルはそのまま!」や、絶賛上映中の「町田くんの世界」は、ある意味、おバカ映画。

今、時代はおバカが熱い!?。


@ 「一人で死ね」が言葉狩りにあっていますが、「一人で死ね」は、「馬鹿も休み休み言え」(意味:バカなことは言うな)と同じで、「自殺はいけない」という意味だと思います。でも、言葉狩りを受けてしまい、「情けは人の為ならず」にならないのは、なぜでしょう。


@ 「 運転免許も旧姓併記可能に 住民票に合わせ11月以降 」

( 6/13(木) 21:02配信 「共同通信」 )


(2019.6.13)

@ 『 試算を想定津波に反映しなかった理由について「試算は試算であり、想定ではない」(松本純一原子力・立地本部長代理)と説明した。』

( 2019年6月13日(木)日本経済新聞 「 福島第1原発、10メートル超の津波想定 東電が08年試算 震災4日前に保安院へ報告 2011/8/24付 より抜粋 」


@ 年金は「無くならない」のではなく、「政策的に無くせない」のです。


(2019.6.12)

@ 企業の研修には「ライフプラン研修」があり、大企業では50代で行うところが多いようです。しかし一流企業では新入社員研修で行うところがあると、その講師から聞いたことがあります。

50代からではなく、新人の頃から、リタイア後の余生の事まで考えて、ライフプランを考えるのです。十分な時間は夢を叶えてくれます。


@ 以前から、週刊誌やマネー雑誌などに、老後は一億円必要だとか、いや4,000万円で良いとかの記事が躍っていました。庶民はそれに関心を持っていたはず。

先日の金融庁の「老後2,000万円問題」を、その文脈の中で考えてみます。

「この2,000万円を非難する人は、いくらならOKなのか、それを聞きたいです。まさか『預金は0円で良い』とは思っていないはず」。

そのような議論をするための、「たたき台としてモデルケースを提示する」ことは普通の事です。

先日テレビでその内訳が紹介されていましたが、たとえば住宅費は15,000円以下になっていました。賃貸住宅に入っている人は、自分の家賃と比べてみると良いです。


(2019.6.11)

@ 昔から繰り返されてきた話題ですが、「年金制度は無くなる」と言う人がいます。

でも、本当に年金制度が無くなれば、必然的に生活保護が増えるわけです。

年金受給者全員が生活保護になれば、それこそ国にとっては大問題。

生活保護の増加を防ぎたい国は、制度改正の限りを尽くしても、年金制度を無くせないはずです。


@ 『 映画「空母いぶき」の戦わない勇気 軍事リテラシーとは 』

( 2019年6月10日07時45分 朝日新聞デジタル )


(2019.6.10)

気がつけば、わが家には中・小あわせてスピーカーが7組あります(皆安物ですし、中古の製品も2~3組混ざっています)。それでも、まだ理想の製品に巡り合えなくて、毎日、次に買いたいスピーカーを夢見ているのです。

そんな私ですが、昨日、メインスピーカーを入れ変えました。部屋の中で置き場所を交代させただけですが、一本20キロ近くもあるものを、4本動かすことになるので、いい加減にやると、腰を痛めたりして、大変なことになります。

今まで聴いていたメインスピーカーは、新品で買いましたが、かなりエージングしても、レーシングカーのように鋭敏なところがあり、使いこなしが上手でないと上手く鳴ってくれません。

その可能性を試していたのですが、ギスギスした音に疲れてしまいました。真空管アンプなら良さそうですが、夏場に向かっての今、(所有していても)暑い真空管アンプをセットしたくはありません。また、秋にでもなり、気分が変わったら再挑戦するかもしれませんが。

そして、今度のメインスピーカーは、中古で買ったものです。前オーナーさんにより、十分にエージングが済んでいますから、いきなり、とろけるような音楽が流れてきます。気がつけば、音ではなく、音楽だけを聴いている自分がいました。

「オーディオの幸せとは、オーディオを忘れること」なのかもしれませんね。

追記

古いスピーカーは(特にウーハー)、経年変化でエッジが劣化し、硬化して振動板が動きにくくなり、結果、低音が出にくくなっていることがあります。

私の中古で買ったスピーカーもそうでした。エッジの軟化処理のためには、ブレーキフィールドを塗って、硬化した(塗料のような)部分を剥がす方法があります。2年近く前にそれを実行しましたが、風通しのよい屋外で行っても、揮発したブレーキフィールドを吸いこんでしまい、中毒でしばらく頭痛がした事を覚えています。ブレーキフィールドはシンナーなどとは違い、刺激臭がほとんどしないので危険です。

その苦心の傑作であるエッジが、再び硬化しているようでした。しかし、もうブレーキフィールドを使うつもりはありません。

ならば次の手は、ウーハーだけを、どこかで見繕ってきた新品に交換する方法になります。この大手術の勝算はありますが、規格外の素人細工では、音がこれからの人生を満足させる保証はありません。

結局、一流のプロがチューニングした、新品を買うしかないのかもしれませんが、これもまた厄年の一つなのでしょう。


(2019.6.9)

@ 「おしん」の時代。貧しい家の子供は、口減らしのために奉公に行きました。(模範的な)奉公先では、行儀作法・家事全般のほか、読み書きそろばんも教え、どこに出しても恥ずかしくないような大人に育てて、結婚相手も世話したようです。

今から30年ぐらい前までは、会社の上司に仲人を頼んだりする事がありました。それは奉公人の流れもあったからだと思います。「勝手に結婚相手を決め、ご主人様の顔を潰してしまい申し訳ありません。もしお許しいただけるなら、どうか仲人をして頂けないでしょうか」という、「顔を潰した許しを乞う儀式」でもあったのでしょう。

その頃の会社の先輩上司は、仕事だけでなく、やはり行儀作法・生活全般まで口出ししたのだと思います。

ある日、私の先輩が「それを僕らの世代から、やらなくなってしまった。だから、いたらぬ後輩がいても責められないし、それどころか、そうさせた責任も感じている」と言いました。

昔は当たり前でも、今ではパワハラだと言われかねない。

だから、するのは、ただ仕事についての事だけ、でも、それすら後輩の顔色をうかがわなければいけない。私たちの時代は、先輩の顔色をうかがうものだったのに。


@ 若い頃は「国民年金なんか払いたくない」と思っていると思いますが、歳を取って貰うようになると、家族や友人より100円少ないだけで、ガッカリするものです。

国民年金には「付加年金」の制度もあり、その保険料を納めた分は、貰うようになると、2年間でモトが取れますよ。 

(インフレに合わせて制度改革がされなかったので)「どうせ少ししか増えないから…」と、「付加年金」に入らなかった私は、家族より受給額が少なくなった事に、今は後悔しています。

又、国民年金の保険料免除を受けても、将来受け取る年金が減額されます。ですから、こちらも、家族や友人よりも少ない年金になる場合があります。

追記

将来減額されない、例外的な新制度もあります。

「 国民年金、産前産後の保険料免除へ 将来の年金は減額せずに 」

〈 毎日新聞2019年1月12日 17時57分(最終更新 1月13日 00時46分) 〉


@ 何年か前に、デパート催事場で中古レコードが売られていました。

私は「バッハのCD-BOX」と、泉谷しげるさんのLP・『 Live Izumiya = 「ライブ!! 泉谷」 ~王様たちの夜~』を買いました。

そして、レジを後にして会場から出たとたん、奥でバイトの女の子たちが、クスクス笑っていたのが聞こえたのです。

彼女たちが何に笑っていたのかは分かりません。

ただ…

私の中では、バッハと、反骨心あふれるフォークのスターだった泉谷しげるさんとは、ほぼ、ほぼ同格だったのです。


@ 1976年2月からNHKで放送された「男たちの旅路」を、当時はよく観ていました。

主演の(特攻隊の生き残りである)鶴田浩二さんがクライマックスで語る、若者たちに対する感動の説教は、今でも覚えています。

それが最近また人気らしく、ファンの集いみたいな事も行われているようです。

再放送を観て思ったのは、今観ても感動できる作品である事と、当時は良かったという感慨です。

その感慨をもう少し具体的に言えば…

(誤解を承知で言うならば)敵は先輩しかいなかったという幸せです。つまり新入社員。

おじさんになった今は、おじさんを敵視する後輩がいますし、おじさんの心の中にも、今だ敵である先輩が棲んでいるのです。つまり中間管理職の悲哀。

しかし40年以上前のドラマですよ。

青春はつい昨日のことだと思っていたのに…。


@ NHK・TVの「世界ふれあい街歩き」は、10年ぐらい前に初めて観て以来、私のお気に入りの番組ですが、先日、惹きつけられた理由の一つが分かりました。

「画面に揺らぎがある」のです。

特殊なカメラを持って、歩いて撮影しているのですが、カメラブレがしないような構造になっています。

でも、ブレは0にはなりません。波打つように微妙な揺れが残ります。

これがノコギリのようなギザギザだと不快ですが、船に乗っているような揺れなのです。だから、そのスパイスが心地よいのです。

私は公園にあるような、両側に草が生えている小道も好きです。あの草のラインは、渚の波打ち際のようにくねっているからです。

ひるがえって舗装道路の直線は、人に緊張感を与え、それだけで、不幸な存在だと思います。


(2019.6.8)

以前、火山の「噴火警戒レベル」が5段階表示なのに、豪雨時の「避難情報」などには数字がないから分かりにくいと書きました。しかし、この6月からはそれも5段階表示され、ひと安心。

ところで、その「避難情報」の「警戒レベル4」が「全員避難」になっていますが、これには、いわゆる「垂直避難」(例えば、避難場所への避難が危険な場合などに、自宅二階へ避難する方法)も含まれているのだと思います。

それにしても、「垂直避難」以外の人が本当に全員避難して来たら、避難所の容量は大丈夫なのでしょうか。もしかしたら、「全員避難」は全員が避難しないことを前提に発令されているのかもしれませんね。

現状でも、お年寄りや、体の不自由な人が、遅れて避難して来ても、すでに満員で入れないことがあるとか。そんな人が自宅に帰っても、今度は食料などの配給品が、避難所優先のため、何日も後回しにされる。すでに「避難所は究極のイス取りゲーム」だと言われています。


余談ですが、選挙の投・開票事務。

当局は「投票」を呼びかけていますが、本当に有権者全員が投票に来たら、投・開票事務は大変なことになると思います。

投票所では道路まで行列が出来、大混乱するでしょうし、開票所では、今でも深夜までかかっているのが朝になっても終わらず、担当者に過労死するものが出る可能性もあります。先日、高投票率のタイの選挙では225人もの死者が出ました。日本では衆参同日選挙が噂されています。

「 責任者は震える手でサインした 選挙で過労死多数の裏側 」

( 参考:2019年4月26日11時00分 朝日新聞デジタル )


(2019.6.7)

『 雇用慣行激変か

「企業は40代半ばでの職種転換や転職支援をするなど社員にキャリアの見直しを求めてくるのではないか」。

…中略… 

「昔取った杵柄で50年働くのは難しい」。雇用期間は約20年を標準とする「40歳定年制」を掲げ、政府が仕事の技術を磨き直す制度を設けて、よりよい再就職に結びつけたらよいと提言する。

…中略… 

「心の定年」だ。「多くの勤め人には、中年のどこかで会社での先行きが見える時が来る。そこでその後の働き方や仕事以外の生き方を見つめ直す。それが定年制度に過度に振り回されず、納得いく後半生を送る第一歩ではないか」 』

( 2019.6.6 朝日新聞(朝)25面 「政府主導で70歳定年?!いつまで働けば…」より抜粋 )

ところで、ニュースによると、ひきこもりの数は約100万人と言われています。その内、中高年が約6割、後の約4割は不登校・その他です。

ちなみに、中高年も昔は若者だったのですから、約4割の青少年の中にも、いずれ中高年ひきこもりになる人が混じっているはずです。

最近、中高年ひきこもりが話題に上っていますが、「40歳定年制」でも「中高年ひきこもり」でも、抜け落ちていると思われる視点が、「中年クライシス」です。和風に言えば「厄年」と言っても良いと思います。

時期や程度など、個人差はあっても、人には「心が千々に乱れるシーズン」というものがあるのだと思います。けっして迷信ではなく。

以下、映画「Shall we ダンス?」(1996年) 私のレビューの転記です。

『 皆さんは厄年をご存知だと思う。男女とも有るが、例えば男は数えで42歳が一番の厄年らしい。

これは迷信ではない。この歳はそろそろ中年になる歳である。心身ともに色々な変化が起きてくる転換期である。この時期人は今までの自身の半生をふり返り総括する。そして必要と判断されれば、これからの半生の軌道修正をする時期なのである。まるで遺伝子に組みこまれたプログラムの様に。

たいていはそれまでの人生経験に照らし合わせて、常識的な判断をし大事にはいたらない。しかし人生を左右する大問題を起こしてしまう事もある。だから人はこの時期その事を自覚し、慎んで生きなければならない。又、周りの人も見守ってあげる必要がある。

ところで、この映画はそんな厄年を迎えた一人の男のてん末気である。年齢には個人差が有るので主人公が42歳で無くてもかまわない。

彼は会社の管理職、同期の出世頭である。人望も有り順調そうである。そして家庭では綺麗な奥さんと可愛い娘さんがいる。小さいながらも庭付き一戸建てを持ち、マイカーもある。まさにサラリーマンの幸せを絵に描いたような人である。

そんな順風満帆の彼がある日ふと思う。これからは住宅ローンを払いながら静かに歳をとっていくだけなんだと。ここに彼の厄年がしのびこんだのである。

彼は通勤電車の窓から愁いを含んだ一人の女を見つける。そして、ある日とうとう電車を途中下車して彼女に会う。彼女はダンス教室の先生であった。そして不純な動機で彼女に近づくのである。もしこれが悪い展開になれば「浮気→家庭崩壊」となる。

ところでこの映画が初めて公開されてから何年も経つが、いまサラリーマンを襲っているのが倒産、リストラである。そして、そのリストラは去るも地獄、残るも地獄(減員で仕事のノルマが増える)だという。

そんな苦しみの中にいる人の中には、自身の過去の半生はゼロになり、その上これから半生の展望も立たない。そう思う人もいるかも知れない。そこに厄年が重なれば、悲劇的な事も起きかねないのだ。そんな今の時代の雰囲気を思うと、今はもうあの映画は作れないのかもしれない。(2002/8/21 22:28)

追記

映画「希望の灯り」が中年クライシスを描いた作品だったのなら、映画「Shall we ダンス?」(1995年)もそうでした。

ちなみに60歳ごろにも厄年はあるようです。捨てるもの、今のうちに確保しておくもの、いわゆる終活の一つですね。ここもバタバタします。(2019/5/12 9:01)  』


(2019.6.1)

最近、

船を見ると、

みな戦艦に見えます。

ましてや、

船に、飛行機、滑走路に、建物とくれば、

海辺の飛行場でも、空母に。

(2019.5.29)

@ 散歩の途中、いつもの交差点を渡ったら、視覚障害者用の「ぴよ、ぴよ」という音響式信号機の音が、小さくなっている事に気がつきました。

先日、「早朝や夜間には音が止まり、視覚障害者が赤信号だと気づかずに渡り、事故に遭った」というニュースがあって、見直しの議論が始まったばかりだと思いますが、早い対応に感心しました。

視覚障害者は聴覚障害者ではありません。むしろ視覚を失う事で聴覚が発達している方の方が多いはず。なのに、健常者でも「大きいな」と思うぐらいの音量で流れていることに矛盾を感じていたので、「とりあえず小さくした(きっと時間を延ばした)」事は、良いことだと思います。

ちなみに音量は、片道3車線の交差点、日中に、健常者の私が、信号機に2~3mまで近づかないと聞こえないぐらいになりました。当然に道路の中央では何も聞こえません。


(2019.5.27)

芳根京子さん主演の快作TVドラマ、「チャンネルはそのまま!」が、東京メトロポリタンテレビジョン (TOKYO MX) でも放送されることになったようです。と言いますか、東京ではまだだったのですね。他の地方では再放送もして欲しいものです。

8月3日(土)夜8時~ 8月10日(土)夜8時~
8月17日(土)夜8時~ 8月24日(土)夜8時~
9月7日(土)夜8時~

追記

どこかでメイキング映像を見たことがありますが、地上に置いたヘリコプターの中でお芝居するために登場した雪丸 花子(芳根京子さん)が、楽屋から歩いてくるところから、すでに雪丸 花子の役に入っていて、(役つくりは大変だなぁ、と思う反面)その、「まだお芝居していない雪丸 花子」が妙に面白いのです(失礼)。

追記2

昔TVで、多重人格の人の、「人格が入れ替わる瞬間の映像」を見たことがあります(たぶん本物)。喜怒哀楽のないニュートラルな表情であっても、例えばヒツジさん的人格から、オオカミさんへ入れ替わると、表情までが変化したのです。私は「面白いなぁ」と思いました。

失礼ついでに申しますと、雪丸花子さんの件でも、お芝居をしていないニュートラルな表情が、すでに芳根京子さんから雪丸花子さんに変化していることが、面白いと思ったのです。これからも演技に期待しましょう。

追記3

7月スタートの新火9ドラマ「TWO WEEKS」で、芳根京子さんは ヒロイン・月島楓を演じられます。

(オオカミさんのような!?)検事役のようで、(ヒツジさんのような)雪丸花子とは対照的な役柄。もちろんまだ観ていませんが、こちらも興味深いです。


(2019.5.26)

@ 増々のご活躍を楽しみにしています。


@ トランプさんだけでなく、やはり欧米の本音も、被害者意識なのでしょうか。そして、抽象の世界で二本の映画は相似形になっている。世界を覆う集合的無意識を覗いたように。


(2019.5.22)

@ 大人になってから帽子を使うようになったのは、愛知万博からでした。炎天下に一日中歩きまわるので、さすがの私も緊急避難です。

でも、私が買ってきたのは、白くて魔女の帽子のように、てっぺんが尖がっているものでした。なんとなく「女性用!?」と思ったのですが、「まあいいや!」と、そのまま使いました。

あれから何年たったのでしょうか。

先日、「無印良品」でしたか、そこで似たような帽子を見つけて、何となく、また買いたくなって、店員さんに「これ、男女共用ですか?」と聞いたら、「女性用です」とのご返事。

このとき初めて、愛知万博にかぶった帽子が、女性用だったと知ったのでした。


(2019.5.21)

@ 昔から自分の手のひらを見ると、皮膚の外に(空間に)、厚さ2ミリほどの透明なベールのような輪郭線が見えていました。今日も見えます。今では、その外に何層も。

昔は、乱視か、近眼のせいか、そんな光の屈折だと思っていましたが、これがオーラだったのです。何層もあるオーラの、たぶん最下層。

見えていても、先入観が邪魔をして見えないと思っている一例です。


@ ニュースによると、裁判員制度は辞退者が増えているようですが、その一方で、「参加者の95%が良い経験をしたと思っている」とか。

まだ私は指名された事がありませんが(在職中、同僚にはあったようです)、審理が平均10日ぐらいかかる(長期化している)のを知ると、「せめて3日ぐらいにしてほしいな」と思っているのも事実です。これも経験者の話では「10日でも足りない。もっと欲しい」という感想を持たれるとか。

なぜ、このような変化が起こるのかと言うと、私の考えでは、事件は人ごとだと思っていたのに、参加すると自分の事になるからだと想像します。

娯楽である映画の感想・解釈をめぐって、レビュアーたちの気楽な感想が、議論になり、時に炎上することもあるように。


(2019.5.19)

@ 酒の好きなおじさんは、甘いものは食べないし、アイスクリームなんて洒落たものは、もう何十年も食べていないかもしれません。

そんな私も、スポーツセンターの自販機から食べるアイスクリームは、夏の楽しみの一つでした。

ものによるかもしれませんが、アイスクリームには塩も少々入っていて(!?)、汗を書いたスポーツの合間には、悪くないオヤツなのです。

特にお気に入りだったのが、ミントとチョコの入ったアイスクリーム。

もうすぐ夏です。


@ 6月からは市・県民税の令和元年度特別徴収がスタートします。いわゆる給与天引きですね。

それなのに、自宅にも普通徴収の納税通知書が送られてくる人もいます。二重課税だと思う人もいますが、ほとんどの場合、両徴収であり二重課税ではありません。

例えば、副収入のあるサラリーマンの場合、所得の合計で税額を計算した後(10万円とします)、副収入の税金だけを自宅に送り(2万円とします)、残額を給与天引きにしたのです(8万円になりますね)。これを両徴収と言います。ご希望でしたら全額特別徴収にすることもできます。

明細を見た会社から、役所に問い合わせの電話が入る事がありますが、「副収入の詳細な内容」までは尋ねないでください。それはご本人のプライバシーに触れる可能性が有り、第三者には答えられない事があるのです。

追記

訂正させていただきます。10-2=8ではなく、10-8=2が正しいです。つまり残額を自宅に送ります。後者の計算順序でしないと、正しく計算できないのです。

追記2

もう少し具体的にお話しします。

給与支払報告書には申告書のように各種控除も記載されており、それ自体で正しい税額が計算できます。

一方、副収入の書類である法定支払調書に各種控除は記載されおらず、それだけでは正しい税額が計算できないのです。法定支払調書は申告書の添付書類と言っても良いでしょう。

ですから、両徴収の計算するときは、給与支払報告書に法定支払調書から算出された所得を合算して、10という税額を出すのです。

その後、給与支払報告書のみで8という税額を出します。

最後は、10-8をして、2という税額を算出するわけです。

追記3

>明細を見た会社から、役所に問い合わせの電話が入る事がありますが、「副収入の詳細な内容」までは尋ねないでください。それはご本人のプライバシーに触れる可能性が有り、第三者には答えられない事があるのです。

「第三者」という言葉にひっかかりを覚えた方もいらっしゃると想像します。話を単純化するために、あえて「第三者」という言葉を使いましたが、書いた本人にも抵抗感はありました。でも、その抵抗感を読者の方と共有したかったのかもしれません。

言うまでもなく、「税金の給与天引き」において会社の協力は欠かせません。だから役所も会社を重要なパートナーだと思っています。パートナーのご機嫌を損じても何も良いことはありません。

一方、役所には本人のプライバシーを守り、情報漏えいを防ぐ義務もあります。プライバシーの侵害だと本人が思えば、役所は苦しい立場になります。

その事を知って頂ければ幸いです。


@ 救急車を有料にという声があるようですが …

たとえば道路でAさんが意識不明のとき(あるいはAさんの承諾なしに)、Aさんを発見した通行人B、Cさんたちが、近くの家のDさんに119するように依頼し、去って行ったとします。

後でAさんが「私が頼んだわけじゃない」と支払い拒否をした場合は、誰が「支払い義務」を負うのでしょう。

そんなトラブルがニュースになると、「赤の他人の為に、あんまり救急車呼びたくないな。人命救助はしたいけど、感謝されるどころか、カネのもめごとに巻き込まれ、恨まれるのは、ごめんだな」と逃げだす人はいないでしょうか。


(2019.5.18)

@ 若い頃、映画は封切りの日の、それも最初の回に行くと決めていました。朝20mぐらいの行列が出来ていることがありましたが、話題作でも、一人で行けば、どこかに座れました。

でも、おじさんになった最近は、少し落ち着いた頃に参戦させていただくことにしています。それまで、皆さまのレビューを見ながら、楽しみにしています。


@ 運動をしていると、いや、何げない日常生活の中でも、ちょっとした打ち身、スリ傷、切り傷が起こるものです。

湿布薬や絆創膏をはったり、軟膏を塗ったりすると思いますが、「その後に」、服の上からでも良いので、「穏やかな心で2~3分手当てをしておく」と良いです。手のひらを軽く上に乗せて「気」を照射するのです。治りが早くなります。痛みも早くなくなります。

騙されたと思ってやってみて下さい。自分の手のひらです。無料だし、無害だし、ノーリスクでリターンだけが期待出来ますよ。

追記

手当てしている時、私はゆっくり腹式呼吸をします。すると「気」が大量に出て、患部が温かくなります。そうなれば、より効果的。


(2019.5.17)

東大紛争の時だったか、一部の学生がアーチェリーを武器にして、屋上から矢を放っていたそうです(当然に絶対やってはいけないし、選手なら絶対やらない行為)。

しかし飛ばなかった。

弓道と違い、アーチェリーの弓は沢山のパーツに分解されています。バラバラの状態では何だか分からない人もいるかもしれないし、ましてや素人には組み立てられない。もし組み立てられても(コツを知らないと)弦を引けないし、引いても上手にリリース(放すこと)できないので、飛ばない。もし飛んでも素人では的に当たらない。

あの、屋上にいた東大生はアーチェリーの素人だったのです。知識が無いから弓に「前後逆向きに弦を張った」ので、張力がダウンしてしまい、まったくパワーが出なかった。

ですから、幸いにも大きな被害は出なかったようです。

もし知っていて、ワザと逆向きに張ったとしたら、そうとうの役者ですが。

追記

ちなみに「弓に弦を張る」行為は、それ自体が難しくて危険なことなのです。もし失敗して、跳ね返った弓や弦が、目や頭に当たったら、それこそ失明や能裂傷などの大怪我をしかねません。

ですから、私の知っている(お試し参加者の多い)講習会では、生徒に弦の付け外しはさせません(教えません)。それは、講習会を卒業して自分の弓を買った者だけが(素人でない者が)、追加で学ぶ事なのです。


(2019.5.16)

@ ペンギンカラーの半分哀し。


@ 先日の新聞に「警察経験のない専業主婦が、駐在の仕事をサポートしながら、5人の子どもを育てている」との記事がありました。警察官の夫が巡回中の一日5時間、窓口応対しているのだそうです。

私はこの話に敬意を表しますし、美談だと思います。

その上での話ですが…

もし市町村役場で、正職員である夫が出張中、民間人で専業主婦の妻が、電話や窓口対応をしていたら、住民はどう思うのでしょうか。そんな事は普通ありませんね。ここにはプライバシーや職務権限等の問題があります。


それを考えると、駐在所の話は、「えっ」と思うことです。

これは私の想像ですが、県警から妻に手当てが出ているそうですので、言葉は適当では無いかもしれませんが、「妻はアルバイト待遇」なのかもしれませんね。

ただ、市町村役場では、アルバイトさんは書類整理が主な仕事であり、電話や窓口での行政相談はしません。

しかし、駐在所では人手不足のため、電話や窓口応対もして、要件を聞いてから、警察官である夫に伝言することも等も、仕事になっているのでしょうね。


(2019.5.15)

@ 『 「仁徳陵」など古墳群、世界遺産へ ユネスコ機関が勧告 』

( 2019年5月14日00時47分 朝日新聞デジタル )

おめでとうございます。

「仁徳陵」などの前方後円墳には、ある意味、シブイ味わいがあり、以前から、ひそやかな魅力を感じていました。

大阪という事で、そんなに遠くではないので、一度行ってみたいと思っていたぐらいです。でも、空撮なら形が良く分かりますが、ナスカの地上絵みたいに、近くでは見えなくなるのかな。

いずれにせよ、「地上のブラックホール」みたいなひそやかさは、もう消えるのかもしれませんね。


@ 『 > 主題は、「助っ人は外からやってくる」かもしれません。

この映画のヒロインたちのように、引きこもっている人の中には、個性や才能にあふれた人もいるはず。しかし本人たちはそれを、「外出できないほどの違和感」として感じているのかもしれません。

でもプロデューサーと言うんでしょうか、それを発見し、上手に商品化して、世界へ発信してあげられる人とめぐり逢えたら。

この映画は、そんなお話しでもありました。 』

( 映画「海月姫」の追記Ⅱ 2018/3/25 9:27 by さくらんぼ より )


@ 会社には警察官から転職してきた人もいます。人づてに聞いたところでは、会社にモンスタークレーマーが来て、大声を上げるような事があっても、その人は子供をあやすような雰囲気で、「わかった、わかった、そんなに大きな声を出すな」などと言って、全く動じないのだそうです。

小心な私も、仕事上の経験で、大声を上げる人に多少は慣れて吐きましたが、やはり元・警察官にはかないません。


@ 『 「殺すぞ」「殴るぞ」 部活動、消えぬ言葉の暴力 』

( 5/14(火) 17:55配信 朝日新聞デジタル )


「 ボーっと生きてんじゃねーよ! 」

( NHK・TV 「チコちゃんに叱られる」より )


学生時代に運動部に入ったことのない私にとって、体育会系の言葉は馴染めません。

ちなみに、会社で新人君に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言ったら、ハラスメントになるのでしょうか。


(2019.5.14)

「整体」と、いわゆる「気」の治療は、日本の整体指導者で野口整体の創始者「野口晴哉」氏の時代には、今のように分業されてはいなかったのです。野口晴哉氏はどちらも行いました。

「野口晴哉」 「愉気法」 ( ともにウィキペディア参照 )


(2019.5.13)

