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#ネタバレ 映画「ル・ブレ」

「ル・ブレ」
2002年作品
受容
2002/9/8 11:48 by 未登録ユーザ さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

エンドロールの「珠玉のオマケ」が素晴らしい。「異文化への諷刺と受容」を描いているからだ。それは優しさにあふれている。完全無欠のオバカ映画のふりをしていながら、ラストのラストでさりげなく国際問題にも触れているのだ。監督はなかなかの仕事人だ。もっともほかのシーンもそうだったのかもしれないが、油断していたので私には分からない。やはりフランス映画は侮れない。

追記 ( 珠玉のオマケ ) 
2017/2/5 11:16 by さくらんぼ

映画「TAXi」みたいな作品かなと思っていた。テレビのコマーシャルもそうだし、ポスターもそうだから。

なんとなく今は、あの手のカーアクションは観たくないと思っていたが、でも上映している映画館が好みの場所だから観に行くことにした。いいかげんな理由だが、昔、雑誌か何かに「お気に入りの映画館を決めて、そこの上映作品をすべて観に行こう」という提案が載っていて、なぜかいまだに覚えているせいかもしれない。

ところがこの映画はとんでもない作品だった。カーアクションは素晴らしいが、本当にすばらしいが、それはあくまで映画のイントロに過ぎない。後は人間主体のオバカなコメディーが延々と続いたのである。

誤解があると困るが、これは誉めているのである。

そばで観ていた若いお嬢さん達は笑いっぱなしだった。そして極めつけはNG集である。いやNG集ではなく、珠玉のオマケだ。それが映画の中で一番私には面白いギャクだった。これは確信犯の仕事だろう。感動のラストと言っても嘘では無いかもしれない。

( これは「クチコミ」の、2002/9/7 by さくらんぼを再掲したものです。)

追記Ⅱ ( ポスターのおまけ ) 
2017/2/5 11:21 by さくらんぼ

電車などに「チカンは犯罪です」というポスターが目立ちます。それを見るたび思うのですが、「疑わしきは罰せず」と言うのならば、「チカンは犯罪です。でも冤罪は悲劇」と併記すべきではないでしょうか。

(  映画「それでもボクはやってない」を観て。 )

追記Ⅲ ( あゝ15年 ) 
2017/2/5 14:03 by さくらんぼ

… そして極めつけはNG集である。いやNG集ではなく、珠玉のオマケだ。それが映画の中で一番私には面白いギャクだった。これは確信犯の仕事だろう。感動のラストと言っても嘘では無いかもしれない。(追記より)

あれほど感動したのに、悲しいかな記憶が完全にとんでいます。


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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