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#ネタバレ 映画「シコふんじゃった。」

「シコふんじゃった。」
1991年作品
「あるがままなり」
2018/4/12 9:41 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

ずいぶん昔に、多分TVで観ました。

詳細は忘れてしまいましたが、主人公・秋平が禅問答のとき、「あるがままなり」と答えたのと、クライマックスで女性が土俵に上がるシーンなど、覚えています。

とくに女性のシーンでは、普通、あのように太った半裸体を、男性が目にすることはありませんので、その迫力に息を飲んだのを覚えています。そして恋する乙女の健気さに胸を打たれました。男性雑誌など、裸足で逃げだすほど破壊力。

爽やかで、少し哀しい傑作です。

若い頃の印象だから、今観たら、また変わるのかもしれませんが。

★★★★★

追記 ( 「あるがままなり」 ) 
2018/4/14 9:30 by さくらんぼ

「あるがままなり」というのは、映画「ファンシーダンス」の話、だったのかもしれません。

映画「シコふんじゃった。」のチラシの下部にも、「同時上映・ファンシーダンス」と書いてあるぐらいですから、時を近くして観たのでしょう。そのため、頭の中が混線しているのかもしれません。監督も主人公も同じですし。すると映画館で観たのかもしれません。

追記Ⅱ ( 「あるがままなり」 ) 
2018/4/14 9:46 by さくらんぼ

映画「シコふんじゃった。」は、形だけの相撲部に、おちこぼれ部員を集め、試合に優勝するまでの、スポ根話です。

見どころの一つは、部員の一人がケガで出場できなくなってしまった時、彼に片想いをしていたマネージャーの女の子が、「私が代わりに出場する」と言いだすところ。

彼女はお相撲さんみたいに太っていましたから、男に扮して戦うのです。前にも書きましたが、その時の、半裸の女体がすごい迫力。そして恋のため、人助けのために、生き恥をさらす、健気な女の子のお話しです。

シコを踏むところは、映画のラストにもう一度出てきます。感化された別の女の子がするのです。そして「シコふんじゃった。」とのセリフが。

この映画は、もしかしたら、元祖「女人禁制に一石を投じる映画」だったのかもしれませんね。

追記Ⅲ ( 「悲しくてやりきれない」 ) 
2018/4/14 17:19 by さくらんぼ

まったく記憶にありませんが、ネットで調べると、あのフォークの名曲、「悲しくてやりきれない」が使われています。

名曲が、名画をいっそう引き立てているはず。


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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