@ 週刊プレイボーイの最新号の新聞広告に、「…定食チェーンのご飯 おかわり絶滅…」みたいな見出しが躍っていました。

昔は、定食と言えばどんぶり飯が当たり前でした。食べられない人は「ご飯少なめにして下さい」とオーダーしたものです。

それが、いつの頃だったか、どんぶり飯ではなく、ちゃわん飯になったのです。最初見たときは「店員さんの間違い」かと思いました。

でも、先日行った「とんかつ屋」さんでもそうでしたが、無料でご飯のおかわりが出来る店もあったのです。友人は二杯食べました。これからは、そのおかわりも有料になるのでしょうか。

追記

在職中、ランチで使っていた喫茶店。たまに食欲が無くてライスを残すことがあったら、それ以後、ママは、オニギリ一個分のライスしか、くれなくなったのです。ライスを運ぶアルバイトのおばちゃんは、「…もっと増やそうか」と申し訳なさそうに、いつもささやきました。私はオニギリ二個分ぐらいは欲しかったけれど、何となく言いづらくて、いつも「これで良いよ…」と返事していました。食い物の恨みは…。


@ 私がPCを始めたのは20年ぐらい前です。老後に備えて財テクでもやろうかと思い、証券会社へ行ったところ、窓口で「PCありますか?」と聞かれたからです。「あぁ、財テクにはPCがいるんだ」と思いました。

さっそくPCを買い、しばらくは夢中で証券会社のHPを見ていましたが、素人の初参戦では、そんなに上手に出来るわけがありません。

でも同時に、ネットには掲示板があるのを知り、戯れに書き込みを始めました。そして今に至ります。「ぴあ映画生活」さんには、恥ずかしながら、私の20年近くの歴史が残っています。財テクの副産物とは言え、これが大きな財産になりました。今思えば、「ぴあ映画生活」さんとは良い御縁でした。そして、ネットを通じて、沢山の方に私の存在を知って頂けたことも。

最近、私の後輩が、リタイアしたばかりで喪失感を感じているようです。リタイア直前の、仕事や人間関係に疲弊していた彼とは別人でした。彼は趣味が豊かなので、ブログを始めるように勧めています。第二の人生を楽しむためにも、ブログは適したことの一つだと思います。

追記

マネー雑誌などに「株で一億円儲けた人」の話が出てきます。それを読んで「よし、私も参戦してみよう」と思う人は多いと思います。

でも、「株で一億円儲ける」のは、まさに「本に載るほど稀有なことだ」と思っていれば間違いありません。大多数の人は「株で損をしている」か、「あまり儲けが出ていない」のが本当のところだと思います。でも、損した人は、あまり「損したとは言わない」。

新人さんには、そこをしっかり説明し、参戦するなら「勝っても、負けても、自己責任だ」という事を肝に銘じてもらっています。そうでなければ、怖くて、雑談でも株の話など出来ません。「あなたのおかげで儲かった」と言う人は、「あなたのせいで損した」と言うものです。


(2019.5.12)

@ まるで空飛ぶ円盤


@ 『 「御朱印フリマ転売」「職員や巫女に暴言や暴力に近い行為」 浅草神社、三社祭特別御朱印の頒布見送りを発表 』

( ねとらぼ 2019/5/12(日) 18:09配信 )

災害時の避難所を連想しました。


@ 先ほど散歩から帰りました。散歩中には先日起こった不快なトラブルを思いだしていました。

途中で二匹の犬とすれ違いました。

一匹は小型犬で、怒って吠えてきました。

二匹目は中形犬で、飼い主ら数人としゃがみこんで談笑中でしたが、「怪しい奴」とばかりの表情で、私から目をそらさず監視し続けていました(私は風下ですから臭いではありません)。

こんなに犬に嫌われるのは珍しい事です。

やはり、トラブルを思いだしていたという事で、今日はオーラの色が違っていたのでしょう。


@ 「 心肺蘇生、不実施導入へ 本人意思尊重…東京消防庁、年内にも 」

( 産経新聞 2019/5/12(日) 7:11配信 )


(2019.5.11)

@ 「人を探してこの街へ来たが、お金を落としてしまった。申し訳ないが、帰りの電車賃を貸してほしい」と、平身低頭の男がやってきました。同僚はお金を貸し、男は連絡先を書いたメモを渡して帰りました。しかし、お金は戻らずメモも嘘でした。

さっそく対策が立てられました。「今後そのような人が来たときは、警察へ行くように指導する事」と。昔の話ですが、その時の話では、警察は「帰りの電車賃」ぐらいは、相談に乗ってくれるそうです。


@ 私は幼稚園も学校も行きたくありませんでした。集団生活も、勉強も、困惑することはあっても、楽しいと思ったことは、あまり無いからです。でも「行かなければダメ」と言われ我慢してきました。続く仕事もそうです。「我慢」の一字で、心を石ころのように麻痺させて、何十年も過ごしてきました。解放されたのはリタイアしてからです。

「学校へ行きたくない人は行かなくともよい」と言われ、学校へ行かずに育った大人で、平均的なサラリーマン並みの生活を手に入れられるのは、想定何パーセント位でしょうか。確かに独学の成功者もいるのでしょうが、毎日ゲームなどに遊び惚けて、読み書きそろばんも満足に出来ず(私も似たようなものですが)、さらには生活保護にもなってしまう人の方が、圧倒的に多いのではと、老婆心ながら心配もするのです。もちろん自殺するよりは良いかもしれませんが。

もしかしたら、才人だけでなく、イジメっ子や、学級崩壊の原因にもなる勉強したくない子が、学校へ来なくなれば、学校は「普通の子の楽園」になるのかもしれませんね。

追記

それから、夫婦共稼ぎで忙しく、子どもの教育は学校にまかせたいと思っていたのに、不登校で、教育まで自分たちがサポートしなくてはならない親の苦労も、陰にはあるはずです。

追記2

才ある方が不登校者を応援するのは(そう見えるのは)、才ある方が、その才のために、学校生活からはみ出していた苦い経験があるからだと想像します(補足説明しますと、「心」の問題、つまり「心がはみ出していた」という意味です。別の表現をすれば、授業なら、「かったるいと思っていた」という意味です)。つまり肯定バイアスがかかっている。だから不登校者に感情移入して、応援してしまうのでしょう。そして才ある人の発言は世論を左右する。

でも、不登校者の中には、才人もいれば、私みたいに凡人で怠け者もいるはずなのです。後者の方が多いのでは。そして、私みたいな人間は、我慢してでも、学校へ、会社へ行かなければダメになってしまう。自らの半生を振り返ってそう思うのです。


(2019.5.9)

@ クルマで右折する時、私の理解では、「信号が変わり、直進車が止まってから右折するのが原則」で(ある意味2信号)、直進車の切れ目をぬって右折するのは例外規定だと思います。

でも、現実には原則と例外が逆転して理解されている。免許を持っている人でも、どっちが原則だか知らない人もいます。ですから、その再確認も必要かと思います。


@ 以前にも書いたことがありましたが、「高齢者の誤操作による暴走事故」の背景には、若い頃MT免許を取ったのに(当時はMTのみの時代もありました)、AT車の運転をした事によるものが、少なからずあるのだと思います。

普段はAT車の操作ができても、慌てたり、ぼんやりした時に、無意識に体に沁みついているMT車の操作方法が出てしまうのでしょう。だからブレーキとアクセルを踏み間違える。

ですから、今の若い方も、「カッコいいから」という理由でMT免許を取り、AT車を運転していると、同じ危険があるわけです。そのリスクを考えると、戯れにMT免許を取るべきではないと思います。近未来には自動ブレーキが標準装備になるでしょうが。


(2019.5.8)

映画「グッドモーニングショー」のバッジの付いた防弾チョッキと、ダンボをクスグル羽と耳。


(2019.5.6)

@ 歴史的な10連休が終わろうとしています。ニュースを見ていると、色々な意見がありました。ご承知のとおりの否定的な意見がある一方で、上手に遊べた方からは、「あっという間だった」という話も聞けました。

学生時代から走り続け、切れ目なく就職し、定年退職して初めてフリーになった人からは、「どうしたらよいかわからない」「余生の空白が不安だ」という声が上がります。実際3か月目ぐらいがそのピークで、2~3年かかって、やっと落ちつくようです。そして、ふと気がつくと10年ぐらい経っている。昨年退職したと思っていたのに、もう10年も経っている。フリーな生活になじんだのですね。

私は続けて2~3回、10連休を試行してみればと思います。来年までに不都合な点を改善して、あるいは楽しい予定を立てて、新緑が一番美しい5月に、未来を夢見ながら。


@ 選挙事務は市町村役場職員(バイトさん含む)が中心となって運営しています。選挙管理委員会以外の職員が、残業続きの繁忙期でも、選挙事務に駆り出されることは以前書きました。残業の中、ギリギリの体力で仕事をしている時に、選挙事務が入ると体調を壊すことがありますので、元気な若者以外は、あまりやりたくないのが本音です。

しかし、指名されれば文句も言わずに働くのは、それが昔から「名誉」な事でもあるからでしょう。バイトさんであっても、正職員であっても、手を挙げれば選挙事務に必ず参加できるわけではありません。指名があることは、名実ともに一定の評価を頂いたということであり、名誉なことなのです。

AIが発展すると、人間の仕事が奪われるという話があります。実際それは避けられないでしょう。後は、どこが、どれだけ奪われるかという議論になると思います。

未来において、労働はどのように位置付けられるのでしょうか。AIが発展し、ベーシックインカムが生まれ、エデンの園から追放された人間が、再びエデンの園を目指すとしたら。究極的に労働は、精神の糧を得るためのボランティアと、その人にしか出来ない事をする名誉になるのでしょうか。


@ 『 中央省庁の業務 今後1年で縮小・廃止を 自民行革推進本部

超過勤務が常態化している中央省庁の業務を見直すため、自民党の行政改革推進本部は官房長官のもとに専門家らによる推進チームを設け、今後1年間を「集中期間」と位置づけて業務の縮小や廃止を実現するよう求める提言をまとめました。』

( 5月6日 4時29分 NHKニュースより抜粋 )

めざせ金曜半ドン。


(2019.5.5)

『 「耳から離れぬ鳴き声」人懐こい子豚も…豚コレラで処分

…中略… 県によると、4月15日現在で延べ1万9700人余りが殺処分などの作業にあたった。約半数の1万人超が県職員で、ほかは自衛隊員や地元自治体職員ら。約8時間おきに交代しながら、24時間態勢で作業を進めてきた。… 』

( 2019年5月4日14時00分 朝日新聞デジタル より抜粋 )


有料部分には、さらに担当者の苦悩が書かれています。

災害が起こると、避難所を市町村役場職員が管理することはご承知だと思いますし、日ごろの仕事も、けっして「ちょろいものではない」」ことは、すでにお話ししました。

先日、どこかの議員さんが、「役所の精神障害者の採用枠を、もっと広げたらどうか」みたいな話をしていたのを読みました。でも役所とは、時に健常者であっても、メンタルを病むような処なのです。


(2019.5.3)

@ 『 「半ドン」よ、もう一度:令和時代“温故知新”の働き方改革 』

( アゴラ言論プラットフォーム 2019年05月02日 06:01 )


「プレミアムフライデー」が始まった時、(勝手な思い込みで)私は、「あれは官公庁が金曜半ドンにしたいがための作戦では…」という意味の話を書きました。

民間が、金曜3時~4時で仕事を終えるのが当たり前になれば、空気は「いっそ半ドンでも良いよね」になるのでは!?。官公庁はそれを狙って、今度は「金曜半ドン化」を提唱するのです。そんなシナリオ。

土曜半ドンの魅力を知っている官公庁は、週休二日制になり、半ドンが消滅した事で、意外にも「さみしさ」を味わったのです。

午後からの予定をワクワクしながら午前中働く喜び。(なにげなく)気になる同僚の彼女を誘ってランチをしようかとか、一人で映画を観ようかとか、いろいろ陰謀をたくらむ楽しみが、半ドンには満載なのです。仕事帰りに行くわけですから、フットワークが最高に軽いのが利点です。

民間からは、「月末の金曜日は忙しくて…」という反論が目立ちましたが、官公庁とて金曜の3~4時に閉庁するわけにはいきません。だから交代で、週をずらして帰宅するはずです。当面は月に一回ですから、月末にこだわる必要はありません。

平成が週休二日になった時代なら、令和は金曜半ドンになった時代だったと、後世に言われるのでしょうか。


(2019.5.2)

@ 今ラジオで、「10連休だから『今日は何曜日だか分からなくなった』という人が続出している」と言っていました。

でしょう。だから、「毎日が日曜日」のおじさんたちに、認知症の検査で同じ質問をしないでください。


(2019.5.1)

@ 「 五輪アーチェリー会場完成 都が整備、記念式典 」

( 産経新聞2019.4.28 11:48|東京五輪 )


安倍さんも大学時代はアーチェリーの選手でした。現在は知りませんが、全日本アーチェリー連盟の会長になった事もあります。

ゴルフも良いですが、もっとアーチェリーの宣伝もして欲しいものです。


@ (記憶違いだったらごめんなさい。)人気TV番組「孤独のグルメ」に主演している井之頭 五郎(松重豊さん)が、1年ほど前にラジオに出演され、「OFFタイムの夜には、このCD聴いてます」と紹介してくれたのが、リッキー・リー・ジョーンズさんです。

一曲紹介があり、気にいったので、さっそCDを買いました。「POP POP」というアルバム。ネコがじゃれついてくるような、甘えた歌い方の、静かな女性ボーカルです。

無知な私は、「こんなマイナーなCD、持っている人なんて、松重さんと私ぐらいだろう」と思ってましたら(失礼)、先日の新聞に、来日公演の広告が載っていて、驚きました。


@ そう、そう、先日私は、深夜タクシーの話をしたかったのです。遊びで午前様になることは今までの人生1~2回しかありません。でも、仕事ではたまにありました。

自分の仕事ではリミットが22時ごろなので、午前様になることはありませんが、他課の応援の場合は、(他課の応援を必要とするぐらいの)一大事なので、仕事が終わるまで帰れません。

そんなときは、公共交通機関も止まっているので、タクシーで帰ります。家の方向が近いもの同士帰るのです。

昼間のタクシーでラジオをつけているクルマはまずありませんが、さすがに深夜にはつけていますね。時にそこから選挙の開票速報が流れているのを聴きながら、ぼんやりと街の灯りを眺めているのが好きです。


@ トランプさんが「新天皇即位」を「スーパーボウル」と比較したのと、白鳳さんたちが「Sの字で記念写真」を撮ったのは、どこか似ているような気がします。

そして加えるなら、トランプさんはジョークのつもりだったのでしょうが、イギリスに対しては、そんなことは言わないでしょう。トランプさんの無意識(深層)には、日本人に対する人種差別が見え隠れするように思います。そして、この延長線上に、ヒロシマ、ナガサキがあったのだと思います。


(2019.4.29)

@ 一つの病院には3か月ぐらいしか入院できません。老人など、それ以上必要な場合には、転院しなければなりません。つまり3か月ごとに、哀しい放浪をするのです。

また、延命治療の方針などをめぐって、院長先生と合意できない時にも、「うちの病院では…」と、転院への引導を渡されることがあります。

そんな、こんなの理由で、私の父が転院する日の事、車イスごと乗れるタクシーを呼んで、新病院までお願いしました。すると、そのタクシー運転手さん(初老のおじさん)は、「近くなら、家に寄っていきましょうか」と、御親切に言われたのです。

特に用事はなかったけれど、「せっかくだから、そうしてもらいましょうか。久しぶりに家を見せてあげられるから」と承諾して、タクシーは自宅へ向かい、玄関前に2~3分停車してから、新病院へ向かいました。

そして、しばらくの後、新病院で父は亡くなったのです。私たちは、まさか、それほど早く別れの時が来るとは思いませんでしたが(次の転院もあるかと)、さすがプロの運転手さん。経験上、何か感じるところがあったのでしょうね。

アルジャーノンに花束を。


「 命が果てる前にあの場所へ行きたい 願いかなえる救急車 」

( 2018年9月28日09時01分 朝日新聞デジタル )


@ 「 午後3時半過ぎ、教頭は川近くの小高い『三角地帯』へ向かうことを決断したが、途中で津波に襲われ、84人が帰らぬ人となった。 大川小の危機管理マニュアルは校庭の次の避難先を『近隣の空地・公園等』としか決めていなかった。『避難訓練は校庭に出て終わりだった』と女性は振り返る。」

( 2019.4.29「朝日新聞」1面 「児童を守る 問われる備え 大川小 当時6年生証言 『裏山へ』同級生は訴えていた より抜粋 )

朝日新聞が、この時期、一面トップに3.11の記事を掲載した意味は、先日起きた「皇族が通う学校の机に刃物が置かれていた事件」との、ダブルミーニングなのだと思います。危機管理の必要性において。


(2019.4.27)

@ 「 悠仁さまの席に刃物 防犯カメラに不審な男 東京・文京区のお茶の水女子大付属中 」

( 産経新聞4/27(土) 12:43配信 )

たとえ皇族がいない学校であっても、これは大問題のはずです。なぜNHK夜7時のニュースで報じないのでしょうか。

追記

ちょうど皇族の方が不在で、お怪我がなかったのが不幸中の幸いです。

でも、素人の私の意見ですが、それは身体への被害が無かっただけで、メンタルが被害を受けている可能性は否定できないのでは。

そして、周囲のお友だちはどうでしょう。やはりメンタルの問題もありましょうし、皇族の近くにいるのが危険だと親が思えば、子どもに「離れるよう」言うかもしれません。

そう思うと、今回の事件、あまりマスコミが騒いでもいけないのかもと、一晩寝て思いました。それにしても、犯人はつくづく罪深い事をしたものです。

追記2

犯人は工事関係者を装っていたらしいですが、先日の、自動車会社の社長が作業服姿に変装して仮釈放に臨んだ事を、模倣していたのでしょうか。


@ ある日、見知らぬ団体からメールが来たことがあります。○○同好会でした。

オーディオ同好会から来たこともないのに、趣味でもない同好会からなぜ来たのか。そもそも、どうして私のメルアドを知っているのか。もしかしたらコンピュータウイルスが仕込んであるのではないのか。

私はファイルを開かずに、色んなことを考えました。「理解できないメールは、開かずに即削除する方針」ですから。

そうしたら、メルアドを交換している友人の一人が、〇〇を趣味をしている事に気づいたのです。さっそく彼に問い合わせたところ、入っているネットの同好会に、無断で私を紹介していたことが判明しました。

光栄ではありますが、心を鬼にして、(すでに氏名は知っているという前提で)「誰であろうと、電話番号・住所・メルアドなどを、無断で他人に教えてはならない。それは情報の漏えいである」と厳重注意しました。そうしたら、「そんな常識があることは知らなかった」と言われました。

その時は意外に思いましたが、映画の会員でも、商店の会員でも、よく「お友だち紹介の特典」があるのを考えると(具体的な手続き方法ではなく、表面的な言葉だけ見ると)、「情報の漏えいだ」と言われて、人によっては、「えっ!」と驚くことなのかもしれませんね。

( ちなみにその彼は、数年後に病気で亡くなりました。彼はもういないので、こに書かせていただきす。)


@ 友だちの結婚式に出席する人が、SNSで、「日曜日が潰れちゃうんだよね。」などと書いていたら、相手に失礼だと思います。たとえ仕事が忙しく、日曜日ぐらい寝ていたくても、祝福した方が良いと思います。

10連休に対するコメントの中にも、必要なものと、天皇陛下や皇室に対して失礼なものが、混在しているような気がします。


@ 「 インドネシアの選管250人超死亡 大統領選と総選挙のW選で過労 

17日実施のインドネシア大統領選と総選挙を受けて、選挙管理委員会の職員が多数死亡したとされる問題で、選管は26日までに、死者が少なくとも258人に上ったと明らかにした。体調を崩した職員は1470人に達した。」

( 2019.4.26 17:07産経新聞より抜粋 )


最初、テロでもあったのかと思いましたが、そうではなく、本当に過労死のようです。

ところで、日本の選挙も過酷です。選挙事務は主に市町村役場職員(とバイトさん)で運営しています。選挙管理委員会だけでは人数不足なので、他課の職員も、多数応援に駆り出されます。そして年初に多い。

例えば税務課。年初は、申告・賦課事務の繁忙期になります。1月半ばから4月末までは連日残業の日々。

もし、3/末に人事異動で税務課に来た人は、仕事にも環境にも慣れないのに、いきなり残業の渦に巻き込まれ、日曜日も出勤をした上に、さらに選挙事務にも駆り出される事があります。

週休二日ではなかった時代(平成の初めまで)には、3月末に休んだだけで、途中に(たしか)W選挙があったために、次の休みは4月の末だったという事態もあったのです( ここで私が言うW選挙とは、一月に選挙が二回ある状態の事です。それは、4月ではなく1~3月の、どこかの月だったかもしれません。何十年も前の話ですから、記憶があいまいです)。

でも、疲労困憊していても、不平不満を言う人もなく、病気になる人も、ましてや過労死はありませんでした。今は週休二日ですから、選挙事務で日曜日が潰れても、よほど予定が積んでいない限り、土曜日に休めますから、いくらか楽になりましたが。

でも、繁忙期と重なる選挙事務は、体調管理が大切で、それを誤ると、病気になって、通常事務が出来なくなってしまうという、ギリギリの綱渡り状態であることも確かです。

追記

「推定投票率は8割超」とか。

日本でも、本気で「投票率UPを目指す」なら、「過労死しないための対策」も考えなければならないのかもしれません。


@ 100均で懐中電灯を買ってきました。ポケットにも入れられる小さなモノ。どうも私はランプ・フェチのようです。

私の記憶では、100均にも100円ではないモノが売られていたように思います。ですから、当然500円ぐらいはする、のではないかと思っていましたら、レジで100円と言われ、目眩がしました。

実は、似たような懐中電灯で、LEDが一個だけのモノを、何年か前にホームセンターで買いました。確か1,000円前後でガラスレンズ。今でもお気に入りの一本ですが、100円のモノはLEDが三つも付いているのです。レンズはポリスチレンのようですが、それ以外は、一見遜色は無いようですし、本当に、どうしてこの値段で売れるのか不思議です。

さっそく点灯してみましたが、三つ目だけあって、さらに明るいです。


(2019.4.25)

『 服役囚の父と、同じく服役囚のトランプ占いのジプシー女の子供としてトゥーロンの徒刑場で生まれた、ブルドッグのような顔つきの男。社会から外れ、「普通の人間として」社会に関われないという絶望から、自身の境遇やそれと同じ境遇に属する人間を憎み、社会を守る人間であることを選ぶ。』

( ウィキペディア「レ・ミゼラブル」の「ジャヴェール警部」より抜粋 )


「自身の境遇やそれと同じ境遇に属する人間を憎み、社会を守る人間であることを選ぶ。」というのが意味深ですね。

先ほど読んだとき、(ジャヴェール警部の内面が)下記と似ていると思ったので再掲しておきます。

①「自殺したいほどの自己嫌悪」

②「他人の中に自分と同じものを観る不快感」

③「特別扱いという新たな差別、そのジレンマ」

④「風化による事件の単純化」


一年ほど前、ある大量殺人事件が起きました。まさしくそれは、おぞましいほどの許されざる行為で、彼の味方をするつもりはありませんが、なぜそんな事をしたのか、TVや新聞で知りえた情報で、当時の私が推理した犯行理由を思い出してみました。もう詳細には覚えていませんが、当時マスコミにも似たようなコメントをした方もおられた記憶ですので、まったく的外れでもないと思いますから。

①犯行の何年も前から加害者は人生につまずいていました。就職なども上手くいかず、自分は世の役に立たない、認知されない人間だと、自己嫌悪になっていました。世の中にはこの段階で自殺する人もいるようですね(誤解の無いように付け加えますと、私は自殺には断固反対です。自殺を人生の選択肢にはしないでください。留まれなければ逃げれば良いのです。私もそうやって生きてきました)。

②そんな加害者は、たまたま仕事で知った障害者を思いだし、「彼らの中に自分を投影した」のです。介護の仕事から受けた苦労も、不幸なことに彼の信念の裏打ちになりました。加害者は自殺したい衝動をすべて障害者に向けました。そこで事件が起こったのです。「加害者の中でそれは婉曲的な自殺」でもあったのかもしれず、「悪態は自己嫌悪をしている自分自身に向けて発せられている」のかもしれません。もちろん普通の人はそんな事はしません。一線を越えてしまった点で、加害者には病的なものもあったのかもしれません。

③事件が起こった後、被害にあわれた障害者の方々の氏名が、多くは非公表になりました。「障害者が身内にいることが知れると、家族が差別を受ける可能性がある」との理由でした。

④私もそうですが、昔観た作品など、ディテイルを忘れてしまうと、映画のレビューも書けなくなります。

自殺を人生の選択肢にはしないでください。留まれなければ逃げれば良いのです。私もそうやって生きてきました。(2018.1.26の抜粋再掲)


(2019.4.24)

@ >その他、税金取りや、生活保護のケースワーカーも覚悟してください。(2019.4.21の抜粋)

役所も色々な仕事をしています。たまたま知名度のある二種類を挙げましたが、それ以外にも、類似の仕事はあるのです。

例えば国民健康保険など、「お金を徴収する仕事」がいくつかあります。

歴史ある税金なら、「払いたくない人」はいても、「払わなくて良い」と思っている人は、まずいません。

でも、新興制度の場合、例えば国民健康保険なら、「ここ何年も病院にかかったことも無いのに、なぜ毎月何万円も払わなくてはいかんのだ!」と、制度自体に疑問を呈する人が多いのです。まずは、そこから理解を求めないといけません。

もしかしたら、税金取りよりも大変な仕事が、あちこちに隠れているのかもしれないのです(徴収事務の無い係にも)。

追記

>私の感じたところでは、「安定」はもちろんのことですが、きっと彼らの多くは、「やりたい仕事が見つからない」から、無難感のある公務員に「避難」したのだと思います。(2019.4.21の抜粋)

しかし、「避難」したつもりが「一番やりたくない仕事」に就く事になる。しかも、すでに述べたとおり、(世間様から楽な仕事だと思われている)公務員は、民間人よりも転職が困難です。だから、アリ地獄のような世界になる。この悲喜劇をTVドラマ化したのが、「健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)」なのでしょう。

追記2

「 禁欲主義で生真面目かつ自分にも他人にも厳格な男。社会秩序を絶対的に信奉する法の番人であり、これに逆らう者には公正だが容赦なく振る舞ったため、町のならず者達を震え上がらせる。パトロン=ミネットに名を連ねていた者も彼を恐れた。」

( ウィキペディア「レ・ミゼラブル」の「ジャヴェール警部」より抜粋 )

「役人には芸術を味わう心が必要だ」と、どこかで読んだことがあります。法律を執行する立場だからこそ、余計に「理と情」のバランスが必要なのでしょう。

(けんかつ)のヒロイン(吉岡 里帆さん)は、大学で映画研究会にいました。そのことが、生活保護で担当している110世帯を、ハッピーエンドに導く隠し味になっているのかもしれません。


@ ミスドの「エンゼルフレンチ」が好きで、よく3時に食べていました。お店をカフェ代わりに使っていたのです。

よろしければ画像を見てください。

しましまドーナツの一部に、ほろ苦いチョコレートがかかっています。ドーナツ生地はシュークリームのそれに似て甘くなく、バターのほんのり塩味がします。そこにシュガーパウダーがまぶしてあるのです。そして、中には甘さ控えめのホイップクリームが入っています。

さて、これを、どこから食すのか。

私は迷わずチョコレートから頂きます。

そして、最後の口直しに、シュ―生地を楽しむのです。この、ほんのり塩味が至福の時。


「たい焼きの尻尾にあんこが入っていないのは、口直しのためである」との説を、昔どこかで聞いたことがあります。それと同じ事をしているのです。私は、たい焼きは、あんこが多すぎるので、ほとんど頂きませんが、エンゼルフレンチを食する時、「尻尾口直し説」は本当だと思うのです。

しかし、昨今のたい焼きは、尻尾まであんこがつまっているものが多いです。TVのグルメ番組でも、「うわ~、尻尾まであんこがつまってる!!!」と喜ぶシーンばかり。

先日の、クリームチーズの話と矛盾するのではないかと思われるかもしれませんが、クリームチーズは甘くないので良いのです。


(2019.4.23)

@ 「 EL ULTIMO TRAJE 」


@ 商品名を何と言うのか忘れましたが、あるパン屋さんで、「クレープのようなものに、サラダとハム・チーズなどを挟んだもの」を食べました。

それは、とても美味しいし、底の方、忘れたころにチーズクリームが出てきて、たい焼きの尻尾まであんこが入っていた時のように、ハッとして、嬉しかったのです。

そのハッとを求めて、幾度となく食べていましたが、ある日、入っていなかったのです。チーズクリームが。

きっと入れ忘れたのでしょう。しかし、値上げの代わりに、尻尾にまで入れるのを止めたのかもしれません。

そんなこと、店員さんには聞けないし、もう一度買って試してみる勇気もありません。もし、入っていなかったら、とても残酷なことだとは思いませんか。


@ お寺とか、開業医などは、後継ぎが欲しいので、わが子が幼い頃から、(洗脳とは言いませんが)無意識にも、そちらへ誘導しているのではないでしょうか。そして、子どもが「後継ぎになる」と言えば、喜ぶのだと思います。

でも、公務員の親に生まれた子どもは、まったく誘導しなくても、大学生ぐらいになると、友だちの話とか、自分で調べて、「公務員になろうかな…」と言いだすのです。でも、そのとき親は、困惑するとまでは言いませんが、複雑な心境になるのです。

なぜ、そうなるのかと言うと、親は、「公務員の悲哀を、自ら経験して知っている」からですね。「表面しか知らずに夢見ているわが子」に、同じ苦労はさせたくない。せめて裏表を知ってから決断してほしいと思うのです。でも、ドロドロとした打ち明け話をすることは、親だからこそ、はばかられるのですね。


(2019.4.22)

倒れた人が意識を失っていたら、枕を使ってはいけません。気道が潰れて呼吸困難になるからです。

でも、映画などでは、居間で倒れた家族のために、わざわざ寝室から枕をもってきて使わせるというシーンがありましたし、私が遭遇した交通事故現場でも、近所の人が、救急車到着までと、自宅から枕を持ってきたのを見たことがあります。


被害者はフラットな床(道路)に寝かせてください。気道がまっすぐになります。

そして、顔を横に向け、口を開けてください。

口の中に嘔吐物がある場合は、指を突っ込んでかきだして下さい。そうやって呼吸を確保するのです(必要なら、この後、人工呼吸に入ります)。

これは、私が20年以上前に受けた、消防署が主催する救命講習会で学んだことの一部です。その時、同時に人工呼吸も学びましたが、今となっては正確には覚えていません。昨今は、加えてAEDの講習会もあるのではないでしょうか。


やっていない私に言う資格はないのですが、時間の取れる人は、定期的に受講して、記憶の定着をしておくのが良いと思います。群衆の中に、そんな人が一人いるだけでも、救える命があるのですから。

先日の、NHK朝ドラ「なつぞら」では、牛のお産があり、逆子で生まれて、羊水が鼻に入って息が出来ない子牛を、鼻に口をつけて羊水を吸いだし、前足を持って、牛用の人工呼吸をして助けた、なつのシーンを思いだします。

追記

もし、救命行為をしても、被害者が亡くなってしまった場合、救命行為をした人まで(家族などから訴えられ)罪に問われないようにしなければいけません。数年前に調べたところでは、(基本的は大丈夫でしたが)日本の法律では、まだ少し微妙な面もあったようです。今はどうでしょうか。


(2019.4.21)

@ 先日、「若者の公務員志望が60%位ある」ということがニュースになっていました。

志望動機が「奉仕者になりたから」というのならまだしも、「安定しているから」というのでは、世も末だと、いうような論調でした。

私の感じたところでは、「安定」はもちろんのことですが、きっと彼らの多くは、「やりたい仕事が見つからない」から、無難感のある公務員に「避難」したのだと思います。

何十年も前の高度経済成長期には、民間に比べ、公務員の給料は20%も少なく、まだ民間の終身雇用も残っており、リストラや倒産する会社も少なかったのです。そんな中でも、公務員志望者は安定的に存在しており、彼らの志望動機には、「消去法で、やりたい事が見つからないから」というものが目立ちました。要するに、今も昔も、「やりたい事が見つからない」ときに、人は無難な公務員を目指すのです。


ところが、公務員には公務員の苦しみがあります。「適性も考えてみる事が必要」です。担当は毎年のように変わります。自分の子どものような先輩に頭を下げ、一生勉強を続けなければなりません。また、見知らぬ老若男女との、窓口の接客や、電話応対も必須です。「接客や電話の苦手な人はいませんか」。その他、税金取りや、生活保護のケースワーカーも覚悟してください。その担当になるとは限りませんが、「役所は人間相手の仕事場」ですから、それらが平気なら、たぶん大丈夫です。

住民の権利意識は、年々高まっています。大災害時の避難所管理の仕事も増えていくでしょう。それらにともない、役所の仕事は、今後増えることはあっても、楽になることは期待できません。そうそう、(時に)通常事務が繁忙期にもかかわらず、早朝から深夜まで行う、選挙の投・開票事務も役所の仕事です。


さらに、特技のある人ならともかく、もし仕事が嫌になっても、民間企業のようには簡単に転職できないことを覚悟すべきです。世間様は、昔から、公務員を「楽な仕事だ」と思っていますから、そこを若くして辞めたとあれば、「公務員も務まらない役立たず」か、さもなくば、「クビになった犯罪者か」、ぐらいの目で見るからです。

追記

要するに、「公務員の仕事なんか、ちょろい」と思っている方に、「それは幻想」と申し上げたいのです。

そして書き忘れましたが、民間との大きな違いの一つは、「いくら頑張っても、公務員は金持ちにはなれない」ということ。「公務員とは、国民の奉仕者になる代わりに、金持ちになる夢を放棄した人たち」なのです。


@ どなたかが、「男を落とすには、非常階段でコクるのがよい」と言っていました。

実は私、小学生の頃に、非常階段でコクられたことがあります。

確かに、身の危険を感じました。


(2019.4.19)

某チェーン店のLサイズコーヒー。先日まで370円でしたが、今は380円に値上げされました。

370円だと(20円を二捨三入して)「アバウト350円ね!」と思ってましたが、380円だと「400円だ…」と思ってしまうのです。

そこのコーヒーは確かに美味しいのですが、セルフの紙コップなのに、「一杯400円は高いかもしれない」、「まだ私は、そんな身分ではない」と、隣店にある一杯100円のコーヒーを見て、心は深く沈むのです。


(2019.4.18)

西島秀俊さんと、若い頃の安倍さんが、(イメージとして)「少し気が弱いけど、素適な、人だから…♪」という、SEIKOソングみたいな点で、似ていると思うのは、私だけでしょうか。


(2019.4.17)

そう言えば、福沢諭吉だったか、 夏目漱石か、はたまた他の方だったのかは忘れましたが、その方の、お札の肖像画は、写真よりも「ふっくら」と画像修正していたという「噂」が、数年前にありましたね。


(2019.4.16)

@ お札の肖像画が左右反転との話があります。

でも、写真はモチーフであり、肖像画は作品であるので、アーティストは気にしていないのでは。


(2019.4.15)

@ 肌の色も、髪の色も、拒んだら、人種差別の疑いがあります。


@ どこかで、「誕生前の子供は、天国から下界を覗いて、あの親が気にいったからと、子宮に降りてくる」という話を聞いたことがあります。肉体は親が作っても、魂は降りてくるのでしょう。

これは、「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」という話とも似ており、私は信じたい気分になっています。

ところで、そんな魂は、子宮で10月10日過ごすわけですが、胎児の魂と母の魂は、へその緒や、「気」を通じて繋がっているわけです。

「気はエネルギーであり情報である」とか申します。

母体の喜怒哀楽は、胎児に影響を与えているはずです。

母が「この世は信じられる世界であり、歓びにあふれている。そして私は、この子を最高に愛している」と日常的に感じていれば、胎児にも伝わるのだと思います。

逆に、「この世は闇だ、不安と苦悩にあふれている。そして、この子はいらない」と思っていれば、それも胎児に伝わるのだと思います。

それは、生まれてくる子供の心に、大きな影響を与えかねないと、(素人の私)は思っています。

だから、結婚してラブラブの絶頂期に、子どもを作るのは、理にかなっているのだと思います。


@ 先日、がらにもなくフランス料理を食べてきました。(税抜き)5,000円のランチを4人で。

そうしたら合計で35,000円ぐらい請求されたのです。

私の常識では、一人につき、「5,000円+消費税400円+サービス料500円+飲み物平均1,000円≒7,000円」といったところでしょうか。4人分なら28,000円ぐらいが相場だと思います。

それが、なぜ7,000円も高いのか。

カード決済を希望したところ、「明細は出ませんが…」とのこと。その時は、料理は美味しかったし、接待だったので、相手が満足してくれれば嬉しかったから、料金は気にもとめなかったけれど、自宅に戻って冷静になると、どうもモヤモヤしてなりません。

直感では、店に問い合わせて、(もし残っていれば)明細を無理に確認させてもらえれば、選択料理の中にプラス料金のものが在ったり、誰かが飲んだ酒が特別に高かったりして、結局、正当な料金だと分かるのでしょう。

でも、「明細は出ませんが…」の一言は、消化不良を起こすに十分な一撃だったことは確かです。


(2019.4.14)

@ 『 中西氏、元号をつくるのは神や天 考案者は「私ではない」 』

( 2019/4/14(日) 19:08配信 「KYODO」 より )

元号は電車の駅名ではなく、もっと神聖なものだと思っている私には、安心できる答弁でした。(考案者は彼でしょうが)マスコミの考案者探しは、あまり好きではありません。


@ NHKの夜7時頃の天気予報。

1~2年前にも書きましたが、私の知る限り、風向の表示に、一人の気象予報士さんだけが「A」(みたいな記号)を使っていました。「A」は「↑」の頭だけをアップしたもののようです。

しかし、子どもの頃から工作好きだった私には、「A」が上から見た風向計に見えるのです。もし風向計なら「A」の風向きは「↑」ではなく、正反対の「↓」になります。

「そんなこと気にせんでも…」と言われるかもしれませんが、3.11の原発事故の時、風上に逃げなければいけないのに、風下へ逃げた人がいたようで、それを心配しているのです。

人間は、慌てると間違えます。

そう思っていたら、やっと今年の4/1から、「↑」に統一され、「A」は無くなりました。


@ 本当か嘘か知りませんし、私は見たことがありませんが、昔の役所は、「廊下よりも事務スペースが一段高くなっていて、カウンターの上から見下ろすような形で接遇していた」という話を聞いたことがあります。

それでは、メンタル的に職員が、「奉仕者ではなく管理人になってしまう」からでしょう。いつしか、今のように、フラットになったようです。

ところで、現在、あるチェーン店のカフェでは、昔の役所を連想させるような、高い位置から接客しているのです。

そのせいか、どうかは知りませんが、ネット上でも、そこの接客は、あまり評判が良くありませんし、私も概ね同感です。

と言いますか、たとえ他の店と同じ接客をしていたとしても、無表情で上から見降ろされては、減点対象になってしまう哀しさが、そこには、あります。


@ 平成最後の今年をもって、私も年賀状を止めました。小学生の頃から半世紀以上、毎年欠かさずに出していましたから、それなりの達成感と言いますか、感慨もあります。

今年の終活年賀状には、新聞記事を参考にして、挨拶文を考え、手書きで記入しました。私なりに誠意は尽くしたつもりです。

ところが、最近思ったのですが、終活年賀状を絶交宣言と誤解しているような方が、いらっしゃるような気がするのです。何十年にもわたり親交をつないできたのに残念なことです。

ご承知のとおり、終活年賀状は「今回を持って年賀状は止めさせていただきます」というだけの意味であり、けっして「絶交宣言ではありません」。

あるいは、相手が目上の場合は、「目上の私が出しているのに、目下のお前が早々になんだ!」という感情を持たれる方も、いらっしゃるのかもしれません。

いずれにせよ、残念なことです。

追記

これから、終活年賀状の計画をしておられる方は、出す相手を、注意深く選別する事が必要だと思います。

追記2

「選別」と書きましたが、終活年賀状を知っている人の中には、①「選別して年賀状を減らすのが目的」と思っている人と、私のように②「すべての年賀状を止めるのが目的」と思っている人が混在しているわけです。

そんな中、①の人へ②の終活年賀状を送ると、「親友だと思っていたのに、捨てられた」と思われる恐れがあるのです。


(2019.4.13)

@ 「 住民票の旧姓併記可能に、総務省 女性活躍で11月から
 
総務省は12日、住民票やマイナンバーカードの運用を見直し、11月5日から旧姓を併記できるようにすると発表した。政府が進める女性活躍推進の一環。公的に証明されることで、就職や銀行口座の開設などの際に旧姓を使用しやすくなるという。」

( 4/12(金) 21:47配信 「KYODO」より抜粋 )

「呼称上の氏」による「夫婦別姓制度」の創設を待たなくても、公的に同一人物であることが証明されるようなので、夫婦別姓を使うことについて、(ある程度の)社会での容認が、期待できればと思います。

追記

ちなみに、従来から住民票には、その住民票作成後の、住所・氏名の変更履歴がありました。官民問わず、そのデータは必要でしたし。今回の改正は、「別に欄を設けたこと」だと思います


@ 新聞か何かに、NHK朝ドラ「おしん」には、「反戦の思いが込められている」と書いてありました。制作者サイドの話ですから確かでしょう。

おしんが学校からの帰り道、わんぱく坊主たちから、枝で、おんぶしている子どもを叩くと脅され、土下座して許しを乞うシーンがありましたが、あれは「反戦」の記号であったのでしょう。だから、おしんの「辛抱」も、「反戦」へ繋がっているのかもしれません。

それに対し、NHK朝ドラ「あおぞら」では、「なつ、もっと怒れ!」という草刈正雄のセリフが象徴している通り、「戦い」が描かれているのかもしれません。

つまり、「おしん」と「あおぞら」は、二つで対になっている「陰と陽」だったのです。

( 「あおぞら」についても、新聞解説がありましたが、よく覚えておりません。もしかしたら、私が書いた事「怒り」も、新聞にも書いてあったのかもしれません。)


@ 人気TV番組「孤独のグルメ」では、主演の五郎(松重豊さん)が、「今日は何腹だ?」と自問自答しながら、食べたいものを求め、街を歩きまわります。

「空腹にまずいものなし」とか申します。五郎さんも腹が空いていることは間違いないので、何を食っても旨いはずですが、いつもその先の、「今日は何腹だ?」にまで、こだわっているのです。

これを私は贅沢とは見ません。

血中の養分を自己分析して、足りないものを補給しようとしているからで、とても正しい行為だと思うからです。

つまり、もはや胃ではなく、全身感覚でリサーチしているのです。これは、感覚を研ぎ澄まさなければできない行為で、ドラマのキャッチコピーにもなっている「忙しい現代人…」には、我を失わないための儀式の様なものだったのかもしれません。


そして劇中には、隣席でランチにカツ丼をかき込む若者を見て、「どんな仕事に就いていても、ランチにカツ丼を食って、それを燃焼させるぐらいのパワーがないと、ろくな仕事は出来ない」みたいな話もしていました。

ある意味、私もその通りだと思います。

カツ丼は、カツカレーに置きかえても大丈夫。

ステーキ、ハンバーグ、唐揚げでも。


(2019.4.12)

@ 219.4.11の朝日新聞5面に、「クラッシュ ドゥ カルティエ」の全面広告がありました。

全面朱色の紙面・中央に、ゴールドのリングが置かれているのです。

あのリングのデザインは、「ミルクが入ったお皿に、ミルクを一滴垂らしたときの波紋を、高速度撮影した映像からモチーフを得た」のではないのかと、私は思いました。

もしかしたら、この広告は、ブラックホール発見にちなんでいたのかもしれませんね


@ 名古屋市の名古屋駅近くにある映画館、「ミッドランドスクエア シネマ2」へ行きました。

そうしたら、上映まで少し時間があったので、周辺を散歩してみました。すぐ東には「柳橋中央市場」のビルがあります。

お昼の「柳橋中央市場」は、業務も終わり、閑散としていますが、その中に飲食店が多数あり(周辺にも)、サラリーマンのランチで賑わっていたのです。

中でも、市場内・飲食店のディープ感は半端ではありません。名古屋駅から徒歩10分で、表現は適当では無いかもしれませんが、NHK朝ドラなどで見る、戦後の闇市へタイムスリップしたみたいな衝撃なのです(もちろん、料理は美味しそう)。あるいは、何十年か前に行った、韓国済州島の、市場内の飲食店を思いだすような。

名古屋市の栄町地下街の洗練と、大須商店街のディープ感の対比は有名ですが、名古屋駅と柳橋中央市場は、それを凌ぐかもしれません。


@ 気功の話をします。

「気」は不思議なものですが、これは、本で読んだこともなく、まだ誰にもしていない話です。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とか申しますし、これも瞑想中に見た幻覚かもしれません。たぶん99%そうでしょう。でも、残り1%は本当かもしれない、とも思っています。

話しても、どうせバカにされるだけだからと、胸にしまっておくつもりでしたが。


2~3年前の夏の朝、公園の奥深く、静かな木陰で、一人、立禅(三円式站とう法)をしていました。時間は20分ぐらいだったと思います。

15分ぐらいたった頃、ふと右の肘の辺りを見ると、直径5センチぐらいの渦が見えたのです。お風呂の栓を抜くと、渦をまいて水が抜けて行きますね。あれのミニサイズです。

もちろん、水などあるはずがありません。でも、空間が歪んでいるせいか、確かに渦が見えたのです。翌日か、翌々日も、同じ場所で立禅をしました。そうしたら、やはり、見えたのです。でも、それっきり。

あの渦は何だったのでしょう。

幻覚ではないと仮定して、仮説を考えてみます。

「気」は空気のように周囲に存在し、集めて圧縮すると、風船のような「気」のボールができるのですが、ある「気」の本に、「気は異次元から来る」とも書かれていました(何次元かは忘れましたが)。

確かに、瞬間的に消えたり、現れたりすると感じることもあり、空気のように、常に周囲に存在しているとは言い難い面もあるのです。

するとあの渦は、「次元の裂け目」だったのかもしれないと思うのです。渦はどこに出現するか分かりません。もし背中側などだったら、当然気づかないわけです。でも、その時は、眼前、前に伸ばした右肘でしたから、見えたのです。

ブラックホールも見つかったことですし、バカを承知で書いてみました。


(2019.4.11)

@ おしんは、奉公先からすぐに学校へ行くことになりました。

奉公の仕事を一人前にこなせるようになり、女中頭を安心させてから、学校へ行った方が良いのに…とも思いました。

しかし、7歳から学校に行くことに意義が在るのですね。

小さな子供の頭は、まるでブラックホールのように、学問を吸収します。

私のように、白髪になってからでは…。


@ 昨日の、NHK朝ドラ「あおぞら」。

家出したなつが、行き場がなくなり、河原で一人魚を焼いているシーン。

キャンプの好きな現代人なら、ぼっちキャンプとして、羨ましいでしょうが、なつの状況では、川へ投身しても不思議ではありません。

その時、捜していた一家がなつを見つけます。

ふりむいたなつは泣きだしました。

「どうして、わたしには、かぞくがいないの…」と。

草刈正雄さん扮するお爺ちゃんは、「なつ、我慢せずに、怒れ」と、喉を詰まらせた子どもの背中を叩くような事を言って、なつが、じっと胸にしまっていた感情を爆発させます。

そして、なつはお爺ちゃんに抱きついて号泣するのです。

「うぁ、このシナリオを書いた人、分かってる」と思いました。

なつは、ずっと、この人を探していたんです。抱きついて号泣できる人を。

NHKは、「おしん」と「あおぞら」の波状攻撃で、朝から泣かせてどうするんでしょう。

追記

映画「アナライズ・ミー」でも、メンタルを病み、発作的に泣きだしたマフィアのボス(ロバート・デ・ニーロ)に、精神科医(ビリー・クリスタル)が、もっと泣かせるような助言をしていましたね。


(2019.4.9)

@ NHK朝ドラで、評判の良かった「おしん」が再放送されています。

おしんが奉公先へ行った初日まで観ましたが、今のところ、先輩・女中頭の教育法に限って言えば、いわゆる「イジメ」は、あまり感じませんでした。

厳しいか、優しいか、と言えば、厳しい教育をしていますが、あれが女中頭の(哀しき)器なのでしょう。裏表で顔を使い分けるような、陰湿なイジメのシーンとは違います。今ならパワハラでしょうが。

もちろん、私ならもっと優しく指導しますが、指導目標としては、あの女中頭が求めているレベルと同じように思います。


むしろ、NHK朝ドラ「あおぞら」で、なつに(母の愛情を奪われると)嫉妬した夕見子が、ネチネチとした嫌がらせしますが、あの方が見ていて辛い。

夕見子は自分の感情が自己分析できる年齢ではないので、自分の(嫉妬の)罪が分からない。だから、自分は完全なる被害者だと思っている。そのため、なつへの嫌がらせを平気でするのですね。そのあたりを察することが出来ない親たちが不甲斐ない。 


@ 映画「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」の上映を最後に、その劇場は移転してしまいました。

私の知る限り、移転は二回目なのです。つまり三つ目の劇場になるということ。全部近くですから、通うには問題がありませんし、新しくなったうえに、スクリーン数も増えるのは歓迎すべきことです。


でも、思い出深い過去が消えていくのは哀しいもの。

その劇場だけではありません。

街のスクリーン数が少なくなったとは感じませんが、ほとんどすべてと言って良いほど、少年時代、青年時代に通った映画館は、移転や廃業で消えています。

寿司が口中だけで味わう物でないのなら、映画もスクリーン内だけで味わうものではないと思います。劇場という箱の情景も含めて、映画の思い出になるのです。その情景のほとんどが消えていくのは哀しいもの。


さらに、その最後に日には、しみじみと、そこにたたずみ、情景を目に焼き付けて、感謝の気持ちで、そこを後にしたいと思っているのですが、劇場にせよ、仕事のリタイアにせよ(最後の接客、電話、仕事、雑談など)、後になってから「目に焼き付けるのを忘れていたこと」に気がつくのです。


(2019.4.8)

@ 「株の格言」あるいは、「ローソク足」等というものがあります。

「今が売り時だ(買い時だ)!」、一刻の猶予もならない。

もし、その予言どおり株価が動いたとしたら、その何割かは、「株の格言」や「ローソク足」を知っている人間が、無意識に、その知識に操られたからだと思います。


@ オーディオにおいて、「エージング」という言葉があります。

特に新品のスピーカーは、往々にして、ノリの付いたカッターシャツみたいに、ゴワゴワして音に「しなやかさ」がありません。

それでも、一年ぐらい使いこめば、良い音になって行くものです(中には、10年間使っても、本領を発揮しない強者ものもあります)。

しかし、その時、聴いている人間の方も、知らぬまに、そのスピーカーの音に慣れて(寄りそって)行くものです。

両者が歩み寄って成就するのです。


@ 世の中、特に、時代の節目みたいな時期には、いろんな人がいろんな事を言います。皆さまから見たら私もその一人かもしれませんが。

誰の言っている事が本当に正解なのか。

聡明な皆さまなら迷わないと思いますが、私は迷ってしまうことばかり。

( だから、過去にも書いた通り、私のレビューも、99パーセント以上は正しくありません。 )

そんなとき、オリンピックの採点方法を思いだしました。なんでも「審査員たちの最高点と最低点は排除する」とか。

「世の中の不安をあおる」ような、あるいは「金儲けのチャンスだ!」みたいな、両極端な意見は排除して、残りの(ありふれた)選択肢から進路を決定するのです。

もちろん、これをすると、大失敗の心配は少ない代わりに、大成功の可能性も低くなるかもしれません。

だから、決定前には、自分の直感で再確認をするのです。それで、進路を修正すれば良いのです。

言うまでもなく、それで、どこへたどり着こうと、自己責任です。


『 単純点数法

各審査員は、あらかじめ決定している満点(例えば10点満点)と、点数の刻み(例えば、0.1点単位)に従い、各団体ごとに点数を付け、その合計得点の多寡で総合順位を決定する方法。ただし、恣意的な高得点又は低得点による審査のブレを防ぐため、「最高点と最低点を除いたものの合計」を使用することが多い。

単純点数法(修正)

単純採点法では「同点同位」が生じやすいため、例えば「同一審査員における各団体への点数には、必ず差を付ける(同点は認めない)」などのルールを設定しておくもの。』

( ウィキペディア「新増沢式採点法」の「新増沢式以外の採点法」より抜粋 )


(2019.4.7)

三日前の朝、朝刊を取りに庭の通路を歩いていると、路のまん中に、何かの気配を感じました。

止まって凝視すると、カエルが一匹、鎮座しているのです。

名刺大で、枯葉色。

冬眠から覚めたばかりなのか、ぼ~っとして、動きません。

サンダルの先っぽでつっついてみても平気な顔。

しかたなく、移植ごてみたいな、トタンの切れ端ですくおうとしたら、ゆっくり飛んで、脇の草むらへ消えていきました。


それが、昨日も現れたのです。

昨日は、またいだら、草むらへ消えていきました。


そして、今朝もいたのです。

今朝は、またいでも動きませんでしたが、しゃがんでガンをつけてやったら、草むらへ消えていきました。

気のせいか、今朝のは一回り小ぶりのような気もします。別のカエルなのかもしれません。性格も違うみたいですし。


それにしても、どうしてカエル君は、いつも路のまん中に鎮座しているのでしょう。

昔、雨上がりに、商店街の裏通りで見た、リンゴ大のカエルも、道路の中央に居て、私を通せんぼしていましたし。


(2019.4.6)

@ 私は野球を観ませんので、失礼ながら、イチローさんのご活躍もあまりよく知りません。

ですから、的外れかもしれませんが、ニュース等で触れるイチローさんの情報からは、今は少なくなってしまった日本の美徳である、「勝者の恥じらい」を感じます。

それに、彼の中にあるセルフイメージは、もっと高い所にあるのでしょう。だから、現状に満足できない。

そんな状況で国民栄誉賞というのは、ご本人にしてみれば、くすぐったくて仕方ないのかもしれません。


@ 忖度発言をした大臣がお辞めになったのは、首相のお気持ちを忖度したから、かも知れません。

最近、悪い忖度のニュースばかりですが、忖度は基本的に「善」であり、社会生活には必要である事を、誤解なきよう、子どもたちに教える必要があると思います。


(2019.4.4)

@ 「令和」の「令」は自衛隊であり、「和」は守られる国民。

「令和」の「令」は、朝ドラの「おしん」と「なつぞら」で描かれている、「我慢」。

字面からは、そんな印象もあります。


@ 酒飲みのせいか、最近「納屋橋まんじゅう」を食べていません。

昔は裸で箱詰めされていたから、すぐ皮が固くなって…それがフランスパンみたいで好きでしたが、最近は一個づつラッピングされているから、いつまでたっても柔らか。

それもまた良し。


(2019.4.3)

@ ①官民問わず、昔は手書きで、ときに毛筆で文字を書いていました。書き癖もありますし、草書体っぽかったりして、写実的ではありません。戸籍も同じです。

その癖文字が、長い年月の間には、個人を特定する文字だと認知されるようになり、厳密に区別して書かないと、本人から、ときに「間違っている」と指摘されるようになりました。その文字数は素人の想像をはるかに超えます。文字の拡散です。

②しかし住民登録で、電算化を期に入力可能な文字に置き換える必要が出てきました。すると本人との間に、「戸籍と違う」、「私の文字ではない」と摩擦が起きました。文字の集束です。

③やがて戸籍の電算化も始まり、コンピュータの進歩や、本人の要望もあって、文字について新たな見解が示されるようになりました。

つまり、文字についての見解が、①②③と変化してきたのです。

そんな現在、届出人が心しておくことは、むつかしい知識よりも、「戸籍や住民票から、写真のごとく正確に転記すること」です。そうすれば、今後の問題を最小化する事が出来ます。

ところで、

『 「令」には異なる書き方が どれが正しいの? 』

( 2019.4.2 18:46 「産経ニュース」 )

がありました。

文化庁は「意味や由来に違いはない。漢字の骨組みが同じであれば、どれを使ってもいい」としています。それについて異論はありません。

でも、もしこれが元号ではなく、人名だった場合は、長い年月の中、本人の意識の中で固有名詞化し、「どちらでも良くはない」「私の文字はこれ!」と思うようになるのです。

つまり、ある意味、ここから①が再スタートすると言うわけです。

追記

文字の問題は役所にとどまりません。

①の時代に金融機関に口座を開いたAさん。

その金融機関は、Aさんの名前が電算入力できませんでした。でも外字を作らず、Aさんの了解もなしに、別の文字に置き換えて通帳を作ったようなのです。例えば「令」の一部を「マ」で書くような、軽微な違いですから、Aさんも(よくある事と)黙認しました。

それから数十年後、その金融機関で、ある手続きをしようとしたとき、「Aさんの署名の文字と、コンピューターの文字が違う」と、金融機関側がクレームをつけてきたのです。「同一人物であることを証明するために、戸籍等の提出が必要だ」とAさんに言いました。

しかし、文字が不一致になったのは、当時、外字を作らなかった金融機関側に原因があり、金融機関が当時の事務マニュアル等で証明すべきだと思います。


@ NHKニュースなどにも、「令和」の考案者(と思われる方)の名前があがっています。

その方は、インタビューに「何も知りません」と答えているようです。

しかし、その答えの中には、さりげなく「令」の一字を入れておられるものも、ありました。

私など映画のつもりで拝見すれば、「YES」の記号だと思えてしまうのですが、いかがでしょうか。

考えてみれば、お札に顔写真が載る事と、同等以上の誉れなのに、口をつぐまなくてはならないのは、気の毒な事でもあります。きっと、胸の中は、はちきれんばかりの喜びに溢れているはずなのに。

もしかしたら、行き場を失ったその気持ちが、「令」の一文字に結晶したのかもしれませんね。


@ 梅が咲くころの月齢はどうなのでしょう。満月なのか、三日月なのか。

品格あるケーキの様な、まん丸お月様だったのかもしれませんし、傘のような半月だったのかもしれませんね。


(2019.4.2)

@ 私の知る限り、役所へ書類は元号で届出るようになっています。

でも、もし元号廃止論者や、新元号が気に入らない人がいたとしたら、5/1直後には、西暦や旧元号で届け出るかもしれません。

機械的に役所側が訂正すれば良いのですが、例えば婚姻届など、届出年月日が極めて重要な意味を持つ書類の場合は、届出人の筆跡で正しく直してもらいたいのです。後日トラブルになっては困りますから。

しかし、訂正を拒否された場合には、書類不備で受け付けないのか、それとも職権で訂正するのか。統一した扱いが必要ですから、役所はそれも心配しているのでしょう。

『 行政文書、改元後も「平成」申請OK 生活支障を回避 』 ( 2019/4/2(火) 11:29配信 「朝日新聞デジタル」 )


@ 『 「令」の字形、下の部分「マ」でもOK 文化審「習慣の差」 』

( 毎日新聞2019/4/1(月) 22:05配信 )


@ 「 戸籍統一文字 」

( ウィキペディア )


(2019.4.1)

「令和」は、「音」のイメージから言えば「冬春」になると思います。まさに「2月の風と陽ざし」です。

それは、「ラ行」と「ワ行」で表した「陰陽」でもあり、

「早春の厳しさと、見え始めた希望」でもあります。

ですから、「(バブル期の改元である)平成よりも国民に覚悟を迫った、厳しいイメージ」が香ります。

(2019.3.30)

@ リーダーは疲弊してはいけません。さもないと総玉砕になってします。


@ 「 そのときイエスはこう言われた。『父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか自分でわからないのです。』 」

( 聖書にある、十字架上のイエスの言葉。)


@ 五味 康祐さんの「オーディオ遍歴」に、高級スピーカーを表現した一文があります。

「 なんというオートグラフ(2チャンネルの)素晴らしさだろう。

… ふと音がやんだ時の静寂の深さが違うことを。言うなら、無音の清澄感にそれは勝っているし、音の鳴らない静けさに気品がある。

… なんのことはない、音のやんだ沈黙をより大事にするために、音の出る機械を私はせっせと買っていたのである。一千万円をかけて私がもとめたのは結局この沈黙の方だった。」と。(「オーディオ遍歴」より抜粋 )


私はそんな大金を投入できませんし、当然に、まだその境地には至っておりません。

しかし、半世紀以上のオーディオ道楽で分かったことは、「オーディオは『格』を楽しむものである」という事です。


安いクオーツ時計で十分実用になっても、ゼンマイ式の高級時計の価値はなくなりません。同じように、1万円程度で買えるデジタルアンプが、100万円のアナログアンプに、ブラインドテストで勝利しても、それは一部分の評価だけなのです。(やっと気づいた)いわく言い難い音の「格」、スイッチの操作感、デザインの美しさ、手に持った時の重量感も含めて、全身で味わう「格」を評価しているのです。

何が言いたいのかと言えば、寿司の味わいも、口内だけでは無いかもしれない、ということです。それは、もっとトータルなものの可能性があります。

追記

五味さんは「一千万円」と書いていますが、これは昔の話ですから、現在の貨幣価値にすると数千万円になるはずです。


@ 新元号が発表になるまで、あと数日。

今の気分が何かに似ていると思ったら、(自分の)人事異動の内示を待っている時のそれに、そっくりなのです。

時も、3月末でありますし。


(2019.3.29)

@ 天下りにしろ、合併、転勤、ましてや貴方が新人なら、いきなり「君たちのやり方は間違っていると」ばかりに、頭ごなし、力まかせに排除・改革をすることは、有事以外には、褒められたことではありません。

前任者が、いかに至らぬ人たちだったとしても、皆プライドを持っているからです。

だから、まず前任者の仕事を認めることから始めます。

快く引き継ぎを受けて、良い人間関係を作り、しばらくの後に、なるべく前任者の顔をつぶさないように配慮しながら、改革を始めるのです。そのためには事前説明が必要な場合もあるかもしれません。

「否定」ではなく、「肯定してから変更」するのです。

それでも怒りを買ってしまうこともあるでしょう。その時は、しかたありません。それが前任者の器だからです。


@ 「 … 天皇が自らの意志と判断で退位しうる、 … 政治家も学者も、まったく予想もしなかった。… 退位特例法という形は取りましたが、天皇の自由意思に基づく退位が、手続きを含めて今後、先例化されることはほぼ確かだと思います。… 」

( 2019.3.29 朝日新聞(朝)13面 「平成から新時代へ 冷戦後デモクラシー インタビュー 天皇の意志で退位 憲法が直面した 最大の問題だ…」 政治学者・東京大学名誉教授 三谷 太一郎さん より抜粋 )


@ 離婚届を出すと、多くの場合、妻は夫の戸籍から抜け、婚姻前の氏に戻って、新戸籍を作ります。

すると、子どもがいた場合には、母子で氏が違うことになります。

これは、子どもが低年齢(学生など)の場合には好ましくないとの要望もあり、「戸籍法77条の2」の届が作られました。

離婚届と同時に「戸籍法77条の2」の届を出すと、(見かけ上)妻の新戸籍は、婚姻中の氏のままになり、子どもの氏とも同じになります。

これは「民法上の氏」と「呼称上の氏」を使い分けた、苦肉の策とも言えるものです。

「両氏の違い」は話すと長くなりますので、興味のある方はググってみてください。

「本名と通名」ではありませんが、そう思う方もいるかもしれません。


ところで、昨今は逆に「夫婦別姓」が要望されています。その是非にはまだ議論がありますが、もし行うとしたら、技術的には「戸籍法77条の2」の概念も、一つの例として、参考になるのかもしれません。

離婚したわけではないので、従来通りの、夫婦と子どもの戸籍はそのまま残ります(これから婚姻届を出す方も同じです)。

しかし、妻の欄に「○年○月○日 夫婦別姓届出 妻の呼称上の氏 ○○」と記載するのです(見出し代わりに使うだけの、妻の「呼称上の氏」の新戸籍も、必要になるかもしれません)。

以後、原則すべての公文書で、妻は「呼称上の氏」を使うことになります。

この手法、どこかに穴があるかもしれませんが、ふと思いましたので。

追記

>離婚したわけではないので、従来通りの、夫婦と子どもの戸籍はそのまま残ります(これから婚姻届を出す方も同じです)。
>しかし、妻の欄に「○年○月○日 夫婦別姓届出 妻の呼称上の氏 ○○」と記載するのです(見出し代わりに使うだけの、妻の「呼称上の氏」の新戸籍も、必要になるかもしれません)。


やはり「呼称上の氏」が違う夫婦が、同一戸籍に存在する事は不適当なので、妻だけ新戸籍を作って独立させるべきかもしれません。

夫の戸籍にある妻の欄は、一見離婚のように、×を書いて、除籍扱いになるということです。もちろん、離婚でない事は、記事を読めば明らかですから心配いりません。

婚姻届と同時に夫婦別姓届を出した場合は、最初から別戸籍になります。国際結婚のように。もちろん夫の身分事項欄にも婚姻事項が記載されます。

一晩寝て考えたら、この方がスッキリするように思いました。


(2019.3.28)

白鳳の「三本締め」問題。私もTVで観て違和感を覚えました。それは観たことがない景色だったからです。

相撲はスポーツではありません。力士には、日本の伝統文化を承継するという大きな責任もあるわけで、それは試合に勝つことより重要なことかもしれないのです。

かつて、「何も足さない、何も引かない」というウイスキーのCMがありましが、それぐらいの心意気が必要であると思います。もちろん例外もある事を承知の上で。

追記

『 ②電話番などの、ある意味「忖度して誰かがしなければならない雑用」を、自分たちはしてきたのに、若者たちはしなくなってきたことへの、先輩・上司の苛立ち(先輩・上司は雑用から卒業できないことになります)。 』(2019.3.26の抜粋再掲)

「三本締め」問題を始めとする、審議委員会などからの白鳳への苦言は、ある意味、「社会問題化してきた電話に出ない若者たち」問題にも似ていると思います。

「三本締め」などや「電話」は、象徴として取り上げられているだけで、その裏には、声にならない多くの不満が渦巻いているのだと思います。先輩・上司は、「その多くには目をつぶっても良いから、せめて、これぐらいはキチンとして欲しい」と言っているのでは。

イチローがアメリカで大成功できたのは、アメリカ文化への敬意を、繊細かつ十分に払っていたからではないでしょうか。


(2019.3.27)

私は20年ぐらい前から、一冊の健康本を参考に、「朝食抜き健康法」をしています。

生まれつき胃腸が弱いらしく、当時の常識であった(今でも!?)、「食事は三食しっかり食べましょう。とくに朝食は一日の始まりですから、抜いてはいけません」を守って、年中胃腸の不調に悩まされていたからです。

でも朝食抜きは、世間的には異端の健康法でした。


ところが、2019.4.1号の「AERA」新聞広告には、

「 編集部員がホントにやせた! 朝だけ断食で5キロ減 16時間の『空白』で腸もスッキリ 」

の見出しが躍っていたのです。

時代は変わったのですね。


確かに痩せますよ。

BMIも激減し、20年前の健康診断では、前年のデータとの乖離が大きすぎたので、ナースさん!?たちから、「どうやったの? 教えて!」と真顔で迫られたほど。

追記

その時私は、ナースさんには何も言えませんでした。口をモゴモゴさせただけで、早々に立ち去りました。

なぜなら、当時、(よりによって健康診断の真っ最中に)医療関係者の前でそれを告白することは、交通取り締まり現場で、交通違反を告白するようなものだったからです。


(2019.3.26)

@ 4/1は月曜日ですね。

新元号も発表になりますが、就職・転勤で、新しい世界に入られる方にとっては、長い一週間になるのかもしれません。

私も「ぼろぼろになるほどたいへんないっしゅうかんでした」。

でも、今から思えば、もう一度体験しても良いほどの、懐かしく、甘酸っぱい、青春の想い出なのです。

未来ある若い貴方たちは幸せものです。どうか「環境の変化を楽しんで下さい」。


@ ご承知のとおり、私は若い頃から電話が好きではありませんでした。ですから「社会問題化してきた電話に出ない若者たち」の話題でも、若者の気持ちに対して、一般人よりも理解が深いつもりです。

その上で申しあげるのですが…

論点は大きく分けて二つあるような気がします。

①ビジネスが電話なくして成り立つのかどうか。

②電話番などの、ある意味「忖度して誰かがしなければならない雑用」を、自分たちはしてきたのに、若者たちはしなくなってきたことへの、先輩・上司の苛立ち(先輩・上司は雑用から卒業できないことになります)。

先輩・上司は主に②について問題提起をしているのだと思います(混ざっていれば分けて議論する必要があるのでは)。もっと素直に言えば、上記に書いた通り、苛立っているのです。

しかし若者たちは、多くの場合①の問題だと受け止めて、反論しているようです


(2019.3.24)

@ もの心ついた頃、わが家で鳴っていたのは真空管のAMラジオでした。TVもステレオもありませんでしたから。

昨今では、当時の真空管ラジオをレストアして、NHKの「ラジオ深夜便」などを楽しんでいる粋人もいます。

キットでは、今でも新品の真空管ラジオが売られています。

いつの日か、そんな真空管ラジオも無くなってしまうのだろうと、寂しい想像をしたこともあります。

でも、それより早く、味のある音色のAM放送が無くなってしまうのかもしれません。

真空管ラジオファン、AMラジオファンが、スイッチをひねっても、ノイズしか聞こえてこない日が来るのでしょうか。

そうしたら、「AMトランスミッターのキット」(AMワイヤレスマイクのキット)などを、FMラジオのイヤホンジャックにつないで電波を出し、真空管ラジオで聴くことになるのでしょうか(キットが売られていればの話ですが)。


「 ラジオのAM放送廃止を要請へ FM一本化、民放連 」
( 2019/3/22 21:193/23 10:22updated 共同通信 )


@ 最近思うのですが、TVドラマの質が上がったような気がします。「★」で言えば「★★★★以上」も少なくないです。

昔は、映画とTVドラマを比べると、映画の方がはるかに上質なので、TVドラマを小ばかにして、あまり観ないような所がありました(今、BSなどの再放送を観ると、ストーリーは面白くても、中には映像が粗削りなものがありますから、まんざら勘違いでも無さそうです)。

しかし、最近のTVドラマは、ストーリーも映像も上質なものが多いです。

さらには、深夜枠にやっている30分ドラマにも、宝石のごとく感動するものが生まれているのです。

(私など散歩のつもりですから良いのですが)大金を払い、時間を割いて、わざわざ映画館へまで行って鑑賞する価値のある作品、つまりTVを凌駕しているものは、実は少ないのかもしれません。


(2019.3.23)

@ ①犯罪を犯した人の映画が葬られてしまう事の是非について議論があります。

でも、こんな話も。

②「自殺したアーティストが創作した音楽や小説は、聴かない読まない」。

どこかで読んだ話しです。

理由については書いてなかった記憶ですが、何となく解ります。

「自殺は悪」です。そして、一人のアーティストが全身全霊で作った作品には、その人のエネルギーが宿っているのではないのか。私たちは無防備に負のそれを浴びて大丈夫なのか、という恐れがあるのでしょう。

どちらかと言えば、私は②の方が脅威だと思います。たんなる構成員の一人にすぎない①よりも。


@ 先ほどラジオで「志の田うどん」は名古屋めしだと言っていました。

名古屋の「志の田うどん」には、「きつねうどん」みたいな甘辛い油揚げはのっていません。“塩ラーメンのうどん版”みたいなその上品さは(白醤油です。)、どちらかと言えば、名古屋めしというよりも、(イメージとして)京料理に近いのかもしれません。

実は、料理だけでなく、名古屋弁にも二種類あり、ドラマなどで良く知られているのは、下町言葉の方です。それに対して上町言葉と言えるものが在り、例えば「おいしいですね」→「おいしいなも」と言うのです。

私の父親世代以前の名古屋人が主に使っていましたが、今使う人は少ないです。やわらかな上町言葉は、絶滅危惧種になってしまいました。そんな中、生き延びて、今でも名古屋人には静かな人気がある「志の田うどん」に、私は「食べられる上町言葉」の称号を与えたいと思います。

追記

「 実は名古屋限定だった!志の田うどん 」
( 2013/12/6「中日新聞+プラス」)

https://chuplus.jp/blog/article/detail.php?comment_id=1733&comment_sub_id=0&category_id=236


@ 私が、なぜ「気」が飲み物に入る事をお伝えしてるのかと言えば、皆さまに、ご自分の潜在能力を知って欲しいからです。これも一つの「自分探し」だと思います。

ところで、最近の私は、ほとんど、その実験はしておりません。最初は驚愕しましたが、(失礼ながら)今はもう飽きたからです。ストローでアイスコーヒーを飲むように、当たり前の現象になってしまいました。

それどころか、目下の悩みは、「気」を入れたくない場面でも、入ってしまうことです(昔から入っていたはずですが、昔は気づかなかったのです。常識が邪魔をして)。

私は毎晩、寒い季節は保温性のマイボトルにお湯を入れ、枕元に置いておき、寝る前や、夜間に飲んでいます。乾燥で喉が乾くと風邪を引きやすいからです。

その時、入れたてだと熱すぎる事があります。思わずボトルを持ったまま、「ふうふう」と息を吹き込みます。すると一瞬で「気」が入り、トロミがついてしまうのです。私はさらりとした白湯が飲みたいのに。

日中はお茶を入れています。先ほど、入れたてのお茶の入ったマイボトルを片手に持ち、一口飲んでから蓋をし、試しに、蓋をしたまま「ふうふう」と息を吹きかけてみました。

そうしたら、やはり「気」が入って、トロミがついてしまいました。「気」は手のひらにある「労宮」というツボから出て、金属のボトルを透過して、中のお湯に入ったのでした。やはり口からではなく。


(2019.3.19)

下記の戸籍届を、(まじめな話)知らぬまに誰かから役所に出される心配がある方は、「戸籍のファイアウォール」とも言える、「不受理申出」の制度があります。


『 Q.不受理申出とはどのようなものですか?
  
  A.ご回答内容

「不受理申出」とは、婚姻届、離婚届、養子縁組届、養子離縁届、認知届の5届について、自分が区役所の窓口に直接出向いて届出したことが確認できない限り、5届を受理しないよう申出する制度です。

また、「申出の取下げ」とは、提出した不受理申出を取り下げることです。』

( 2019.3.19「大阪市ホームページ」より抜粋 )


(2019.3.18)

今朝のNHKラジオで、有識者の方がこんな話をしていました。

「 官公庁の障害者雇用問題。採用が進んでいるようだが、単なる数合わせになってはいけない。

例えばバリアフリー。車イスは手動と電動では違う。電動を利用している人は、手の力が弱い人が多い。トイレはどちらの人でも利用しやすいようにしなければいけない。

ある会社では、介助者を付け、障害者に屋外で取材の仕事もさせている。このように、障害者の潜在的な能力まで開発できるようにする必要がある。

障害者には、色々な配慮をしないと、退職する人が増え、『やっぱり障害者では務まらないのかも』と考える人も増える事が心配だ。」(表現は正確ではありません)

いろんな話をされましたが、概ね、このように「職場ではもっと障害者が働きやすいようにして欲しい」という視点でした。

話はごもっともです。

しかし、この様な視点は問題の半分だと思います。

陰陽で言えば陽の部分。陰の仕事は語られていません。ここで言う陰の仕事とは、災害時など有事のことです。

暴風警報が出れば深夜でも召集されることがあります。大地震が起こったら瓦礫の道路を出勤しなければなりません。電気・ガス・水道・交通などのインフラが止まり、避難民が罵倒する中、避難所の開設・運営もしなければなりません。もちろん通常の役所の事務も止めるわけにはいきません。

もしかしたら、そんな陰の部分は「公務員の仕事」には含めておられない、のかもしれませんので、下記に再掲させていただきます。

『 @ 行政における障害者雇用の水増し問題もそうです。災害大国日本では、毎年のように有事が起こり、そのたびに、行政のマンパワーの不足が問題化しています。ですから、公益のため、たとえば自衛隊の様に、「有事を基準に人材の採用をする事が必要」であり、私益の民間とは、一線を画すことが必要になるのではないでしょうか。これも有事の際には、避難所だけでなく、沢山の住民にしわ寄せが来ます。

@ 以前、「帰宅困難者は、会社や通勤経路近くの避難所へは、行ってはいけない」という話がありました。「避難所は周辺住民もの」であるからです。だから、帰宅困難者のためのスペースや飲食物までは余裕が無いのです。

さらに先日、NHKの早朝ラジオでこんな話も聴きました。「周辺住民にとっても、避難所は、究極の椅子取りゲームになっている」と。

つまり、自宅が大変な事になった人や、老人・体の不自由な人が、後から遅れて避難しても、すでに満員で、入れないのだそうです。そして、避難所での配給も、避難所の人の物であり、それ以外の人の分は無いようなのです。

しかたなく自宅に戻って寝ようにも、半壊で雨や冷気が入って眠れない。だからご近所に頼み込んで、寝させてもらった人もいるのです。さらに、配給品も避難所優先だから、外にはなかなか届かないので、さらに困るのです。』(2019.1.22の抜粋再掲)

追記

話の流れで、便宜上、障害者という言葉を使っていますが、要するに、常識的な「適材適所で働く幸せ」を再確認しているだけなのです。今は我慢して働く時代ではないでしょう。だから、障害者でも有事に間に合う人なら問題はありません。

でも、有事に介助なしで一人前の仕事ができなければ、皆が困るだけでなく、実は、障害者本人が一番傷つくのです。有事においては、リフレッシュ休暇を取ることも、事実上できないのですし。教員の超勤問題でも同じですが、それを正直に申し上げているわけです。


(2019.3.17)

@ 「電車は定時運行」ですが、常識的に「飛行機は違います」ね。

ハワイからの帰り道、私は半日遅れで帰ってきました。それも、地元直行ではなく、東京経由で。


@ 『 「全員が超勤」正直すぎる教員採用パンフに賛否 仙台市教委は「現場の声を反映」 』

( 「弁護士ドットコム」3/17(日) 9:43配信 )

教員でなくとも、市町村役場、例えば、今が繁忙期の税務担当係は、1月半ばから4月末まで、毎日超勤ですし、土日の内どちらかが出勤になることも多いです。

「公務員は定時で終わる」と誤解している人がいるといけないので、パンフに正直に書くのは当然でしょう。

事務改革については、(困難ですが)当然に現場職員も考えています。教員や医師など、昨今話題になっている職場なら、さらに当然の事だと思います。


(2019.3.13)

@ 公務員の仕事の特徴の一つに「公平」があります。

血気盛んな新人君が職場改革をするのは結構なことですが、自分の区役所だけの独断先行(後退)ではいけません。

本庁や他の区役所(場合によっては上級官庁)とも協議して、(基本的には)足並みをそろえないと、他の役所や住民から、同調できない、不公平だと言われて、上司・先輩が叱られることになります。

たとえ新人君一人の担当で、彼の独断あっても、他の役所や住民から見れば、その区役所全体の方針(区長の方針)であり、当然に係員全員が了解している事として見られますから、上司・先輩は、監督不行き届きで、問答無用の悪者になりかねないのです。


もちろんこれは、新人君に最初に伝えたい原則ですが、すべての仕事がこの様にかた苦しいわけではありません。当然に自由裁量の範囲もあるわけです。

しかし、新人君が最初から区別するのは難しい。(苦手かもしれませんが)だから古参兵の先輩にでも相談すれば良いのです。

もちろん上司でも良いですが、上司は2~3年で人事異動しますから、あまり詳しくないかもしれません。それに対して、先輩は5~7年ぐらい居ますから。


@ ①コインチェックからのビットコイン流失事件。被害額は約580億円とか。私の知る限り、加害者は誰なのか、公開されていません。

②先日のNHK・TVニュース。経済制裁中の北朝鮮が、ビットコインをハッキングして得た金額、約630億円とか。

①と②は別の話です。

何か関係があるのか、私は知りません。


@ 先日のDV死事件で、父だけでなく母も逮捕された事について、「母は、父から暴力によって支配されていた被害者だから、逮捕は不当」だとの意見があるようです。

ごもっともです。

そこは裁判で明らかにされ、父とは違った判決になる事を期待しますし、そうなるでしょう。

でも、もっと母が動けば、子どもは死なずに済んだ可能性がある事を思うと、いったんは逮捕され、取り調べを受けることも、致し方ないと思います。

又、被害者でもある母は、父が逮捕された今は、冷静になり、「自分が子どもを助けられなかった事」について、きっと悔やみ、自己嫌悪に陥っていると思います。

その時、第三者が、「ここまでは母の罪があるから償いなさい。でも、ここから先は、貴方に罪はありませんよ」と審判してあげれば、無罪放免でほかっておかれるより、救われるのではないでしょうか。

そういう意味でも、裁判を受けた方が良いと思います。


(2019.3.12)

@ オーディオとは、今で言えば、CDプレーヤー、アンプ、スピーカーの三点セット総体で、音を判断しなければいけません。

オーディオ雑誌では、よく、それぞれ単体での優劣を競っていますが、使うときは、必ず総体にしなければならず、その時の組み合わせ次第では、(個性のぶつかり合いで)評価が上下してしまうのです。

でも、ショップの係員ならともかく、普通の人は、自宅で(自宅でないと、環境が変わり、あまり意味がない)複数の組み合わせを試すことは難しく、最上の組み合わせを見つけることは困難です。

だから、最初から信頼のおける評論家推薦の三点セットを買ってしまうことこそ、オーディオの幸福(かもしれない)と、半世紀以上泥沼に使って悟りました。


@ 2019.3.10の「 ドラマー里英 (リエイ)  千本桜  名古屋栄噴水前 2018/12/2  」の記事で、「ドラム」と書きましたが、普通は「ドラムス」と言うようです。

一人で演奏する太鼓やシンバルは、複数ありますから。


@ やはり3.11つながりだったのでしょうか。

先ほどまでNHK・FMで、モーツァルトの「レクイエム」が流れていました。

美しくも、重く沈痛な曲ですが、ある種の精神状態の時には、メントールのような救済感が感じられることがあるのですね。

そんなところは、ジャズにおける、エリック・ドルフィーにも似て。


@ 「 避難指示解除も高齢化率45.5% 若者の帰郷進まず 福島県内9市町村 」

( 毎日新聞3/11(月) 17:59配信 )


(2019.3.11)

@ 震災遺構。

私は残してほしいと思っていました。

しかし、ほとんど無くなってしまったようです。

被災された方がつらいのは承知しています。

しかし、後世に語り継ぐために必要なことは、「原爆ドーム」でも証明されています。

指導者は、「子孫に必要かどうかで、賛否を考えてほしい」と説得するべきでした。

今つらければ、テントで隠すなどの措置も出来たはずですし。


@ 今朝のNHKラジオで、評論家がこんな話をしていました。

「 3.11から8年たっても、被災地になかなか人は戻らない。戻っても仕事が無いからだ。2045年には日本はかなりの人口減になると予想される中、これからの被災地の復興のためには、被災地が日本の産業にどのような貢献が出来るのかも、考えなければならない。」(表現は正確ではありません。)

①3.11で被災された方は、(最初は)同じ街を作り、同じ住民が集まって生活する事を、漠然と夢見ておられたのではないでしょうか。無理もありません。私が当事者だったら、やはりそう思うでしょう。

②しかし、一方では日本の人口は減っていき、地方都市の中には、災害がなくとも消滅の可能性があるところが沢山あるのです。

従来、①と②は別の問題として議論されてきた感があります。一つの問題として議論することは、被災者の感情を逆なでしかねず、タブーとされてきたのではないでしょうか。

しかし、3.11から10年近くたち、復興庁の後継組織の話も出てくる中、そろそろ、このタブーにも触れなければいけないのかもしれません。


(2019.3.10)

先日、例によってSKE48劇場の近くを散歩していたら、歩いて5分ぐらいの公園で、女性(!?)がドラム演奏をしていました。

ドラムの生演奏を聴くのはいつぶりでしょうか。

いちばん鮮明な記憶があるのは、20代の頃、飲み会の二次会で、数人とジャズ喫茶へ行ったことです。

アルコールも入った状態で、生ドラムを聴くのは最高。

あれ…

つい今しがたまで、あれは生ドラムだと思っていましたが、どうも「記憶の書き換え」が起こったようで、あれは、タンスみたいな大型スピーカーからの音楽だったのかもしれません。高級スピーカーですから音がリアルだったのです。

どちらにせよ、その時のシンバル音に萌えていたら、同行の女性が、つまらなそうな顔をして、「帰りたい」と言いだしたのです。彼女はジャズがお好みではないようでした。

白状すると、私は彼女に、少し「惚」の字だったので、趣味が合わないことと、帰りたいと言われた事が残念でした。それもあって良く覚えているのでしょう。しかたなく、店を後にしましたが。


私は音楽が好きですが、いえ、音楽に限らず、映画以外のあらゆる芸術で、感動の涙を流した記憶は、ほとんどありません。

しかし、ドラムの生演奏だけは、いけません。

特にシンバルのパートになると、なぜか泣けてくるのです。

先日の、路上ドラムも、ハンカチが必要なほど涙があふれてきて、早々に立ち去りました。


「 ドラマー里英 (リエイ)  千本桜  名古屋栄噴水前 2018/12/2  」

https://www.youtube.com/watch?v=dsy9HuWV1P4

( 途中から、左後ろに登場するおじさまは、私ではありませんので、念のため申し添えます。)


(2019.3.9)

@ 「 2年連続、納豆日本一 大府・高丸食品 」( 2019年3月9日中日新聞 )

納豆と言うと、東京を連想しますが、日本一は、名古屋市のお隣、愛知県大府市だったのですね。

ちなみに大府市は、「 最新版!『住みよさランキング2018』トップ50 」( 2018/06/20 6:00 東洋経済新報社 )で6位に輝いた街でもあります。


@ 「 婚姻届の臨時受付窓口の概要

・日時/平成31年5月1日(水曜) 午前8時30分~午後5時15分

・場所/大府市役所1階市民課窓口(大府市中央町五丁目70番地)

・取扱業務/婚姻・出生・死亡などの戸籍届およびこれらに伴う住民異動届の受領(住民票などの証明書の発行はできません。)

・その他/婚姻届に新元号記念スタンプを押印するサービス、記念撮影コーナーの設置を行います。」

( 2019/3/9 大府市役所ホームページより抜粋 )


新天皇即位の日(5月1日)に、大府市役所では、婚姻届の受付窓口を臨時開設するそうです。婚姻届の写しに新元号記念スタンプの押印サービスもあるとか。

上記の注目点は、取扱業務の欄に、「受領」と書いてある事です。「受理」ではありません。

しかし、ネットで他の市町村を見ると、新聞記事に「受理」と書いてあるものも有るようです。でも、市町村によって取り扱いが異なるわけではないと思います。戸籍の届は、戸籍法にのっとっているからです。

私は全国共通の扱いとして、大府市のホームページにあるように、「受領」が正解だと思います。

そして、臨時窓口を開設するメリットとしては、戸籍担当職員が受付に当たることにより、書類の完成度が上がりますし、添付書類が不足している場合など、もし出直しが必要な場合でも、後日、電話で伝えなくとも、その場で伝えられる点、などが考えられます。

大府市みたいにしてもらえれば、ハネムーンも安心して行けるはず。

ちなみに、「受領」と「受理」の違い等については、下記にある(2019.2.13)の記事をご覧ください。

追記

「受領」の段階で、「気が変わりました。やっぱり今日は、婚姻届け出しません。返して下さい」と言えば、「はい」と言ってすぐ返してくれます。何もなかったことになります。

しかし、いったん「受理」されてしまったら、「申し訳ありませんが、法律的に受理されましたから、もうお返しできません。離婚届を出して下さい」と言われるかもしれません。

そして、離婚届を出すと、役所は夫婦の新戸籍を作ってから、そこに離婚の記載をします。それは一生記録として残ります。

だから、「受領」と「受理」は、曖昧にはできないのです。


(2019.3.8)

@ ブルーマンデーという言葉がありますが、正月休みや連休も、すぐ過ぎ去ってしまうもの。たぶん今度の10連休でさえ。

そして、休み明けの電車のホームで、同じ会社の先輩と出会い、「○日間も、あっという間だね…」と、少しねぼけたような顔で、ため息交じりに挨拶しあうのが常でした。

でもその日から、また前を向いて、歩きだすしかないのです。


@ 「 チーズはどこへ消えた 」的な。


(2019.3.7)

3.11で避難を続けている方は、今だに沢山いらっしゃいます。

しかし、故郷の住民票をそのままにしている方も、少なくないのだとか。突然の不本意な避難だったため、「心はまだ故郷にいる」という事なのでしょう。

お気持ちお察しします。本当にお気のどくだと思います。


ところで、避難民の方には、住民票を2カ所に作りたいという願いを持っている方もいらっしゃるとか。故郷と、居所にです。

国は検討した結果、これを認めない方針のようです。

でも、今朝のNHKのラジオでは、有識者の方が「認めて欲しい」と言っていました。

どうしたら良いのでしょう。


直感的には、私は国側の方針に立ちます。

説明すると長くなりますが、何ごとによらず、物事には母性的なものと父性的なものが必要で、住民票や戸籍は、父性的なもののような気持ちがするからです。

見方を変えたり、法律を持ちだせば、すでに、さら地になっている場所に、10年近くたっても住民票が置いてあること自体、職権で消除しなかった行政の怠慢と呼ばれかねないのです。逆に、住んでいれば職権で作成することになります。

( では、どんな時に、職権消除が行われるのか。

私の知る限りですが、一般論で言えば、例えば…さら地になった土地が避難者名義でない場合(つまり借地だった場合)、地主が家を新築して第三者に貸しだす可能性もあるのではないでしょうか。

すると、同住所に二世帯の住民票ができるわけです。

住民票の場所に家が出来れば、避難民宛ての文書等や、尋ね人が来る可能性もあります。

もし第三者がそれを迷惑だとして行政に苦情申し立てをしたような場合、行政は間に入って苦しい立場になります。

そんな場合、行政としても放置できず、法律にのっとって、実地調査後に、職権消除する場合もあるわけです。)


実は、被災者に限らず、住民票を故郷に置いたままで、別の居所にいる方は、意外とたくさんおられ、行政は住民票が無いまま、特例として対応することがあるのです。

例えば、税もそうです。住民税を居所で課税すると、住民登録地との二重課税や、賦課争いも起こりかねませんが、三者で連絡を取って、解決しています。

追記

行政のイベントなどで、時々、「名誉市民の住民票」みたいなものが、出回ることがあります。

お叱りを受けるかもしれませんが、たとえば、被災された方で、住民票を避難先へ異動された方には、被災地の役所で、「名誉市民の住民票」を作って交付し、「心は被災地にあるという気持ち」を共に認知し、後世に伝えてあげるというのは、いかがでしょうか。


(2019.3.5)

欲しいと思っているスピーカーの音色を、YouTubeで確かめようと思って、あちこち見ていたら、偶然、下記を見つけて、ため息をついています。

今でこそ、毎日ブログ書きをしている私ですが、子どもの頃は、画用紙に鉛筆一本で、クルマや船、飛行機などの、絵を描くのが大好きだったからです。

子どもの頃、お絵かきは多少なりとも得意でしたが、文字を描くことや、作文は、好きだとも得意だとも、思ったことはありません。

人生分らないものです。

「 鉛筆画 石原さとみ 完成までの一部始終 動画 早送り / Pencil drawing/ Satomi Ishihara/ Portrait/ How To Draw  」


(2019.3.4)

@ 20年近く前の私のレビューが「ぴあ映画生活」さんにあります。きっと、これからの半生の記録も残るでしょう。ありがたいことです。

では、1,000年先には残っているでしょうか。

電子データだから残るという考えもありますし、電子データだから飛んで(消えて)しまう可能性が有る、という考え方もあるはず、ですが。

追記

本当の話ですが、今ラジオから流れているのが、「ケセラセラ」です。

追記2

「今、階段の踊り場にいます。皆は登るためにブログを書くけれど、私は降りるためにブログを書くのです」と、私が数年前から言っている事を、記憶している方もいらっしゃる思います。

私の本望は「忘れ去られること」なのです。ですから、いたずらにネット上の寿命が欲しいわけではありません。

でも、どなた様のブログであっても、いったんネットに書き込まれた情報の寿命については、人類の未体験ゾーンに入っていく、という事を申しあげているわけです


@ 銀行預金は、名義人が亡くなった後は、相続手続きが終了しないと引きだせません。不便ですね。だから、一部の老人たちはタンス預金を始めるのかもしれません。「子どもたち」のためにと。

( だから、よけい「子どもたち」からのオレオレ詐欺にも、ひっかかり易いのかも。 )

もう一つは、タンス預金だと税務署に見つかりにくく、贈与・相続税対策にもなるのではないかと、もしかしたら、そんな事を考える人もいるのかもしれません。


@ ラジオで、「吉田拓郎さんは、なぜ売れた」について解説していました。それによると「少年の詩を老人の声で歌っていたから、そのギャップが魅力だった」との事でした。なるほど、目から鱗の見解でした。

では、私も拓郎さんのファンの一人として意見を言わせていただきます。

私は、拓郎さんの声は、老人というよりも、「少年たちのセルフイメージの声」だと思うのです。

拓郎さんの歌は、少年たちの心情を、少年たちの(セルフイメージの)声で代弁してくれたのです。

ただし、「拓郎さんは、少年たちよりも半歩進んだ感覚を持っていた。そこに、少年たちは兄貴分を感じて萌えた」のです。


@ スターレットな頃、私も雨の中を走った経験があります。もちろん雪の日も。

でも、脚を痛めて引退し、おじさんになってしまった今は、雨の日は喫茶店に行くのもおっくうです。


(2019.3.3)

@ 私の青春の一ページ。

「 トヨタ スターレット1300S 」

http://win1999.web.fc2.com/JSCbk/61.htm


@ 雨が心配なので、朝一で散歩に行ってきました。帰りがけにぽつぽつ降られましたが、なんとか持ちました。

帰宅して、FMでグリーグの歌曲を聴きながら、スクワット100回を終えたところです。

やはり空は、灰色より青が良いですね。

東京マラソンに参加されている方、応援しています。


(2019.3.2)

>先日、脚の付け根の関節を痛め、階段を登るのも苦痛になってしまいました。(映画「体操しようよ」追記11より)


関節と書きましたが、筋肉の端っこにある「腱」かもしれません。区別が難しいですが、とにかくその辺りです。

午後にした「部屋の掃除など」で痛めたようで、夕方から階段を登るのが苦痛になりました。

その夜、布団に入って、「手あて」をしようと思いました。大きな部位ですから、「効くのかな…」と、自分でも半信半疑でしたが。

とりあえず患部に手のひらを当てましたら、やがて、冷湿布をしたようなクールな刺激感が始まりました。

「気」は不思議なもので、健康な患部に照射しても、痛くも痒くもありませんが、病んだ部分には沁みるのです。

五十肩の時など、ひどい時には激痛が走ることもありました。でも、今回は微かな冷たさです。わりと軽傷なのかもしれません。

( ちなみに「気功」では、「はり治療」のように経絡のツボにするだけでなく、患部に直接照射したりもします。簡単に針の届かない内臓でも、体を透過して平気でやれますから。)

気持ちが良かったのか、そのまま寝てしまいました。


次に気がついた時には、冷たさが消えていました。

これは気功治療の一回分が終わった証拠だと思っています。手を置いたままの格好で目覚めましたから、まだ寝返りはうっておらず、おそらく何十分という単位だったと思います。


翌朝は「多少痛みが引いたかな!?」という程度。

例によって、スクワットも100回やりました。

そして、その日は一日、街を散策していました。夕方帰宅するまでに、1万歩は歩いたはずです。

その夜は、階段を登っても、ほとんど痛くありませんでした。全快間際です。


今まで、自分の体を使って、切り傷、スリ傷、打ち身、捻挫、筋肉痛、関節痛、その他、諸々の症状に、人体実験してきました。

「手あて」が多少効くことは間違いないと思います。

何十年も生きていると、このぐらいのトラブルなら、全快までに〇日かかるということが、経験上分かりますね。

それが「おや? 今回は早いな…」と思えるからです。


(2019.3.1)

@ 病気になったスイマーさんに、冷たい事を言って、世論から袋叩きにあった大臣さんがいました。

私もそのニュースを聞いて、大臣さんに憤慨した一人です。

しかし先日、TVの「ビートたけしのTVタックル」で、その時の大臣さんのインタビューを、ノーカットで放送したのを聴きました。

すると印象が一変したのです。

私なら大臣さんに合格点をさしあげたい。少なくとも非難されるようなものではありませんでした。

例えば、美しい純文学に必然性のあるヌードが出てくる事がありますが、そのヌードだけを切り取って、不謹慎だと言っているようなものだったのです。マスコミは。

「それがマスコミだ」と言うことは知っているつもりでしたが、まさか、あれほどとは思いませんでした。


@ オーディオのスピーカーを、クラシック用とジャズ用に、2種類使っている人がいます。私もその1人。

小さくて、安価なものでも良いのです。柔らかな音の物と、歯切れの良い音の物があれば。

すると、何が違うのか。

スピーカーを切り替えるたびに、新たな感動が生まれるのです。

もし、一種類だけだと、次第にその音に慣れて行き、いつのまにか、空気のような存在になってしまうから、新鮮味が無くなるのです。

それは、それで、幸せな境地でもありますが。


@ 借金を返さないのも、約束を守らないのも、自殺するのも悪いことです。普通、子どもにはそう教えますね。

しかし、世の中には、返したくても返せない借金もあれば、守りたくても守れない約束も、さらには自殺する人もいるのです。

だから、①事情を考慮することが大事。その点に異論はありません。

でも、②原則が無価値になったわけではないのです。

何が言いたいのかと言えば、物事を単純化するあまりか、①ばかりが話題になっているような気がすることです。


@ 3人家族ならよくありますが、例えば100人家族があったとします。

100人すべてを写した戸籍を、謄本(全員の写し)と言います。

99人を写したものは、抄本(一部の写し)と言います。

(2019.2.27)

先日のNHK「ガッテン!」では、「はり治療」が取り上げられていました。

素人である私は、はり治療とは、「経絡(気の通り道)にあるツボを針で刺激し、気の通りをよくする治療法」だと理解しています。

「はり」の代わりに「手あて」をすれば気功治療になり、両者は親戚みたいなものなのです。

NHK取材班は、「はり治療」の本場中国へ飛び、大家の話を聞いていました。

大家は「ツボに針を打つと、そこから患部まで、エネルギーの通り道が見える体質の人がいる」と言って、写真を見せてくれました。

まるで引っ掻いたような、幅一センチぐらいの赤い筋が、何十センチも、皮膚を走っていました。

それは驚くべきものでしたが、気になったのは「エネルギー」という単語です。

「はり治療」は千年以上の歴史がありますが、昔の中国で「はり治療」に「エネルギー」という単語を使っていたとは思えません。

邪推すると…

現代医学では存在が認められていない「気」を使って、NHKが「はり治療」を説明をすることは適当ではないけれど、一部健康保険での治療が認められている「はり治療」を、番組が無視するわけにもいかないので、「気」を「エネルギー」と意訳したのではないかと、私は思うのです。「気はエネルギーであり、情報である」というのが気の世界の常識ですから、エネルギーでも間違いではないのですが。

NHKにとっても痛し痒しといったところでしょうか。

追記

『 中国医学では、経穴を刺激することで経絡として知られる道を通る「気」の流れの異常を正すとされる。

科学的調査では「気」、「経絡」、「経穴」、といった中国医学の概念に組織学的あるいは生理学的相互関係は見出されておらず、一部の現代の施術者は中国医学的手法に基づかない鍼療法を使用している。』

( ウィキペディア「鍼」より抜粋 ) 


(2019.2.26)

申告シーズンになると、ニュース等で、さかんに「確定申告」という言葉が飛び交います。

ご承知のように①「確定申告書」は国税の申告書であり管轄は税務署になります。

しかし同時期に、②「市県民税申告書」も発送されます。管轄は市町村役場です。こちらも大量に発送されていますが、なぜかニュースにならない。

だから、わけの分からない申告書が来たとき、人はどこかの役所へ電話し、とりあえず「確定申告書が来た」と言いがちです。しかし、その一言が誤解を招き、「確定申告なら税務署へ聞いてください」となり、税務署へ行って見せると、「あっ、市県民税申告書ですね。市町村役場へ行ってください」となるのです。

これを防ぐためには、役所も住民も、「確定申告書」という言葉を軽々に使わず、特に役所側は、「何色の封筒ですか?」「申告書の上部には何と書いてありますか? 読んでみてください」などと、確認を怠らないことが大切です。

「確定申告書」も「市県民税申告書」も、前年の実績を参考に「行政サービスの一つ」として発送されています。

しかし、就・退職、開・廃業、扶養人数の変化などにより、今年の課税状況が変わることも多いのです。

すると、「確定申告書」を送付した人でも、今年は所得税が課税にならないので、「確定申告書」ではなく「市県民税申告書」の提出が必要になる人や、

逆に、「市県民税申告書」を送付した人でも、今年は所得税が課税になるので、「市県民税申告書」ではなく「確定申告書」が必要になる人も出てくるのです。

『 すると、電話照会があったときなど、「受けとった書類がどっちなのか」という事だけでなく、「本当はどっちの申告が必要になるのか」まで、瞬時に判断し、適切な説明をしなければならないのです。そんな電話は申告時期になると毎日たくさんあるはず。』

しかし、窓口で対面し、じっくり会話すのならともかく、電話だけで、しかも短時間に判断するのは、そんなに簡単なことではありません。しかも、「そこまで理解した担当者にアクセスする必要がある」ことを知らぬ人が役所の内外に多いのです。

たとえば役所の総合案内では、「確定申告書」と聞けば「税務署です」。「市県民税申告書」と言えば「市町村役場です」と、単純に答えるだけでしょう。

もしかしたら「税務担当者は、どんな申告書でも受け付けられるようにすべきだ」という声もあるかもしれません。

しかし総合病院の「内科」で「外科」の相談をしてはいけないように、どこの役所の、どんな担当でも、自分の仕事以外の知識はあまりありません。

仮に少々知っていたとしても、プロの知識は日々更新していかなければ実戦では使い物になりません。一年前の知識で、今年の行政相談に乗れば、間違いが起こりかねず、それは住民にとっても迷惑なことになりかねないのです。

では、税務署と市町村役場職員の一部が、お互いにの役所へ出張受付すればと言う考えもあるでしょう。でも出張すると、連日残業の繁忙期なのに、「お客様の途切れた空き時間」に内部事務ができないのです。その損失は一日数時間分にも匹敵します。(2017.12.12の加筆再掲)

追記

そして、「市県民税申告書を送付した人からの電話で、今年は所得税が課税になるので、市県民税申告書ではなく、確定申告書が必要になる事が判明した」ので、税務署へ行ってもらったとします。

ところが税務署の受付で、「市県民税申告書」を見た係員が、「あっ!市県民税申告書は市町村役場へ行ってください」と機械的に返してしまい、やっぱり市町村役場に来てしまう事があるのです。

それを防ぐために、「税務署の人が誤解するといけないから、市県民税申告書は税務署では見せないでください」と付け加えたりする事も、必要かもしれません。


(2019.2.25)

「 鳥取県警、採用に民間適性試験「SPI」導入へ 都道府県警で初 」

( 毎日新聞 2019/2/25(月) 13:30配信 )


(2019.2.24)

@ 私の電子マネーはmanacaです。ある日、セブンイレブンのレジでnanacoの表示を見つけたので、「manacaですね」と言ったら、「nanacoです」と言われました。目がチラチラします。

最近、オートチャージができる新型マナカが発売されたので、乗り換えようかと思って、少し検討中です。

常連客ならともかく、飛びこみで入った店では、つい現金を使ってしまうのです。帰宅してから、「そう言えば、カード…」と思いだすことばかりですが。


@ 以下、映画「太陽がいっぱい」のネタバレです。

追記Ⅱより転記( 2018/9/23 10:24 by さくらんぼ)

若いころ、淀川長治さんと吉行淳之介さんの対談集を読んだことがあります。何十年も前の話なので、表現までは正確に覚えていませんが、そこには、こんな事が書いてありました。

「 話題が映画『太陽がいっぱい』に及ぶと、吉行さんが、『あれは、貧富の間にある溝を描いている』と言いました。

すると淀川さんが、『いいえ、あれはゲイの映画です』と返したのです(当時はLGBTという言葉は知られていなかった)。

淀川さんは続けます。『トム(アラン・ドロン)と、フィリップ(モーリス・ロネ)が、小さなボートから降りるシーンがあります。貧富の溝を描いた映画なら、貧しいトムが先に降りて船をつなぎ、後からフィリップが降りなければなりません。しかし、あの映画では二人同時に降りました。だから二人の間に、貧富の溝はありません』と。

そのとき、吉行さんは『そういう解釈も、あるかもしれない』と言いました。すると淀川さんは、『解釈はこれ一つです。ほかにはありません』と答えたのです。」

私はこれを読んで、衝撃を受けました。

それ以来、映画を観ると、その「これ一つ」を求めるようになりました。さすがに最近は疲れるようになったので、あまり深追いはしなくなりましたが。結果、私のレビューでの、そこへの到達率は、たぶん1%未満でしょう。

もちろん、感想は10人10色でかまわないのです。感想まで10人1色では、つまらない。

この話は、以前どこかに書いた事がありますが、ここには、まだでしたので。

追記Ⅳより転記(2018/9/23 22:01 by さくらんぼ)

>それ以来、映画を観ると、その「これ一つ」を求めるようになりました。… そこへの到達率は、たぶん1%未満でしょう。(追記Ⅱより)

少し補足説明します。

①「上映された映画は観客のもの」であり、観客は自由にそれを評価することが出来ます。感想どころか、主題さえも、観客の数ほどあって良いと、私は考えます。

②しかし、「上映されるまでの映画は監督のもの」であり、監督が描きたかった(ときには、密かに、騙し絵のように描き込んだ)主題が存在するとも思います。

私は、そんな②について知りたいと思っているのです。たぶん淀川さんの言われることも同じなのでしょう。

しかし、それは難しい。

だから「1%未満」とは、私が「この映画の主題は〇〇でしょう」などと書いていても、「その99%以上は間違っているかもしれない」という意味です。

もちろん、真面目に書いているつもりですが、あまり正解を求めると、書けなくなってしまいますから。

ですから、もし皆さまの中に、私と違う主題など発見された方は、(そんな方はいないと思いますが)私のことなど気にせず、返信ではなく、ご自分のレビューでどんどんお書きください。


@ 皆様ありがとうございます。


(2019.2.23)

私の投稿は、忙しい在職中は一月に数件でしたから、名前は多くても1ページに数件、まったく無い日も多々ありました。ある意味、平安な日々でした。

しかし、仕事をリタイアしてからは投稿件数が増え、現在は毎日のように何かを書き込んでいます。すると、当然に私の名前が増えますので、自分の仕業ながら、困惑しているのも事実です。

私の投稿を楽しみにして下さっている方がいらっしゃることは知っているつもりです。その声には応えたい。しかし、大量の私の名前を見て、私とおなじように困惑されている方も、中にはいらっしゃるのではないのかとも、想像していました。ですから、投稿する度に、一抹の自己嫌悪を感じていました。

もし、私のレビュー・その他に、この場に相応しくないものがありましたら、お手数で申し訳ありませんが、私にお知らせいただくか、削除してくださるよう、管理人様に願いいたします。

(2018.10.23の記事に加筆再掲)


(2019.2.22)

@ 欲しい本は多々ありますが、貧しい小遣いから厳選した本を買っても、この頃は読む気力が無く、積読(つんどく)状態になってしまいます。

歳のせいかな、とも思いましたが、こうやって毎日レビューやブログの更新をしている1.5時間前後が、気力を消耗させていると気づきました。


@ 少年は、青年になり、やがて、おじさんになりますが、おじいさんにはなりません。

少女も、青年になり、やがて、おばさんになりますが、おばあさんにはなりません。

おじいさんや、おばあさんは、物語の中だけに存在するのです。


(2019.2.21)

@ ステーキハウスのブロンコビリーに行ってきました。

正月に行ったときは、ガラガラだったのに、平日の11時過ぎに行ったら、すでに、かなりの混雑。びっくりしました。

お値打ちなステーキランチ、サラダバーなど付をオーダーし、さっそくサラダを食べました。

そうしたら、野菜の中にバナナチップが入っていたのです。

普通のバナナチップは、歯が欠けそうなほど堅いのに、ここのは「ぬれせん」みたいに柔らかいな、と思ったけれど、良く考えたら、サラダの水分を吸っただけなのでしょう

でも、バナナは単体で食べるよりも、他の食材と合わせた方が、感度的な味になりますね。

追記

なぜかJK御一行様がサラダバーに群れていて、さすがの私も、しばらく近づけませんでした。


@ 安倍さんがトランプさんをノーベル平和賞に推薦したとか。

これは安倍さん自身の利益のためではなく、日本の国益のために行ったことだと思います。もし、私が安倍さんの立場だとしても、同じ事をしたかもしれません。

推薦状一枚で、日本の国防にもメリットがあるとすれば、商人としても悪くない話です。


@ 私は裕福ではありませんが、おかげさまで食べるには困りません。

そんな(ゆとりある!?)私でも、スマホは持っていません。おそらく数年に一度しかないであろう非常時と、毎月払い続ける料金を天秤にかけると、今のところ、私にとってスマホは、持つだけの価値がないと判断したからです。毎年にすれば数万円づつの出費になりますからね。

持ってなくとも、私は大人ですから、惨めに思うことも無ければ、イジメにあうこともありません。

ところで、ご承知のとおり、日本には、育ち盛りなのに、食事も満足にさせてもらえない子どもたちが、少なからずいるのです。母子家庭になるとその割合はもっと増えるとか。

そんな中、「小中学校でスマホを自由化」すればどうなるのでしょう。

辞書代わりには重宝するでしょうが、非常時の連絡は毎日あるわけではありません。逆に、食事も満足に食べられない貧しい子どもたちが、スマホを持たせてもらえなくて、毎日惨めな思いをする事が心配になります。その辺りのケアを忘れないようにして欲しいと思います。

私の子どもの頃は、中学生になると、皆、万年筆を買うのが習慣でした。授業では万年筆など使わなかったのに、大人の証みたいで嬉しかったのです。ところが、クラスに1~2人のお金持ちが、パーカーとか、舶来の製品を持っていて羨ましかった。あの時の気持ちは、おじさんになった今も忘れていません。


(2019.2.20)

@ 映画館に「カラヤン・シネマ・クラシックス」というチラシがありました。

完璧主義者・カラヤンが夢見た、完璧な音楽体験を映画館でしようというものです。

全五回で、第一弾「伝説」から始まり、「新年」「荘厳なミサ」「感情の波」、そして第五断「人生の旋律」で終わりを迎えます。

その「人生の旋律」には、ブラームス:交響曲第2番と、チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」が取り上げられていました。

とりあえず今、「悲愴」のCDを聴いています。ロストロポーヴィチ指揮、ロンドン交響楽団で。


@ パンの上に「サイコロ状のチーズがまぶしてある」総菜パンがあります。

私の好物ですが、はたしてチーズの数は同じなのでしょうか。それとも、大ざっぱに一握りのチーズが入れてあるだけ、なのでしょうか。

半分ぐらいはパン生地の中に埋もれており、その上、溶けています。

ですから、外見上判断することは無理です。

でも、チーズ好きである私の性(さが)としては、生地が盛り上がっている(大きな)ものを選ばざるを得ませんでした。

それには、溶けていないゴロゴロが多く乗っています。

トレイに乗せてレジへ急ぎました。

レジの男性店員さんは、慣れた手つきで袋に入れてくれましたが、その時、サイコロが一つ取れて、カウンターに転がったのです。

店員さんは、それを無視し、何ごともなかったかのように袋を私に渡しました。「あっ!」と思いながらも、私もお金を払って店を後にしました。

しかし私の心は、割り切れない思いでいっぱいだったのです。

あのサイコロの代金も払ったのです。でも、サイコロは私の口には入ることは無い。

ほんとうなら、「あっ!、(転がったサイコロを指さして)、これはもう食べられないから、きれいなサイコロを一つ袋に入れてください。」と言うべきでした。

しかし、そこまでチーズに執着している事を知られると、変な客だと思われかねない。

その事とチーズを天秤にかけ、泣く泣く言葉を飲み込んで店を出たのですが、ボッタクリ商法にでも遭ったように、気持ちは落ち込みました。

そう言えば、「チーズはどこえ消えた!」とかいう本もありました。読んでいないのでストーリーは知りませんが、作者のこだわりだけは、痛いほど分かるような気がしました。


(2019.2.19)

@ 昨年の秋にSKE48のミニライブがあった、ショッピングモール屋外ステージで、今度は2019年2月24日(日)11:00~(予定)に、ラジカルNEOナイト「100%SKE48!」の公開録音があるようです。


@「公務員は住民サービスが仕事だ」という考えが中心になっているせいか、研修ではあまり触れられていないようです。

そのためか、多くの公務員にとって、これは「絵に描いた餅」になっているかもしれませんが、「住民を守るため」にも、自らの権力を、いまいちど復習した方が良いと思います。


「 概説

公務の執行に対する罪には刑法第2編第5章に規定される、公務執行妨害罪(刑法95条1項)、職務強要罪(刑法95条2項)、封印等破棄罪(刑法96条)、強制執行妨害目的財産損壊等罪(刑法96条の2)、強制執行行為妨害等罪(刑法96条の3)、強制執行関係売却妨害罪(刑法96条の4)、加重封印等破棄等罪(刑法96条の5)、公契約関係競売等妨害罪(刑法96条の6第1項)、談合罪(刑法96条の6第2項)がある。
…中略…

公務執行妨害罪

公務員が職務を執行するに当たり、これに対して暴行又は脅迫を加えた者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する(刑法95条1項)。警察における集団語は公妨(こうぼう)。罰金刑については、平成18年(2006年)改正(平成18年5月8日法律第36号)で導入された。 」

( ウィキペディア「公務の執行を妨害する罪」より抜粋 )


(2019.2.18)

下記は、児童虐待をめぐる「介入」の仕組みですが、すべて「○○できる」と規定されています。

しかし、(私の偏見で言えば)「○○できる」は、平均的な役人の感覚では、「原則としてやらない」になると思います。

「やらなくても良い」のに、勇んでやってしまい、もし問題でも起きたら、それこそ大問題だと考えるわけです。

それに対して、税金の差押えのように、「○○しなければならない」と規定されていれば、行使して、もし問題が起きても、「法律に従っただけ」と弁解できるから、動きやすいのです。すでに述べたことですが。


(臨検・捜索) 裁判所の許可を得て、強制的に立ち入って調べ、子どもを捜すことができる。(児童虐待防止法)

(職権保護) 児童相談所などの権限で、子どもを一時的に保護することができる。(児童福祉法)

(施設入所) 裁判所に認められれば、児童養護施設になどに入れたり、里親に預けたりできる。(児童福祉法)

(親権制限) 裁判所が認めれば、親権を止めたり、失わせたりできる。(民法)

( 参考:19.2.17朝日新聞3面 「『介入』ためらう児相 昨年度の『親権停止』30件」 )


(参考)

『 市町村役場の徴税職員は、その気になれば、職員個人の印で、銀行調査や預金の差押えが出来てしまうほどの強い職務権限を持っています(通常は首長の公印を使いますが)。

法律には(一定の条件にあてはまる滞納者に対し)「差押えできる」ではなく、「差押えしなければならない」(地方税法)とまで書いてあります。

だから、あまり手荒なことをしたくない彼らは、ある意味、「差押えするためではなく、差押えしないため(自主納税させるため)に働いている」、とも言えるのです。もちろん甘い顔をしても納税されない場合は、対立を承知で差押えします。』

(2019.2.10の抜粋再掲)


(2019.2.17)

@ どなた様か、「冗談の方程式」をご存じでないでしょうか。


@ 名古屋にある老舗の名画座「伏見ミリオン座」が、スケールアップして、近所に2019年4月19日移転開業します。

旧「伏見ミリオン座」の最終営業日は、2019年4月7日だそうです。

在職中に、研修会場とか、コンサート会場を間違え、一駅違う場所に降りてしまい、走って、走って、ギリギリ間に合った苦い思い出がありますから…。

( 参考:2019.2.16朝日新聞29面 )


@ ①現在の戸籍は、ほぼ電算化されているようです。

②しかし以前は、紙の戸籍簿からコピーしていました。

③それ以前、コピー機の無い時代は、請求があると、戸籍担当の職員が、手書きで転記したものを交付していました。当然、すぐには作れませんので、後日交付するスタイルだったと思われます。

30年ぐらい前、私は一度だけ③の戸籍を一枚見たことがあります。

一見、紙の戸籍原本と見分けがつきません。

しかし、確か、朱色の文末印が押して無かったような記憶です。私はそれをもって「原本ではない」と思いました。ちなみに、今となっては壬申戸籍かどうかは分かりません。

( 参考:2019.2.16朝日新聞29面 「閲覧禁止の『明治の戸籍』?ネットに出品」身分や犯罪歴など記載 )


@ 映画「A.I.」からは、「究極の延命治療」の世界も覗けますね。もちろん私もごめんです。


@ 友人に「鯨料理は好きですか」と尋ねたら、「もちろんです。刺身をよく食べました」と言われた事があります。

私も鯨が好きでよく食べましたが、なぜか刺身だけは食べた記憶がありませんでした。

そんな折、先日初めて行った(中央卸売市場近くの)回転寿司店で、鯨の握りが流れてきたので、狂喜して食してみました。

見た目は牛肉の握りのような色をしていますが、牛肉みたいにはきれいにスライスできないようで、ちじれています。上には擦りおろし生姜が少し乗っていました。

醤油を付けて口に運ぶと…

まったく癖がありません。

ほとんど歯ごたえを感じないほど柔らかく、牛肉よりも淡泊で、魚で言うならハマチに近いですが、ハマチのような脂っこさはありません。魚のような生臭さも皆無です。言われなければ何の肉を食べたのか分からないぐらい。淡泊ですから、日本人の口には合うはずです。

でも私には、昔よく食べた鯨のステーキやベーコンの方が、鯨らしい、濃厚な味わいを堪能できて、好物かも。

先日のニュースでは、今年2019年の7月から商業捕鯨が再開されるようです。ネット通販や、あらたな鯨ファン開拓のためか、新メニューも検討されているとか。


(2019.2.16)

勤務先近くに、「こだわりの塩をつかった、塩ラーメンの店」がありました。

でも、家路とは反対方向でしたし、当時は、塩ラーメンの微妙な味わいよりも、味噌ラーメンなどの濃厚な味わいに飢えていましたので、とうとう行くことはありませんでした。

「きっと、うまかったんだろうなぁ…」。

時々思いだしては、添加物のいっぱい入ったサンドイッチをつまんでいます。


(2019.2.14)

@ 昔と違い、住民票は電算化されています。

①しかし住民票の閲覧用に、別途、紙のリストが作られており、閲覧者は手でめくって閲覧します。

18歳とか、22歳とかの人を探すためには、総めくりして、閲覧用紙に転記しなければなりません。大変な時間と労力がかかります。

②しかし、市町村によっては、電算機の検索機能を使い、18歳と22歳の人だけを印字したリストを作り、提出してくれる所もあるようです。

「自衛隊員募集の協力」の件ですが、②が約36%あります。これが本来の協力という意味ではないでしょうか。

①のように全冊閲覧するためには、多人数が何日も入るでしょうから、役所側としても落ち着かず、煩雑なはずです。それなのにリスト提供をしないのは、自衛隊について、なんらかのバイアスがかかっていると、思われても仕方ないのかもしれません。

そういう意味で、「6割以上が協力を拒否している」という総理の発言は、間違いとまでは言えないと思います。

そして、総理の発言を問題視するよりも、①②にも応じない市町村が、1割程度ある事の方が、実は問題なのでは。


@ あの歌にはすごい破壊力があるらしい。

歌のファンである私にも言わせてもらえれば、ファンに腕を引っぱられて、異常を感じ、練習を休んでいる野球選手と、どこか深いところで似ているような気もします。

「 音楽評論家で尚美学園大学副学長の富澤一誠さん(67)は …中略…

富澤さんの出発は『自分の意見を歌っていた』というフォーク。吉田拓郎の『今日までそして明日から』に衝撃を受け、東大を中退してしまった。」

( 2019.2.13朝日新聞25面 ラジオアングル「歌詞にこだわり分析」より抜粋 )


@ 地下鉄が発車しそうになった時、階段を降りてきた一人の男性がいました。

ところがその人は、乗降口まで15m~20mぐらいの距離を走り切れず、途中でフリーズしてしまったのです。障害者か、ある種の病気の人は、体を動かそうとしても、意に反して、数秒から一分前後、フリーズしてしまう事があります。

ところが、運転手は電車を発車させず、そのまま30秒ぐらい待っていたのです。

止まったり、動いたりしながら、やっとの事で、その人は電車にたどりつき、電車は動きだしました。

これを人情話とするのか否かは、意見が分かれるかと思いますが、あれから10年以上たった今、思いだしてみると、やはり否ではなかったかと思うのです。

発車ベルが鳴った後に、待たせて乗ろうとすることは、健常者であれ、障害者であれ、危険かつ、その他大勢の乗客に迷惑をかける事に違いは無いからです。それどころか、障害がある方だからこそ、危険性は高まっていたのかもしれません。


@ キリスト教も仏教も、およそ宗教とは、この世の不条理を受け入れるために、あるのかもしれません。不勉強な私が思うには。


(2019.2.13)

@ 毎朝のラジオ体操や、公園の散歩ぐらいなら、健康に良い運動でしょう。

しかし、アスリート、それもオリンピアンともなれば、極限まで体を酷使するわけですから、例えは適当では無いかもしれませんが、道路・建設工事をしている肉体労働者の皆様のように、あるいはそれ以上に大変なわけです。

つまりオリンピアンが行っている練習が、健康に良いとは思えないのです。

華やかな、その舞台とは裏腹に。


@ 先日のトンコレラでは、「事前にある程度の疑いがあったのに、後手に回って、被害を大きくしてしまった可能性がある」との報道がありました。

比較するのは失礼と、重々承知ですが、先日の、防げなかった虐待事件を思いだします。


@ 改元の日に当たる2019.5.1は大安でもあるようです。

祝日で役所は休みですが、めでたい日ですから、婚姻届が集中する可能性が高まりました。しかし、当日にいきなり役所へ出向くのではなく、事前に相談しておいた方が良いです。

市町村役場には「時間外窓口」もあり、「死亡届・出生届・婚姻届・離婚届など戸籍の届」ができます。

でも、少し注意が必要です。

例えば婚姻届を持参したとします。

時間外は役所のコンピュータが止まっていますし、公簿も書庫に施錠してあります。さらに民間のガードマンしかいませんから「受領」する(あずかる)だけなのです。

「受領」した書類は、休み明け、担当職員により書類審査され、問題がなければ、『受理』(法的な効力が発生する)されます。

そのときの「効力は受領した日」にさかのぼります。つまり日曜日に「受領」したなら、日曜日から婚姻有効となるのです。

しかし素人が初めて書いた婚姻届けが、何の問題もなく『受理』される可能性は多くありません。軽微な記入漏れや誤記なら、役所は職権処理してくれるでしょうが(役所にとっても、その方が都合が良い)、重要ヶ所は本人に確認が必要ですし、必要な添付書類がない場合も困ります。それに婚姻に伴って「住所変更の届け」も必要になる事がほとんど。

すると、後日呼びだされることも少なくありません。その時、すぐに行かなければ婚姻届は宙ぶらりんになってしまいかねません。まだ戸籍上は夫婦ではないのです。

もし、どうしても時間外に提出したいのでしたら、事前に役所の担当係へ行って相談し、書類を完璧に仕上げておくことです。後日それを持って、時間外窓口に行くのが良いと思います。それなら「受領」でもあまり問題はありません。

追記

ちなみに、「死亡届」など「埋火葬許可書」が必要な場合は、よほどの事がない限り、いきなり時間外窓口へ行っても、すぐにそれを出してくれます。「時間外でも嘱託職員などがいる役所だけが、時間外窓口を担当」することになっていますから。(加筆再掲)


(2019.2.12)

また(株)永岡書店のCDを買いました。ピアノ曲です。

今度は、ブレンデルのシューベルト(即興曲集・楽興の時)と、ルービンシュタインとハラシェヴィチのショパン(3つの新しい練習曲・24の前奏曲集・幻想曲へ短調・バラード第1番・その他)の2枚にしました。

まず最初に、シューベルトを聴きました。

以前から思っていましたが、日本刀のように研ぎ澄まされたショパンと比べると、印象が冗長ですね。

そして、数日後の今日、ショパンをかけました。

さすが、ショパンは美味しい。

そう思って、しばらく聴いていると、突然、パトリス・ルコント監督の映画「列車に乗った男」の挿入曲が。

あれ!?…シューベルトの即興曲です。

BGMとしてですが、ショパンだと思って聴いていたのが、なんとシューベルトだったのです。

お恥ずかしい。それにしても、先日、冗長だと思ったのは、いったい何だったのでしょう。

でも、CDが無駄にならなくてよかったです。

ちなみに、ラックスマンの「真空管ハーモナイザー」を使い、「LS-3/5a」で聴きました。


(2019.2.11)

@ 個人経営の飲食店長なら、客には「いらっしゃい」「ありがとうございました」ぐらいは言うはずです。

でも、バイトの中には、客に対して挨拶さえしない人もいます。それどころか、こちらが「こんにちは」と言っても返事をしない人も。

彼らは時間給で稼いでいるだけなのです。バイト仲間と楽しく過ごせればそれで良くて、その店の繁盛なんて関係ないのです。

誤解を承知で言えば、その延長線上にあるのだと思います。YouTubeにあるバイト問題映像は。


@ 若い頃、オーストラリアに一人旅した時、旅行社の現地の担当者(若い日本女性)が、OPツアーを勧めてきたので、「私は(缶ビールでよっぱらって)プールサイドで(読書と)お昼寝をするために来たんだ」と言ったら、「うわぁ~私もそんな旅がしてみたい」と言われました。


@ クルマを運転したことのある人なら、道交法通りに「厳格」に運転している人など、皆無に近いことを知っているはずです。

一方、自動運転車のコンピュータには、道交法が「厳格」にプログラムされているのではないでしょうか。

すると、自動運転車は、現在の道路の秩序を変化させることになるのでは。

それは長期的には吉でも、短期的には凶かもしれません。


@ 「自衛隊員募集に、都道府県の6割が協力しない」とか。

大災害が起これば、イヤでも自衛隊の協力を要請しなければならない都道府県が、自衛隊員募集には協力しないというのは、いかがなものでしょうか。


@ 恵方巻の大量廃棄が問題になっていますが、全国展開している某チェーン店のスイーツはどうなのでしょう。

閉店間際でも、(売り切れで)大型ショーケースの中がガランドウでは寂しいので、売れ残るのを承知で、閉店間際まで「見せるためにも」スイーツを作り続けるのが営業方針なのです。

年中、全店舗で行われているので、廃棄量は大変なものになると思います。

「もったいない」は、恵方巻だけの問題では無いのでは。


@ 若き日の池波正太郎さんが、東京都の、徴税職員の仕事をしていた事は以前お話ししました。

徴税に行った先がお葬式をしていたので、ポケットマネーで香典を置き、そのまま黙って帰ってきたら、翌朝一番で、滞納者(床屋さん)がお礼に来て、全額払って行き、その後、その床屋さんが、街で池波さんを見かけると、友人みたいに声をかけてくるようになった話も。

ところで、そんな池波さんは、二十何人もいる徴税職員の内、いつも徴収成績が5番と下らなかったそうです(営業マンのように成績表があります)。

いつも池波さんは、前の晩に、2時間ほど作戦を練っていたのだそうです。いかに滞納者とトラブルを起こさず、スムースにとりたてられるかの。

そんな池波さんも、差押えをした事がありますが、3~4年の内、2回だけだそうです。

一度は、かつての某大臣の私邸。
一度は、共産党員の家。

双方とも、細君が池波さんに罵詈雑言の限りを浴びせかけたからだそうです。

そして役所に帰ると、大臣私邸では、すぐに納付があり、何事もなかったそうです。

しかし、共産党員のときは、夕方役所に戻ると、門前から玄関にかけて、赤旗が林立していたのだとか。

「もっともそのとき、私は共産党員の細君の罵詈をたしなめるため、その頬を一つ張り飛ばしてやったからであろう。」(本より抜粋)

池波さんにも意外な一面がありますね。

でも、この時の係長は立派で、池波さんをかばい、党員たちに一歩も退かなかったそうです。その代わり池波さんは、半年間の減俸になりました。

「これがいまだったら大問題となったに違いない」と池波さんは結んでいます。

( 参考・ちくま文庫「アンソロジー カレーライス!! 大盛り」杉田淳子編 の、「カレーライス」池波正太郎より )


(2019.2.10)

@ 「 第3章

1  天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。」

( ウィキソース「口語旧約聖書 > 伝道の書(口語訳)」より抜粋 )


@ 役所の数ある仕事の基本は、「年貢」の時代からある「徴税」だと思います。お金を稼がなければ役所も成り立ちませんからね。だから、他の課にくらべ体制が充実しています。歴史も本気度も違うのです。

市町村役場の徴税職員は、その気になれば、職員個人の印で、銀行調査や預金の差押えが出来てしまうほどの強い職務権限を持っています(通常は首長の公印を使いますが)。

法律には(一定の条件にあてはまる滞納者に対し)「差押えできる」ではなく、「差押えしなければならない」とまで書いてあります。

だから、あまり手荒なことをしたくない彼らは、ある意味、「差押えするためではなく、差押えしないため(自主納税させるため)に働いている」、とも言えるのです。もちろん甘い顔をしても納税されない場合は、対立を承知で差押えします。

ちなみに、民間人が強制的に債権回収するには、裁判が必要なので、凄い権限です。

それに比べて「福祉」の概念は、比較的新しいものです。制度的にも、まだまだ改善の余地が多いのかもしれません。

「子どもが虐待されているのかどうか」を判断する、その具体的な調査手順などは知りませんが、痛ましい事例がなくなりませんので、体制や法律、見直さなければいけないのかもしれませんね。(加筆再掲)

追記

「 『児相の職員が保護者との関係を重視するあまり、対立をためらう傾向があることは否めない』と指摘されてきた。」( 2019.2.10朝日新聞1面 「児相『介入』機能強化へ」より抜粋 )

役所の仕事は「相手に喜んでもらえる」と思っていたら、それは車輪の片方の話です。もう一方は「相手に憎まれる仕事」。「税金取り」はその代表的なひとつです。

彼らは滞納者に対して、紳士的に納税のお願いをしますが、それでも相手に誠意が見られない時は、遅滞なく粛々と差押えに移行します。

追記2

徴税職員にとって差押えとは日常の一コマ。その係では、毎週だれかが差押えをしていると言っても過言ではないでしょう。当然、滞納者の反発は覚悟の上です。上司なら常在戦場でしょう。

しかし、この覚悟は、徴税職員になって初めて身につく様な気がします。その他の職員にとっては、住民に喧嘩を売るような仕事は、考えられないからです。

ですから、児相の場合にも、制度の整備はもちろん必要ですが、覚悟の問題が、意外に大きいと思います。


(2019.2.9)

@ 私は、酒ならたいていの物は飲みますが、最近は体調と相談して、ウイスキーか焼酎の、お湯割りぐらいにしています。

焼酎は、「薩摩白波」のイモの香りに萌えますし、「いいちこ」のピュア感も愛しています。

ウイスキーは、若い頃は、映画の影響で「ジャックダニエル」を好んでいましたが、最近はどこかのレストランのメニューに宣伝されていた、「ジムビーム」を飲み始めました。

ここの所飲んでいた、スコッチと比べると、個性が強いウイスキーです。水割りで口に含むと、虹色の味がします。個性が強い分、少量でも、「飲んだ!」感が味わえそうです。

それはそうと、ラベルを見ていて気がついたのですが、「ジムビーム」のラベル、白地に赤は、「日の丸弁当」か、さもなくば「日章旗」ではないでしょうか。


@ 映画「バハールの涙」の中盤には、戦いに勝った彼女たちが、そのビルから黒っぽい敵の旗を捨て、誇らしげに自分たちの旗を掲げるシーンがありました。

ところが、その旗は「旭日旗」に似ていたのです。

それで思いだしたのですが、私は、もの心ついて以来の、朝日新聞の読者です。ろくに漢字も読めない幼い頃でも、新聞の1面右上、社名の上についていた、朝日新聞の社旗だけはよく覚えています。

私はあれが好きでした。

「イメージガール」という言葉がありますが、昇る朝日は、この上ない素晴らしい社旗だと、幼心にも思っていました。

それが、いつのまにか、消えたのです。

「旭日旗」に似ているからという噂を聞いたことはありますが、本当の理由は知りません(ちなみに私は「旭日旗」も好きです)。

しかし、朝日新聞社が、今でもその社旗を愛している事は知っています。少年たちが野球をしているような場面で、客席のバックネットに、五つも、十も、社旗が掲げられているのを見たことがありますから。

お得意様の一人として言わせていただければ、社旗を愛しているのなら、昔のように、社名の上にも掲示して欲しいものです。

そう思っていましたら、2019.2.8の朝刊24面にある「朝日新聞名古屋本社 印刷再開記念」の文字の頭に、社旗が印刷されているのを見つけました。

改めて良く見ると、旗がたなびいた効果を上げようとしているのか、光がタコの足のようにくねっていて、そこからはレトロモダンも感じられ、味のある良い旗だと思いました。


@ 坂本龍一さんは、2014年6月、62歳の時に中咽頭がんを患われました。

すると、ピアノの音も違って感じられるようになったそうです。

「 病気になる前の12年、宮城県名取市の農業高校で津波をかぶり、調律しないままのピアノと出会ったのです。この『津波ピアノ』の音は、病を経て、僕にはより心地よく感じられるようになりました。人間は調律していないピアノの音を『狂った』と言うけれど、本来あるべき姿に戻っているだけ。狂うどころか、自然な音なんですよ。」

( 2019.2.4朝日新聞20面 がんとともに 「生きている それが究極の答え」より抜粋 )

昨今、TV界では「4K・8K」が、オーディオ界では「ハイレゾ」が話題になっています。つまり高精度の世界へ向かっているのです。

しかし、オーディオ道楽を長く続けているおじさんたちの中には、ハイファイを卒業(!?)、「ヴィンテージオーディオ」や「フルレンジスピーカー」など、味のあるローファイへ回帰した人もいます。

若者たちの中には、「カセットテープ」の音に良さを発見した人も。

人間味を感じさせる「ゆるさ」って、良いものですね。


(2019.2.8)

@ 役所は最高に研修に恵まれた職場の一つです。新規採用時はもちろんのこと、数年ごとに行われる人事異動の度に、いくつも行われます。それ以外にも、毎年多数の、自分の担当に直接関係のあるものや、一般教養を高めるもの等、色々な研修が開催されています。

しかし、今はどうか知りませんが、以前は、いわゆる「キレる市民」への対応についての研修は、皆無に近い状態でした。

もしかしたら、「役所は住民サービスをするところであり、住民を敵視するような研修はタブーだ」と考えられていたのかもしれません。もし、そのような研修があったとしたら、その存在そのものが世論から叩かれかねないと、上層部は心配していたのでしょうか。

似たような発想は、最近目立った「交番襲撃事件」の警察側のコメントでもありました。「交番を尋ねてくる住民に、警戒して対応することは難しい」(表現は正確ではありません。)みたいに。

さらに、以前読んだニュースにも、役所に監視カメラを導入しようと検討したが、「住民サービスする場所であるから、監視は馴染まない」みたいな意見が出て、止めになったという記憶があります。

しかし、そんな牧歌的な時代は終わったのかもしれませんね。


@ 「 キレる市民 狙われる役所 」 ( 2018年08月01日 (水)「NHK生活情報ブログ」 )

https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/800/302708.html


(2019.2.7)

@ 対応のまずさで事故を起こした行政機関の長が、TVで記者会見をしていました。

その、おどおどした態度を見たコメンテーターの一人が、「警察でも、柔道とか剣道をやって、もっと強そうな人がなっているでしょ。ここでも、もっと強そうな人を採用したら良い」という意味の話をしていました(表現は正確ではありません)。

すると、他のコメンテーターたちも一斉に頷いて。

ある意味、それと同じなのです。

「役所の障害者雇用水増し問題」で、私が「行政は有事にも間に合う職員の採用を」と言っていたのは。

しわ寄せは住民に来るのです。


@ ランチには毎回バナナも食べますが、真冬に冷たいバナナは寒いのです。だから、レンジでチンしますが、油断して温めすぎると、焼き芋みたいにホクホクになってしまいます。私はクリーミーなバナナの触感に惚れているので、微妙に温める努力をしています。


@ 「 同じ住所250世帯 70年で解消

70年続く同一住所解消、岐阜市 鷺山地区の300世帯 」
( Yahoo!ニュース 2019.2.4(月) 13:58 掲載 )


@ ちまたでは、「住民票で人さがし」とか言いますが、私の知る限り、住民基本台帳法にそのような業務は規定されていません。

住民票の写し請求は、例えば「Aさんの住所・氏名を特定して、写しの請求をする」のです。もしAさんが住所を変更しているときは、どの住所が記載されたものが必要かを、請求者に確認して交付することになると思います。それが、いわゆる「人さがし」。

でも、1番地違う場所に、同姓同名の人がいても、それは「法的に別人」ということになりますから、「この人は違いますか?」と教えることは、情報の漏えいになりかねず、原則として、役所がやってはいけないことなのです。

「そんな堅いことを…」と憤慨しないでください。ここをルーズにしていると、その内、本当にトラブルが起きます。実際、同姓同名・同番地で、郵便物など、誤配が日常的な人もいるぐらいです。

だから、役所としては、せいぜい「申請書に記入誤りはありませんか?」と念を押すぐらいが、精一杯のサービスでしょう。

だから、役所は「ありません」とは言いません。「この住所には見当たりません」と言うのです。

「では、この住所には誰が住んでいますか?」という質問にも答えられません。それこそ情報の漏えいだからです。


(2019.2.6)

@ 10歳の誕生日は、そろばん塾のそれと共に良く覚えています。

10歳の子供は、大人から見れば、世間知らずだけれど、おじさんになった今と変わらないぐらいの、微妙な気持ちも持っていました。

そんな子どもの多くが、今回の事件で、「大人は嘘つき、この世の正体は地獄だ」と誤解したかもしれません。

その時の、彼ら、彼女たちの、絶望の深さは、どれほどなのか。


(2019.2.5)

@ 「 カセット再評価 識者驚く新作  

音作りにこだわり 最新カセットテープを聴いてみた 」

( Yahoo!ニュース 2/5(火) 12:52 掲載 )


@ 先日ラジオで言っていました。

町には、ヤングの街と、シニアの街があります。

ヤングの街の飲食店は、ヤング向きに味をチューニングしています。インスタント食品、ファーストフードの味に似せて。

シニアの街では、化学調味料を使わない、昔ながらの味付けをしているのです。

これを逆にすると、「不味い」と、客に逃げられるのだそうです。


@ 家にいる時は、毎日、お昼にカップラーメンを食べます。

ここ10年ちかく変わらぬ習慣です。

でも、最近少し変なのです。

蓋を開けてみると、お汁がなくなって、麺だけになっているのです。

何回も「?」と思い、やがて気づきました。

面の種類(吸水性!?)が変わったのではないか、と。

早く食べごろになるように、よりチューニングされたのかも。

それを、私は、いつも5分以上、たぶん10分ぐらい経ってから食べているので、お汁が消滅しているのでしょう。

住みにくいご時世になったものです。


(2019.2.4)

@ 「 忙しさ異常 児童相談所の実態
『人間のできる仕事の範囲を越えている』当事者が語る“児童相談所”の実態 」

( Yahoo!ニュース 2/4(月) 21:11 掲載 )


@ 選挙の到着番号札には、男女の性別が記入してある場合があります。統計を取っているのです。

1時間ごとの男女数を本部に報告している場合もあります。そうすると、最終的には同数近くになるにせよ、「女性は、家事を済ませてから投票に来るから、少し出足が遅れるんだな」みたいな事が推測できたりします。

街を歩いている人を見て、男か女かを当てることは比較的容易です。しかし、中には「?」と思うような中性的なファッションをしている人もいます。体形からも、どちらか不明な人も。さらにLGBTの事も考えると、外見だけで正確に判断することは不可能でしょう。

それでは、到着番号札はどうしたら良いのか。

選挙で一々「性別は?」と質問するほどでもないような気もしますので、性別欄は無くても良いのかもしれません。


@ 昨日の日曜日、朝起きたら、軽い頭痛がしました。

頭痛以外にあまり自覚症状はありませんが、「風邪かな」と思いました。あるいは「前夜、ウイスキーを飲み過ぎたかな」、とも。

寝込むほどでもなかったのですが、寒風の中、散歩するのはやめにして、一日家にいました。おかげさまで今日は良い気分です。

昨日は、午後から雨になりました。私には「気象病」の気もあるので、そのせいも、あったのかもしれません。

いや、もしかしたら、「隣家の呪い」だったのかもしれません。昨日の朝、家の庭に節分の豆が沢山落ちていました。前日の夜に、隣家が早めの豆まきをやったようです。わが家の方に向かって「鬼は外!」と。


@ 先日、ある選挙がありました。

現職対新人の戦いです。新聞の政策欄を読み、私は現職を支持していました。

ところが、政見放送を聴いたら、それが揺らいだのです。現職の話には、手慣れた店員がルーチンワークをしているような機械的なものを感じたからです。心は客の方を見ていない。少々、有権者を軽く見ているような気もしました。

対する新人の話は、信頼する穏やかな先輩から、酒を飲みながら、人生論的な話を聞いているような、安心感がありました。人柄に惚れたような気がしたのです。

文章と話し声とでは、こうも違うことがあるのかと、恥ずかしながら、今ごろになって、気づきました。


@ 先日の新聞に、街のケータイショップが、「シニアがシニアに教えるケータイ教室」を開いているとのニュースがありました。

木造家屋からビルに通勤していた人が定年退職すると、ビルで仕事をするという世界が消えます。これは思いもよらず哀しいこと。世界の半分が消滅したようなものですから。

ビルを求めて図書館へ行っても、図書館では会話禁止なので、いまいち世界が違います。そんな人たちにも、このような教室はちょうど良いのではないでしょうか。教えるにしても、教えられるにしても。

でも、ちょっと気になったところが。

「自撮りの仕方」を教えているシーンで、ケータイを立てて撮影していることです。

NHKも指導していますが、「写真を撮るときは、ケータイを横向きにするのが正解」です。TVもPCも画面は横向きだからです。最初が肝心なので、その辺りを教えることは大切だと思います。


(2019.2.3)

@ 大須あたりの「寿がきや」は、若い頃よく食べに行きました。デザートも売っているし、お値打ちなんです。

昔はJKあたりの溜まり場でしたが、今はどうなんでしょうね。私、今は、カップラーメンで寿がきやを楽しんでいます。スタンダード味です。卵を二個入れて。


@ 杉咲花さんのファンでもありますし、最近、TVドラマ「ハケン占い師アタル」を観ています。

でも、主人公・アタルがクライマックスで言う説教は、どこにでもいる、おじさんたちの本音と、あまり大きな違いは無いように感じています。

それを、優等生的な、若い女性占い師が、突如ヤンキー言葉で(!?)叫ぶところに、面白いギャップ感と、ありがたみが生まれるのでしょうか。

あっ、これは遠山の金さんか。


@ 映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の追記Ⅶ」( ヒロインの依願退職 ) の追記です。

というわけで、3/31日に依願退職しようとする人は、前年の秋には上司に人生相談しておいた方が良いのです。もし秋が仕事の繁忙期なら、夏でも早すぎることはありません。

でも、いい加減な気持ちで退職の人生相談なんてできませんね。する以上、たとえ退職を思いとどまっても、出世コースから外される可能性を、覚悟せねばならないからです(それどころか、冷や飯を食わされる心配も)。

そうすると、秋に人生相談をする人は、夏休みには一人旅でもし、集中的に考えて、自分なりの結論と覚悟しておく必要があります。


知人には、「定年の少し前に早期退職したい」と言う人がいます。「もう十分働いた。1~2年早く辞めるのは、自分へのご褒美だ」として。

しかし、多くの人は、ぼんやりとしか考えていないのですね。そして、正月明けの1月になってから、3月末に辞めたいと思うのですが、「今から動いたのでは遅いかも…」とすぐ悟り、1年間我慢することにして…けっきょく定年までベルトコンベヤーに乗ることになるのです。

このように、ベルトコンベヤーに乗る定年退職は、何も考えなくともやってきますが、依願退職にはエネルギーとプランが必要なのです。退職願を出すには壁を破る力が必要です。


(2019.2.2)

@ 私がアマチュア無線の免許を取った時、資格は、①1級・②2級・③電信級・④電話級に別れていました(これは旧資格です)。

そして、①~③についてはモールス信号の試験がありました。

特に、実技試験には、送信・受信があり、それぞれ、数分間の勝負なのです(③については受信だけだったかもしれません。古い話でよく覚えていません)。

モールス信号は本を読んだだけではマスターできません。トン・ツーの練習テープを聴いたり、電鍵(入力装置)をたたいたりして、体に覚え込ませる必要があるのです。そうやって1年間、毎日のように練習した結果が、数分間で判定されてしまいます。

この緊張感を想像できますか。

送信の実技試験。そこにはテープレコーダーのようなもの置いてあり(ただし紙テープが巻いてある)、それはトンツー音を印字できる装置で、解答用紙になるのです。

そして、試験官とのマンツーマンに、緊張して固くなれば、手が動きませんし、震えれば、電鍵を誤操作してしまいます。

又、受信では、いつも自宅で一人リスニングの練習をしていたのに、試験会場では大勢でやります。そうすると、大会場で音にエコーがかかったり、鉛筆を走らせる音が意外に大きく、動揺したり、咳き込む人や、表を走るトラックの走行音で聴き取りにくくなったり…。

もし曖昧にしか受信できなかった場合、書いて合っていれば得点されますが、間違った場合、(書かなかった場合よりも)減点が大きいのです。実戦では、受信不可は質問すれば良いだけですが、誤受信は重大な結果をもたらしかねないからでしょう。

書くべきか、書かざるべきか、それも、瞬時で判断しなければいけません。悩んでいると、次の文字が受信できなくて、よけい動揺し、総崩れになってしまいます。

何が言いたいのかと言えば、こんな経験をすると、いわゆるペーパーテスト、試験時間が1~2時間もあるそれは、まるで夏休みの宿題のように、のんびりと構えられるのです。緊張感などゼロに等しいです。


(2019.2.1)

@ 印鑑証明を取るには、印鑑登録手帳が必要です。しかし、中には、印鑑登録手帳を役所の窓口に持参せずに「印鑑証明書が欲しい」と言う人もいます。

役所側が断れば、「今、証明書持って行かんと、契約できん。役所は責任とってくれるんか!」と、大声を上げる人も珍しくありません。

いろいろ事情がおありでしょう。しかし、けっして役所は証明書を出してはいけません。

印鑑登録手帳は、ある意味「金庫のカギ」と同じです。最も厳格に運用すべき部分であることは言うまでもありませんし、私の知る限り、過去に裁判沙汰になった事例は、すべて、誤って証明書を出したために起こっているのです。


@ TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の中に、大病院の院長でもあるLGBTの父が、息子を近親相姦した話が出てきます。

心に傷を負った息子は家出し、たどり着いた町で生活保護の申請をしますが、担当者にも身の上話をせず、父への連絡も拒み、怯えているのです。

しかし、事情が分からぬ役所側は、金もあり、社会的信用もある父が、紳士的に息子の扶養を希望する以上、拒むことは出来ないと判断しました。

また、ある回では、育児放棄をする母子家庭から、幼い娘を保護し、施設に預けますが、娘の方が母に逢いたいと懇願する話がありました。

生活保護の現場でなくとも、役所が法律と現実の間で、迷うことは日常的にあります。「迷うこと自体が日々の仕事だ」と言っても過言ではないぐらいに。

住民は便宜を図ることを求めてきます。役所の仕事は、厳格ではなく、適正である事が必要です。そんな中、迷路に入り込まないためには、道を誤らないためには、「この仕事で一番大切なのは何か」を、日々問い続けなければいけないのです。

ちなみに、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)は、2/5からBS日本映画専門チャンネルで、再放送されます。


(2019.1.31)

@ 昔、ニュースで見たことがあります。滑走路の中にぽつんと一軒家があるのを。

それから私の地方にも、道路拡張工事の交差点に一軒家がありました。

これからみると、「一番の難所に一軒だけ残る」というのは、珍しいことではないようです。

担当者としては、比較的簡単に買収に応じてくれそうなところから、仕事をしていくのは、定石なのかもしれません。

テストでも、分かる問題から解いていかないと、制限時間内に高得点を得ることは難しいのと同じです。そして難所の一軒も、「他の人たちは皆応じた」知れば、「そろそろ潮時かな」と、諦めもつくというもの。

そんな部下の、仕事の進捗状況を聞いた上司は、「そろそろ俺の出番かな」と、部下を引連れて現場へ出向き、話をつけてくれたら、ある意味、理想的な展開でしょう。少なくとも私の仕えたある上司は、いえ、ほとんどの上司は、そんな人でした。

映画「英国総督 最後の家」には、チャーチルがインドを二分割するにあたって、「機が熟するのを待っていた」エピソードがありますが、これも同じだと思います。


@ あるカフェでの事です。

レジカウンターで、客のお婆さんと、アルバイトの若い女店員さんが、何か話していました。

断片的にしか聞こえてきませんでしたが、どうやら、「外で薬を飲むのにほしいから、(冷水を飲むために置いてある)紙コップを、少しもらえない?」と言っているようでした。

店員さんは気持ちよくOKし、感謝するお婆さんに、「一人何個とか決まってるわけじゃないので、良いですよ!」と、明るく言いました。

その後、お婆さんの方を見たら、なんと10個近くも紙コップを持って行ったのです。

一つや二つなら、サービスの常識の範囲内だと思いますが、10個近くも持って行くなんて…

私なら、即ダメ出しをして、「申し訳ありません。10個もお渡しすることは出来ません。たくさんご入用でしたら、コンビニなどに売ってますから、あちらでお買いください」と、やんわり言うと思います。


@ 先日、「燃やしてしまえ」と言った偉い人もいましたが、これは20年ほど前、ある市町村の首長さんのお話。

彼は、職員の「勤続30年表彰」の席で言いました(そこでは、長年にわたり真面目に働いていると、基本的に全員が祝ってもらえるのです)。

「 昨今は公務員バッシングも目立ちますが、私はその通りだとは思っておりません。

皆様の努力のおかげで、わが町も、この様に発展してまいりました…」(表現は正確ではありません)。

それを聞いたAさんは、気がつきました。

新人だった頃にいた、鬼の先輩たちは、ほとんど退職するか、人事異動してしまいましたが、今度は自分たちが発言力をつけ、会議でも仕事でも、主導的な立場になり、大過なくこの町を育ててきた事実を。

( もちろん、この町を育ててきたのは官だけではありません。官民が車の両輪として、がんばってきたのです。それは十分承知の上での話です。)

Aさんは、新人の頃、そんな大役が自分には務まるだろうかと、怯える気持ちもありました。しかし、毎日を夢中で働いている内に、気がつけば、今日という日がやってきたのです。


@ 「同床異夢」

(2019.1.30)

@ 公務員の皆様にお願いです。

世論は法律に則った厳格な仕事を求めています。心してお勤めくださるようお願いいたします(ただし、私には便宜を図ってください)。


@ 今朝のラジオで、コメンテーターが、「統計法では、調査される側に罰則規定がある(50万円以下の罰金)。そんな厳格なものなのに、調査する役所側がいい加減な処理をしてはいけない」と言う趣旨の話をしていました。

ここで問題なのは、「金もうけにならない」との理由で、調査に協力的でない大企業があるのを承知していながら、罰則規定に触れても、その「実施状況」を不問にした事です(私の知る限り、あまり適用されていない)。

そして、「調査に協力的でない大企業は、直ちに義務を果たすべきだし、しない場合は罰則規定を適用し、遅滞なくデータ収集に勤めるべきだ」という正論に帰結していないことです。

もしかしたら、マスコミには、韓国の「反日無罪」と同じく、「公務員バッシング」はいくらしてもかまわないけれど、「企業まで敵に回すことへの損得勘定」をしているのでしょうか。

そうではなく、企業にも個人にも、「調査事務は金にならないというのは誤った認識」であり、本当は、「調査に協力すると金になる(50万円の罰金を払わずにすむ)」という事を知ってもらうべきなのです。それには罰則規定の適切な運用も必要になります。


(2019.1.29)

@ 刑事ドラマというジャンルがあります。

昔から不思議だったのですが、どうして人気があるのでしょう。今期のTVドラマでも、刑事ものが花盛りです。

事件捜査を通して、(ドラマ上の)他人様のプライバシーを覗き観るのが楽しいのでしょうか。それとも、追いかけるスリルが良いのでしょうか。

私にそれらは興味ありません。謎解にも関心はありません。と言いますか、若い頃から、たいてい途中で、意味不明になってしまいます。複雑すぎて。

だから、単に俳優さんのファンで眺めていたいとか、時に同時進行の、恋愛ドラマが楽しいから観ているだけなのですが。


@ 依然、「シュノーケルは使う人の肺活量によって管の太さが違う」という話をしました。細すぎるものは当然ダメですが、太ければ良いというものでもありません。流量によって最適な太さがあるのです。ですから、男と女では、一般的に太さが違うのが普通です。

粘菌の話を読んでいて、ふと、そんな事を思いだしました。

「 最短経路を見つける実験では、粘菌はまず細長い管のような形になって迷路全体に広がった。管には、細胞の中身の液体が流れている。しばらくすると、液体の流れの強さに応じて管の太さが変わり、最後にはエサまでの最短経路をつなぐ管だけが残った。」

( 2019.1.28朝日新聞 科学の扉「粘菌 単細胞でも賢い!?」 体を伸縮し迷路を解く 交通網などに応用も より抜粋 」)


(2019.1.28)

@ 少し前から、DENONの「DCD-S10Ⅱ」というCDプレーヤーを、中古で購入して使っています。古い製品ですが、そんな時代の音が好きですから。

ところが、どうも、少しドンシャリ気味なのです。ドンシャリと言うのは、低音と高音が目立つという意味です。派手な印象を受けますので、安価な製品に、ときおり使われている音作りの一つですが、さすがに「DCD-S10Ⅱ」クラスでは場違いと言われても仕方ありません。

でも、この製品、新品の時もそんな音だったのでしょうか。もしかしたら、違うのかもしれません。


ヒントを見つけました。

「 トレイには高い防振性を発揮するプロテイン配合塗料を用いることで不要な振動を抑制しています。」(DENONの「DCD-S10Ⅱ」カタログから抜粋)

問題は、その防振塗料が、古くなると、経年変化で溶けたようにベタベタになったらしいのです。中古市場では、メンテナンスでそれを拭き取り、(たぶん防振効果のない)普通の塗料で再塗装して、販売しているようです。

私の買った物も、再塗装品だと思います。

トレイ(CDを置くところ)の防振効果の有無で、どれほど音が変わるのか。

かつて私は、ケンウッドのCDプレーヤーのトレイ裏や、その周辺に、防振効果の高いブチルゴムを張りつけて、実験した事がありますが、その変化は想像以上のものでした。

クッキリとした、切子グラスのような、歯切れの良いピアノの音が、角の取れた丸いゴムのような質感に激変してしまいました。同じピアノの音とは思えないほど。実際に実験したことのある人でないと、この大きさは想像できないでしょう。

それを思いだす時、トレイの防振効果が無くなった事で、音にエッジが立ち、結果、それが少しドンシャリに聴こえた可能性があるかもしれないと思ったのです。

追記

誤解の無いよう申し添えますが、新品の時からトレイに防振塗料が塗ってないCDプレーヤーはたくさんあります。では、その音が悪いのかと言えば、良い音がするはずです。

もし、トレイが振動して、音が刺激的になったとしても、電気的に音を丸くして(写真で言うところの「紗」をかけて)、聴き心地の良い音にすれば良いのです。

CDプレーヤーを構成している、たくさんの部品の、どれを交換すると、音色がどう変わるのかは、エンジニアは経験上良く知っているはず。高価な部品ではない方が良い場合もあります。

今回の「DCD-S10Ⅱ」の問題は、一部分だけに、事実上の改良をしてしまったから起こったのです。エンジニアが設計したバランスが崩れたと言うわけです。

追記2

今回の問題の解決策の一つとして、私は、2018年5月に、雑誌の付録として発売された、ラックスマンの「真空管ハーモナイザー」を、CDプレーヤーとアンプの間に挿入したところ、ドンシャリが和らぎ、音も穏やかになって、良い効果が得られました。

代わりに「CDライントランス」を使っても、効果的な場合がありますが、手持ちの製品では、音は穏やかになっても、今ひとつ音色が面白くありませんでした。他のトランスでは良い結果が出る可能性もあります。


@ 「 科学が進歩すれば、分からないことが無くなるのではなく、その先に、さらに分からないことが見えてくるもの。どこまで行ってもそれは終わらないはず。

ならば、科学とは『世界は分からないものだ』という事を悟るためのもの、だったのではないのか。

だから、人間は神にはなれないし、なろうと思ってもいけない 」。

「中国のゲノム編集」ニュースから派生した、そんな意味の話を、今朝の民放ラジオのコメンテーターが話していました。

久しぶりに腑に落ちるお話でした。


(2019.1.27)

@ 先日、アコンカグアで、「この先、危険な状態になってからでは遅い。生きて帰る為に今日下りる」(表現は正確ではありません。)と、ドクターストップがかかった三浦雄一郎さんが、今度は90歳でエベレストを目指すとか。

ここから見えてくる教訓は、ある意味、防災の教訓とも似ています。

「大きく構えて小さく収める」。

誤解のないよう付け加えますが、これは、けっして皮肉ではありません。

私たちも「夢見た仕事からも、過労死する前に、撤収すべき」なのです。


@ 日本には色々な宗教がありますが、生命保険に入る宗教家と、入らない宗教家があります(一般の信者の事ではありません)。

「そんなの人によるんじゃ?」と言う人もいるかもしれませんが、私の知る限り、「宗教による」と言った方が良いぐらい、クッキリと分かれています。


@ 見つけるのが困難な、目立つ脇役で、白くて、褐色で、ひび割れている物。


@ 「がんばって!」という言葉を聞いて、「精一杯がばっているのに、これ以上がんばれというのは非常識だ!」と反感を持つ人がいるようです。

しかし、「がんばって!は慣用句」だと思います。

それは、「あなたを応援しています」「あなたの味方です」という意味です。

それなのに、あろうことか「非常識だ」などと言って、相手をおろおろさせてはいけません。それこそ非常識なことだと私は思います。


@ 彼女は哀しそうな表情をしています。それは、もしかしたら「迫害された者の傷」なのかも知れないと思っています。

ハーフである彼女が、まだ無名の少女だった頃、世間は彼女にどのような扱いをしたのか。それを想像すると、理由が分かるような気がします。

彼女は二重国籍者のようですが、日本国籍があるのに日本語をあまり話せないということは、両親が彼女の将来の生活基盤を、日本に想定していなかったという事かもしれません。

しかし、もし彼女を哀しませたのが日本ではなかったのなら、このような表現は適当ではないかもしれませんが、不幸中の幸いだったような気がします。


(2019.1.26)

@ 道こもりの私も、引きこもりの部屋を持っていました。それは銭湯とサウナです。

在職中、何かの受付事務で憔悴したとき、週末に行く銭湯のシャワーの下で、書類も濡れてしまうし、ここまでお客さんも追ってこないはずだと。

さらにはサウナの中で、まさか、ここで仕事の話をする人はいないはずだと。

そう思う事で、やっと癒されたのです。

そして、自宅に帰った後は、TVをつけたまま酔いつぶれてしまうまで、深酒していました。


@ 2019.1.26朝日新聞9面に、「引きこもりのニートが、屋根職人になって、引きこもりを克服できた」という話がありました。

道こもり(紋次郎)の私から見ると、それは引きこもりから、道こもりになったのに近いかもしれないと思いました。

屋根の上は、ある意味、お城の天守閣と同じで、晴れ晴れとした気持ちの良い空は有っても、地上から攻めてくる人は少ないのです。それは、一人で野山を旅している、道こもりの紋次郎に近い。

いずれにしても、外界への第一歩として、屋根の上は、とても良い環境かもしれません。


@ 2019.1.26朝日新聞「be」2面 「生まれ変わったら就きたい職業」に、こんなランキングがありました。

1 大学教授・研究者
2 医師
3 小説家
4 大工など職人
5 公務員(行政職)

しかし、私の知る限り、少なくとも2位の医師と、5位の公務員(行政職)は、「人と接する事が嫌いな人」にとっては苦行になるのでは。仕事以前の苦しみです(大学教授もか)。

これは、職業選択において大変重要なことだと思います。


@ 日本には「勝者の恥じらい」という文化があると思いますが、昔どこかで、こんな話を読みました。

「カジノは大富豪がお金を捨てに行く場所だ。大負けしても余裕の笑顔を絶やさず、『あの金持ちは、誰だ!』と、周囲に名前を売るために遊ぶのだ」と。

だから、「カジノで一獲千金」などという誤った理解をしている人たちに、政府は正しい遊び方を教えるべきです。そうすれば、私のような者は近づかなくなりますから。


@ 「 やってみるもんです。中小企業も!働き方改革 」

( 2019.1.26朝日新聞1面 「厚生労働省・中小企業庁 」の広告より抜粋 )

「 結果には 原因がある、と思う。」

( 2019.1.26朝日新聞1面 「明治プロビオヨーグルトR-1」の広告より抜粋 )


@ 名古屋のことを、かつて「白い街」と言ったらしいですが、沖縄も陽ざしを避けるために「白い街」ですし、ハワイのワイキキも、ケバケバしい看板を規制して「白い街」なのです。

と言いますか、肌の色で人を悪く言ってはいけません。

そう言えば、テニス選手の、アニメの肌の色。

「白っぽく描いた人」と、「もっと黒いと言った人」。どっちも微妙な気がするのは私だけでしょうか。

いや、どちらかと言えば、後者の方が…。


@ ふと思ったのですが、世界には、「堕ちまいとして、大統領の選挙公約を阻止する国」と、「堕ちて行くのを承知で、首相が自説とは違う国民投票の結果を死守する国」があるのですね。


(2019.1.25)

@ イエス様の必然


@ たしかにブラウンですね。


@ 南極大陸の中央に南極点があるわけではありません。

小学校の時、南極の地図を書かされましたが、どうにも、それが私の美意識(!?)に合致しなかったので、無理に中央に書いたことがありました。

そうしたら、隣席の男子が、(俺もそう思ったけど、俺は正確な位置に描いたぞ!)と言わんがばかりの態度で、「南極点の位置が違う…」と言ったのです。

そう言われてしまえば、その通りなので、私は困惑しながらも、正確な位置に描き直しました。

昨日の事のように思いだします。でも…今でも南極点は、真ん中に書きたくてしょうがないのです。


@ 「 統計委の西村委員長 勤労統計『再集計すべき』 抽出調査は将来検討 

毎月勤労統計の不適切調査を受け、実態解明を進めている総務省統計委員会の西村清彦委員長は23日、日本経済新聞の取材に応じた。…中略… 

将来は大規模事業所はサンプル調査に切り替えることも含め、最適な調査方法を検討する方針も示した。」

( 2019/1/24付日本経済新聞 朝刊より抜粋 )


@ 宣伝に当たり、愛・地球博(公式愛称)という呼び名を多用したためか、これが1970年大阪万博以来のものであることが、世間の人に正しく認知されなくなってしまった感がありました。私は「愛知万博」を使うべきだったと思っています。

「 21世紀最初の国際博覧会 (EXPO) であり、日本では1970年に開催された大阪万博以来の2回目の総合的なテーマを取り扱う大規模な国際博覧会(General category:旧一般博、現登録博)となった。

イベントの種類  国際博覧会
通称・略称    愛・地球博(公式愛称)
          愛知万博(略称)
正式名称     2005年日本国際博覧会 」

( ウィキペディア「2005年日本国際博覧会」より抜粋 )


(2019.1.24)

@ 昨夜のニュースでも、振り込め詐欺で数千万円だまし取られたという話がありました。これだけ注意喚起しても、いつまでも無くならないのが不思議なほどです。しかし被害者も、「私の罪」だと自分を責めて、中には自殺する人もいるとか。人生の晩年に突然起こった、やるせない悲劇。

それで、思いだしたのですが、どこかで読んだ話。

「 フランスに振り込め詐欺は存在しない。子どもの頃から、騙すより、騙される者が悪いと教えられて育つから 」だそうです。

本当かどうかは、知りません。


@ 映画の上映時刻に間に合うのは、間に合うと信じて走る人だけだから、分かる気がします。

「 逆転できるのは、逆転できると信じている人だけだ。」

( 2019.1.21朝日新聞22面 「東新ハイスクール」「東新衛星予備校」の広告より )


@ 今朝、2019.1.24のラジオ「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」で面白い話をしていました。

この番組は、鉄矢さんが毎週読んだ本を紹介するというものですが、今回は「漢字」についてです。

それによると、「中国」」は「中央の国」で(これぐらいは知っていました)、「日本」は「日が昇る方の国」という意味。つまり、単に中国から見た「方角」を表していた言葉で、それが国名になったのです。日本だけでなく、ベトナムなど他の国名も似たように名付けられているそうです。

何を言いたいのかと言えば、漢字圏の意味するところは、昔、中国の支配下にあったという事です。


@ 役所の仕事もかなり電算化され、職員のデスクにノートPCが置かれているのが普通ですが、アナログ時代と比べてコンピュータの知識も必要となり、負担もより多くなっています。

例えば、税務職員であれば、昔は税法を知っているだけで良かったものが、今はウインドウズPCと、課税システムの運用マニュアル、ブロックダイヤグラムの知識も必要になります。

しかし、それ以上踏み込んだ知識。例えばプログラム内容の詳細は、外部業者が設計しますから、役所の職員で知っているのは、業者に協力している一部の担当者ぐらいのもので、おそらく職員の1%に満たないかもしれません。

後の職員にとっては、プログラムを見る機会は、まずありませんし(見ても大多数の者は理解できないはず)、課税システムはブラックボックスに等しいのです。


(2019.1.23)

@ 保存年限が有限の文書の場合、今年はどれを廃棄すべきかを、計算間違いする可能性があります。

しかし、永年保存の文書は、そもそも廃棄する必要が無いので、これを誤廃棄してしまうというのは、チコちゃんに叱られても仕方ありません。


@ 数年前から、病気やケガの時、不明な事があれば、薬局で薬剤師さんに相談してから、薬を買うことが多いです(持病の薬など、勝手が分かっているものは相談なしです)。

病院に行っても良かったのですが、長時間待つのも辛いですし、その点、薬局ならたいてい空いていますから。

薬剤師さんは親切に相談に乗ってくれます。それは彼らの本来業務の内ですし、薬が売れるから損は無いはずです。そして何より、専門家に相談すると、自分一人で悶々と悩むより、安心できるのです。彼らは、問診だけで判断できない場合、検査のために病院へ行きなさいと言ってくれます。病院を紹介してくれることもあります。

下町にあるような個人経営の小さな薬局では、「健康相談受けたまわります」みたいな貼り紙を見たこともあります。

薬剤師さんに相談することで、三回に一回、病院に行かずに済むとしたら、病院も助かるのではないでしょうか。もっと「街の薬局と、病院との連携」を考えた方が良いのでは。

ただし、健康保険が利かないから、薬代が高いのが欠点です。この点がクリアできれば良いのですが。


@ 統計問題。昨夜のTVニュースで、「全数調査を止めた理由は、企業の抵抗があり、(実施する)県の方が困っているので…」という趣旨の話がありました。

しかし、その企業に対するコメントは特にありませんでした。

今朝のラジオでは、コメンテーターが、その企業に触れましたが、「会社の利益にならない調査を、会社が嫌がるのは当たり前だ、そんな話は理由にならない。そこを上手くやるのが仕事のはずだ」という趣旨の話で、強く役所を糾弾し、パーソナリティーも大きく頷いていました。

ここで問題なのは、役所は重罪、企業は無罪にしていることです。

国民が迷惑したのです。世論におもねていなければ、「会社の利益にならない調査でも、協力する義務がある」と言わなければいけないのは明白でしょう。大企業の「ノブレス・オブリージュ」でもあります。

そして、こんなに大騒ぎになっているのに、世論が大企業の味方につくなら、「金にならない国勢調査にも協力する必要はないな」と、一部の住民に、誤ったシグナルを送る心配もあります。


(2019.1.22)

@ 「Reライフ人生充実」に、「命中! 爽快さ知ってほしくて」という記事がありました。(2019.1.20朝日新聞29面)

オリンピック選手が使うような、光線銃である「ビームライフル」を、80歳の女性が楽しんでいる話です。彼女は障がい者スポーツセンターで、56歳の時にそれと出会い、夢中になったのです。

彼女は幸せだと思いました。私にも、おじさんになってから始めたアーチェリーの経験があるから、分かるような気がするのです。

アーチェリーも射的の一つですが、こちらは見かけによらず、肉体的に大変ハードなスポーツです。とくに弓を引く筋力が衰える中高年は、練習しても、成績は現状維持か、下降線になるのが普通で、その上、筋や関節を故障しやすいのです。しかし、「リタイアすれば、友だちとも縁が切れてしまう哀しさ」があります。

「どこかに、アーチェリーからの、乗り換えに適したスポーツは無いのか?」。

でも、それに適した、中高年向けのスポーツは多くはありません。そんな中、かねてから私もビームライフルに関心を持っていました。でも、私の知る限り、周辺にその施設はないのです。


@ 例の統計問題。私は「全数調査に戻すより、この機会に標本調査に改正して、同時に、データ補正の改善も検討する」方が、「転んでもただは起きぬ」未来志向で良いと思います。(2019.1.20の再掲)


@ 「 勤務医の残業上限時間『2000時間』に批判相次ぐ 厚労省有識者検討会 」 (毎日新聞2019年1月21日 20時33分〈最終更新 1月21日 20時35分〉)


@ 医学部の不正入試問題で、大学を非難するニュースがよく流れてきますが、大学は現場である病院の悲鳴を受け、やむなく不正に走った経緯があるはずです。

その「病院の、労働条件の改革」はどうなったのでしょう。それが外国人労働者受け入れなのでしょうか。その根本対策なしに、大学が不正入試を無くせば、病院にとっては労働条件の改悪になり、そのしわ寄せは、患者である私たちに来るのではないでしょうか。

医学部にとって病院とは、卒業生を就職させてもらうお得意様ではないでしょうか。だとしたら、ある意味、下請けと親会社の、力関係でもあるのかもしれません。

別の表現をすれば、病院にこれからも多くの学生を就職させるためには、学校は病院と対立することは避けたい。だから(あえて曖昧にするために)不思議な理由を発表したりするのでは。

でも、私たちまで、その理由を真に受けるのではなく、あくまでも「現場の医師不足の問題」として捉えるべきです。

仮に、女性医師が男性医師に比べて長時間残業ができないという特殊性があるのなら、(たとえば他の病院との協力体制をつくるとか、AI診断・TV電話による遠隔診断、薬剤師の活躍の場を増やすとか)そのデメリットの解決方法を議論すべきなのでは。これは「女性差別問題」ではないのです。


行政における障害者雇用の水増し問題もそうです。災害大国日本では、毎年のように有事が起こり、そのたびに、行政のマンパワーの不足が問題化しています。ですから、公益のため、たとえば自衛隊の様に、「有事を基準に人材の採用をする事が必要」であり、私益の民間とは、一線を画すことが必要になるのではないでしょうか。これも有事の際には、避難所だけでなく、沢山の住民にしわ寄せが来ます。

残業も、多くは担当者ごと、係ごとにやっているはずですが、仕事の内容によっては、課長の裁量で、課ごとに人員の融通を付けられる場合もあります。

たとえば、A係の希望者にB係の残業を手伝わせるのです。そうやって、繁忙期の相互協力体制を構築しておけば、残業の何割かは減らせる場合もあるのでは。(2018.12.12に加筆再掲)


@ 以前、「帰宅困難者は、会社や通勤経路近くの避難所へは、行ってはいけない」という話がありました。「避難所は周辺住民もの」であるからです。だから、帰宅困難者のためのスペースや飲食物までは余裕が無いのです。

さらに先日、NHKの早朝ラジオでこんな話も聴きました。「周辺住民にとっても、避難所は、究極の椅子取りゲームになっている」と。

つまり、自宅が大変な事になった人や、老人・体の不自由な人が、後から遅れて避難しても、すでに満員で、入れないのだそうです。そして、避難所での配給も、避難所の人の物であり、それ以外の人の分は無いようなのです。

しかたなく自宅に戻って寝ようにも、半壊で雨や冷気が入って眠れない。だからご近所に頼み込んで、寝させてもらった人もいるのです。さらに、配給品も避難所優先だから、外にはなかなか届かないので、さらに困るのです。(2019.1.20の再掲)


(2019.1.21)

@ 「 毎月勤労統計不正の背景の一つにはフランスの6分の1と異常に少ない日本政府の統計職員数がある 」

( 「BLOGOS」国家公務員一般労働組合 2019年01月21日 16:30 )


@ 数年前、ある老人が、外国の高い山に登ろうと計画しました。

知人はそのニュースを聞いて、「一人ならともかく、サポート・チームも行かなければならないし、家族も含めて、内心、皆やめてほしいと思っているはずだ」と言いました。私も「日本国内を歩く旅、例えば、お遍路さん程度にしておけば良いのに」と答えました。

その後私は、あの老人は、もしかしたら「死に場所を求めているのかもしれない」とも考えました。「山男が山で死ぬのは本望」かも知れないからです。

そして、彼が山に登る日がやってきました。

彼はサポート・チームとともに現地入りしましたが、少し登っただけで同行医師のドクターストップがかかり、後ろ髪を引かつつも、それに従いました。

私はホッとしました。もし、ほんとうに山で死ぬのが本望だったとしても、サポート・チームや、彼の家族だけでなく、その他大勢の日本人にとっても、新年早々、訃報は聞きたくないだろうと思ったからです。それでなくとも、今年は元旦から東京で自動車暴走のテロがありましたし。

私はドクターストップに従った彼の英断に、敬意を表したいと思います。これでこそ、彼は「老人の星」になったのです。


(2019.1.20)

@ カフェで、できたて熱々の、カツサンドが食べたい。


@ 電気オーディオの発明で、一番変わったのは何かと言うと、「音量が自由自在に調整できる」ようになったこと。

深夜の枕元で、ベートーベンやクイーンを、子守唄代わりに聴くことも出来るのです。

しかし、それではBGMです。

音楽と真剣に対峙するには、それ相応の「音量」を必要とすることを、私たちは忘れがち。

私が、最近観た音楽映画のCDを、自宅で聴いて「?」と思ったのは、主に音量差による音楽の変質であったように思います。


@ 例の統計問題。私は「全数調査に戻すより、この機会に標本調査に改正して、同時に、データ補正の改善も検討する」方が、「転んでもただは起きぬ」未来志向で良いと思います。


@ 以前、「帰宅困難者は、会社や通勤経路近くの避難所へは、行ってはいけない」という話がありました。「避難所は周辺住民もの」であるからです。だから、帰宅困難者のためのスペースや飲食物までは余裕が無いのです。

さらに先日、NHKの早朝ラジオでこんな話も聴きました。「周辺住民にとっても、避難所は、究極の椅子取りゲームになっている」と。

つまり、自宅が大変な事になった人や、老人・体の不自由な人が、後から遅れて避難しても、すでに満員で、入れないのだそうです。そして、避難所での配給も、避難所の人の物であり、それ以外の人の分は無いようなのです。

しかたなく自宅に戻って寝ようにも、半壊で雨や冷気が入って眠れない。だからご近所に頼み込んで、寝させてもらった人もいるのです。さらに、配給品も避難所優先だから、外にはなかなか届かないので、さらに困るのです。


@ 「証券会社はリスク商品を、銀行はリスクの無い預金を扱う」のだと、たぶん高齢者は思っています。

株などやったことがなく、銀行預金は目減りしないと思っている高齢者にとって、銀行でいくら(多くは初耳である)リスクの説明をしても、本当には理解できないかもしれません。

一流大学を出て、かつて一流銀行の支店長クラスになったこともある知人は、「銀行がリスク商品を老人に薦めるなんて、銀行員の風上にも置けない」と言っていました。


@ 「国民年金では、支給額が安すぎて、生活できない」とおっしゃる方がいます。でも、国民年金は「三世代同居」が珍しくなかった時代に、老年者の「お小遣い」として誕生したという背景があります。

お小遣いなら、現在でも、現役サラリーマンと比べても遜色ありません。そして、三世代同居が叶わぬ人は、過去・現在を問わず、若いうちから、自助努力で、預金・財テクなどに励む必要がありました。

その自助努力の一つとして、以前より、公的年金である「国民年金基金」があります。年金をたくさん貰いたい人は、別途、沢山の掛金を払う必要があるのは、自然なことです。


@ 最近気に入っているのが、(株)永岡書店さんの輸入クラシックCDシリーズです。本屋さんで売ってますが、税抜き一枚370円で60種類ぐらいあります。

録音が古いので安いのでしょう。その代わりアーティストは一流です。録音が古いと言っても、ラジオの音でも満足できる私に、大きな不満はありません。

それよりも、「これが録音された時には、私は〇歳だった…」と、遠い眼をして、古の響きを堪能する楽しみもあります。演奏スタイルも、音色も当時のものですし。

そして、このCDシリーズの特徴として、ジャケットには、「昔の帯付きLPレコードを彷彿とさせる」ような、表面の美しい絵画と、裏面のライナーノーツがあるのです。そして、「開閉してもそれが取れない工夫もしてある」から、その心づかいが嬉しくてたまらないのです。

https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B8%E5%B2%A1%E6%9B%B8%E5%BA%97-CD%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%9C%AC/s?ie=UTF8&page=1&rh=n%3A10806011%2Cp_n_binding_browse-bin%3A2120620051


(2019.1.19)

役所では毎年時期を決めて文書廃棄をしています。これは年末の大掃除のようなものであり、ルーチンワークで、ルールに則ったものです。

「 総務省は09年、基幹統計を担当する省庁に、調査の回答書を永久保存するよう要請した。厚労省が紛失や廃棄した資料は要請前や対象外にあたり、ルール違反にはならない。」

( 2019.1.19朝日新聞〈朝〉2面 「統計不正さらなる火種」「厚労省、資料を一部紛失・廃棄」「04~11年分再集計困難に」より抜粋 )


(2019.1.17)

@ 成人式を欠席した私に言わせれば、出席して秩序を乱す新成人は、けしからんと思います。

欠席して、どこか迷惑にならない場所で、自分たちのパーティーをすればよいのです。


@ 「 ダレのドレスだ、ダリダのだ。」


@ 次回の国勢調査が気になります。住民の権利意識やプライバシー感覚は年々強くなるでしょうが、厳格に全数調査をやらないと責任問題になると分かった以上、役所側も前回より厳しくすることはあっても、便宜を図ることは、あまり出来なくなる可能性があるからです。住民にとっても役所にとっても、やりにくい調査になるかもしれません。

追記 

今回の統計問題について、今朝1/18のラジオで専門家が話していました。彼のキャリアを物語るように、「事件は会議室で起きている」的な内容にも聴こえましたが、中に一つ、こんな話もありました。

「 統計について、住民側に罰則規定はあるが、役所側には無いので、作ることを考える必要がある 」 (表現は正確ではありません。)

( 確かに、一般論としても「役所は間違いをしない」的な建前で、制度・システムが設計されているような所もあります。しかし、時に人間は間違うもの。そうすると簡単な訂正方法が無いので、担当者は困惑することもあります。)

やはり役所側への罰則強化論が出てきました。

すると、どうなるのか。

役所は自分たちへの罰則から逃れるため、住民へのしめつけ、罰則を強化する可能性があるのです。国勢調査に協力しない世帯への、50万円以下の罰金の動向が気になります。

イギリスがEUからの「合意なき離脱」で悩んでいますが、日本の、国勢調査の罰則強化も、役所、国民ともに望んではいないでしょう。しかし、こちらでも「合意なき○○」が起きる可能性があります。


@ 北朝鮮の完全な核放棄、年月をかければ、たとえば10発持の内、8~9発の廃棄はありえるかもしれませんが、1~2発は隠し持っておく可能性も否定できないのでは。

仮に10発とも廃棄しても、「どこかに隠し持っている」という疑念を完全に払しょくすることは難しいと思います。それだけでも核の抑止力につながるのでは。

一方、北朝鮮と韓国の統一は、経済格差もありますし、現実的に、すぐには難しいと思います。

統一しなければ韓国が核保有国になる心配は無いのかと言えば、事実上の友好国になるだけでも、韓国の意識は違ってくると思います。韓国には「同一民族による核の後ろ盾」が出きるからです。北朝鮮に中国という「核の後ろ盾」があるように。


「 俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ

わかっちゃいるんだ 妹よ 」

( 映画「男はつらいよ」より抜粋 )

追記

韓国と日本は共同して北朝鮮に対峙するはずだったのに、気がつくと、韓国と北朝鮮が共同して日本に対峙しているというのは、日本からすれば、とんでもない話です。

しかし、同一民族である北朝鮮と、血を流す戦争までしている韓国から見れば、矛盾や葛藤こそが人生の真実であるのかもしれませんね。


(2019.1.16)

街に新しいパン屋さんが出来たので、いつか買いたいと思って、前を通るたびに眺めていました。

そんなある日、こんな光景を目撃したのです。

道に面したショーケースの中に、自家製のパンが沢山陳列されているのに、女店員さんが内側から手を突っ込んで、雑巾でショーケースを拭いているのです。パンはそのままで。

私は雑巾がパンに触れはしないか、雑巾から水しぶきがパンにかかりはしないかと、びっくりしながら、通りすぎました。当然に買えません。

沢山の通行人の目の前でやっているということは、店員さんに悪意はないのでしょう。もしかしたら、舐めても大丈夫なほどの、きれいな雑巾かもしれませんが、客からどう見えるのかも考えた方が良いです。先にパンを取りだせば良いだけのことですから。

そう言えば、半年ぐらい前、ある家電量販店のトイレに入ったら、清掃係の若い男性が、男性トイレの便器を拭いた雑巾で、手すりも拭いていました。順番が逆ならともかく。

又、先日は、「トイレふいた布で食器まで 中国五つ星ホテルの実態暴露」(2018年11月16日19時02分 朝日新聞デジタル)というニュースもありました。


(2019.1.15)

@ 平均寿命辺りまで生きたとしても、私は後20年ぐらいの人生かもしれません。でも、新成人たちには、これから60年ぐらいの未来が待っているのです。

眩しいほど羨ましいし、頼もしいことです。そんな彼らの晴の姿、その一団を見る時、私は未来を安心して託すことが出来るような気がして、本当のうれしさがこみあげてきました。

還暦を過ぎ、しばらくして、やっと分かったこの気持ち。これは、終活年賀状を書くような年齢になったからこその感慨だと思います。失礼でしたらお許しください。きっと天皇皇后両陛下も同じお気持ちではないでしょうか。

追記

私は成人式には出ていません。たまの日曜日に、わざわざ、かた苦しい処に出席するなんて、真っ平ごめんだったからです。私はそんなハミダシ者。だから、正装し喜々として出席する若者は、私の目から見たら近寄りがたいほどの優等生です。


@ 少し前に、NHK・TV「ガッテン」で紹介され、好評だった呼吸法の話です。試した人たちは、気分が良くなる、体がポカポカしてくると言っていました。あれ以後、私も毎朝やっていますが、快適です。

やりながら気がついたことがありました。人体には「小周天ルート」という「気」の大動脈があります。それはお腹側と背中側に、縦一文字に走り、頭と下丹田を循環しています。

気功では、下丹田に溜めこんだ「気」の圧力を使って、「気」を流すみたいなところも有りますが、NHKの呼吸法は、事実上「小周天ルート」を左右に引っ張って広げ、「気」の通りをよくする技にも、なっているような気がするのです。つまり「ヨガの親戚」のようなものかもしれません。

毎朝これをすると、やはりメンソールが流れたような爽快感と、ポカポカ感に満たされます。そして、「気」が頭部を通過するときに、口腔部辺りにはガムを噛んだような風味が残ります(「気」の風味)。だから、その辺りにの疾病にも効果があります。

ちなみに、名著「風邪の効用」だったでしょうか。先生は、風邪気味になると、自らの背骨に「気」を通すのだとか。するとポカポカして来て、軽い風邪ならすぐ治ってしまうのだそうです。

NHKの「ガッテン」ホームページより、「肺ストレッチで体が変わる!呼吸コントロールSP」の説明です。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180411/index.html

(2018.6.5記事の、加筆再掲)

追記

もう少し詳しく書きます。

①私は立禅(三円式站とう法)を週に三回ぐらいの割合でやっていました。それを数週間続けると、下丹田に一定量の「気」が貯蔵されます(実際に風船を入れたような膨満感も生まれます)。そのとき「小周天ルート」が開いている人には、喉元に湧き出てくる泉ような「気」を感じる事があるのです。至福の時です。

②しかし、思うところあって現在、立禅は止めております。すると下丹田の「気」は自然放出されて減っていきます(じっさいに膨満感も消えていきます)。喉元に、自覚できるほど強く「気」が湧き出てくる事もほとんど無くなります。

そんなある日、このNHKの呼吸法をすると、まもなく①の時のような「気」を感じるのです。これは、きっと「気」の通り道が呼吸法により刺激を受け、邪気で詰まりかけていたのがクリーンになったり、さらに拡張した結果だと思うのです。下丹田の「気」が少ないにもかかわらず、溢れ出てくる理由は。


(2019.1.14)

@ NHK・夜のニュース。昔は…と言ってもつい最近まで、女性はミニスカートが当たり前でした。もしかしたら局側の要望だったのでしょうか。それが、1~2年前から自由になったようです。

(世に「SKE48劇場」がある限り)それは、それで良いのですが、ロングになったスカートの裾が斜めにカットしてある事があるのです。

斜めカットのスカートを、他で見たことがないわけではありません。昔、リアルでも一度見たことがあるような気もします。

しかし、私の独断と偏見では、あれは事務所などフォーマルな場所で着る衣装ではないでしょう。宴会場などのカジュアルな場での衣装だと思います。

それを、夜のニュースで着ているということは、「記号によるNHKのニュースのカジュアル宣言」であるのかもしれません。


@ 私の成人式には、少し侘しい経験があります。そのせいもあってか、他人様の成人式にもあまり興味がありませんでしたが、今日、ウオーキングの途中に、数十人からなる新成人御一行様とすれ違い、とても嬉しくなりました。

女性は着物を、男性はダークスーツを着ていました。

やはり、団体の、本物の新成人を目の当たりにすると、事の重大さが感じられ、誠にめでたい気分になりました。

今晩は、彼ら(彼女たち)を祝い、一人深酒をするかもしれません。


@ 仏像は「拝むことで魂が入る」のだそうです。

ところで、私は古本屋さんと、普通の本屋さんとの、ふんいきの違いを不思議に追っていましたが(古道具屋さんと、普通の道具屋さんの違いも)、やはり「物は使うことで『念』が入る」のかもしれませんね。


@ 今朝、マウスの電池がまた無くなりました。やはり半月ほどで。今度はスイッチの切り忘れをしないように注意しましたが、やはり、こんなものです。


@ >その後40代でも、会社の健康診断で「軽度の貧血」が見つかり、若い女医さんから、「その方が体調が良ければ、朝食抜きでも良いけれど、他の食事では肉を食べなさい。肉を食べなければ生きる意欲もわ生きませんよ」と言われました。

当時は「肉は体に悪いから、魚を食べなさい」が常識だった時代でしたから、女医さんの言われた話は最先端の学説だったのかもしれません。やがてマスコミも「肉を食べなさい」になっていきましたから。(2018.12.25より抜粋再掲)

その時の女医さんは、若くて、たぶん20代だと思います。私よりかなり若い彼女から、人生相談をしたわけでもないのに、「生きる意欲」についてにまで言及された事について、感動と衝撃が走った事を覚えています。

最近ふと思ったのですが、もしかしたら、彼女は自分の体験談を語っていたのではないでしょうか。昨今のニュースを聞きますと、お医者さんの労働環境は厳しく(「医師の時間外労働2000時間上限も 過労死ライン2倍 厚労省案」NHK1月11日 21時01分)、当時から、とても肉でも食わなければやってられない状況だったのかもしれません。

そういえば、「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の、ハードボイルドなヒロインも、夕食の定番はトンカツでした。


@ 「 メゾン・ド・ポリス~退職刑事のシェアハウス~ 」

「新人の、若くてきれいな女性を、(よってたかって)おじさんたちが指導する」という構図は、ある意味、おじさんたちの願望かもしれません。

( しかし、私にも経験がありますが、いつもの自分流の仕事ぶりを見せると、幻滅されかねないので、願望は、願望にとどめておいた方が良いと思います。)

コメディタッチなのか、シリアスかの違いはありますが、ふと、「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)を連想してしまいました。

他にも、今期は新人女性を育てるドラマがありますが、ある意味「女ハードボイルド」だった(ケンカツ)が、形を変えて生きているのでしょうか。


(2019.1.13)

@ 国勢調査についてもう少しお話しします。

5年に一度の国勢調査に協力することは、義務であり、しない場合は罰則規定(50万円以下の罰金)もあります。外国人やホームレスの人たちも対象者です。しかし、ニュースなどでご承知のとおり、毎回、協力的でない人も少なからず出ます。特に最近はプライバシー云々も手伝って。

マルサが活躍する納税義務でさえ、逃げようとする人もいるのですから、単なるアンケートと誤解されやすい国勢調査はなおさらでしょう。

ところが、一人が拒否したり、提出が遅延しただけでも、全数調査の結果が出ないはずなのに、毎回必ず遅滞なく結果が出ているのはなぜでしょう。不思議ですね。その上、罰金50万円を課したことを、私は聞いたことがありません。

ご承知のとおり、国勢調査は国の政策決定などに大きな影響を与えるデータです。そして全数調査なのに、主に「国民側の法律違反」によって、それが出来ていない事を、私たちは知っておく必要があります。


(2019.1.12)

@ 昔、映画は「吹替え」よりも「字幕スーパー」を選択していました。語学の勉強を兼ねていた時期もありますし。俳優本人の声も聴きたいですから。

しかし、語学の方は一向に上達せず、それどころか、「字幕スーパー」は文字数に制限があるため、デリケートな表現が欠落する心配がある事を知ったのです。要は一長一短。

だから、今の私は「吹替え」にも抵抗はありません。音声は耳にまかせて、目は演技を堪能したり、映像言語を探すことに専念したいと思っています。


@ 私が就職した当時は、まだ今のような電卓はありませんでした。事務所には鉄アレイのように重い歯車式計算機も何台かありましたが、出張先では算盤と計算尺を使いました。

計算尺は近似値しか出ませんが、お客さまの眼前で計算尺を使い、「大体ですが…」と前置きすれば、それで仕事が回りました。

昨今は、たとえば「大体13,000円ぐらいです」と言うと、必ずと言って良いほど「いくらですか?」と深追いされるので、最初から正確に「12,345円です」と答えます。すると「12,000円ぐらいですね」と返事がもらえることもあります。


@ 「 >② … 国王に言われた通り、名もなき民の声も聴くため、地下鉄に乗るのです。… (追記より)

ぐうぜん飛び乗った地下鉄の一両。

そこで庶民の話を聴いただけで、はたして、それが世論と言えるのか、という疑問があると思います。

しかし、選挙の出口調査を思いだすと分かります。(実際の出口調査は何件調査するのか知りませんが)私の経験から言うと、50人もサンプル調査すれば、世論の概ねは分かるのです。これも相似形になりますから。

チャーチルは10人ぐらいの人と話をしました。それ以外の人にも発言の機会は平等にありました。それを持って世論としたのでしょう。あの時代、しかも緊急時なら、上等だと思います。 」

( 2018/4/3  映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」 私のレビュー追記Ⅳより )


@ 5年に一度の国勢調査に協力することは、義務であり、しない場合は罰則規定もあります。しかし、ニュースなどでご承知のとおり、毎回、協力的でない人も少なからず出ます。特に最近はプライバシー云々も手伝って。

マルサが活躍する納税義務でさえ、逃げようとする人もいるのですから、国勢調査はなおさらでしょう。

何でもそうですが、国民全員・全社を対象とするのは無理があります。一人、一社が出さない、遅れるだけで、答えが出なくなります。100%のデータなど机上の空論に近いでしょう。ですから、統計などは最初から一部を抽出して行うような「制度設計」にしておく方が良いと思います。

それでも十分実用に耐えると思います。選挙の出口調査でも、当確がほぼ確定出来ることを、私たちは良く知っているはずです。


(2019.1.11)

@ 「 ふらんすへ行きたしと思へども

ふらんすはあまりに遠し 」

( 萩原朔太郎 純情小曲集 「旅上」 より抜粋 )


@ 憲法9条にも受け継がれている理念。

「 オーナ・ハサウエイ…かつては国と国の争いを解決する手段として、戦争は国際法上『適法』でした。逆に、経済制裁に加わることは、中立に反し、違法だったのです。

スコット・シャピーロ わずか100年ほど前までの話です。

…(中略)…

ハサウエイ … 不戦条約に名前が残るケロッグは米国の国務長官、ブリアンはフランスの外相ですが、戦争を違法化するアイデアを思いつき、運動を始めたのは企業法務が専門のシカゴの弁護士でした。 」

( 2019.1.10朝日新聞 オピニオン&フォーラム 「戦争なき世界への道」 新年インタビュー 現代秩序の原点は90年前の不戦条約礎に一市民の思い )


(2019.1.8)

@ 真空管アンプというと、地味な灰色などの製品が多いのですが、「トライオード」という日本のメーカーが、何年か前に、こんな色の製品を発売しまして、マニアは驚きと好感をもって迎えたものです。

私は、オーディオ製品にも色は重要だと思っていますし、定年を迎えたオジサンたちが、「還暦だし…」という言い訳で、買いやすくなるな、とも思ったものです。

http://www.triode.co.jp/brand/triode/TRV-A300XR/index.html


@ 「午前10時の映画祭」はありますが、「午後2時の映画祭」はないのかな、と、午後派の私はいつも思うのです。


@ 昔、日本が台湾を統治していた頃、(後に台湾総統になる)青年だった李登輝さんは、日本各地を旅したそうです。

そうしたら、台湾には鉄筋コンクリートの立派な学校が建てられていたのに、日本は木造づくりの学校ばかりだったのに気がついたのです。

私が小学校の頃も木造校舎でしたから、それより昔の台湾に、すでに日本によって、鉄筋コンクリートの校舎が立てられていたのは凄いことです。

それを見た李登輝さんは、「即座に、日本が台湾をどう見ているのか理解した」のです。そして、大の日本ファンへと育っていくのです。

勉強は一生できますが、中でも、子どもの頃の学習がどれほど大切かは、言うまでもありません。それは、その子の一生を左右し、さらには治安などの問題にもつながりかねないのです。


「 外国籍の子 就学不明1.6万人 義務教育の対象外

日本に住民登録し、小中学校の就学年齢にある外国籍の子どもの少なくとも約2割にあたる約1万6000人が、学校に通っているか確認できない『就学不明』になっていることが、全国100自治体を対象にした毎日新聞のアンケート調査で明らかになった。

既に帰国している事例もあるとみられるが、外国籍の子は義務教育の対象外とされているため就学状況を確認していない自治体も多く、教育を受けられていない子どもが多数いる可能性がある。

…(中略)…

外国籍の子どもの就学状況に詳しい愛知淑徳大の小島祥美准教授は『就学不明児の中には、不就学のまま放置されている子がいる。国際人権規約に照らすと教育の機会を保障すべきで、自治体任せにせず国が統一の指標を作る時期に来ている』と指摘した。」

( 毎日新聞2019年1月6日 21時35分〈最終更新 1月7日 06時03分〉より抜粋 )


(2019.1.5)

新元号の発表が4/1になるようです。

今上天皇は国民生活への影響も考えて生前退位をご希望されました。それを思うと、発表は半年前でも良かったぐらいです。特に4/1という時期が宜しくありません。

ご承知のとおり、もっとも新元号の影響を受けるところの一つに官公庁があります。そして4/1は人事異動の日で組織は弱体化しており、さらに通常の年度切り替え事務も集中する時期です。ですから残業も集中しています。

そんな中、単純に考えて、右も左も分からぬ後任の担当者が、それらすべてを迅速に処理できるとは思えません。当然に、前任者の異例とも言える強いフォローが必要になると思います。あるいは元号改正関係の事務のみ前任者が受け持つとか。

しかし、前任者が遠方に異動になっていたり、異動先の仕事によっては、後任へ十分なフォローが出来るゆとりが有るかは疑問です。

「でも、何とかなるものだ」。

昔、上司が新年度の仕事分担票を前に言った言葉です。


(2019.1.4)

昨日、熊本県で地震が起きました。被災されました方々にはお見舞い申し上げます。

ところで、ただちに菅官房長官が記者会見をした事について、今朝のラジオで、「正月だから、酒を飲んで赤い顔をしていてもおかしくないのに、官房長官も大変なお仕事だなぁ…」とコメントしていました。

おっしゃるとおりです。

しかし、直ちに起動したのは、官房長官だけでありません。市町村役場の総務課長や、職員も、電話インタビューに答えておられました。彼らもまた役所へ集まったのです。

地震はもとより、台風や大雨などでも、警報クラスが出ると、深夜・休祝日を問わず、招集がかかります(注意報で呼びだされた時代もありました)。台風など事前に被害が予想されるときには、多人数が役所に泊まりこむこともあります。役所に非常電話が入っても、ガードマンしかいないようではいけませんからね。


(2019.1.3)

「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)が、「BS日本映画専門チャンネル」にて、2019.2.5~2.6に、二度目の再放送されます。

この作品は、ドラマとしても優れているうえに、他にあまり類を見ないほど、生活保護の世界や、区役所職員のリアルな仕事ぶり・空気感が描かれています。

観逃した方は、この機会に、ぜひご覧ください。


(2019.1.2)

@ 昨年の夏は台風で停電しました。何十年ぶりかのことです。さっそくLEDランタンなど買い求めましたが、そのときに電池が単四のものが多いのに驚きました。

私の感覚では、非常用の照明などは、電池の長持ちする単一か単二が良いのですが、今、LEDにそんな製品はほとんど見当たりません。

LEDは電気をあまり食わないからでしょうが、もう一つ、陰の理由があって、「家電製品のリモコンに単四が多用されていて、電池と言えば単四だと思っているユーザーが多いからでは」と思ったのです。


@ 年末に有線マウスが壊れたので、初めて無線マウスに買いかえました。

しかし、さっそくセットしてみましたが動きません。初期不良かと思って焦りましたが、ためしに電池交換してみたら動いたのです。初期不良は本体ではなく同梱の電池でした。単四電池一本でクレームを入れるのもなんなので、泣き寝入りすることに。

ところが半月余りで再び動かなくなりました。これも、試しに電池交換したら動くように。無線マウスは電池を食うのですね。買うときに電池寿命を比較しましたし、一応、名の知れたメーカーの物なので、そんなに粗悪ではないと思うのですが、やはり「スイッチを切り忘れて一晩」みたいな事も数回あったのが、いけなかったのでしょうか。

年末に用事で家電量販店に行き、なにげなくマウスを見ていたら、有線マウスが安かったので、衝動買いしました。やはり私には有線があっているようですから。

しかし、自宅に戻って交換しても動かないのです。どうやら、一度無線にすると、環境設定をしなければ、有線には戻れないみたいです。

説明書を見てみると、なにやら細かい文字で書いてありますが、PCが大の苦手の私には良く分かりません。と言うわけで、新年早々、悩みたくもないので、今は、しかたなく無線マウスを使っています。


(2019.1.1)

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

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